カテゴリー: カレー

グリーンカレー

カレー 25.7,2021

今日は日曜日。

先日にカウンセラーさんから言われた、「週末だけでも、頑張らないゲームをする日をやってみましょう。」の日。ワクワクと感じる事を何でも積極的にやる。特別な事じゃなくていい、朝起きて、まず食べたい物を食べるとかでいいのだそう。日常の中の小さな事。やらねばならない事は一切に手をつけてはならない。だけど、これが中々に難しい。午前は完全に間違えて携帯を片手にソファーでダラついた。そして、何だかダラつき行為に残念な気持ちになり、ちょっとだけ急ぎの作業に手をつける。翻訳の作業。ワクワクするわけじゃないけど、やりたかった。思えば、私のやらねばの中に嫌いな事はひとつも無い。全部好きでやってる。翻訳の添削を姉にLINEで投げると、電話がかかってきた。「ダラダラしてるー?」「ワクワクだよ!!」そこから3時間くらい電話で話した。私のワクワクタイムがどんどん失なっていった。

夕方に下北沢でカレーを食べる約束をしてる。駅前のパレットプラザで久しぶりにフィルムを買おう。これはワクワクだ!初回の方は200円引きというチケットをアプリを登録してゲットした。むちゃくちゃワクワクする!!!

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『わたしを選んでくれる人』7月26日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

フォトグラファーの宮川さんとヤム邸にカレーを食べに行った。私は駅前のカメラ屋に拠ったが為に遅刻。お店はすんなりと入れて、オリンピックとフィルムのスキャナーの内部になぜか溜まるどうしようも無いゴミの話で盛り上がった。お客さんも後ろに並んでいるし、とお店を早々に出る。「どこかでお茶をしましょうか。」ぷらぷら歩いて、ボーナストラックのテラスでワインを飲む事に。コロナの話になった。「コロナは風邪みたいなものだから、早くて3年かなぁと僕は思っています。そのうちにみんなかかって、それが当たり前になって、世の中が次のステップに進むのじゃないでしょうか。感染者が増え様がどうだろうが、日本では亡くなってる方が少ないから、そういう事だと思っています。それに、日本の医療は整ってますから。安心です。普段から沢山寝てれば大丈夫です。」絶句した。感染したくない。感染者も増えるのは嫌だ!と思っていた私はとてつもなくビミョーな気持ちになった。バイバイして、考える。何だ、よくわからなかったな。だけど、風邪っていう言い回しはとても理解した。コロナの事はわかるようで全然わからない。宮川さんはブラジルに行く前に打った抗体の注射があまりに痛かったから、来週打つ予定のワクチンが嫌だって言ってた。何だなんだ。とりあえず、私の頭の中はニューなワードが沢山入ってきて、錯乱してるうちに自宅に到着。下北沢から歩いたから、汗がすごい。宮川さんってやっぱり賢いかも。

マッチングアプリで誰かに会って最高に楽しく無かった帰り道の無残な気持ちが今夜は無かった。それよりも、私の頭の中にはクエスチョンがすごい。



朝カレー

カレー 22.6,2021

昨晩のカレーを温めないで冷たいご飯の上にかける。冷たいカレーがいい。特に、朝に食べるのが美味しい。

仕事をちょこちょこ終えて3時くらいにウトウトし始めてリビングで横になる。ぼんやりと起きたのが4時。寝起きでサミットにビールを買いに行く。夕飯はお好み焼きを焼こうと考えてたけど、サーモン丼390円を買って帰った。人参の葉っぱと余ったキャベツ、お揚げ、卵を入れてお味噌汁を作る。頭が何だか痛い。偏頭痛かな。ん?何もしたくない。おかしいな。

日が暮れる部屋。少しだけずっしりとした。あ、もしかして。

お風呂に入ろう。夕陽の中で気持ちよく入った筈のバスルームがあっという間に薄暗い。光が塗りつぶされていくみたい。全部が厭だ。あ、やっぱりそうかも。生理まで後1週間。今朝までご機嫌だったのに、PMSだ。トラウマと比例して、前回の生理あたりからPMSが急激に薄れてきたけど肩の重さと偏頭痛。それにこの重力がかかったような倦怠感。Welcome to PMS。

お風呂後の恒例行事。ベッドで無心でヤクルトを飲む。この時間が何故か最高に好き。今日は空にうっすら光る月を見ながら飲んだ。そのままカーテン越しに夜を見てた。何分だろう。何分かしばらく見てた。新婚旅行のアイスランドみたいな空だった。どうして私、ここに一人でいるんだろう。私達、病気さえ無ければいつも仲良しだったよね。私が写真で稼ぐようになったからダメになったのかな。

あ、PMSの後悔が始まった。ご飯、食べよう。お味噌汁を温めて、冷蔵庫のオカズを幾つかとさっき買ったサーモン丼を出した。ビールをあける。もう、いい。今日はさっさと寝よう。時間は19時半過ぎ。何時だっていい、今日を終わらせてやる。有無を言わせず降参でいい。

ベッドにPCと携帯を持って入った。LINEがさっきから何度か鳴ってる。開くのがすごく億劫だったけど、返事を待ってる子がいる。彼かなと思って開くと、編集の成田さんから明後日の撮影の件と、料理家の中島さんからプロジェクトの件。携帯電話の昔のコマーシャルみたいに、遠くに離れてる点と点が光線でピューンと繋がっていくみたい。脳のあっちが急に元気になり出して、脳のこっちPMSに襲われてる方が私の肩にずっしりと重力をのせてくる。どうぞどうぞ、PMS上等だよ。負ける気がしないから。私はずんずんと前へ進むよ。

沢山が沢山をムチャクチャむしゃくしゃしてるけれど、もう動揺しない。PMSもトラウマも地獄の過去も、思いっきりに追いかけておいで。明日に行けるのは私だけだから。

スープカレー

カレー 24.5,2021

一昨日のスープカレーがあまりに美味しくって、今夜もスープカレー。ベランダからバジルをもいできて、ちぎる。ああ、いい香り。

今日は朝からずっとフィルムのスキャニングをしてる。この作業、懐かしい。よくやってたな。いつしかデジタルが主流となったけど、プロラボへ自転車で現像を出しに行き、自宅でスキャニング。当たり前の様にずっとずっと何年も何年もやってた。何となく、久しぶりにyoutubeで脳科学者の中野信子さんの話を聞いた。懐かしい。一度目の酒乱の地獄の時、悲しみや恐怖の渦の中に自分を見失わない為に朝から晩までリピートして聞いて、メモに書いて実践してた。何百日分の私を中野先生の話は救った。

今日も面白い話をしてる。妬むのは仕方無いけど、良質の妬みにしましょうって。普通に妬んで感情を放出させたら一時的に気持ちはスッキリするけど社会的関係を壊します。だから、妬む気持ちを、仕事を頑張ってお金持ちになってやる!とか、毎日走って絶対に綺麗になってやる!でも、自分の財産として残る形に使いましょう。そういう風に損得を考えられるのが、知性です!って言う話だった。

