11月13日

Journal 13.11,2020

朝、4時に起きる。動き出そう。私がやらなきゃいけないんだ。直ぐにパソコンを開いて、彼の両親に丁寧に手紙を書く。

2年前から彼の酒乱の事を相談していた両親。一度、大暴れした時に、大阪から東京へ駆けつけてくれた。お互いに苦しい想いを散々してきた。彼を救って欲しい。どうか話をして欲しい。もう彼を救えるのは両親しかいない。兄も姉も、母も父も、皆んなが怒ってる。私の家族が怒りで傷を負い始めてる。もう止めたい。セブンイレブンで手紙と、アルコールの記録をプリントアウトして郵送をする。10時40分、チェックインの時間まであと少し、急いでパッキングする。頭が今にも割れそう。

高松駅の駅前のスタバでチャイティーを頼んだ。フェリーまでの時間、少し落ち着こう。これから友達に会うのだから、こんな顔して会いたく無い。少ししてLINEが鳴る。姉だ。

携帯から飛び出るような早口な声。怒ってるけど、何だか爽快だった。姉の意見は私と同じ。全部こうなる事なんてわかってた。本当に酷い事ばっかりだった。もう、これ以上相手に関わらないでいい。調停なんてしなくていい。裁判もしなくていい。

遺産相続で3つ目の裁判が終わった姉。嬉しそうに言った。
「最近、新しい目標を作ったんだけど、聞いてくれる?あの人達にされた事は法で裁かれたけど、今でも煮えくりかえる程に辛い。だけど、許そうと思って。だってさ、私が許さないって思う時間が嫌だなんだよね。」

「うん!私もそう思う。だけど、もし道で倒れてても、もう助けないよ。」
「地球で最期の一滴の水が目の前にあっても、絶対に譲らないね。」

1時間くらい、大声で笑って、話して、フェリー乗り場へ走った。出航まで後10分。私の人生を明るくしてくれるのは家族や友人。だけど、笑うのは私なんだ。