11月30日

Journal 30.11,2020

今日は、朝からママと梃子と松陰神社の新しい家に来た。ママは着いて早々にスーパーと商店街で食材を沢山買ってきて、冷蔵庫と冷凍庫をいっぱいにして帰って行った。

「離婚届を千葉に送ったから、今すぐにお金を振込んでって。」

朝4時に起きて、色々とバタバタ動き回って片付けとか何だとか、もうボロボロの身体を湯船に浸からせ、一息ついた時だった。にーちゃんからのLINEが入る。時間は夜の20時前。胸は全く痛くない、ただ、深い溜息だけが出た。

彼から送られてくる筈の離婚届は一向に届かなかった。役所に離婚届を二度、取りに行く。何で、こんな事を二回もしなきゃ行けないんだろうって、虚しくて悲しかったけれど、今想うと自分で行って良かった。結局、そうして私が白紙の離婚届を準備して彼に渡す事となった。

彼は、いつも私におんぶにだっこ。人前で華やかに偉そうにしても、家に帰ると私が全部、彼が出来ない事をした。大変な事が起きても、私がどうにかする。いつもそう。ドラえもんみたいに、私に泣きついてくる。支えてるつもりだったけれど、嫁になったらいい嫁のつもりだったけれど、全部つもりだったのかもしれない。独りよがりの愛情は、結局、こうやって離婚届を二度も取りに行く事となる。私だって、哀しいし、辛い。私だって、弱いし、甘えたい。どうして、いつも一人で強くいなきゃいけなかったんだろう。

本当は離婚届は彼に出して欲しかった。最期くらいは、一度くらいは。

しばらく自分の幸せを望めない気がする。私の事を考えたくない。私から離れたい。人の哀しい顔をこれ以上見たくない。救ってくれた家族や友人を大切にしたい、今はそれ以外に何も思いつかない。何で、自分がここにいるのかだってよくわかんない。

風呂から出て、濡れた髪のままで銀行へ走る。身体が未だ火照ってる。だけど、悲しくない。どうかしてる。もう色々な修羅場を見すぎて強い女になっちゃったのかな、それとも、心をどこかに失くしてしまったのかな。