カテゴリー: 和食

栗ご飯

和食 04.10,2021

一週間前に、いやもっと前に買った栗がずっと冷蔵庫に入ったまま。いい加減に栗ご飯を作ろう。休日も休日じゃなく過ごして、今日が何曜日なのかわからない状態の中で必死に栗を剥いた。3日くらい台風がきて、どこも行けなくなればいいのに。そんな気分。

今日すべき仕事があるのはわかってる。けど、あれもこれも、生活の中で溜まってしまった事を片付けることにした。1日くらいやらなくたって、何一つ世界は変わりゃしないよね。せっかくだからと思って近所のみっちゃんに栗ご飯をあげに行って、ワインを買って帰った。

ベッドルームのライトは今日からIKEA。朝にとりあえずでつけたもの。夜になって初めて気づいた。見てるだけで悲しくなるような光景じゃん。なんだろうこの感じ。最悪だ。調光感が最悪だ。IKEAが悪いんじゃなくって、この部屋にこの調光感がたまらなく嫌な雰囲気。部屋に入るのも嫌だったから、寝る直前までリビングでライトの本を読んで過ごした。「本当に最悪だ。」もう、おちおち探してる場合じゃない。たかが調光。されど調光。拘りはそんなに強い方では無いけれど、私の生活においてこれは死活問題。

とろろ蕎麦

和食 28.9,2021

こないだ100%蕎麦粉の蕎麦を買って大失敗したので、山形の美味しそうな蕎麦を買うことにした。大好きな山形と書いてあるから、きっと美味しい筈。

カボス蕎麦

和食 09.9,2021

昨日は原宿で撮影だった。だから今日はちょっとお休み。いつもより少しだけ寝坊して起きる。今日は駒沢公園へ行こう。

コロナになってからぼんやりと考えてる事、物は必要以上に買わないとか、プラスチックは避けるとか。あちこちで環境問題の話を耳に目にする。夏は服は買わなかった。けど、もし、新しい服が必要になったらどうするんだろうって数日前にふと思った。そして、昨日の撮影で早速答えが出る。撮影した女性が古着しか買わないって話をしているのを聞いて驚いた。彼女はファッションアイコンでもある。聡明な女性。はっとした。一緒にいた編集の瞳ちゃんと洋服を買う事について帰りがけに少し話す。瞳ちゃんも環境問題の事をずっと意識してる。今度、古着屋へ行ってみようって約束をして帰路に着いた。

今朝の英語日記に、secondhand clohesの事を書いたら添削してくれる子がいいね!って。何か言われるかなぁって思ったけどいい反応だった。環境問題の事は難しい。今のところ、知れば知るほどに、知識が増えれば増えるほどに疑問が湧いてくる。最近興味がある動物倫理学の観点で環境の事は色々と調べたり本を読んだりしてるけど、洋服の問題についてはあまり知らない。だけど、どんな事もまずはやってみないと何とも言えないと思うからとりあえずやってみよう。洋服は必要以外は買わない。古着という選択が第一で、そうじゃ無い場合は再生や制作環境に責任を持っている会社を選ぶようにする。

子供の頃に母が教えてくれた事が今となって自然と腑に落ちてくる。母は色々を祖母から教わったようだった。その一つに洋服に対する愛情があった。母も祖母も、どのお母さんより、どのお婆ちゃんよりもとびきりお洒落だった。私の好きな遊びの一つに、母のワードローブに潜って遊ぶことがあるくらいに。脱いだり来たり脱いだりを繰り返して果てし無く服に埋もれて遊んだ。小さい私の手を引いてヒールを履いて街を歩く母。まるで漫画から出てきたみたいに東京からピンヒールにブロンドヘアーをなびかせ千葉の家へ遊びにやってくる祖母。洋服が好きな二人の共通点は、新作や流行り物はそんなに好まなかった。それよりも長く愛用出来る物、自分の体型に合う女性らしいもの、縫製が信頼できる会社の物を着ていた。

そして、着古された服達は捨てずにウエスっていう雑巾に変わる。私も18歳で家を出たときから、ずっと家にウエスを常備。若い時にうちに来た友人が「なにそれ?」って笑った事があって、貧乏くさい様で少し恥ずかしいなぁって気持ちになったけど、これはうちのルールだと思って何十年と今でも続けてる。

今までわからなかったり、わからないから恥ずかしくて隠してた様なことも、もう歳だからかも知れないけど、いいやってなる。恥ずかしさよりも、生きやすい方を選び始めた。こうして、世界が変わるタイミングにこっそり乗っかって、楽に生きようとしてる私がいる。

「どんな人が好き?」最近、そう聞かれたら即答で「安心で安全で平和な人!」って答えてる。私も私の側にいたいと思う誰かがいたらその人も、楽ちんでいてほしいから。何かを壊したり誰かを傷つけたり苦しみを受け入れてまで手に入れたいモノなんてもう何もなし。

