朝食

朝食 05.3,2022

朝の7時。梃子の病院へ走った。多分、最後の病院。開院と同時に入った病院は珈琲の匂いがした。いい匂い。待合室で朝の天気予報が流れてる。「最高気温は18度です。桜の開花が進むでしょう。」春らしい服を着たアナウンサーが話していた。未だ今週の疲れが全身に纏わりついてるけれど、何だか心が弾んでる。どうやら世界にはあっという間にまた春が来ようとしてるみたい。

帰ると周ちゃんがバナナジュースを作ってくれていた。「今日は18度だって!」「そうなんだ!天気が気持ちがいいものね。」病院で珈琲の香りがいい匂いだったと話すと、珈琲を入れてくれた。周ちゃんの淹れたお茶は苦い。だけど、珈琲はすごく丁度いい。私好みのデカフェのアメリカン。いつもいいバランス。お腹が満たされてベッドに横になるとあっという間に1時。周ちゃんも疲れてた様だった。こんな風に時間を無駄づかいしてしまうような土曜日って最高に好き。

午後は豪徳寺の器の和田さんに行きがてらカレーでも食べようとなった。初めてデートしたのは豪徳寺のold nepal。私が昔に行ったインドのLeh。鳥葬が見たくてチベットが色濃く残ると言われてる北インドへ旅をした。周ちゃんもチベットに興味がある。数年前にアーティストとフィールドワークの一環でネパールを旅した時にダルバートを知ったのだそう。そんな話から一緒にダルバートを食べようとなった。あの日レストランで何を話したか覚えてない。カレーを食べた後に和田さんへ行って、周ちゃんは和田さんと箕の話をしてた。それから豪徳寺で招き猫を買って、喫茶店を2軒ハシゴした。2軒目、上町のアンジェリーナのお気に入りの窓側の席で「僕と付き合ってくれませんか。それが難しいなら親友になって欲しい。」って不思議な告白をされて、すごく驚いたままに「はい。」って返事をした。帰り道に手を繋いだけれど、どうやって手って繋ぐのか忘れちゃって、私の手はまるでバービー人形みたいに温度のない感じだった気がする。何だかすごくすごく変な日だった。

当たり前のように私の夫になった周ちゃん。どこからがそうでどこからが違くなったのかその境目がよくわからないけれど、今は当たり前になってる。和田さんで買い物をして、オオゼキでシャケとかハーゲンダッツを買って帰宅。old nepalがランチ終了だったから不意に入ったブッダというネパールとインドカレーのお店で大盛りのカレーとお代わり無料のナンを2枚。驚くほど食べた。どうして今日はあんなに欲張ったんだろう。帰宅してから腹痛が酷くなってリビングでうずくまる。私が欲張ったのが悪いと文句ばっかり言ってると周ちゃんは笑ってた。しばらくするとキッチンで夕飯のちゃんちゃん焼きを作ってくれた。遠くに周ちゃんの足だけが見える。そんな時間だけがしばらく続いた。もう5時間も経ってるのにずっと痛い。本当に痛い。胃薬を飲んでも痛い。ずっと痛いのだけど、熱々のちゃんちゃん焼きは最高に美味しかった。