ポークカレー

カレー 26.2,2022

週末だけど今日は周ちゃんには会わない。色々が溜まっているし、ひとりの時間が猛烈に欠けてる。このままだと、一ヶ月後にはカスカスで砂漠になってしまう。「週末はやりたい事があるから別々に過ごしたい。」金曜日に周ちゃんに言った。だけど、夜に新しい家の家財道具の打ち合わせをしたいとお願いした。

今日の全てが私の時間だと思うと最高。花粉の所為で外には出れないけれど、ベッドでデスクで思う存分に過ごした。時々、携帯をチェック。周ちゃん、何してるんだろう。天気がいいから自転車でフィールドワークにでも出てるんだろうな。うん、私は私の事をしよう。夕方に打ち合わせの時間を聞いても返答がない。あれ、おかしいな。もう19時を過ぎた。どうしたんだろう、いつもなら直ぐにメールがあるのにな。お風呂に入って、少し心配になってくる。もしかして自転車で事故を起こして死んじゃったとか?ああ、ダメだ。まただ。トラウマ全開だ。過去の痛みがあちこちに根付いたままだ。元夫は何度も何度も酷いことをしてきたけれど、周ちゃんは別の人間。それなのに今に過去の恐怖を重ねようとしてしまう。同じように私はまた不安になろうとしてるけれど、そんな必要は無いよ。もう大丈夫。大丈夫。

20時頃、周ちゃんからメールがあった。”今日は展示で都内をあちこちと回っていたよ。今は六本木。” じゃあ、うちに泊まったらとなった。一昨日に会ったばかりなのに心が弾む。私の夕飯はカレー。先週オオゼキで買った豚バラで周ちゃんにと漬けておいた塩豚。勿体無いからとカレーにしたけど、塩気の所為でしょっぱくなってしまった。美味しいけどしょっぱい。何とも悲しい感じ。だからそっと蓋をして、周ちゃんには少しだけ残った塩豚を茹でて、後は小松菜の中華炒め、昨日商店街で買ったクリームコロッケ、残りの豆のサラダ、ボイルしたブロッコリーとマヨ、豆腐と白菜の味噌汁を作った。何だか嬉しい。カレーが隠れていてもいい。空の冷蔵庫をひっくり返してご飯を作ってるだけなのに楽しい。梃子みたいにはしゃいだ。

私の時間が失くなる事をずっと恐れていたけれど、今でも私の時間が大事だけれど、どうにかそれを守りながら片手間でもいいから周ちゃんに会いたいと思うようになってきた。結婚して数日。後数週間の別居生活。少しそわそわしてる。大好きなひとり暮らし。新しい生活。心はどちらも欲してる。