カボス蕎麦
蕎麦
カボス
青唐辛子

朝昼食

和食 13.8,2021

夕方、マンションの宅配ボックスを開けると小さな小包が入ってた。中にはお米、塩、だし、そして一通の透明の綺麗な封筒の手紙。送り主はりょーこちゃん。直ぐに御礼のメッセージすると、返信があった。生暖かくて心地よい風がオレンジ色のカーテンをなびかせてる。夏の夕方って好きだな。たまたま流れてたスローテンポな曲も気持ちがいい。なんだか目頭が熱くなる。りょーこちゃんに会いたいな。

明日の朝は絶対にご飯と味噌汁にしよう。

へべすの味噌汁

和食 12.8,2021

今日は作業の合間にずっと電話をしてた。仕事の事で瞳ちゃんから電話があって、そのまま普通に長電話して、直ぐに母から電話。午後は何時間電話してたんだろう。気づいたら夕方。頭がくらくらした。


母がマスクと庭の野菜とパンを送るって話から昨日見たテレビの売れないミュージュシャンの話になって、本当に絵に描いたような駄目な夫だったけれど、私の元夫よりはずっとずっと大丈夫な人間だったけど、あの人に似てるし、それに奥さんが才能に惚れ込んでる所もよしみに似てるってひつこいから、初めて本当の事を言った。

「今だから言うけど、私は夫だから家族に悪口を言わなかっただけで、彼の音楽や才能の話はしてない。ただ、夫は頑張ってると伝えただけ。それに、我慢を選んだのは駄目な人間の所為じゃなくて、私が選んでやった。だから私が悪いんだよ。下らない話、もう止めようよ。」母は未だに私に聞きたい事が沢山あるみたいで、最近になって彼の事を口に出してくる。どうしたって許せないんだろう。姉が私達夫婦の事を知った時、これは家族が知るべき事だからって、私が記してきた数年のアルコールの記録を家族で共有するように言った。母は色々を知ってはいても、私の口から聞きたいんだと思った。

「よく一人であの離婚を終わらせたと思う。」

こないだ急にそんな事を言いだした。母は写真で生計を立てられるようになった時よりも、離婚後、一人の女として、一人の人間として私をリスペクトしてくれるようになった。

父は私を不憫に思って、千葉の家はあげたいとか、一緒に住みたいとか言ってるようだけど、母は好きなように生きなさいと言うようになった。

「携帯がずっと調子悪くて、auに行ったのだけど、今日もすごく親切で感心しちゃって。店を出てからドーナツを買いに行って御礼してきたの。あの人達、タダであんな親切に話を聞いてくれるなんて、本当にすごいよね。」と母。あれは仕事だからタダでは無いって言おうとしたけどやめた。してくれた事が嬉しかったから御礼をした。それは、そうだな。そういう事だよね。

ずっと自分勝手に生きてきたけれど、家族には本当に馬鹿だの幼稚だのって、私が世界のどこかへ旅を出る度に呆れられて、兄に限っては30歳を過ぎて始めた写真の事をとにかく心配されたけれど、もう誰にも我儘を言うつもりはないし、これからはどうしてか、優しく生きたいって思ってる。私もドーナツを配れる女になりたい。

紫蘇のジェノベーゼ素麺

和食 12.8,2021

早朝に料理家の中島さんの所で写真を撮って帰宅。朝から動くって気持ちがいい。最近はボンヤリしてる。あーやらなきゃ。とか、あーこれしようとか、あーって思ってるうちに時間が過ぎてる。多分、きっといい感じ。

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『わたしを選んでくれる人』8月11日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

またもやボンヤリしてしまった。アプリを携帯から消してから、PCだけでチェックするようになると、メールを続ける事が困難だという事がよくわかった。だけど、携帯でメールをチェックするのも何だか疲れる。悩んだ挙げ句、もう一度アプリを携帯にDLした。楽しようとした私が馬鹿だったと思う。そんなに調子よく運ぶわけが無い。

フォトグラファーの宮川さんとはLINEでやりとりをしてる。「1回目のワクチンで高熱が出た!」と連絡があってから、メールをしてない。何となく、連絡がしずらい。日曜日に元気そうなメッセージが来たけど、それも解熱剤で調子が良い時だった。大丈夫かな。

携帯に戻ってきたアプリ。いそいそと、きちんと活用し始めた。世の中には本当に沢山の男性がいるんだなぁと感心。あっという間に、素敵な感じの何人かとマッチングして、やりとりしてる。インテリアの仕事をしてるTSKさん、ガネマールさん、しょーたさん。マーケティングをしてるともさん。デザイナーのじゅんきさんと、けんさん。偏りのあるラインナップとなってる。私の興味がハッキリと出てる。

