晩酌

Journal 10.10,2022

今日は祝日。周ちゃんにお願いした。「また日曜日を始めたいの。」結婚する前からお願いしてる。日曜日。どうかお互いにとって自由な日でありたい。コーヒーは飲む?洗濯するね。庭の掃除しなきゃ。トイレットペーパーがもうすぐ切れるよ。夕飯はどうする?
結婚も家事も仕事も全部。私だってしない日。約束も勿論しない。空気みたいに揺られるだけ。お腹が空いたら食べて、疲れたら休む。森が見たければ森に行き、空を見たければ空だけを見る。本当は昨日が日曜日だけど、昨日は出来なかったから今日からまた始めようとなった。これは、二年前のカウンセリングで学んだことで、自分で自分をコントロールしない練習。私だけじゃなくて結婚も周ちゃんも、出来るだけ私達の何かを紡がないようにしたい。

周ちゃんは午後から福生に出かけて、私は自転車に乗って駅に行き、帰宅してお風呂に入りワインを飲みながら日記を書いた。カルディーのワイン、500円ちょっと。驚く程安い。夕飯は海老と白菜、卵白の餃子の餡が余っていたので、old nepalで買ったネパールの山椒を入れてお粥にした。こないだ食事をした後に奥さまがご飯と炊いたり、スープに入れても美味しいですよと教えてくれたのを思い出した。ネパールの山椒、ティムルは中国の花山椒とは違い、とても優しい。なんだかその優しい理由が少しわかる気がする。旦那さんのりょうさんが、ヒマラヤの景色の話をしてて、窓から見るヒマラヤの事を思い出した。どうして窓から見るとあんなに綺麗なんだろう。りょうさんの話はとても素敵な話だった。ぼんやりとあの日々の事を思い出す。空気が薄くて苦しかったな。だけど、空があんなに近いのは生きてて初めての体験だった。身体的にはかなりハードな旅だったし、もう二度と行くことはないかもしれないと思ったけれど、周ちゃんとならまた行ってみたい。結婚ノートにネパールでヒマラヤを見たいと書いた。

ひとり晩酌
白ワイン
海老と白菜、ティムルのお粥

夏に作った豆板醤と、那須のぴりっとちゃん(青唐辛子)の醤油漬け