
午前は請求書の作成とか事務作業。午後はヨドバシへ機材を買いに。その帰りに伊勢丹で新年用にhankypankyでパンツを買って、青山で周ちゃんにクリスマスプレゼントを買って、中西君の事務所へ行った。先週、周ちゃんが急にヒバの丸太を買ってくれた。クリスマスは日本にいないから先に渡して置きたいって。丸太を貰ったのは人生で初めて。翌日に立派な丸太が届いた。私は周ちゃんが好きなヤクのセーターにした。出会ってすぐの頃、チベットの方へ行く前って、本物のヤクに会いたいと切望しちゃうよね!って話が盛り上がって、その時の周ちゃんの顔が好きだから。
中西君とは来週の撮影の打ち合わせをして、ちょっとだけ近況報告をして帰宅。中西君に離婚を報告した時、結構親身にメールをくれた。今度ご飯を食べようって約束したけど、あっと言う間に1年くらい経ち、気づいたらまた冬。けど、元気そうで良かった。何となく報告した方がいい気がして「結婚するかも。」って伝えると驚いてた。私は多分恥じらってた。本当は「結婚しようと思うの。」なのに。私って本当にダサい。
夜中に目が覚めて周ちゃんと電話した。今日あった事。私ってダサいよねって話をすると笑ってた。周ちゃんは職場の既婚者の先輩方に色々と指南して貰ってるらしい。多分、私はまた失敗したらどうしようって気持ちが心のどこかにあるんだろう。そんな現実が来たら恥ずかしいって。婚約をして二度目の結婚の準備をしてる。失敗するかもしれないし、しないかもしれない。未来なんて未だ何処にも無いのに。「それってさ、こないだあなたが言ってた季節物じゃない?」周ちゃんが言った。そう、私もそう思った。事実婚か法的結婚なのか未だ決めてないけど、結婚は指輪が手元に来た日にしようって二人で決めてる。
「独身も残り2ヶ月くらいだね。周ちゃんは何か思う?」「独身に全く未練が無いよ。それよりもこれからの事ばっかり考えてる。それに既婚者だって思われた方が楽だよ。」一回目の結婚の時は独身が終わるのをカウントダウンしてた。ああ、人のものになるのか。名前が変わったり、指輪をつけたり。何だか全く違う世界に行ってしまうような気がしてたけど、案外世界は何処までも繋がってた。
この恋もそのうちに愛になる。愛になる前に感じておくことがきっと沢山ある。これは旬だものね。恥ずかしい事じゃない。正々堂々と恋をして、大切な友人達にもちゃんと報告していこう。