今まで出会って付き合った方々が運命だと言うなら、たしかに運命かもしれない。だってこんなに沢山の人間がいる中で出会うのだから。だけど、逆に言えば偶然とも言える。たまたま。たまたま出会って恋に落ちた。

「残念ながら、羨ましく思う既婚者ってあまりいないよね。」って、同世代の未婚の友人達と話していた夜があった。既婚していた時、どうしてシングルの人が結婚しないのか、売れ残りなのか?って疑問に思った事があった。拘り過ぎるから駄目なんじゃない?って、次から次へと男をパスする態度にそう感じた事もあった。だけど、今思うと、羨ましく思わない既婚者と同様、私も沢山を犠牲にしてる事を秘密にした。勿論、私の場合はバレていた。どちらにせよ、結局はどちらでもいい。結婚がいい悪いでも、誰かがいい悪いでも勿論ない。人にはいい所もあって、悪いところもある、パーフェクトな人なんて存在しないから。

私の周りに限ってだけど、若い時に既婚した女性達に共通していたのは、仕事が曖昧な人が多かった。夢が無い子もいたし、結婚や子育てが夢っていう子もいた。だから、やっぱり、結婚って条件な気がしてる。恋は勿論盲目だけど、自分が生きやすい選択をした結果なんじゃないかな。マッチングアプリ婚が増えているのも、マッチングアプリ婚の離婚率が一番低いというのも、納得がいく。たまたま恋に落ちた先に結婚があるのは、その人と生きていくと、自分にメリットがあるからと、誰しもがきちんと頭の右か左かで考えてる。

恋から始まる恋でも、条件から始まる恋でも、どちらにせよ。きちんと自分の中での幸せを理解して、良いところも悪いところもある誰かと、良いところも悪いところもある自分と、お互いにバランスが取れればいい。愛さえあれば!なんて言ってた私は、愛の裏は不幸に満ち溢れてた。それは、結婚して気づいて、離婚した。同じ様に愛を唱う友人が過去にいたけど、今日も彼女は既婚者で夫はアル中で不倫癖の酷い男だった。私達はよく喫茶店で愛の話をした。それぞれの夫とではなく、私と彼女で。

とうもろこしのラーメン

和食 03.8,2021

なんかすごく疲れてる。だけど、やることも溜まってる。何故か気持ちも滅入ってる。やらなきゃばっかりが焦って、全然作業が上手に進まない。淡々と夜まで色々をやって、とうもろこしを茹でて、一本を丸っとラーメンに入れて、胡椒をたっぷりふって、とうもろこしラーメンの出来上がり。今日は早く寝よう。疲れた。

ひっぱり素麺

郷土料理, 和食 31.7,2021

今日は何もしない日。先日、カウンセラーさんに言われた、頑張ることをしない。ねばならないをやらないっていう事をゲームする日。

朝起きて、とりあえず毎朝の日課の瞑想とヨガをやめてみる。自然が見たい。水筒にハーブ水を作って、バスに乗り等々力渓谷へ向かった。30分くらい。ぼーっとしながら、ただただ揺られて何処かへ連れていかれるって気持ちがいい。朝の9時過ぎ、家族連れだとか、カップルが犬の散歩をしてたり、ちらほらと人がいる。渓谷は涼しくて気持ちがいい。境内があって、そこのベンチで木を見る。大きいなぁ。友達から仕事のLINEが入る、知り合いから北海道の写真が送られてきた。淡々とメールを返す。

渓谷を出て、バス停に戻ろうかなと思ったけど、google mapで少し歩いた所にコーヒー屋さんを見つける。オーツミルクの薄めのデカフェを頼む。あ、持ち帰りにすればよかったかな。いやいや、ぼんやりしてみよう。美味しいな。料理家の中島さんと始めた新しいプロジェクトの事を携帯でまとめはじめた。気づくと2時間。あー楽しかった。これはやりたくてやったからクリアとしよう。頭がバキバキしてて気持ちがいい。

d &departmentとか、オオゼキとかを寄り道をして、バスに乗って帰宅。お風呂でざっと汗を流してビールを飲んだ。お腹空いたな。時間はもう15時を過ぎてる。お昼は引っ張り素麺にしよう。

何だかすごく楽しかった。

ひっぱり素麺、山形のひっぱり饂飩のアレンジ。
素麺
[ タレ ]
納豆
鯖缶
紫蘇
オクラ
麺つゆ

鮭ちらしと夏野菜の味噌汁にライム

和食 27.7,2021

双子の、千葉に住む兄とL.Aに住む姉が刺し盛り対決をしているのだそう。LINEに写真が送られてきた。姉のは、採りたてをそのまま盛った!って感じのとても食べ応えのありそうな一品。兄のは、綺麗に一枚一枚がずらりとお皿の上に並んだ料亭にでてきそうな一品。同じ日に同じ場所で同じ親から産まれても、こんなに違う二人。姉は悲嘆してたけど、私にとってはどちらも兄と姉、大して変わらない。

