9月23日

Journal 23.9,2021

急の暑さなのか、なんだか重い一日。今日は家で作業。色々がまた色々とガシガシと進んでる。なのに、今日は頭も身体も重い。参ったな。

午後から鎮座ドープネスさんの映像の編集。鎮さん、本当に可愛い。編集作業をしながら、可愛いを連呼。男って可愛いよなぁ。女の可愛いは表面的に覆われたものを指すけれど、男の可愛いは内面から溢れ出るような無邪気さ。危うく恋でもしそうになるくらいに可愛い。素敵な人だったな。

久しぶりに心の中に嫌な何かが滞ってる。ここ数日、ちょっと前から少しだけ感じてた事。大切だと思っていた友人、決して悪い人じゃない。だけど、心がざわつく。その理由を探すのは嫌だったけれど、何が嫌なのか言葉に出してみようと決めた。

何がどうしてどんな時に私は苦しい気持ちになったんだろう。シーンを回想して見ると、結婚してた時の私を見ているみたいだった。

いい友人が沢山いる。一緒にいて、楽しくなる友人、仕事の話が出来る友人、励まし合える友人、いつも新しい何かを教えてくれる友人、勇気をくれる友人。年齢は関係ない。年上でも年下でも大好きな友人が沢山いる。だけど、その友人の中には不幸が上手な子もいる。不幸っていうのは大なり小なり誰にも必ず起きる出来事。よくよく考えてみれば、不幸が上手な子は、不幸な顔が群を抜いて上手い。朝でも夜でもいつだって上手い。そんな友人を見て、そんな話を聞いて、まるで結婚してた時の自分を見ているようで苦しかったんだ。

答えがわかったらすごくスッキリした。それに、ずっと連絡の来ない友人の携帯電話の番号を消すことに決めた。彼女は私の離婚を支えてくれた友人。親友だと思ってた。だけど、彼女も元夫みたいに一番大変だった時期に消えた。離婚するまで彼女は必死で私を救おうとしてくれてた。どうしたら私達夫婦が離婚しないで済むのか。私が夫の事を愛してるならって。

今読んでる心理学の本で面白い内容を見つけた。まさに今の私に作動してるのは、本に書いてある脅威システムそのものだ。幸福な体験よりも脅威な体験を察知しやすいというのは生物的に生きる為の脳が身体を守る為に備わった脅威システムとなっている。だから、嫌な現実が起きれば、きちんと脅威システムが作動する。私にこの度発動していたのは、過去のトラウマの中にいる自分を今に見つけてしまった事だ。過去の私みたいに不幸な顔をした人を現実に発見して、全身で疼いた。首の後ろがぎゅーっとつままれたみたいに、喉の奥で悲しみをこらえた時みたいに、目の前で起こる恐怖に麻痺していく自分を無視していく瞬間に起こる全身の感覚が蘇える。起きた出来事を決して誰にも言えなかった過去の私は、不幸な顔をして沢山のサインを世の中に振りまいた。そんな以前の私を現実の中で見つけてしまった。友人の顔の中に。

だから、わかった。私にはシステムの一つとして生きる為に脅威システムが増えちゃった。だから、心身の健康の為にも不幸な顔が上手な友人とは離れる決意をしよう。システムが緩和されたら、またご飯でも食べに行ったらいい。これは私の問題。健康で安全で平和な生活を送る為のこと。