Journal 01.1,2017

食卓が好き、菊地食堂は私が作った料理の写真です。

母は料理がとても上手でした。
うちでしか食べた事がないような料理が沢山あって、だけどなんか恥ずかしくていつも秘密にしていました。キャビアのことも、ラザニアのことも、土瓶蒸しに、テリーヌに、ピンク色の寿司飯、ミートローフのことも。きらきらとひかる食卓がとても美しくてその光景が大好きでした。

バインミー

エスニック, Journal 11.2,2019

最近、お腹が空かない。時々こういう時がやってくる。朝食に、旦那さんの分だけバインミーを作って、寝癖で頭が爆発してる彼が食べるのを横に座ってコーヒーをすすりながら見てる。たぶん、我儘を言わなければこういう時間もそう悪くは無いのかもしれない。いや、もしかして、数年前の私ならいい時間だったのかもしれない。

ウーウェンさんの葱油

エスニック 09.2,2019

もう何年もハマってる葱油。葱を刻んで多めの油でゆっくりと炒めるだけ。温かいご飯にかけて食べるのが相当ハマった。砂肝と一緒に焼いたり、青菜と一緒に炒めたり、チャーハンに、餃子にって何にだって合うし、簡単だし、冷蔵庫に長く置いておけるし、本当に美味しくって万能。

和洋折衷

Journal 05.2,2019

母が好きだ。ティーンの時は大嫌いだった。
わたしが家族みたいに慕ってる子が教えてくれた感謝ワークっていうのがあって、28日間日々感謝をするっていうワークなのだけど、毎日の中に感謝を探すと自分のルーツがわかってきたりもして、対外的に自分の幸せを発見できるそのワークでは、大好きな人をぽこすか発見できる。大好きだけど見えなくなってた人って沢山いて、例えば母とか。感謝ワークでは、なんでもいいから感謝するタスクがあって、お洒落ができて有難う。とか、そしたら母がお洒落だったから洋服が好きになれて有難う。とか、そんな風にしてるうちに私の有難うは沢山、母に有難うだった。

朝食。冷蔵庫に入っていた食べたい物を並べた。
スパイスなポークカリー
水菜とハムのサラダ
新玉葱の醤油マリネ
煮卵
ヨーグルトバナナ
焼きプリン

母が作る食卓にルールはなくて、食べたい!って言ったら何だって並べてくれた。朝でも夜でも思う存分に最後の晩餐みたいに大好きだらけにしてくれた。季節のもの、食べたいもの、母が作りたいもの、健康の為のもの、食卓に沢山沢山お皿が並んだ。だから、母に感謝。こんなにたっぷりたっぷり贅沢に育ててくれて本当に有難う。だから私は今日も和洋折衷、贅沢フィーバー生きているよ!

おはよう。

パン, Journal 01.2,2019

同じ朝はきっと、きっと、無い。

ソーセージと目玉焼きをフライパンに落として塩と胡椒をふって、パンをオーブンへぽんって突っ込む。お湯を沸かしてる間にコーヒーの準備をする。バナナをペティナイフでカットしながら夫を呼ぶ、「ご飯、もうできるよ!起きてー」。梃子がちょこんと座ってキッチンを覗いてる、「おはよう、てっちゃん。お腹すいた?」。

なんだかぱらっと開いたあの本も、何気なく聞いたyoutubeも、2019年の蠍座は長い縁が切れるだの、古いものが終わり新しいものが始まるだの、意味深々な占いの予告ばかり。夫は酒をやめたのだ。世界が何て言おうがやめたのだ。朝が来たら、私はパンを焼いてコーヒーを淹れて夫を起こす。彼とは何百回、何千回と同じ朝を過ごして来たはずだけど、だけど、いつだって、私は今日があればいい。

母の赤蕪、兄の白菜漬、オオゼキの塩鮭。

和食 27.1,2019

母も兄も料理が好きだ。正確に言うと、母の料理好きは姉を飛び越えて兄と私に受け継がれた。小学校の時は、私のお弁当は何だか皆んなと違くてスペシャルすぎて恥ずかしかった。母のご飯は大好きだったけれど、普通にして。っていつもお願いしてた気がする。それが叶った事はなかったけれど、母の料理は大好きだった。美味しい!って私が言い過ぎるから父にいっつも「黙って食べろ!」って怒られて、それでも「美味しい!」って声が出ちゃって困ったなぁってよく思った。3日前に、母が赤蕪の酢漬けをくれた。兄が作った白菜漬と干し大根の塩麹漬をくれた。オオゼキで一枚だけ塩鮭を買ってきてグリルで焼いて、米を炊き、赤味噌のお味噌汁と一緒に食べた。美味しい記憶は連鎖する。幸せもきっと一緒だと思う。