どうしても刺身が食べたくなって、夕飯は冷蔵庫に余ってた焼き鮭で鮭ちらしを作った。夏野菜をいっぱい入れたお味噌汁には本当はカボスを絞りたかったのだけど、無かったからライムを絞ったら結構に美味しかった。

山形のだしとビーツと素麺

エスニック, 和食 26.7,2021

7月も終わるみたい。ここに越してきて8ヶ月が経とうとしてる。一人ご飯も大分板についてきたし、朝食の優雅さと言ったらもう大層に気に入ってるのだけど、誰かの為に食事を作るのも私は好きだったんだなぁって気づいた。好きだから作ってあげていると思っていたけれど、好きな人に料理を作り、華やかな食卓を一緒に楽しむのが好きだったみたい。

喜んで食べてくれるのが嬉しいし、皿の中が気持ちよくなくなっていくのも嬉しいし、熱々のままに食べてもらえるのも最高に嬉しかった。目の前で繰り広げられる食卓の色々が楽しくてこの上なかった。面白いものだなぁと思うけれど、実家でも私の食卓でもそうだけど、食卓については人生で一度だって飽きた事が無い。いつだってこの場所が大好きだ。

また、いつの日か、ここに誰かが座る日がくるといいなって思った。熱々が冷めない内に沢山のご飯を食べさせあげたい。

素麺

和食 16.7,2021

10時から料理家の中島さんのアトリエの撮影。今日は調味料についてのレッスンを撮る事となってる。AM 5時に起きて、かかんの映像の構成を考える。この仕事はフジモンが紹介してくれた。フジモンは現代精神病について大学で学んでる。たまたまだけど、パリのマユミちゃんとフジモンと9年くらい前に山口君家の飲み会で出会ったのが今と必然的に繋がってる。彼女の学びは昨年の私をしっかりと支えてくれた。

そういえば、初めて二人と出会った日の翌朝にあの男は初めて私に暴力を振るったんだ。凄く久しぶりに思い出した。朝の9時くらい。男が店長をしてた店に来てと呼ばれて行くと、酷く酔っ払った男が店のドアに私の頭を叩きつけた。飲み会の事を怒ってた感じだったけど、よくわからない怒りだった。怖くて逃げるように店を飛び出して、ぶるぶると震える心と一緒にバスに乗った。家に着いた頃、別人となった男が甘えた声で何度も何度も電話の向こうで謝ってる。「御免なさい。もう二度としない。本当にごめんなさい。スーちゃん行かないで。」。

よく何も知らない人が「される側にも問題がある。」って言うけど、そんなに見たまんまの事はそこでは行われてない。世界って場所は、絵本の中の様に簡単で狭くて小さくない。ヒーローも悪役も同じ人間が演じる事となるし、死ぬまでストーリーは終わらない。説明が出来るような事は、氷山の一角。殆どが光に照らされてないって思う。思うっていうか、色々があってから知った。

こんな経験が私の人生において何の意味を持つのかわからないけど、失った事や人がクレーターの様な大きさでも、それとは別に驚くくらいに好きな人が増えたことも事実。映像を撮ったり、今日みたいに、その映像の構成を考えたり、新しい事も単純に増えていく。午後は撮影が終わって、中島さんとのプロジェクトの打ち合わせ。二十四節気の話になった。夏至とか、大寒とか、耳にしたことがある言葉は幾つかあるけれど、それが食べる事と結びついてるなんて知らなかった。新しい何かに出会えば出会う程に、要らない記憶は胃袋みたいに収縮していく。帰って素麺を茹でて、横になったらそのまま寝てた。お風呂にさっと入ってまた寝た。そして夜中に起きて電気を消してまた寝た。驚く位に寝た。多分、10時間くらい。ここ数日、背中にあの男のじんわりとした温もりを思い出してる。

