麻婆春雨

中華 15.6,2022

朝からどんよりしてる雲。早く夏がきたらいいのに。午後過ぎまでデスクワーク。今日も仕事の話を友人達とした。愚痴になるのは嫌だから、彼女なら彼ならどうしたかな。友人達の声に心を癒しながら、クリエイティブの仕事だとか、仕事における信頼関係ってなんだろうと模索した。今までが恵まれすぎていたと言えば、そうだったのかもしれない。いつも恋の話しかしない編集の加藤さんとは今度ゆっくり話そう!と約束した。なんだかこういう流れも面白い。色々を考えるきっかけになったし、もしかしたら良かったのかもしれないとも思った。この1週間で確実に私の中で新しい何かがむくむくと芽生えてる。それに、その仕事から離れることでずっと後回しにしていたことに力を注げるようになったことも手伝って、私のなにかはどんどん加速し始めた。そして昨日お会いした編集者さんとの出会い。背筋がしゃんとしてる。

なんだかこの感覚ってアシスタント時代みたい。早朝の待ち合わせに遅刻しないようにとアラームは3つくらいセットして、今日の師匠の機材はどんなで、また海に入るのか、また山の中へ入るのか、どうにもロケバスの空気感が馴染めなくて、いつもロケバスじゃありませんようにとベッドの中で祈り、前夜は緊張で軽く氷ついていた。師匠は大好きだったけれど、毎回が最期みたいな気持ちだったと思う。そこには何一つ委ねてなかった。

何が好きで写真を撮ってきたのか、それが段々と師匠の時とは変わるのは自然なことだと思う。だけど、すごく今、わくわくしてる。あの頃の緊張を思い出したら、私の行き先が少し間違っていたような気もした。これから撮る予定のふみえさんとの新しい映像の話も、自分の作品についても、展示もしたいし、やってみたい仕事もある。

今夜は麻婆春雨。周ちゃんのリクエスト。食卓ってやっぱり面白い。一緒に生活を始めて3ヶ月ちょっと。しっかりと私達の食卓になってきてる。麻婆春雨は私達の定番メニューになって、そこにはピーマンが入るようになった。レシピは栗原はるみさんのものがベース。春雨は細いのもいいけど、OKストアで売ってる安くて太い春雨がいい。それから、「春雨が食べたいな。」って言われると嬉しい。

麻婆春雨
ひき肉 200g
春雨 100g、茹でておく
にんにく・生姜 大さじ1、みじん切り
ピーマン 2つ、ニラ1束くらい、荒く小さく
ねぎ 1/2本、みじん切り
紹興酒、豆板醤 大さじ1〜2
醤油・甜菜糖 大さじ1くらい
鶏ガラスープ カップ1[鶏がらスープの素小さじ1を湯でといたもの]
ごま油
花椒

フライパンににんにく、生姜とニンニク、ひき肉、ねぎを順々に炒めて、豆板醤を入れる。豆板醤に火が通ったら紹興酒をいれる。鶏ガラスープ、春雨、醤油と甜菜糖を入れる。火が通ってきたら、ピーマンとニラを入れて、さらに水分をとばしていく。