11月28日

Journal 28.11,2020

千葉から始発で池尻の部屋に向かう。
時間になっても、引越し屋さんが来ない。20分位経ってようやくきた。だけど、トラックのサイズを間違えたみたいで、今日は出来ないとなった。

ずっとやっぱり、頭がぐるぐるしてる。
本当に今日という時間が過ぎるだけで精一杯だ。私の荷物は重くて重くて、1分でも早くここから出したいのに、出れない。

にーちゃんからLINEが入る。
哀しくて下らない内容ばっかり。「俺の何が悪い?俺の皿を返せ、俺の椅子を返せ。」ってさ。にーちゃんは未だに苛々してるけど、私はもうずっと呆れてる。椅子も皿もそれ以外も全部、要らないよ。全てあげるし、そんな話は聞いてない。きちんと想ってる事を今、言わないとあなたは一生後悔するよ。

家族は彼を許さない。気持ちはわかる。こんなおかしな事、もし兄弟に起きたら、友達に起きたら、簡単に許そうなんて思えない。だけど、裁判をして誰が幸せになる??裁判で勝って何が幸せ??彼を犯罪者にして本当に幸せに戻れる?家族にぶつける言葉はまるで、いつも自分に問いてるみたいだった。私の腹の内に落ちた苦しみは、もうどうにも出来ないんだよって。

新しい部屋の鍵を不動産屋さんから受け取って、新しい家のカーテンだけつけて千葉に帰った。パパとビールを呑んでると、ふと思った。いわゆる悪い人って、もっともっと悪い人なんだって思ってた。今日ネットのニュースで読んだ若い俳優さんの記事を思い出す。そんな事で騒ぎ立てて、世間からバッシングされる程の事だろうか。

私の夫という人は、もっともっと悪い事を沢山してるよ。だけど、いい所だって沢山あって、落ちてゆく人を助け続けた私って一体なんだったんだろう。

あと少し、あと少しなんだけど、踏ん張れない。
進もうとすると隕石みたいのが降ってくる。痛いけど進もうとするのに、また降ってくる。そして、また降ってくる。