素麺
素麺
酢煮卵
ピーマンとらっきょうの和え物
水餃子
胡瓜のキムチ
トマトの乱切り
胡麻油

マグロとハルミダレ

和食 14.7,2021

ハマってる特性ダレこと、ハルミダレ。
栗原はるみさんのタレのレシピ。昨日は水餃子に、今日は鮪のタレにして食べる。どうしてこんなに病みつきなんだろう。

ハルミダレ
ニンニク
生姜
禰宜

赤唐辛子
ごま油
砂糖
醤油

ゴーヤの卵炒め。

和食 05.7,2021

よし!明日こそ早朝に起きて、作品の編集作業を進めよう。書く方の作業だから集中が必要になるし、この作業は精神的に苦痛だから夜はダメ、朝一番がいい!朝の4時にアラームセットをしたのは昨晩の0時を過ぎた頃。パッと起き上がりこれから鳴ろうとしてたアラームをオフにする。リビングへ颯爽と歩いていく私。まず、歯を磨こう。ハブラシ片手ににソファーに座る。あれ、外が真っ暗。暗い部屋、なんだかこの暗さ嫌だ、後30分寝よう。寒い、寒いよ。何だかデパートと遊園地が攪拌したみたいな夢を見る。あー、6時じゃん。ん?喉が痛い。ベッドの上で寝てたんだ。この悪寒、嫌だ。ゾクゾクが止まらないよ。うーん。辛い。優しさを私に与えてあげたい。そうだ、パンケーキを焼いてバナナを乗せて食べよう。きっと元気になってくれる筈。大きめのパンケーキを焼いて温かいお茶をすする。やや回復。だけど、ややどんよりは残ってる。うん。あれしかない、真っ白なベッドに包まれよう。三度目に起きたのは8時。普通に起きてたら5時半くらい。早起きをしようと力んだばかりに苦しんだこの4時間は一体何だったんだろう。無駄遣いにも程が過ぎてる。もう嫌、梅雨が悪いんだ。

いつものヨガもいつもの瞑想もすっ飛ばして早々に仕事に取り掛かった。そうだ、昨日、プリンターが壊れたんだ。あー知らない。今、やりたい事をやってやろう。好きな仕事の納品をして、好きな映像の編集をして、皮膚科へ行く支度をする。昨年の夏、鏡に写ったどんどん薄っぺらくなっていく私の顔は真っ暗でドブのようだった。その時に決めた。シミを消そう、脱毛も行こう、ボロボロのパンティーはゴミ箱へポイだ。いつか生活の余裕が出来たらしようと後回しにしてきた望みを私は山のように持ってる。この馬鹿男の為に自分の身を削ってきた人生を呪う暇があるなら、一つでも多く現実を変えたいと思った。

そうだ、今日はカフェインも飲んでやろう。昨年から始めてるカフェインレス生活、時々意気揚々と破る。少しだけ早く家を出てスタバへ向かった。デカフェをミルクで割ったものをオーダー。一気に飲んでやった。あー気持ちいい。全身をぐんぐん走り回るカフェイン。最高だね。結構に満足。少しだけ仕事しよう。googleのサーバーにあげていた編集した映像をチェック。見え方ってその人の環境に依存するから、場所やデバイスを替えて見るようにしてる。よくやる作業。面倒だし時間もかかるけどやる。決して嫌いな作業じゃ無い。

恐怖の中目黒の皮膚科へさっと行き、さっと帰ってきた。今日のお姉さん、雑だったな。最近、雑に敏感となった私。悪く無いよ。人は自分に出来る事は他人に出来るから。逆も同じ。気付くことはどんどん気づいて判別した方が楽に生きれる。私は私、あなたはあなた。あのお姉さんは雑だけど私は雑なことはしない。それだけの事。洗濯機を回してお風呂に入ってノンアルビールを飲む。こんな日があってもいい。意外と今日は楽しかった。そして、夜に朗報が入る。アンビリーバブルな朗報!!

ラスベガスで回るプールサイドで感謝祭を楽しんでる姉にLINE。”I knew it !!!! と早速の返答。ビッグリニュースの詳細は話して無い。

昼食

和食 29.6,2021

こないだ紫蘇ジュースのカスで作ったゆかりのふりかけを炊きたての白米にかける。納豆と卵をかける。ぬか漬けを添えて、以上。

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『わたしを選んでくれる人』6月29日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

「三茶に用事があって、良かったらお茶でもどうですか?」NAOさんにLINEをする。夕方にセブンっていう喫茶店でナポリタンでも食べようとなった。私は晩酌セットみたいなご飯と小ビールとお茶がついたセットにして、NAOさんは大麦アレルギーだから普通のセット。2時間くらいお喋りしたかな。お店を出て小雨の中歩いた。「私、これからSEIYUに土を買いに行きます。」「土って買うものなんですね!ついて行ってもいいですか?」一緒にSEIYUへ向かった。時間は夜の19時過ぎ。「軽く呑みます?」「僕は全然いいですよ!」マルコのガレージの二階へ入った。客は私達だけ。掘りごたつの円卓で何だか楽しい。なんだかんだと4杯、5杯くらい飲んで気づいたら23時前。「もう帰りましょう!」慌ててSEIYUへ向かった。NAOさんも一緒にいる。閉店間際の店で土を買う。「土って価格がおかしいんですよ。サイズが大きい方が安いんですよね。」私が欲しい土は25Lで398円。だけど、持って帰れるサイズでは無いので渋々12Lで598円の土を選んだ。店を出てバイバイした。あー楽しかったな。NAOさんとお喋りしてるとあっという間に時間が経ってる。

