食卓とラナンキュラス

Journal 18.12,2020

夜中の1時に目が覚めた。
最近は夜が早く来るから、寝る時間も早くなった。陽が暮れるとお風呂に入って早々に寝る準備に入る。ふかふかの真っ白のベッドに、梃子とお気に入りのお茶と一緒に飛び込む。たぶん8時過ぎには寝てたのかな。

心も身体も大変だった時期、フジモンがよく私に言った言葉。「よしみちゃん、寝よう!今日は、まず寝よう!」彼女の言葉に何度救われたんだろう。本当のところ、実際にはベッドに入っても中々寝れない。目をつぶれば悪夢がやってくる。だけど、横になってるだけでいい。心はダメでも、身体が休んでくれると、そのうちに心も良くなってくる。人間の身体って、良く出来てる。

夢の中で、すごく久しぶりに彼に会った。
昔みたいに、酷い事をした時みたいに、私に必死に謝って甘えてきた。今、思うと本当に3歳くらいの子供がお母さんに強請るみたい。

私の中で、もう終われた。きっと、もう本当に良くなったんだ。夢の中の私には、怒りや悲しみや恐怖なんて無かったし、もう騙されてもいなかったし、知らない女の人もいなかった。ただ、彼が甘えてた。

今更なんでこんな夢って思ったけど、私の中で少しずつ整理してるんだろう。私が手放したのは、彼ではなくて彼が向き合わなかった彼の問題なんだ。私が助ければ助ける程に彼は私に甘え、病気は進行した。

近所に住む朋子ちゃんがラナンキュラスを持ってきてくれた。色々な形、色々な色のラナンキュラス。なんて綺麗なんだろう。同じ種類なのに、こんなに違う。同じ時間が同じように世界を進んでいくのにそれぞれに美しい。人生ってのがまだよくわからないけれど、毎日もよくわからないままに今日を始めてるけれど、きっと、たぶん、美しい。

デスクから見える、ラナンキュラス。食卓の上で光ってる。