ダルバート

カレー 15.10,2022

今夜はダルバート。周ちゃんの18番。白身魚とトマトのカレーとトマトのアチャール。私が知ってるダルバートの中で一番好きなダルバート。勿論、oldnepalのダルバートも、恵比寿のソルティーモードも美味しいけど、周ちゃんの作るダルバートはうちみたいで美味しい。妊娠してた時はこれでもかってくらい檸檬をかけて食べたけど、今日はほどほどにした。先週に左手の薬指を派手にやけどしてしまった。「手が痛いし薬を塗ったばかりだから檸檬をかけて。」とお願いしたけど、かけて貰ってる時に右手でかけれるじゃんと気づいた。

妊娠が終わってから、私達はなんだか急に夫婦らしくなったように思う。妊娠してる時はもう離婚したいと思うくらいに嫌になったけれど、私の体調もすっかり戻り普通の日々に戻ると、周ちゃんの事がもっと好きになっていた。前の好きとは少し違う。私と関係なくして、どうかあなたの人生が幸せであってねと願っていた筈だったのに、今はどうかこの日々の中からいなくならないでと想う。

朝、隣に梃子が寝ていて、その横に周ちゃんの顔が見えると、このままで、ここでもう十分だからと時間を止めたくなる。多分、梃子が最初に死ぬ。こないだ乳腺炎が見つかって、もしかしたらまた癌かもしれない。来月にセカンドオピニオンを受けるまで未だ手術を渋ってるけれど、乳腺炎が原因で思っているよりも早く死ぬかもしれない。周ちゃんだっていつか死ぬ。私だってそうだけど、私達がこうして一緒に同じベッドで過ごす時間が刻々と削られていくような気がして、胸が少し苦しくなる日が増えた。最近はもう写真は好きな仕事で、写真はなにかを表現するものじゃなくていいやと思うようになってきたけれど、それとは別に今を未来の私の為に記録したいと思うようになった。

望んでいたけど、望まなかった家族という形に、私達は日に日に形どられていく気がする。幸せだなとも感じるけれど、なんだか切なくて嫌になる。