家に着いて、LINEを開くとメッセージがいくつか。あ、NAOさんだ。「土、大きい方を僕が運んであげれば良かったですね。気が付かなくってゴメンなさい。お家来られるの厭かなって思って。今度、土買って持っていきますね!」何だか嬉しかった。喫茶店でのご飯も実は嬉しかった。小さな虫がテーブルの上を飛んだり歩いたり、私のお皿の脇に来た時に何も言わずにオシボリでパッと捕まえて避けてくれた。それに、いつもなら飲むように食べるっていうナポリタンも、今日はゆっくりと食べていてくれたのだそう。小さな優しさがぐっと沁みた。あれ、なんかいいかも。勝手に私の期待が一気に膨れ上がる。「今日、楽しかったですね!」メールもじゃんじゃんくる。嬉しいな、嬉しいじゃん。深夜のメール楽しい。だけど、絶え間なくやってくる睡魔にあっという間に夢の中へ落ちていった。もうちょっと楽しめば良かったな。

揚げ浸しと冷やし饂飩

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", 和食 25.6,2021

二日酔い。久しぶりに飲みすぎた。
とても楽しい1日だったな。昼は楽しく料理の撮影をして、夜はデート。久しぶりの外食。どれだけ久しぶりの外食だったんだろう。外でお酒を飲むのもそう。とにかく楽しかったな。お陰で今日はしっかりと二日酔い。午前に少しだけ仕事をして、午後はベッドに倒れた。目が覚めると部屋はもう暗い。梃子が顔をペロペロ舐めてくる。今日は朝に梅干し饂飩。昼に素麺。うーん。夜もつるっと麺がいいな。野菜が食べたいから揚げ浸しでも作って冷やし饂飩にしよう。

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『わたしを選んでくれる人』6月25日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

27歳、学大、広告代理店NAOさんと来週に行こうと言ってた三茶の町中華。3日前にやっぱり木曜日に行こうとなった。仕事から帰って急いで支度。NAOさんが営業の確認を電話でしてくれる。どうやら19時からはお酒が呑めないのだそう。せっかくだし、お酒も呑みたいので、魚しんに変更となった。魚しんは元夫に寿司を投げられた沖縄料理と寿司屋の店。NAOさんは少し早く着いたようで公園で時間を潰してた。あ、ちょっと写真とは違うかも。少しだけぽっちゃりした男性だった。まぁ、楽しく寿司を食べよう。

お刺身の5点盛り、ネギトロこぼし、イワシの握り、島らっきょう、ゴーヤチャンプル。どれを食べても美味しい。彼が先々週に辞めたという仕事の話を聞いたり、私の腕の内側にあるタトゥーの話をしたり、たわいも無い話をしてお店が閉店の20時で店を出る。もうちょっと話たいし、三角地帯に行こうとなった。立ち飲みのお店に入る。少し混み合ってて、マスクをしながらお酒を飲んだ。多分、お互いにちょっと酔っ払ってた。話が徐々に砕けてくる。彼は学生の時から都市論に興味があるそうで、公園という場所は誰にでも平等に与えられた公園の原義であるユートピアでなくてはならないのに、日本の公園では浮浪者が横にならないようにベンチは仕切りをつけたデザインが施され公園という場所の意味合いが異なってきているのだそう。私の知らない話が沢山そこにはあってとにかく楽しかった。そして、「どうして離婚したんですか?」って。余計な事は言いたくなかったから、身近な人に病を患った人がいるかどうか、そう言う経験をしたことがあるか確認してから手短に説明した。「わからないのに聞いてすみません。」と言ってた。この人は素直で賢い。そんな気がした。

お酒も話も止まらない。夜だけがどんどんと更けていく。小腹が空いたねってなって、立ち飲みを出て、商店街の途中にある修羅場に行く事にした。ここも若者でいっぱい。声がぎゅうぎゅう。「僕、声が通らないんですよ。」「私も。」少しだけ顔を近づけて話をした。焼き鳥。揚げ浸し。チーズマカロニ。オーダーしたつまみがテーブルに並んでいく。魚しんでもそうだったけど、料理を食べる度に目をまん丸くして「これ、一番美味しい!」って言ってる。全部、一番じゃんって思った。幸せな人だな。揚げ浸しが大好物だと言ってた。私の作る揚げ浸しは美味しいよって言おうとしたけどやめた。気づけばぎゅうぎゅうの声はいつしか無くなって、客はぽつりとぽつりとテーブルの所々に散らばってる。「あ、終電そろそろですね。」店を出てバイバイして、世田谷線に小走りで向かうと電車は丁度行ってしまった。あーあ。歩いて帰るか。世田谷通りを家に向かって歩く。夜道が急に寂しさに包まれていく。大分この感覚は薄れた筈だったけど、何でだろう、私を女として見てくれる男性に会うと感じてしまう。虚しさがじわじわと心を侵食してく。私は8年もの間、いつも夫と住む部屋に帰った。どんな夜も、明るい夜でも、暗い夜でも同じ様にあの場所へ帰ったのにな。私、何やってんだろう。8杯くらい飲んだかな。そこそこに酔っ払ってる。こんな気持ちは厭だ。私に負けたく無い。携帯を開くとNAOさんからLINE。環七の歩道橋でメールを返信した。「今日は本当に楽しかったですね。」