上げたらきりが無い位に私の離婚には残酷な人々が絡んでる。妬んでるなんて名前を出したらキリがない。時々、あの女は何で夜中の2時に夫に電話してきたんだろうとか思い出してイラッとする事がある。ベッドの真っ暗の中で女の着信。「あ、またあの子じゃん。」って思った。うん。みんな地獄へ落ちたらいい。これが私の今日までの口癖だったし、何なら地獄へ落ちるところまで想像してやろうともよくよく思ったけど、そういう刺激を脳は自分自身を苦しめる事になるらしい。じゃあ止めよう。

三年前の時は、脳のストレスを失くす為にとにかく走り込んだけど、ストレスの方が強すぎて、最後は泣きながら走ってたし、痩せすぎてトレーニングの先生に体脂肪落ちるから走っちゃダメとなった。悲しい追体験となりそうだから、ランニングはパス。

うーん。何がいいのかな。私は許さないと決めてるのは確か。もし、目の前でこけても手を貸さない。目には目を歯には歯をなんて事は古臭くて怖いからやらないけど、もし、私なら、私と同じように困ってる人がいたら助ける。知らない人でも泣いていたら話を聞く。一緒に警察について行ってもいいし、一緒に弁護士の所に行ってもいい。

そしたら、何か面白い話の一つや二つでもして、うちで熱々のカレーでもご馳走してあげよう。やっぱり、料理かな。大した腕前じゃ無いし、拘りも限りなく無いけれど、食卓は明るくできる自信がある。

そうしよう。妬むくらいなら、美味しいご飯を作ろう。
どうしようにも無い気持ちだからって、どうしようも無く使ったらきっと勿体無い。きっとそういう事だよね。


チーズカレートースト

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", カレー 23.5,2021

昨晩、パリのマユミちゃんから手紙が届いた。鮮やかな青い色の封筒を開けると、青い小鳥が二匹、枝の上で見つめあってるカード。可愛い。カードからはマユミちゃんがきっとお気に入りであろう香水の匂いがする。そろそろ、日本の仕事なのかフランスの仕事なのか、色々を決めなきゃいけない岐路に来てるって。困ったり苦しんだりしてる感じじゃなくって、とても明るい内容に見えた。”私は、さてこれからどこに行くんだろう。だけど、これから郵便局に行くことだけは確かって。” って書いてあった。

今日は久しぶりの太陽。なんて気持ちがいいんだろう。昨晩の何となしに作ったカレーが中々の上出来。分厚いトーストにカレーをのせて、チーズをかけてオーブンで焼く。あー絶対にこれ美味しいやつ。

パンを焼きながら、マユミちゃんに手紙を書き始める。スラスラ言葉が出てくる。
さてさて、私はこれからどこへ行こうかな。

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『わたしを選んでくれる人』5月24日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

先週に気持ち悪くなってアプリを捨てた。本当に人間って勝手な生き物。何となく会う約束をしてた人も、一瞬の決断で携帯のゴミ箱へ消えた。この企画、怠い。怠い怠いと言って、時には楽しいとも言って、数ヶ月。いつまでやるんだろう。今日はもう一つのアプリのサッカーが好きだという一つ年上のクニオさんと会う。昔、好きな人と生活していた部屋の下に中村玄っていうレストランがあって、もう10年くらい前の事。変な名前っていう記憶だけが残ってた。最近では人気のレストランらしい。友人に聞いた時はびっくりした。

写真よりふた回りくらい大きな男が恵比寿駅で声をかけてくる。「こんにちは。」もう慣れた。写真とは違う。これは、標準的な登場。全然、問題なし。坂を歩いて、中村玄へ。あー懐かしい。甘い余韻はやっぱり一人の時の方がいいな。ピンク色のハートで何度も何度も上がった階段をスタコラ上がっていく。お店に入るとガラガラ。時間も早かったからだろう。良かった。人の多い店は入りたくない。

初めはクニオさんの仕事の話を聞いてたけど、いつしかどうしようも無い話のオンパレード。家族の話から、元嫁の話。全く可愛くなかったけどノリで押されて付き合ってしまった女が既婚者で散々だった話から、私の元旦那も大阪人で最低だった事から、大阪人は下品で嫌だっていう偏見の話から、クニオさんが大きい方を漏らした話から、私もお酒で部屋でそそをする夫の大きい方や小さい方をよく片付けていて、小さい方についてはペットシートがよく吸い取っていいよっていう話から、とにかくしょうもない話でノンアルコールで大笑いした。

二軒目にいく途中に近所に住むタマちゃんのサロンの前を通りかかる。ハローって挨拶をして、バイバイした。二軒目に入ると、急に距離を縮めてくるクニオさん。この年になると、まぁそこそこ皆さん恋も愛も、場合によっては結婚も経験してたりする。いつまでもピュアでいたいけど、そうはいかない。ピューんと触覚が感づいてしまう悲しさ。そう、彼は男で、私は女だった。誰かの嫁になった途端に、悪魔との契約みたいに女をパッと捨てたけど、久しぶりに、「女さんですよね!」みたいに言われても、お尻から炎が出てぶっ飛びそうなくらいに驚く。「え!!!私って女だったの!」いきなりオッパイが胸にパコってくっついたみたいな気分。

不思議な気持ちで家路に着いた。私って女だったんだね。
チーズカレートースト
ピザ用チーズ
厚切りトースト
前日のカレー

ターメリックバターライスと野菜カレー

カレー 12.5,2021

先日、ルイちゃんに聞いた深沢のSEIYUに午後過ぎに行った。ゴーヤでグリーンカーテンを作りたいから、ネットと、ゴーヤ、プランター。それから、ハーブを幾つか買った。駒沢公園を抜けて帰る。気持ちがいい。この近くに10年前に住んでいた事がある。この辺は変わらないな。空気が気持ちいい。

歩きながらラジオで面白い話を聞いた。何かを変えたい時、住む場所、パートナー、仕事。このどれかを変えると人生は大きく変わるっていう話だった。それに、住む場所がどれだけその人の人生に影響するかっていう話も。自分にとって相性のいい場所っていうのがあるらしい。いい場所に収まると、全てがすんなりと進み、楽になるのだそう。全く持ってそうだなぁ、って頷きながら聞いた。

最近はベランダ改造計画にハマってる。家庭菜園を始め、ベランダで美味しくお茶が飲めるようにとIKEAであぐらがかけるサイズの椅子を二つ、クッションは今あちこちと探してる。この街に引っ越して半年くらい。あっという間だ。信じられない。引っ越してすぐに買ったローズマリーはいつしかモリモリに成長してる。

