
毎日納品マシーンな私。あんなには忙しく無いけど、何だかコロナ前みたい。たったの2年前まで、今とは全く違う生活だった。毎日、毎日、納品してた。忙しくて心が切れっぱなしで、ずっとガソリンが漏れてるまま走って、直ぐにガススタでハイオク満タンにしてまた走る。とりあえず、私が悲鳴をあげたら家庭が崩壊するんじゃないかと恐れて、私の心という物質はこの世に存在出来なかった。
昨晩に見た黒木華さんのドラマでの名言。ずっと鳴り響いてる。「誰にも尽くさない。」完全に痺れた。大好きな人が出来たら是非言いたい。いや、一度は言ってみる。「あなたの事が大好きだけど、私は誰にも尽くさないの。」だけど、もし次に恋人だとか、大切な人が出来たら、私の事を大切にしてくれる人に出会ってしまうような予感がビシビシしてる。それで、私は毎度、カルチャーショックを受けて、「え?何でそんなに優しいの?」って何度もひつこく聞く。「え?ゴミ捨てしてくれるの?」「え?夕飯の買い物してくれるの?」「え?今、大丈夫?って言った?お願い。もう一回だけでいいから言って。」優しさを初めて見た宇宙人みたいに、何度も馬鹿みたいに驚いてしまうんだと思う。っていう妄想をしてる。そんな私の真意はわからないけれど、どうにもこうにも止められない。だって勝手に浮かんできてしまうんだから。
今日はとっても気持ちがよかったな。取材先まで歩いて、帰りも途中の駅から歩いて帰った。梅ヶ丘で大きな大根を一本と、写真家の松村さんに教えて貰った蒟蒻湿布をする為に手作り蒟蒻を買った。楽しみだな、蒟蒻湿布。お腹とか腰とかに温めて貼るだけで一気に色々を吸い取ってくれるのだそう。「すごい効果があるんだよ」と一生懸命に話してた。
そして明日は髪を切る。そんな事でも今日は朝からご機嫌だ。因みに髪を切るのは土曜日にデートをするからではなくて、お気に入りの髪でデートしたら楽しそうだから。いや、絶対に楽しいに決まってる。