
帰ってからずっと体が重くて、胃の調子が悪くてご飯もろくに食べられない。それに、ちょっと嫌なことがあって元気がない。離婚をしてから、あんなに最悪なことがあったから、これから先の人生はそんなに傷つかないだろうと思ったけれど、わりと簡単に傷ついたりするみたいだった。痛みでいったら100分の1くらいでも胸は少しキリキリしてる。瞳ちゃんに聞いてもらって少し楽になった。「よしみちゃん、気にしないでいいよ。」友人の言葉は想像よりずっとずっと効き目がある。再来週は前の家の近所友達と青山のeatripで夕飯をしようと約束をした。こういう時は無性に友達に会いたい。周ちゃんもずっと心配してくれてる。
夕方、池袋でNYに住んでる周ちゃんのお兄さんに挨拶の為に会った。これから仕事でハワイに行くのだそう。周ちゃんとは真逆というか、うちの姉みたいにどっぷりアメリカ人な感じだった。急いで家に帰ってふみえさんと本の打ち合わせ。今日は周ちゃんに企画書の添削をしてもらった。胃がずんと痛くて打ち合わせ中も座ってるのが辛いくらいだったけど、前へ進むことは私の糧になる。やっぱりふみえさんの写真を撮ってきて本当に良かったと思ったし、周ちゃんは思っている以上にこのプロジェクトに魅力を感じてくれてるようだった。もっともっと優しい人になりたい。少し前に仕事の事で困って電話してきてくれた編集の成田さんのことを思い出した。あの時私は彼を慰めてたけど、周りで頑張ってる人の姿は私の勇気になる。