通りを歩く度に、未だに深呼吸をする。あー落ち着くって。池尻大橋もいい街だったけど、どうしてだろう真っ黒に見える。こないだ商店街を歩きながら姉と電話してたら、店と店の間の隙間からトレンチコートだけを羽織った落ち武者みたいな髪型の浮浪者がニョロリと出てきた。あまりに可笑しくって、通りを一本中へ入って大笑いした。怖いっていうより、まるでちびまる子ちゃんの世界。この街のクリーニング店のおばちゃんは優しい、花屋のお爺ちゃんの超スローテンポなお喋りもいい。お爺ちゃんと喋ってるとついお薦めされるがままに買いすぎちゃうんだけど、いつも少しまけてくれる。このマンションに住んでる人もいい。みんな気持ちよく挨拶するし、特に隣の家族の事は勝手に好いている。お父さんは私と近そうな仕事をしてそう。頭はいつも爆発してて、分厚い黒縁のメガネ。子供とよく遊んでる。下の子がベランダではしゃぐ声は心地がいいし、ベランダにハンモックがあって、家庭菜園を上手にやってるのも好きだ。

この街は優しいから、私も平和になれる気がしてる。いい場所に住んだなって思う。今まで住んだ街の中で一番気に入ってる。余りに忙しいからって、歩きながらケータイをパチパチする事も無くなったし、スーパーでいきなり割り込むオバちゃんに舌打ちしそうになる事もない。驚くけど、あれだけ毎日ピリピリしてたのに、毎日怒るしかなかったのに、最近、全く怒ってない。怒る事が無い。

昨年と今の私は同じ私なのに。元に戻ったような気もするし、何が元なのかわからない気もする。あの時間が何だか夢だったようにも思う。

野菜カレー
ニンニク・生姜のみじん切り
玉ねぎ 1個、ごろっと切る
人参 1本、ごろっと切る
大根 10cmくらい、ごろっと切る
豚肉 100gくらい

ナンプラー 大さじ1.5
カレー粉 大さじ1
コンソメ 1個
ガラムマサラ

朝カレー

カレー 20.4,2021

カレーの次の日はやっぱりカレーがいい。特に朝のカレーは美味しい。

午後は近所のたまちゃんと世田谷美術館でやってるアアルト展に行った。家具好きとしては、家具が沢山見れるとワクワクして行ったのだけど、アアルト夫妻の功績をテキストや図面で紹介するシーンが多い展示で少しガッカリ。けど、まぁ色々知れて良かった。

展示を見終え、物販のコーナーで文通用のカードをチェック。目ぼしい物が無い。今回の展示とは関係の無いアーティストのカードもチェックしたけど、知らないし全く欲しくない。欲しくないものを送るなんて嫌だ。うーん。あ、アアルト夫妻のボートに乗ってるやつにしよう。

アアルト展で感じた事がまさに詰まってる画だなって思った。展示の最期の方、奥さんのアイノが54歳で亡くなったと書いてあった。多くの作品をこの世に残し、大分若くして亡くなってしまったのか。夫婦が二人で創り上げた多くのデザイン。残されたアルヴァはどんなに辛かったろう。胸が痛む。その次のコーナーで目を見張った。アルヴァは二番目の奥さんと…。「二番目の???」

いつの時代でも、人間は一人。いつだって自分の人生だよね。何だか可笑しかった。どうか不倫じゃない事を祈る。椅子はあまり見れなかったけど、いい展示だった。

二人がボートに乗り笑ってる写真。結局、今なんだよな。元夫のファンから、彼は結婚を隠してるのだから、私のブログに勝手に彼の写真を載せるなと指摘された事がある。二人で台湾旅行をした写真で、そこには彼しか写ってない。彼は、私が彼を被写体にして撮った写真を何度も無断で自分のアルバムやらに使用しお金を儲けていた。一枚の写真が語れる事は多い。真実はその時の今、じゃあそれ以外はなんだろ。

朝カレー
前日のカレー
生卵

塩豚スペアリブのカレー

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", カレー 19.4,2021

皮付き人参美味しい。口の中で皮を置いて実の部分がするりとする瞬間が楽しくて美味しくて仕方ない。何となく面倒くさくて、皮のまま乱切りにして鍋に放り込んだ。大事だよな。こういう事って。

昼にカレーを作って、夕方はイマムと三茶でお茶をした。セブンっていう昔からある喫茶店。ちょっと仕事の事で話したい事があったから、せっかくだしカレーでもあげようとタッパに一人前のカレーのルーを入れて持って行った。イマムはウェブのフリーのディレクションをしてる。細かい事はよく知らないけど、ナショナルクライアントと色々な仕事をしてるのだそう。知らない単語を色々と教えてもらった。LPとか、与件とか、色々たくさん。それから、提案書っていうのも見せて貰った。全く知らない世界の話を当たり前の様に話すイマム。こないだスノーショベリングの中村さんと、人間は一体に一人しか入れないから寂しくなる。だからこの中に何人かいたら楽なのにっていう話で盛り上がった。よしみちゃんはエヴァンゲリオンを一度みた方がいいって言ってたっけ。そう、だから、人っていうのは世界が本当に狭いものだとやっぱり思う。

同じ頭で一生いかないと行けないから、同じ考えでループするのは想像出来てる。成人を迎えたあたりに、何となくだけどその現実を受け止めたように思う。言い訳をするつもりは無いけど、とにかく狭くて窮屈なのだ。それが自分っていう事になるんだろうけれど、わざわざ窮屈にしてるようにも思う。

どんどん失敗したり、どんどんよくわからない事をやってみたり、急に逆走してみたりとか、流れを流さない事って大事な気がした。当たり前の様に剥いていた人参の皮。剥かないで良かった。

夜、友人が亡くなった事でやりとりをしてた野村さんからメールが入る。野村さんのこの感じ、久しぶりだな。何十通と日記なんだか、メールなんだかのやりとりを過去にしてた。彼は私の知らない事ばかりを教えてくれる友人。男を捨てて男をやってる。そして、長年務めたライターっていう顔を30代も半ば過ぎにぱっと捨て、絵描きになった。自分を捨てて自分を手に入れた愉快な人。久しぶりに会いたいな。彼氏のミッチーにも。


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『わたしを選んでくれる人』4月20日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

もう誰が誰だかわからない。何人とやりとりしてるかも不明。うげ、って思うメッセージが来たら返さない。例えば、容姿に関する事を言ってくるとか。相手が褒めようと放った言葉も、何だかマナー違反な気がして気持ち悪いとなる。自分がどんな人に興味を持つのかよくわかってる。たとえば、イタリア人と結婚して離婚してメキシコ人のパートナーがいたけど今は日本でシングル。実家でバーニーズ・マウンテンドッグを飼ってるというエンジニアの男性。名前は不明。興味津々で話がわりと尽きない。だけど、こういう方はもう止めて置きたい。私を安心な気持ちでいさせてくれる人がいい。

小田原に住んでて、元々世田谷や中目に住んでたという男性も話がわりと合う。生活や文化圏が近そう。センスがいい人が好きだと言ってたけど、一体センスって、て思った。話題のレストランを知ってて、話題の服を来たり、そうゆう事に浸れる人は、センスのいい人ではなくて、ただのユーザーであるよ。なーんて意地悪な事を思ったり。彼のいい所は離婚が大変だった話。微妙なラインの話を出来るのは経験者じゃないと、且つちゃんと苦しんでないと言葉に出来ない。前向きな話などしても仕方ない事などわかってるから、結婚とはお互いを尊重しあってみたいな、教会でバイトの牧師さんが話すような事は人生において重要じゃないってよくよく知ってる。

