出し卵のサンドウィッチ

朝食 11.8,2022

今日から周ちゃんは久しぶりにフィールドワークに出かけた。行ってらっしゃいと、笑顔で送ったけど、本当は結構寂しい。だけど、すごくいい時間だと信じてる。毎週デートするよりも、断然、時々デートの方がいい。私が自分の時間を大切にしたいように、周ちゃんの時間も大切にしてほしいから。私達はいつでも同等であって、いつかサヨナラする日が来ても、それぞれがしっかりと自分のままでいてほしい。もし、二人で一つの形を成してしまったら、足らない何かに苦しまなきゃいけなくなる。今でもいつかでも互いに幸せでありたい。

周ちゃんが朝に出かけてから夕方までずっと昨年に訪ねた氷見で撮ったシェフインレジデンスの作品作りを進めた。フィルムで撮影したデーターの現像作業と日記のリライト。書いていない数日については記憶で書き進めた。夜は残り物を食べて、ビールとポテチで晩酌して、何事もなかったように周ちゃんに電話しておやすみを言ってから布団に入った。

最近、自由になりたいと強く望んでる。また金髪にしようかなとか、なんかそれは違くない?とか。ああなりたい、あの人が羨ましいとか。けど、私はそれじゃないよねとか。そんな風にどこに行こうか迷ってるし、もう全部、何でもいいんじゃないか?とも思う。美味しいだけでいいとか、楽しいだけでいいとか。人が好きだなと想ったり、あの人はやっぱり苦手とふさいでみたり。別にそんなにもう無理しなくてもいいし、結局のところすべて私が決めてる。いいも悪いも。そうやって一周回っては、別にどうでもいいじゃんとなる。そしてまた自由になりたいと望んでる。

ユーチューブで田中みな実さんが、欠点を見つけたらチャンス!だと言った言葉に流石だなぁと感心した。しばらく欠点について考えたけど、欠点って?とも思った。そんな事を言ったら私なんて欠点だらけだし。けど、逆に言えば、きっとシチューみたいに色々が詰まってる。時々、焦げた玉ねぎが出てきても、それが飴色だと言えば、旨味なわけだし。けど、みんなそう。みんな個性的でみんな欠点を持ってる。昔、BFが私の事をスルメイカみたいな子だねと言ったけど、あまりに素晴らしい表現だったので今でもしっかりと覚えてる。理由は、噛めば噛むほどに味がでるのだそうで、それは私だけではなくて、人そのものに対する考察だ。人の欠点は味そのもの。甘いのに辛い?とか、酸っぱいのに柔らかいとか。その個性ひとつひとつに惚れていく。大人になればなるほどに惚れっぽくなるのは舌が肥えてきている証拠だ。世界には愛おしい人が沢山いる。

梃子と私だけのベッドは最高だった。周ちゃん、いつ帰って来るんだろう。そして、私はどうして自由になりたいんだろう。近い感覚と言えば、バックパッカーしてた時の気持ちと似てる。誰も私を知らない場所で自由に旅したい感じ。厭だな、青臭い。