3月10日

Journal 10.3,2021

RiCEの撮影。楽しかった。
映像の大場さんも来て、ちょっと大人数の現場だったけど、そういうのも楽しい。帰ったのは21時前だった。

何だか、立て続けに仕事がキャンセルになったり、何だか上手くいかない事が続いた。こんだけ散々な目にあってようやく前向きになれた所に、私って本当になんだよー!って思ったけど、気にしない。気にしたって仕方ない。だけど、代わりにちょっと嬉しい事があった。撮影が終わると、色々な友達や知り合いから、たわいもないメールが沢山入ってた。たまたまだと思うけど、何だか嬉しい。

大場さんと撮影の合間に映像の話をした。「とにかく、写真もだけど、我流すぎて、映像の方に私が作ったもの見せたら、なんだこりゃーって言われちゃいそうです。本当に無茶苦茶で、楽しいけど技術的な事がわかりません。」笑いながら言うと、「技術とかは結構どうでも良くて、我流で形にしていった方がいいですよ!」大場さんが言った。何だか、納得。昔に飲食店を撮ってる友達がいて、湯気をフォトショップでつけるって聞いて、嫌だなぁって思った。写真は絵みたいなものだから、どうにだって嘘もつけるし、別に忠実に現実に近くなくてもいい。だけど、湯気が美味しいとは限らないし、作りたてがベストショットとも全然思わない。夕方に飲む冷たい味噌汁って美味しいし、鍋に残ってる冷たいカレーだって最高。ただ、時間が過ぎてだれてしまった野菜は不憫だし、伸びてスープを吸ってしまった麺も無愛想で申し訳ない気持ちになる。きっと映像も同じでいいのかも。我流で形にしていこう。下手くそだけど、下手くそが味になったらいいかもね。