森下の婦人雑貨デザイナーの方は、メールが直ぐ戻ってくるのが怖くなり会うのを事実上延期。寿司を食べ損ねた事は後悔してる。ここ数日「今日も気持ちがいいね!」とか、急にフランクな感じになったので、ちゃんと敬語で返信。あとは、ドラマ作ってる同い年の人が一人。殆どやりとりもしないままに、とりあえず食事行きましょうと誘われた。背が私と同じくらい。一般的に言えば、超モテなそう。絶対に男臭そう。だけど、そんな所は関係ない。なぜなら、私は今ドラマが見たい。ドラマというものに一切の関心がない私が、連続してみて見たいと第2回目の放送を待望してる。 “大豆田とわ子と三人の元夫”。パリにいるマユミちゃんから、” 面白いよ!” いつもの様にメッセージが入りゾッコンとなった。スポティファイもマユミちゃんのお陰で先日にめでたくデビュー。ありがたくハマってる。私の情報源はパリらしい。タイプで言えば逆輸入型。というわけで、ドラマを作ってる彼に会ってみたい。

塩豚スペアリブのカレー
塩漬けにしておいたスペアリブ
人参
玉ねぎ
玉ねぎを炒める用のテン菜糖
トマト缶
蜂蜜
カレールー
カレー粉
ケチャップ
ソース
シナモン
ローリエ

カレーとぬか漬け

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", カレー 30.3,2021

PMSが終わった筈なのに、寂しさが全身にまだ少し残ってる。先月は抜けたらスッキリしてたのにな。どうしてだろう。目が覚めて、ベッドで梃子をさする。気持ち良さそうにもっとやってと手を動かしてる。写真の仕事、何歳までやれるかな。50、60歳になったら今の様には働けない。ぼんやりと考える。携帯を開くと、メッセンジャーにパリのまゆみちゃんからメール。ドイツ人の記事の話が面白いから読んでって。どうして日本人女性は夫のお金に頼ろうとするのか?っていう話だった。白湯を入れて、ダイニングテーブルに座って、これからの事を考える。これからをどう生きていくか、新しい事を考える事はすごく楽しい。一年前くらい、80歳になっても写真の仕事をしたいと友人に言ってた。馬鹿だな。あの頃の私は、本当に無知で幼稚で無謀。だから、こんな事になっちゃったんだよ。なーんも考えなかったな。愛さえあれば乗り越えられるって信じてた。愛は大事だけど、愛だけでは食べれないし、愛があっても現実を変える事は出来ない。世界は私のものじゃないのに。

午前は写真を納品したり、ちょっと片付けをした。何だか色々が回ってる。占いは、オーラも守護霊も、出来れば信じたいけど、本当に大変な時に鼻をかむティッシュより役に立たなかったから信じない。だけど、目に見えない何かは感じる。世界を回してるのを全身で感じる時がある。リズムみたいにトントンと何かが運ぶように回っていく。今日はそういう日だった。そして、寂しさが横にじっと座ってた。もしかしてずっと居るつもりなのかな。

昼食は冷凍してたチキンカレーにチーズを乗せてレンジで温めて、炊きたてのご飯にかけた。ぬか漬けの古漬を薄くスライスして茶碗の端にのせる。カレーとぬか漬けって、想像以上に美味しい。

夜はみつみちゃんと近所でもんじゃを食べた。美味しいって楽しい。

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『わたしを選んでくれる人』3月30日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

夜にタカシさんからLINE。「恋愛も婚活もする気になれないような事があって、もうアプリもやめます。週末も会わない方がいいと思います。ごめんなさい。」なんていい人なんだろう。私は友達になりたかったんだけどな、だからやっぱり友達になりたかった。私が思ってる以上に世界は怖い場所じゃないのかもしれない。また騙されたらどうしよう。友達じゃなくって、男性と深い関係になるのが怖い。全力で支えても、一瞬で気分が変わった様にいなくなった夫。どれだけ彼の為に時間を使ったんだろう。やらなくていい事ばっかりだったように思う。私が尽くした全ては彼の世界に飲み込まれて、彼の周りや彼のファンへと貢献されたのだろう。本当のところ、当時はそれでもよかったし、それが本望とさえ信じようとしたけど、今となっては全くもって笑えない。一体全体あの時間やあの努めやあの想いは、純粋に支えてきた8年間や、私の存在って一体なんだったんだろう。

ジェーンスーさんのラジオで尊重の話をしてた。優しさと尊重の違い。夫は優しかった。優しい言葉を使うのが上手だった。よくわからない女と仲良くするのを何度も見た。優しい言葉でもかけられたんだろう。とにかく私を隠してた夫。手伝ってた店も、自分がやってると自慢するのをよく見た。実際には彼はバイトみたいに立ってるだけで、私が経営者の様に働いた。

私は全く尊重されてなかったんだよなって今更気付いても遅いのだけど「僕は君が好きだから、そばにいて。」と、何百回と泣きつかれ、ふるい払え無かった自分を呪うしかない。タカシさんとはやっぱり友達になりたかった。そんな真面目にならないでいいのにって思ったけど、尊重ってそういう事なんだろう。交換したLINEを削除した。
カレーとぬか漬け
チキンカレー
ピザ用チーズ
ごはん
糠漬の古漬けを薄く切ったもの


ポークカレー

カレー 26.2,2021

昨夜はカレーを作った。またバンバンジーソースを作る。にんにくとラー油は入れない方が美味しい。

バンバンジーソース
芝麻醤 大さじ1
白胡麻油 大さじ1
黒酢 大さじ1
醤油 小さじ1
花椒 小さじ1
甜菜糖 小さじ1

ポークカレー

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", カレー 01.2,2021

あっという間に1月が終わった。さぁ、気合い入れて行こう!そう思った矢先に朝から寝坊した。もう光の中にいる事はわかってるんだけど、しばらくベッドに潜っていよう。昨晩見た映画が辛くて、嫌な夢も見て、気分はどんよりしてる。LINEを開くと姉からココがソファーで気持ち良さそうにしてる写真。メッセンジャーにはまゆみちゃんから犬の動画。マッチングアプリを開くと、映画と本のメッセージ。今日はだらだらしようかな。

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『わたしを選んでくれる人』2月1日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “
catmobさんっていう人は映画好き。映画の話ばかりしてる。私が昨晩見たトムハンクスが無人島でとにかく苦しい4年間を生きながらえるっていう、レビューでは最高とされてたけど、史上最悪な恐怖だった映画の話について返信した。やりとりを始めたばかりのユウキさんは本が好きで、いつも寝る前に本を読んでるんだそう。昨日は村上春樹と小澤征爾の対談の本を読んだって書いてあった。小澤征爾さんは中学の親友だったミワコちゃんが大好きだったので何だか親近感。選ぶ言葉も改行の仕方もいい感じだから、言葉の仕事をしてるんじゃないかなって勝手に想像してる。年は10位下。友達になってみたい。それに、ユウキさんのプロフィールに「もうすぐ花と話しそうです。」って載ってて、そのフレーズが気に入ってる。

