12月7日

Journal 07.12,2021

今日から雨が続くらしい。朝からしとしと静かに降ってる。朝食はフミエさんが沖縄から買ってきてくれたの宗像堂のパンを焼いて三人で食べた。そのまま食べても美味しいし、焼いても美味しかった。山若くんはスナックへ行くと張り切って出かけて、私とフミエさんはナッチャンと一緒に車で知り合いの畑へ向かった。午後も知り合いのお店へ行って、味噌や魚のお話を沢山聞いた。

何だかすごく疲れたな。海がずっと撮りたいのだけど、海を静かに見たいのだけど、中々チャンスがやってこない。あっという間に夜だ。今夜は私とフミエさんと山若くんの三人で夕飯を作った。ご飯はなっちゃんが炊いてきてくれた。今日の献立は、田作り、里芋の煮物、ホタルイカの沖漬け、アジのたたき、人参の茎やカブの葉の炒め物、人参の葉っぱのサラダ、なめこのお味噌汁、ご飯、ビール、日本酒。お腹がはちきれそう。

昨晩から周ちゃん家には数日後にアメリカへ行くお母さんが滞在してる。だから、お母さんとの夕飯が終わってから周ちゃんと電話する約束をした。電話を切ったのは12時過ぎ。2時間ちょっと話した。大体は境界線についてだったけど、何だか疲れた。私が不意に「人と人の境界線について、愛においての特効薬は物理的な時間なんじゃないかって思うんだよね。」って、心理学的な何かも含めて私なりの考えを話したら周ちゃんの過去の思い出に火がついた。私だって周ちゃんが言いたい事はよくわかってる。だけど、夫婦愛の特効薬についての話を軽くしただけの筈だった。

周ちゃんの話は、長く、そして長く、夜へ向かって走り続けた。過去は私も大事にしてる。苦しい過去こそ大切にしている。それが好きな訳じゃなくて、側から離せないようで、もう自分の成分の一つみたいになっちゃってる。はっきりとは言わなかったけど、周ちゃんが話していたのは愛していた人の話だって事くらい直ぐにわかった。周ちゃんは数年前に長く付き合った女性と結婚破棄になった。愛していたから離れた苦しい過去がある。その時の想いが今も尚、心にあるんだろう。私にだって思い当たる節がある。夫を愛していたから許さない方を選んで離婚をした。ずっとずっと私が死ぬまで彼と一緒にいたいと思っていたし、いる筈だと信じてた。心の底から、もしかしたら近い過去の日まで私の何処かに愛は尚、欠片として存在してたかもしれない。

「僕は、あなたがどうしたら幸せになれるかをいつも考えてるんだよ?」「そんな事は私だって考えてるよ。」今日の私達の会話は噛み合わない。ちぐはぐな感情は一体どうしてだったんだろう。もしかしたら、心のどこかで別居婚もいいな、なんて考えていたのが悪かったのかもしれない。私は私の事ばかりでは無いけど、私がご機嫌でいれば私達は幸せになれると信じて精一杯になってたのかもしれない。確かに、じゃあ周ちゃんは私の中のどこにいる?周ちゃんをどんな風に幸せにしたいと思ってる?きっと愛って言うのは、そんなに簡単なもんじゃ無い。周ちゃんが言ってる事は半分以上合ってる気がした。だけど、私のご機嫌だってもう放って置きたく無い。