12月11日

Journal 11.12,2021

夜中に夢にうなされて目が覚めた。理由はわかってる。寝る前に目を閉じて、元夫の名前を呼んだからだ。私の毎日の殆どが周ちゃんになってどれだけ救われた事だろう。もう街でバンが走るのを見ても何とも思わない。怖いなんて想いも無くなった。この一年、元夫の名前を思い出すだけで名前を聞くだけで名前をどこかに見つけるだけで全身が凍りついた。だから男とか、元夫とか、彼みたいに記憶が特定しずらい名前で呼ぶようにしてたけど、昨晩は何故か名前で呼んだ。元夫との最悪で最低な地獄だけが繰り返す夢と、海に溺れる恐怖の夢だったけれど、今日が始まったら、簡単に今日はそれを消してくれていた。

朝からイベントの準備で皆が忙しい。その合間にカタログの撮影を少し、午後に富山に帰郷した谷くんが会いに来てくれた。5年前に離婚して、そして1年前に再婚したんだそう。左手に光る薬指を見て安堵した。当時は離婚がどれだけ苦しいのか全くわからなくて、自分が離婚をしてからどうしてあの時にもっと優しく出来なかったんだろう、まぁ大丈夫だよ。とか、良かったじゃん。みたいなどうでもいい言葉を吐き捨てた事にすごく後悔した。「離婚した当初は、明日からどうやって生きていけばいいのかわからなくなってさ。」東京生活を捨てた理由が今だからよくわかる。新しい生活を立て直した谷くんは今日になって色々を話してくれた。あの頼りなくていつもムーミンみたいにのんびりしてる谷くんが一回りも、ふた回りも男らしくなってた。「今が幸せなら過去はもう過去だから。」って。もう二度と離婚は嫌だよね!って二人で声を揃えて笑った。

夜は恒例の温泉。今日は氷見の秘湯。日本でも5本の指に入るんじゃないかっていう秘湯だそう。山奥にあって男湯と女湯は藁一つで仕切られてる。フミエさんと今日は湯船に浸かりながら結婚生活について話した。いつもみたいに笑って話してるうちにあっという間にのぼせた。

夕飯の鍋の買い物をして宿に戻る。源泉には長く浸かっちゃいけないって聞いてたのに、じっくりと浸かった所為で疲労と合わさって今にも倒れそうに辛い。

出張になると、旅行よりも便秘になりがち。今回も毎日楽しんでるけど、しっかりと便秘になった。お腹が重い。「フミエさん、旅行とか出張とか便秘になります?」「なるよー」「そんな時はどうするんですか?」「気にしない!」明答。二人で大笑いした。フミエさんが大好き。