昨日の最悪な映画。トムハンクスがひとり漂流した無人島の生活でウィルソンのボールにウィルソンっていう名前をつける。二人は一緒に過ごすうちに、いつしか本物の友達になった(トムハンクスの中では)。何だか、友達って誰でもいいんだなって。そこだけは面白かった。無人島で一人だけど一人じゃない。寂しいっていうのは生きている以上、隣にいる友達みたいなものなのかも。

別れた夫が通っていた中目黒の酒場。いつも同じ女が入り浸ってるのを見た。中には既婚者もいて、彼女はヘアメイクをしてると言ってたけど、とにかく化粧が濃くて半ば信じて無かった。夫の事を友人だと言ってたけど、夫はただの店の常連だから放っておいてと言ってた。まるで腫れ物に触るような扱い。当時は彼女達を見る度にやるせない気持ちにもなったけど、もしかして消化出来ない寂しさは同じなのかな。夜でも男でも愛でも満たされない。そもそも寂しさは自然現象なのかも。男の寂しさは間違えてかっこよくなったりもするけど、女の寂しさはどうしてだろう、汚く見える。煙草を揺らがしても、鼻炎なのかそれに勝るような香水は悪臭だし、天井に突き刺すような笑い声も騒音だ。

私の中で寂しいとイコールしているのがあの酒場の女たち。嫌だ、あんな寂しさは絶対に嫌。ウィルソンほど忠実な寂しさがいい。やっぱり、私も花に話しかけてみよう。
ポークカレー
豚肉 200g
玉ねぎ 1個
林檎すりおろし 1/3個
にんにく・生姜
砂糖 小さじ1
クミン 大さじ1
バーモントカレーのルー 2片
ケチャップ・ソースを少々

焼きカレー

カレー 23.11,2020

昨日のチキンカレーの残りにチーズをかけて、オーブンで焼く。30分もしたら、焼きカレーの出来上がり。熱々をハフハフしながら、食卓で頬張る。

家にある物が急にするすると無くなっていく。また一つ、また一つと誰かの手に渡っていく。荷造りをしてると、2年前か3年前の手紙が出てきた。手帳に大事に取って置いたものだ。メモみたいに短い文章が記してある。「ごめんね。」直ぐにゴミ箱に捨てた。

何回、何十回、何百回と、彼は私に謝っただろう。人を許すのは簡単だ。だけど、許した自分を捨てるのは簡単じゃない。後悔が私の後をずっとずっとついてくる。

早く引っ越しを終わらせたい。
叩いて出てきた埃みたいに、色々なものが出てくる。要らないもの。消えて欲しいもの。私にはもう必要が無いもの。

焼きチーズカレー
カレー

ピザ用チーズ


ニラキーマとアボガド

カレー 28.9,2020

朝から天気が良くて洗濯機を二回まわした。14時から心療内科の電話診療だ。緊張してる。

14時を過ぎた頃に電話が鳴る。
「菊地さんのお電話ですか。今から電話診療に入りますね。先生に変わります。」

ドキドキする。看護婦さんに伝えていた内容を確認しながらゆっくりと先生は話す。友達のお父さんみたい。丁寧で気さくな感じ。

先生が言った。
「イネイブラーって知ってますか?お酒を飲む人を家族が支えてしまう事を言います。」
「今夜、旦那さんが帰ってきたらどうしますか?」
「もう荷物を全部持っていったので帰って来ません。」

私の生い立ちだとか、先生の質問は続く。しばらくして、先生がまた同じ質問をする。
「今夜、旦那さんが帰ってきたらどうしますか?」
「もう、帰って来ません。荷物も持って行ったし、それに…」

先生は、夫が今どこにいる?とか、どこに泊まっているの?とか、やたら夫の事ばかり聞くなぁって思った。私の話を聞いてほしいのに。

別の話をする、体調はどうですか?どんな感じですか?

しばらくすると、先生がまた言った。
「今夜、旦那さん帰ってきたらどうしますか?」
「もう無理です。夫が来るのが怖いから。」「もう離婚なんです。」
私は私の声にびっくりした。

「あなたが離れる事を決めているなら、もう大丈夫。これから状況は良くなりますよ。もう大丈夫です。」

先生の質問の意図がようやくわかった。私の意思がきちんと自分で理解出来ているのか気付かせたかったんだろう。そして、私は鬱病だと風邪ですよっていう感じで先生が言った。不眠も頭痛も恐怖も涙も止まったのに鬱なんだ。きっと夏がピークだった様に思う。2年前もきっと鬱を発症してただろうな。だけど、毎日朝から晩まで仕事してたし、自然と治った。現場に行って仕事の人に会うとすごくほっとして、現場から出るとまた哀しくなった。家に着く頃には目からポロポロと涙が落ちる。あの時も写真以外の全てが憂鬱だったな。

先生に当たり前のように、あなたは鬱だからって話をされてほっとした。私、もうギブアップって誰かに認められたかったのかな。もう夫を助ける事を止めたかったのかな。夫を嫌いになったわけじゃないのに。

ニラキーマとアボガド
ニンニク・生姜 1片 みじん切り
玉ねぎ 1/2個 みじん切り
ひき肉 100-200g
青唐辛子 1本 みじん切り
アボガド 1/2個 スライスするトゥナパハ 大さじ1
ナンプラー

チキンカレー

カレー 23.8,2020

最近悩んでた。書いちゃダメなんじゃないかって。悲しい事は書いちゃいけない気がして書けなかった。だけど、山若君がどんどん書きなよって。今、書きなよって。

「新宿の公園で遊んで、寝て帰ったんだよ。まだお酒が残ってる。」麦わら帽子に短パンで現れた編集の山若君。本が大好きな山若君。「マサヤ君はさ、本当に本が大好きなの。」彼女のナナちゃんが言った言葉がずっと胸にある。渋谷の東に午前11時に待ち合わせて、山若君おすすめのフラットホワイトっていうコーヒーを飲みながら、写真を見てもらった。写真の事、全然出来てなかった。毎日にいるだけで必死で、毎日が終われば、ベッドに入って今日もどうにか終わったって電気を消した。こうして写真の話が出来るなんて嬉しい。好きに生きていいんだよって言われてるみたいで嬉しかった。だけど、書く事は哀しみも受け入れるって事。

昼に遊びに来てくれた、ざおーと食べたチキンカレー
▽ 材料 ▽
鳥の手羽元 5本ーヨーグルト大さじ2とターメリック大さじ1に漬け込んで置く
ニンニク・玉ねぎ 1片ーみじん切り
玉ねぎ 1個ースライスする
トマト缶 2/3
▽ 調味料 ▽
コンソメ 1個
クミン 大さじ1
ターメリック 大さじ1
カレールー 1片

