夕飯

夕飯 04.3,2022

朝から撮影。現場までのタクシーの中で色々な事を考えた。やめよう、今は考えないようにしよう。今日も長丁場。女性が多い現場。女っていうのは様々で可愛。男だって可愛くて胸をくすぐられるような事があるけれど、男のそれとは全然質が違う。あの人は美しいというのが大概にして女性を指すのと、花を美しいと言うのが同じ美しいという言葉を使うのには納得がいく。だって女性は華やかでそれぞれで、なんだかとっても鮮やか。だから見ていて目が楽しい。

3日前にした母へのメール。「家が決まったよ。戸建。賃貸だよ。免許取ろうと思って。」しばらくしてから返答。「えー信じらんない。パパも何考えてるんだかって言ってる。」1日は少し落ち込んだけれど、相変わらず未だに箱入り娘にさせたいんだろうか。家の外壁に突っ込んだ事故から10年。もう運転をさせたくないんだろう。呆れた。まぁいい。勝手に言って。私には周ちゃんがいるし関係ない。だけど、どうなんだろう。それでいいんだろうか。1度目の結婚を思い出した。あの時もそうだった。私には夫がいるからいい。それって、またアンバランスのあれじゃないか。そう、もしかして、私はもうどっぷりと心を預け用としてる。私の人生は私のものなのにひとりではなくふたりでバランスをとろうとしてる。どんなに愛したり、どんなに大切だとしても、嫌だ。絶対に嫌だ。嫌な筈なのに結婚の約束を交わしたら当たり前のようにまた同じ事をしようとしていた。嫌だ。あんな結婚は2度としたくない。どうしたら、どうすれば私はこれからもひとりでいられるんだろう。

あっという間に撮影を終えて帰宅。目が疲れすぎて吐き気がする。今夜は鍋と残り物のおかずをいくつか。夕飯を食べながら周ちゃんの仕事の話を聞いた。珍しく少し怒ってるようだった。3日ぶりに会う周ちゃん。嬉しい。