
午後に六本木のテレビ局で撮影。夕飯は周ちゃんが準備してくれた。ひっぱり饂飩と朝採れのほうれん草でお浸し、大根おろし、水餃子。後は具沢山の味噌汁。採れたての野菜はやっぱり美味しい。身体がどんどん瑞々しくなっていくのが気持ちが良くて口一杯に頬張った。舌ってのは面倒なものだなと思う。別に私は放漫になんてなりたくないのに田舎に住み始めてからどんどん求めるようになってゆく気がしてる。採りたての野菜の味を知るようになってから、スーパーに並ぶ野菜に不満を覚えるようになった。前は何も感じてなかったのに。それは幸せな事なのか、残念なことなのか正直どちらが正解なのかわからない。ただ、感じることが増えて心は前よりもずっと忙しい。