トマトのチキン煮込み

洋食 07.4,2022

今朝は梃子の散歩で周ちゃんと水の神様が祀られてる神社へ行った。鬱蒼とした森の中にある神社。少し高台にあって、風が吹くと木々が揃って揺れて遠く街が見えた。周ちゃんはずっと神社の説明をしてる。梃子はこっちに来てから森を少し怖がってるけど知らない場所を歩くのが楽しそうな感じもする。周ちゃん曰く、この辺り一体は宮崎駿さんが愛した土地なのだそうだけど、確かにあの漫画の中の何処かにトリップしたみたいな気分。

この街に引っ越してきてから、なんだかちょっと優しくなった気がする。通り過ぎる人も、スーパーで会う人も東京とはちょっと違う。よく田舎へ行くと穏やかになるっていうけど、心が変わったというよりも、単純に広大な土地を目の当たりにして、まぁいっかみたいな気持ちになるだけのように思えた。世田谷のぎゅうぎゅうと街に押し込められた感じも好きだったけれど、人がいない田舎では人がいることが有り難く見えるような。

夕ご飯はトマトのチキン煮込み、セロリとモッツアレラのサラダ、人参のサブジ、塩豚とネギの炒め物、すじこ、青大豆のご飯、味噌汁を作った。周ちゃんはトマトのチキン煮込みが気に入ったみたいでパクパク嬉しそうに食べてる。21時ちょっと前、周ちゃんの電話が鳴った。「あ、やしろさんだ。ごめんね、ちょっと出るね。」「お久しぶりです〜。」途中途中、やしろさんの声が携帯から漏れて聞こえた。どうやら大分にいるのだけど、この時間でも行ける温泉を探してるようだった。「実は、結婚しまして。」「えー急展開だね!」話は続いた。「電話、ごめんね。仲のいいフォトグラファーの方だよ。福岡に住んでて、建築専門で撮ってる。」周ちゃんの笑顔がいつもよりも1.5倍増ですごく嬉しそう。少し年が上のやしろさんとは、大分の芸術祭の時にひょんな事で仲良くなってから、家に泊まりに行ったりと仲良くして貰っていたのだそう。

そうだよな。なんだか全然気づかなかった。周ちゃんも急にこの数ヶ月で人生が変わったんだ。