鮭ごはん

和食 16.6,2021

朝から雨。気持ちがいい。昼頃に藤原さんと下北沢でロケハンと打ち合わせ。撮影は来週。なんて穏やかな日なんだろう。待ち合わせより20分早くお店に入って紅茶を飲む。穏やか。この生活に慣れたようで慣れない。まだまだ新鮮さを感じてる。いちいち感動や関心がやってくる。化粧を丁寧にして、今日の気分で服を選ぶ。テコと朝から遊んで、ゆっくりと朝食を取る。本当にこんなに穏やかな生活を、あの人も、あの人も、その人も、こんなに平和な世界を毎日暮らしてるの?こんなに毎日って自由なの?嘘でしょ。最高じゃん。

「あれやって、これやって。今からあれ持ってきて、amazonでこれ買っておいて。ねぇ。ねぇ、お腹すいたからご飯作って。」夫の声がしない毎日。我儘を言ってるのはテコくらい。本当にこんなに毎日は時間は有り余ってるの?歩きながら笑いたくなる。いや、多分最近の私はマスクの下でひとりで笑ってる。今日は多分笑ってた。

東北沢駅から降りて直ぐのところにあるカフェ。新しいコーヒーのお店。嗚呼、幸せ。イかれてるって思うけど、普通の事がいちいち嬉しい。今日のアイシャドウが気に入ってる。そんな事でも嬉しい。ひっきり無しにならない電話。何でもかんでもお願いされない私。椅子に座っても嬉しい。しばらくして藤原さんがやってきた。それだけで嬉しい。打ち合わせするのも楽しい。頼んだベーグルも美味しくて嬉しい。

どうかしちゃってると思うけど、普通の事が8年ぶりにやってきて平和で安全で単調な毎日に驚いてる。嬉しくて仕方ない。私っていう人の事が少しわかった。大いに馬鹿な女だった。夫だった男は私の事を愛してくれたけど、大切に扱わなかった。私も私を大事にしなかった。ああ、可哀想。私っていう人。

こないだ姉が「私達さ、地獄から這い上がったでしょ。」って。アメリカ生活が長いから日本語が時々変な姉だけど、上手い例えに関心。うん。這い上がった。必死に登ったな。そして何度も落ちた。ここはもう地獄じゃない。私には時間があるし、これから昨晩見逃した大豆田を見ようと思ってる。毎日洗濯機を回さなくていいし、家計簿をしっかりつけて頑張って貯金しなくてもいい。帰ってこない人を待たなくていいし、冷める食事を作らなくていい。嘘をもう見破らなくてもいい。堂々と愛さないでいい。

穏やかな時間をじっと覗き込んでしまう。今日も私は浮足立って歩いてた。

鮭ごはん
甘じゃけの切り身 2枚
昆布 1枚
米 3合
お酒 大さじ1

揚げなすとタコの和え物

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", 魚介, 和食 08.6,2021

ぼんやりと過ごしたまま夜がきて、夕飯を食べて大豆田を見て寝た。
最近、淡々と色々を毎日こなしてる。夕飯に作った蛸があまりに美味しくって箸を置くのに時間がかかった。「ねぇ、蛸、食べ過ぎだよ。」大きな蛸だったのにパクパクの勢いが止まらない。頭の中で「ねぇ」と、こだまする声をようやくキャッチ。エライよ。私。

ラップして冷蔵庫に入れる。明日また食べよう。



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『わたしを選んでくれる人』6月9日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “
「週末何してた?俺は暇してたよ。今週は?」
「仕事です。今週は暇してます!」
「じゃあ、土曜日はサッカーだから日曜日にしよう!」

昨日のLINE。それからLINEはしてない。彼への気持ちがどうこうは考えてないし、想像もしない。だって知らないから。一人勝手に恋い焦がれる様なシーズンはもう数十年前にきちんと終えてるし、本当に恋に落ちた時のスピードもよく知ってる。恋に酔いしれる時間なんて要らない。千駄ヶ谷のロンハーマンで普段着に買えない様な夏っぽい素敵なワンピースを数枚試着するだけで気分は落ち着く。それくらいのデートがしたいだけ。「似合うから買ってあげるよ。」と言われても「着たかっただけ。」と断る感じ。