夏野菜のポークカリー

カレー 28.6,2020

昼に電話がかかってくる。「今夜、話そう。鍋が食べたい。」
夫も今、自分と向き合おうとしてるようだった。

20時頃に電話が鳴る。
「まとさんから大事な話があるって連絡きて、今日は仕事の打ち合わせで遅くなる。」
「じゃあ、打ち合わせ終わるの待ってる。話がしたいから。」

夫が帰ったのは朝方だった。こんなやりとり何十回と繰り返してるんだろう。話し合いはずっと出来ない。泥酔した夫の携帯を見た。この数ヶ月、夫は遊んでた。沢山の女の人とも遊んでた。数人じゃ無い数のLINEの交換を見て、夫は独身なんだって思った。やってはいけないことをやった。見てはいけないものを見た。

2年前もそうだった。
夫の酒も、嘘も、戻ったんだ。

鯖カリー

カレー 15.6,2020

毎晩泥酔して夜更けに帰宅する夫に、泣いて怒った。
私の感情を露わにしたらいけないってずっと我慢してたけど、限界だった。
夫は向き合う事が多くなればなる程にお酒も色々も悪化する。わかってたのに怒ってしまった。

夫はそのまま家出した。

鯖カリー
鍋にあぶらをひきクミンを炒める。ふつふつと泡がたち香りがしたら、にんにく・生姜をいれて軽く炒め、玉ねぎを入れる。玉ねぎが透き通ってきたら、塩、チリ、ガラムマサラを入れてなじませる。
サバ缶、トマト、水1カップを入れて煮込む。最後にクリームをいれて味を整える。
▽ 材料 ▽
サバ缶 1缶
ミニトマト 10粒ほど
玉ねぎ 1/2個 小さめにざく切り
にんにく・生姜 1片ーみじん切り
植物性クリーム 1/2 [動物性クリーム、ココナッツクリームでも良い]
チリ 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1

ポークカリー

カレー 03.6,2020

二ヶ月前、近所の遊歩道で私の胸に泣いて飛び込んできた友達が今は隣で笑ってる。

「私、やっぱり女の子がいいの。男の子でもいいかもしんないけど。」彼女は女の子と恋してた。素敵な恋だった。何年も友達をしてるけれど、今日が一番綺麗だった。端正な顔立ちで、明るくて、優しくて、一緒にいると空気が明るくなるような子なのに、どこか影がある。そういう不器用さが愛らしいと思ってた。けど、もしかしたら、彼女は恋人のお陰で闇を持て遊ぶことが出来たのかもしれない。愛がそうさせていたように思った。「別れてから喧嘩をしなくなって、穏やかに話ができたりして、またもどったみたいな気になっちゃってさ。けどダメだって。私、本当バカだよね」笑いながら話してる。ひとりになった今、彼女にはもう闇は必要ないんだ。私は話を聞きながらめそめそと泣いた。2ヶ月前、彼女の顔を見た時に心のどこかが冷やっとした。このままいなくなったりしないよね、そんな心配はこれっぽちも要らなかった。今でも彼女のすぐ隣に闇がある。だけどもう振り返らない。そう心に決めているように見えた。夫が数日ぶりに帰って来る。夜が遅いというのでポークカリーを作って寝る事にした。冷めたカレーはきっと美味しい。

ポークカリー
蓋のある鍋に玉ねぎを中強火で炒めて少し透き通ったら、砂糖を入れて蒸し焼きにする。途中上下を裏変えして飴色になるまで炒める。鍋の端に油を大さじ1ほど入れてクミンを入れる、香りがでるまで。全体的に混ぜあわせて、肉、野菜を入れて炒める。馴染んだらスパイスを入れて混ぜ合わせる。水3カップほど、カレールーを入れて20分程煮込む。とろみが出たらソースで味を整える。
▽ 材料 ▽
ニンニク・生姜 大さじ1ーすりおろし
玉ねぎ 大1個ー繊維に沿ってスライス
パプリカの酢漬け ひとつかみーざく切り
じゃがいも 2個ーひとくち大に切る
人参 1本ーひとくち大に切る
▽ 調味料 ▽
きび砂糖 大さじ1
クミン 大さじ1
カレー粉 大さじ1
チリパウダー 小さじ1
カレールー 3個
ソース 大さじ2〜3

トマトチキンカレー

カレー 27.5,2020

久しぶりに美容院に行った。
最近新しく改装して夫婦で営んでる美容院。今にも話だしそうな人形みたいな顔をした犬がいる。

髪を染めて、カットした。夫婦二人が私の髪を触ってる。二人で時々小さな声で言葉を交わす。「この薬は強めだから、ここだけにして。」「うん。わかった。」きっと夫婦は普通のやりとりをしてたんだと思う。何だかとても安堵した。夫婦っていうのはこんなに仲良しで、男女ははこんなに優しい距離で一緒にいるんだ。いがみあったり、強がったりする必要なんてなくて、優しく笑ってるだけでいいんだ。声を荒げなくていいんだ。わざわざ胸を痛めて泣くこともしない。私は何て悪い夢ばかり見ていたんだろう。世界っていうのは、こんなに優しい場所だったんだ。

幸せになるっていうのは、結構簡単そうに見えた。温かい食事を食べよう。

トマトチキンカレー
ふたのある鍋に油をひいて、たまねぎを中火で炒める。弱火にして砂糖を入れて蓋をして放置。途中かき混ぜる。飴色になるまで。
フライパンに油をひいて、クミンをいれて香りがでたら肉を炒める。
飴色になった玉ねぎの入った鍋にトマト、ニンニク、生姜を入れて炒める。ペースト状になるまで。
スパイスを全部いれて混ぜ合わせる。肉を入れてさっと炒めて、水3カップほど、固形スープの素、カレールウをいれて20分程煮込む。
味を調整して出来上がり。
▽ 材料 ▽
鶏の手羽元 5本
玉ねぎ 1個ースライス
トマト 2個ーざく切り
ニンニク・生姜 1片ーすりおろし
▽ 調味料 ▽
砂糖 大さじ1/2
クミン 大さじ1
カレー粉 大さじ1
チリパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
固形スープの素 1個
カレールウ 1個

菊地家のカレー

カレー 01.5,2020

昨晩、夫と喧嘩した。
原因はいつもの通り、帰るといった時間に帰らない夫。冷めていく肉味噌麺。温まっていくサラダ。あの時間が最高に嫌だ。夫は酒を止めているから、連絡のない夕飯時にどこかで泥酔してるなんて事はないけれど、ルーズな癖はそう簡単には治らない。そして私の腹は煮え繰り返ったまま、生ぬるくなった味のしない食事を話しかけてくる夫を無視して食べ続けた。そのうちに夫はぶちきれ、箸を投げ、皿をがちゃんとやりベッドへ去った。

