
夜中に姉から電話。死ぬほど笑った。
色々な話をする。いい事も悪い事も人の事も私達家族の事も、色々。最高で笑いすぎて顔が破れちゃうかと思った。久しぶりに夜更かししたけど、とにかく笑いまくった。姉、元気になって良かった。
結局の所、人間の中には人間が一人しか入れない、だから自分っていう人の事しかわからない。誰かの事を知りたくても知れないし、わかりたくてもわかれない。誰かがこの中に入ってくれたらいいのだけど、そうもいかないみたい。だから、自分っていう人が世界で一番可愛いし、自分っていう人が世界で一番苦しくなる。そういう作りになってるから仕方ない。残念だけど、誰かの苦しみはわかりっこない。
何だか色々な話をしてて、人間っていうのについて考えた。姉が言う。苦しそうにしてるのはアテンションだからさ。
確かに、苦しいよって、ハッキリ叫ぶ方が潔いし、もうその時点で乗り越えてる気がする。だけど、結局どうでもいいってなった。だってわからないから。困ってるなら助けるけど、苦しいって言えない人は救えないし、苦しいをもて遊んでる人はどうぞ、そのまま道端で遊んでって。
長い時間、色々と話して、散々笑いこけた後に、 死ぬ話になった。
どうせ死ぬから、死んじゃうからさ。下らない事が頭をよぎっても、そんな時間は要らないんだよね。私はもう生きる希望が無いって話をした。姉も希望は無いって言ってた。どんな姉妹だよってまた大笑い。だけど、強いて何かしたいと言えば、なんだかんだと生きちゃってるし、なんか見えない物が見えるようになって、今までは気づかなかった事に気づいたりして、まるで幽霊が見えるみたいな奇妙な話だけど、何だかこの経験って、誰かを救える事になりそうな気がしてるってなった。したい事があるとすれば、きっとそれくらい。満場一致で話は終わった。
姉は、新しい子のレッスンを始めたんだそう。彼女は26才でシングル。子供が二人。生活も生きる事も苦しいんだそう。だから、ピアノやったらって勧めた。少しでも何か生きる糧が出来るかもよって。勿論、お金は要らないから、通ってみたらって。
昼食
甘い厚焼き卵
糠漬けと古漬け
大根の皮と人参の金平
野菜雑炊の梅干し煮
お茶