
午前は心理学の講義。二ヶ月のプログラムが半分過ぎた。あっという間。後、半分で終わっちゃうなんて寂しい。講義は私の様な心理学への知識が殆ど無い人も、心理士の様に専門職の方にも、皆に向けて行われる。だから、毎回感心するのだけど、先生はすごく考えて講義を進めてるのだろうって思う。とはいえ、時々見知らぬ単語も出てくるから、ノートを取るのに必死。だけど、とにかく楽しい。今日はまた一つ興味深い講義だった。私が講義を受けた理由はとにかくもっと心理学を知りたかったからだけど、いつしか自分自身を救うプログラムとなっていた。
講義と一緒に読み進めてる本や、毎日のホームプラクティス。サンプルは自分で、自分がどう感じたか、どうなったかを講義でまた話しあう。色々な意見、感じ方があるけれど、人の心の落ちどころは良い場所と悪い場所が決まってる様にも見えた。全く異なる経験でも、どうにかその場所へ行こうとする回路があるみたい。その回路の太さやどんな形をしてるかとか、個性は有るけれど、きちんと皆んなゴールにやってくる。そして自分達が歩いてきた道について講義で話し合う。そして、この話しあう時間がすごく好き。
いつか私の問題も乗り越えなきゃいけない、乗り越えられる日がきっと来ると信じてきたけど、もうこのまま、痛いままでいいのかもしれない。けど、もしかしたらこの痛みがあるから、心理学っていう学びが瑞々しく身体に浸透してくるのかもしれない。それに、先生も言ってた。問題には乗り越えられる問題と、乗り越えられない問題がありますって。人殺し、自殺、近親者の事故死、レイプ、日常ではあまり出会わないような問題が世の中には存在する。私の問題も片足突っ込んだような問題だった。
夕飯は寄せ鍋。冷蔵庫の余った色々で寄せ鍋って出来るんだなって。味が染み込んでて美味しかった。