麻婆春雨

中華 01.3,2022

午前はデスクワーク。午後は近所のしみるさんと今むの展示を見にみどり荘へ。久しぶりのみどり荘。知り合いが何人か働いてる。ちょっと会えたら嬉しいなと思ったけれど、仕事中だろうし展示だけ見ることにした。

3Fのギャラリーからは小学校か何かの青いプールが見える。空も青い。もうすぐ春なんだな。風が温かくてわくわくした。今むはまた髪が伸びてた。会うたびに髪が伸びてく。何だかんだと世話になってる気がする。ただの遊び友達、彼女もいないし誘いやすい。ひとりで食べるには何だか勿体無いような料理を作った夜なんかに食卓を囲んでビールを飲んだりもした。

結構いい絵だった。毎晩飲み歩いてると聞いていたけれど、ちゃんと描いたんだなって感じで驚いた。誰かが頑張ってる姿は嬉しい。何だか自分のことのように嬉しくなる。展示をすると高揚する気持ちばかりが先行してしまうけれど、心は思っている以上に疲れる。「よく頑張った!!」先生や親みたいに褒めて帰ってきた。

しみるさんとバイバイして、Appleで修理に出してたノートパソコンを引き取りに行き、青山で予約してた夏のワンピースを取りに行った。久しぶりに青山ブックセンターへ寄ってみる。今日は全部をぐるりと回ろう。高校生の時によくよくやってた。図書館だとか、大型本屋をぐるりと回る。興味のあった心理学のコーナーもよく通った。見知らぬ言葉が沢山あって、すごくドキドキしたのを覚えてる。やっぱりもっと勉強したいな。

写真を撮る事や写真の仕事は大好きだけど、それだけで私の時間を埋めたいとは思わなくなった。それに、派手できらびやかで忙しなく移り変わる場所よりも自分の周りにある世界の方がずっと魅力的に見える。年齢関係なく友達なんてまさに面白いの宝庫だし、夫となった周ちゃんもまるで地球外生命体みたいに未知の生き物。本だって料理だって一生かけても終わらないくらいの量がまだまだ待ってる。

ずらりと遠くまで並ぶ本を前にもっと写真以外の事をやってみようと思った。人生なんてあっという間に終わっちゃうんだから、今だって昨年の春に亡くなった石井ちゃんが毎日にやってきては後悔を繰り返してるくらい。もっともっと話しておけば良かった。もっともっと遊んでおけば良かった。友達になってくれてありがとう、いつも優しくしてくれてありがとう。かけられなかった言葉でさえ沢山ある。後悔したってもう遅い。過去はただの過去になっちゃうみたいに、未来だってきっとただの未来なんじゃないか。だから、やってみよう。過去も未来も要らない。今が丁度よく好きかどうかでいいんじゃないか。

麻婆春雨 [栗原はるみさんのレシピ]
春雨 100g 熱湯で2、3分茹でて水気を切っておく
合挽肉 200g
長ネギ1/2、にんにく・生姜1片 みじん切り
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紹興酒 大さじ1
豆板醤 大さじ1
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顆粒鶏がらスープ 小さじ1をカップ1の湯で溶いたもの
醤油 大さじ3
砂糖小さじ1
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花椒 砕いたもの、ごま油 適量

フライパンにみじん切りにした長ねぎなどを炒め、肉を入れて炒め、豆板醤を入れて炒めてから、紹興酒を入れる。鶏がらスープ、醤油、砂糖を入れて煮立ったら、春雨を入れて煮汁がすくなるなるまで少し煮る。仕上げにゴマ油を花椒を振る。