「そこに愛があるんかな。」数年振りにお話した絵描きの健太郎さんが昨日に言った言葉。
かっこよすぎて痺れた。健太郎さんが言ったのは、人への想いやりもそうだけど、きっと自分を大切にして生きようって事なんだと思う。それくらいに、今をこの場所を人生を愛しましょうよ。そういう言葉にも聞こえた。箸を投げられて、荒れたテーブルには愛が少しだってない、生ぬるい食事がどろっと皿に乗っていた。

誰かを想ったり、誰かのために何かをするって結構簡単だ。家事をするのも仕事をするのも一生懸命に何かをやる事はとっても簡単だ。だけど、自分の人生を大事にするっていうのは難しい。自分から逃げないで愛を持つ事は、難しい。誰のせいにもできないから。

健太郎さんは10年前に出会った頃からずっと一線で活躍されてる絵描き。いつもかっこいいのは、きっとむちゃくちゃ絵を描きまくったから、自分の絵を大事に大事にしてきたからなんだって思う。そこに愛があるかどうかっていうのは、誰かや何かにじゃなくって、ここに。だから、せめて私は料理をきちんと作ろう。私は写真家を生業にしているけれど、写真の技術やカメラよりも被写体が好きだから写真を撮ってる。だから、むちゃくちゃ写真を撮るために、私なりの愛のある料理を作ろう。

菊地家のカレー
鍋に油をひいて、たまねぎ、砂糖をいれて弱火で蓋をして放置。時々裏返しして、茶色になるまで。
玉ねぎを端に寄せて油の上でクミンを炒める。肉を炒め火が通ったらカレーパウダーを入れる。
人参と馬鈴薯を入れて火にかけて途中アクを取る。野菜に火が通ったらルーをいれて20分ほど煮込み、ソースとケチャップで味を整える。
カレーを盛った後にトマトをトッピングしてソースをかける。
▽ 材料 ▽
カレー用の豚肉 [肩ロース角切り] 200gくらい
玉ねぎ 1個ー薄切り
人参 1本ーごろごろと切る
じゃがいも 中2個ーごろごろと切る
トマト 適量ーみじん切り
▽ 調味料 ▽
砂糖 大さじ1
クミンホール 大さじ1
カレーパウダー 大さじ1
カレールー 3片
ソース・ケチャップ 大さじ1ほど

酸っぱいひよこ豆とチキンのカレー

カレー 07.4,2020

酸っぱい好きとしては、中々いい塩梅でした。

酸っぱいひよこ豆とチキンのカレー 2〜4人分
鍋に油大さじ3と、材料2を入れてスパイスの香りを油に写す。
玉ねぎを入れて飴色になるまで炒める。(砂糖を小さじ1を入れて蓋をして弱火で放置すると楽。時々かき混ぜる。)
にんにく・生姜を入れて炒め合わせる。
トマトを入れて、ねっとりするまで炒める。(蓋をして弱火で放置すると楽。時々かき混ぜる。)
材料3を入れて軽く混ぜ合わせたら、水3カップくらいと材料4を入れて20-30分中弱火で煮込む。
材料5を入れて20分ほど煮込む。
▽ 材料1 ▽
玉ねぎ 中1個ーみじん切り
にんにく・生姜 1片ーみじん切り

トマト 中2-3個ーざく切り
▽ 材料2 ▽
クミンシード 大さじ1
シナモンスティック 1本
カルダモンシード 小さじ1程
▽ 材料3 ▽
カレー粉 大さじ2
ガラムマサラ 適量
▽ 材料4 ▽
コンソメ
鶏の手羽元 300g程度ーターメリックを揉み込んでおく
▽ 材料5 ▽
ひよこ豆の酢漬け 1、2カップー1日水に漬けたあと、ボイルして、酢漬けにしておいたもの

ニラのドライカレー

カレー 03.4,2020

人に会うとよく言われる言葉。「きくちさんカレー好きだよね!」「インスタのカレー見てますよ!」え!ありがとうございます。なんだか嬉しくなってそう答えていたけれど、人に言われて気づいた。確かに週1回は作ってる。思い返してみると、実家の冷蔵庫か冷凍庫にはカレーが常備されてた。母の定番は圧力鍋でしっかりと煮込んだチキンストックをベースにしたカレー。冷蔵庫から出してタッパを開けるとコラーゲンがぷるぷるしちゃうくらい。「身体にいいんだから!」と毎朝のようにパンと一緒に頬張る母の顔を思い出す。私のカレー好き?は母譲りかも。ぷるぷるなカレーも、カレー粉をせっせと炒めて作るカレーも、ルーが無いことにちょっとびっくりしたドライカレーも、うちのカレー美味しいんだけど、母の料理が大好きなんだけど、外で食べるのとはちょっと違うカレーたち。ちょっとはがゆかったな、思春期の私には。

ニラのドライカレー [高山なおみさんのレシピをちょっとだけアレンジ] 2人分
材料を火にかける。
オリーブオイル→スパイスなど1 (油に香りがうつるまで、焦がさないように)→にんにく・生姜(香りがたつまで)→玉葱(透き通るまで)→合挽肉の順。肉の赤い色が殆どなくなったら、を入れて混ぜ合わせ、スパイスなど2を入れて粉っぽさがなくなったら、調味料を入れる。水分がなくなってぽろぽろになるまで炒めたら火を止めて、ニラを入れて混ぜ合わした後に塩で味を整える。(ここの味見が一番美味しい。)
▽ 材料 ▽
オリーブオイル 大さじ1

にんにく・生姜 1片 ー各みじん切り
玉葱 1/2個 ーみじん切り
合挽肉 150g
▽ スパイスなど1 ▽
クミンシード 大さじ1
ローリエ 2枚 ー手でちぎる
赤唐辛子 1本 ー小口切り
▽ スパイスなど2 ▽
ガラムマサラ 大さじ1
カレー粉 大さじ1
固形スープの素 1/2個 ー細かく粉状にする
▽ 調味料 ▽
酒 大さじ2
醤油 小さじ1
ナンプラー 小さじ1
▽最後に▽
塩 ひとつまみ
ニラ 1束 ー みじん切り

ポークカリー

カレー 30.3,2020

やっぱりカレーだよね!
カレーって素晴らしい。どんな時だってカレーは裏切ら無いよ。

ポークカリー [水野 仁輔さんのレシピをアレンジ] 2〜4人分
鍋に材料1を入れきつね色になるまで炒める。(急ぎの場合は砂糖を大さじ1程度いれ、蓋をして弱火で放置、時々かき混ぜる。)
材料2→材料3→材料4 の順で馴染ませながら加えていく。
材料5を入れて20-30分煮込む。
▽ 材料1 ▽
たまねぎ 1個ー千切り
バター 大1くらい
▽ 材料2 ▽
にんにく・しょうが (すりおろす)1片
▽ 材料3 ▽
米粉 大1
コリアンダーパウダー 大さじ2
ターメリックパウダー小さじ1
コンソメ 1個ー包丁で細かく砕く
▽ 材料4 ▽
トマトケチャップ大さじ1
マンゴーピクルスの漬けたオイル  適量ー新大久保などスパイスやさんに売ってるマンゴーピクルスの瓶詰め、病み付きな味
▽ 材料5 ▽
豚肉 角切り
水 3-4カップ

