
昼過ぎにリリさんと三茶でご飯。会ってすぐにリリさんがホットなニュースを話し始めた。恋をしてる、それも本気の。店に入ってじっくりと話を聞く。リリさんはハイボールを私はレモンサワーを頼んだ。外は曇ってるけど、明るい。窓から入る光が真っ白い肌のリリさんを透過していくみたい。女の子っていうのは、恋をすると綺麗になる生き物だよな。話に頷きながら、頬を赤くして彼の事を一生懸命に話す彼女をじーっと眺めていた。可愛いなぁ。出会った頃の顔と全然違う顔をしてる。
「絶対に上手くいくから大丈夫だよ。」今、これだけ可愛い眼差しをしてるなら、万一彼じゃなくっても誰かが彼女にきっと恋をする。だから絶対に大丈夫だと思った。それに、彼女の口癖、「私、自分に自信が無いんです。」は、どこかに置いてきたみたいだった。
夕方にバイバイして家まで歩いて帰る。何だか私が恋してるみたいにスキップしちゃいそう。あー可愛かったな。嬉しいなぁ。