ひとり食卓。

Journal 25.1,2019

旦那さんが夕方に帰ってきた。夜中以外に帰ってくるなんて久しぶりすぎる。彼が早く帰ってくるのは、二日酔いで仕事をサボって寝ている時か、体調が悪い時。それ以外は無いに等しい。だけど、いつも、「今日は22時に帰る」って言うから食事を支度して待ってるのだけど、その今日はなかなか来ない。来るのは泥酔して夜中の3時過ぎに帰ってくるバケモノだけ。早く寝た旦那さんにお粥を作って、いつものように、ひとり食卓。何を食べたのか覚えてないような食事を食べた。

焼きトマトのスープ

Journal 23.1,2019

頑張っても頑張ってもぜんぜんよくならなくて、あー地獄っていう日々の連続でも、まさか私の人生にこんな事が起きるなんてって信じられなくても、温かいスープを作って飲むだけでなんだか幸せな気がした。温かいスープが体の中に入ってきて、「美味しい。」って、声が聞こえた。

コンソメ
水orあればガラスープ
オリーブオイルで塩胡椒と焼いたトマト
バゲットなどの余ったパン

トマトチキンカリー

カレー 13.1,2019

[材料]
カレールー2かけ
マスタードシード お好み
カルダモン お好み
ガラムマサラ お好み
トマト缶1/2缶
生クリーム お好み
鶏肉
[ヨーグルトとターメリックパウダーで下味を漬けておく、漬けダレはそのまま一緒に炒る]
玉ねぎ
[玉ねぎは飴色に炒める。時間がない時は砂糖を入れて炒めると早く飴色になる]

モーニングスープカリー

カレー 05.1,2019

なんとなく寒かったり、なんとなくっていう日に、骨つきの鶏肉を葱や生姜と一緒に圧力鍋で炊く。はじめは鍋やラーメンのスープに使って、余ったらカレールーを入れて、余った野菜とかウィンナーとかをいれてスープカリーにする。

[材料]
骨つき鶏肉を、葱の緑の部分と、生姜と一緒に炊いたスープ
玉ねぎやジャガイモ、きのこ、葉野菜などの余った野菜
ウィンナーや余った肉
カレールー
ケチャップ
ソース
蜂蜜

トースト

Journal 15.12,2018

小さい頃から、ちびまる子ちゃんも、サザエさんも、友達の家も、親戚の家も、どこの家もそうだった。みんな家族で食卓を囲んでた。時々例外はあったけれど、それは例外って感じだった。私は昭和生まれで、子供の頃は、デニーズやマクドナルドは家族でご飯を食べる場所だった。一人でランチする場所でも、時間を潰す場所でも無くて、家族で食事をしに出かける場所だった。

トーストに、スクランブルエッグ、季節の果物がテーブルに並ぶ。
熱々のトーストに塗ったバターが溶けておちていく。「温かいうちに早く食べちゃいなさい。」母の声が私を呼ぶ。温かいうちに食べなさいだなんて、なんて愛の詰まった言葉だろう。家族っていうのは、そしてそこで行われる食事、食卓っていうのは一体なんなんだろう。

今日は肉じゃがを作った。

Journal, 和食 12.12,2018

旦那さんの事は、全くよくわからない。
それが男女の違いなのか、性格の不一致なのか、関東と関西での生まれの違いなのか、その理由は全く検討すらつかない。付き合う友達も、遊び方も、仕事の仕方も全然違うし、彼の唄が好きだったわけでもない。4年付き合って、結婚した理由は、ただ好きだから。それだけ。後は何も考えてなかった。

結婚して2年が経ち、最近私がちょっと大人になったことから、私たちの溝は違う形で深まった。だけど、そもそも、溝はあった。だって全くよくわからなかったから。溝はブラックホールではなかったけれど、深い溝があることは知ってた。だけど、きっとそれが好きだった。私の分身と一緒にいるよりも、知らない世界が見たい。人間らしい感情だと思ってた。ブラックホールがどんどんブラックになっていったこの1年は、暗黒世界そのもの。悪い奴らが沢山登場してきて、彼はどんどんダークサイドへ、夜の街へ消えていった。

よくわからない根拠だけれど、信じれば叶うって思ってる。それは母が教えてくれた。小学校1年生のときに、父が買ってきたお土産のお地蔵さんにお願いをすると願いが叶うよって母が言った。

それから、私は毎日お地蔵さんにお願いをした。「早く走れますように。」と。そして、その次の日から走り込む日々が続いた。雨の日も風の日も、ランボーのように。そうしているうちに、ぐんぐん足は早くなって、マラソン大会では上位になって、いつしか運動神経が良い女子になっていた。

願いは叶う。そう信じている。
旦那さんの事は全くよくわからないけれど、きっと毎日ご飯を作り続けていれば、そのうちダークサイドから我が家へ帰ってくると思う。今日は肉じゃがを作った。