春キャベツのキーマカリー

カレー 06.3,2020

月曜日から出張で、帰ってバタバタ仕事して、ようやくほっと落ち着いた今日。朝一番でオオゼキへ買い出し。朝からオオゼキだなんて至福。春っぽいお花も買おう!今日は天気もいいし、なんだかカレーな気分。春野菜が食べたいから菜の花かなぁ。お目当の菜の花は無し、山菜もしっくりくる物がなかった。じゃあ、春キャベツにしよう。それから、小ぶりの花が綺麗な山桜の大振りな枝を買う。

帰宅して直ぐに、買ってきた色々を冷蔵庫にしまって、浅利の塩抜き。無水鍋に玉ねぎのスライスを弱火で放置しながら部屋の掃除。テコが畳で日向ぼっこしてる。気持ち良さそうだな。

玉ねぎが飴色になったらニンニク、生姜のみじん切りを入れて炒めて、お鍋の端っこの方に油を大さじ1〜2程だして、そこでクミンホールとコリアンダーホールを入れる。香りがたったら全体に一混ぜして、豚挽肉を入れて放置。
掃除の続きにとりかかる。

肉汁がジュワッと出て焼き色がついた頃にカレーパウダーとチリを入れて混ぜ合わせて、春キャベツのざく切りを入れて軽く炒めて水を少々。中西くんから貰った台湾土産のほんだし(最高!)をいれて煮る。全体に火が通った頃にオイスターソースで味を整えて少し火にかけて出来上がり!!

春キャベツのキーマカリー 2人分
鍋に油をひき玉ねぎを飴色になるまで炒める。(弱火で放置)
ニンニク、生姜のみじん切りを入れて炒める。
お鍋の端っこの方に油を大さじ1〜2程だして、材料2のスパイスを炒める。
香りがたったら全体に一混ぜして、豚挽肉を入れて放置、油がでてくるまで。
材料3を入れて混ぜ合わせる。
春キャベツと水を1カップ、ほんだしを入れて煮立たせる。
材料4のオイスターソースで味を整える。
▽ 材料1 ▽
油 大さじ1
玉葱 1/2個ーみじん切り
にんにく・生姜 1片ーみじん切り
豚ひき肉 100-150g
春キャベツ 1/4ほどーざく切り
水 1カップ
▽ 材料2 ▽
クミンホール
コリアンダーホール
▽ 材料3 ▽
カレーパウダー
チリフレーク 大さじ1
ほんだし(台湾版。ホタテベース。)
▽ 材料4 ▽
オイスターソース

チキンカレーと煮卵

カレー 26.2,2020

カレーには生卵か、出汁入りの煮卵が定番です。

チキンカレー 2〜3人分
材料1を袋に入れて揉み、半日ほど(2、3時間でも)冷蔵庫で寝かせる。
厚手の鍋(ストウブ鍋など蓋つきのものが良い)に材料2を入れて弱火で放置。時々ひっくり返す。途中、材料3を入れる。全体が飴色になるまで。(急いでいる場合は砂糖小さじ1入れると時間短縮になる。)
材料1と材料4を入れて炒める。
材料5を入れて煮込む。煮立ったらアクを取り30分ほど煮込む。
付け合わせに煮卵を。
▽ 材料1 ▽
ヨーグルト 大さじ4ほど
鶏の手羽元 6本
カレーパウダー 大さじ1
▽ 材料2 ▽
サラダ油 1
玉ねぎ 1個ー薄切り
▽ 材料3 ▽
にんにく・生姜 1片ーみじん切り
▽ 材料4 ▽
カレーパウダー 大さじ1
ガラムマサラ 小さじ1
チリパウダー 小さじ1
クミンシード 小さじ1
ローリエ 1枚
▽ 材料5 ▽
トマト缶
コンソメ 1個
カレールウ 1かけら
水 2カップ

香りたっぷりカレー

カレー 10.1,2020

昨年、RiCEのカレー号の撮影で魯珈の店主さんがカレーを作っている時に聞いた話。「スパイスは少量でもちゃんと香りは出ます。大切なのは新しいものを使う事。香りは数ヶ月でどんどんと無くなってしまうから、買いだめしない方がいいです。」との事だった。私のスパイス事情と言えば、L.Aの姉の所とか、新大久保に行った際にスパイスをここぞと買いだめしていた。何て事だろう。なんだか香りが足らなくって、最近じゃ大分多めのスパイスを入れてた。帰ってすぐに本望を失ったスパイス達をどさっと捨てた。私が悪い、本当に不当な扱いをして申し訳ない。

あの話を聞いてから、近所のスーパーでは揃わないスパイスを切望しながらカレーを作った半年間。今日、ようやく新大久保でスパイスを購入した。久しぶりだね、香りたっぷりカレー。

香りたっぷりカレー 2、3人分
フライパンに油を大さじ2をひいて、材料1を入れて香りをだす。
材料2の玉ねぎを入れて弱火で放置。飴色になるまで。
豚肉を入れて火が通ったら、長芋を入れる。水を1カップいれて煮込む。
塩で味を整えて出来上がり。
▽ 材料1 ▽
コリアンダーホール 小さじ1
クミンホール 小さじ1
マスタードシード 小さじ1
カレー粉 大さじ1
チリ適量
塩 適量
▽ 材料2 ▽
玉ねぎ 1/2玉ーみじん切り
長芋 1/3本ー半月切りにする
豚肉 100gほど

大蒜の芽のキーマカリー

カレー 10.12,2019

明日は絶対にカレーにしよう!そう思っているうちに3日くらい過ぎた。チキンカレーにするつもりでチキンのヨーグルト漬を作っていたけれど、なんだか野菜のキーマだなって思ってキーマに変更。仕事がなかったらビールを飲んじゃうのにな。想像しただけで最高すぎる。熱々のカレーとビール。その後は本を片手にお昼寝だな。正月はカレー&ビールをしよう!お正月やることリストにまた一つToDoが追加されました。お正月、楽しみだなぁ。

大蒜の芽のキーマカリー
フライパンに玉ねぎを炒めてしんなりしたら、にんにく・生姜を入れる。
ひき肉を入れて軽く火が通ったら、大蒜の芽を入れる。
スパイスを入れて馴染んだら、調味料を入れて味を整える。
▽ 材料 ▽
玉ねぎ 1/2個ーみじん切り
にんにく・生姜 1片ーみじん切り
挽肉 100g
大蒜の芽 1束ー1cmほどにカット
付け合わせにマンゴーピクルス
▽ スパイス ▽
コリアンダー 大さじ1
チリ 小さじ1
大津屋のカレーパウダー 大さじ2
▽ 調味料 ▽

トマト缶 1/2缶