最近、メッセージのやり取りを始めた雅楽奏者の人がいる。名前は、思い出せない。そもそも雅楽がよく知らなくて、高校から音大に通ってた姉に篳篥っていう楽器知ってる?って聞くと「あーそれは雅楽だよ」って。何だか「それは右翼だよ。」みたいに姉は言った。姉曰く、相当に変わってるでしょうとの事だった。変わっている人は慣れてる。1/500人の確率の精神的に大分異常だった人と8年も正常心を装って生活してきた私だ。悪事さえ働かなければいい。とはいえ、姉の右翼が頭を離れなくて、今一つ踏み込めないメッセージを続けてる。旅行でどの国が「一番好きでした?」と言う質問に「チベットは二度と行けないと思うので良かったです。」みたいに言うと、「空が近いそうですね。」と言うので、私がチベットに行くきっかけとなった鳥葬(鳥が天へ魂を連れて行ってくれるとゆう由来)について教えると、「仕事柄、知識としてありましたよ。」との事。鳥葬を知ってるって、どんな仕事だよ。と思った。

来週に会う約束をした雅弘さんはグラフィックデザイナー、40歳、世田谷区在住。彼の地元と私の母が幼少期に過ごした場所で、同じお茶を作ってる場所だった事で好感が持てた。母は東京の端っこで、彼は埼玉の下の方。まるで紅茶みたいにふんわりとした香りがする新茶が採れる。よくフルーティーな香りって?って思うのだけど、これがフルーティーかぁと思う逸品。一ヶ月もなんとなくメッセージを続けてるのに、何も言ってこないので、イラついて「会いませんか?」と聞いた。「臆病で僕から言い出せなくてすみません。」みたいな返答だったと思う。おいおい何歳だよ?と思いつつ、来週に近所でお茶をする約束をした。以前にお酒の話になって、「飲みますか?」「飲みます。」みたいな。そのまま大豆田のカゴメちゃんが死んでしまった回の話になって、「友人が亡くなった事を思い出した。」みたいに言うから、「私も数週間前に友人が死にました。」と伝えると、慌てて謝ってきて、「別に悲しいけど問題ない」と伝えると、「実は父と友人をお酒で亡くしたんです。」って言うから、「私も夫のアルコール依存症等の問題で離婚をした。」と言うと、「色々と辛い体験をされたばかりの時期にすみません。いつか話せる時に聞かせてください。」と言うので、「だから別にどの問題にも蓋をする気は無い。これが私の人生だから。」と、話は噛み合わない。ただ、私は誰かと話が噛み合ってる事が仲良しだとは思わないから悪い気は全くしてない。
藤井先生のレシピより少しアレンジ
茄子を揚げ焼き、タコを軽くボイルする。
ソースで絡める。

茹でタコ 200g
茄子 2個
[ピリ辛ソース]
おろししょうが、おろしにんにく 小さじ1
醤油 小さじ2
お酢 小さじ1
テン菜糖 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
すり白ごま 小さじ2
唐辛子 小さじ1/2

早い夕飯

和食 26.5,2021


今日は早い夕飯にした。最近、昼食を食べると眠くなるから少々控えてる。昼は近所のパン屋のクリームパンとデカフェのコーヒー。あまりに眠くってデカフェを買いに走った。16時も過ぎるとお腹が空いてくる。夕飯を作ろう。

肉じゃがとお味噌汁を作って、ご飯は冷凍していたもの。あとは刺身とぬか漬け。ご飯を食べ終った頃にマユミちゃんからメッセンジャーが入る。URLが貼ってある。リンクを押すとspotifyから大豆田とわ子のドラマの中で最後の方にかかる曲が流れた。あ、これ探してた曲だ。涙が出る。最近、おかしい。多分、脳のどこかがおかしくなってる。鬱症状だとか、ストレスが溜まってるとかじゃなくって、メロディーと一緒に感情がすーっと静かにこみ上げてきて、ふわーっと放出される。今日は朝に一度、夕方に一度で二度め。この涙は哀しい涙じゃない。なんだか小さく抱擁されてるみたいに温かい。

今日は皆既月食だってニュースで見て、ビールと一緒にスタンバイ。ベランダの椅子に寝転んで空を見上げる。空は風だけが吹いてる。昼に姉と電話した事を思い出した。男の人に優しくされて嬉しかった、すごくその人に感謝してるって話をした。友人の男は大丈夫だけど、私を女として見る男が何だか怖い。また同じような病を持った人間に出会う確率は1/500。その確率がいつも頭を離れない。乗り越えなきゃいけないのはわかってるけど、やっぱり私に関わらないでほしくて低い声で喋ってしまう。

気が合うっていうより、人生の経験値と姿勢の良さを感じただけで、少し優しくされただけで、たったのそれだけなんだけど、すごく嬉しかった。その嬉しいって気持ちが何より嬉しかった。音楽を聴いて涙が出てくるのと似てる、何かが私を溶かしてる。

昨日の大豆田とわ子で、とわ子がカゴメちゃんの事を忘れてる日があるって言ってた。いい記憶はどんどんと失くなっていくのに、辛い記憶は振り落としても振り落としても残るものだなって。そうやってしっかりと定着して、自分の身を守ろうと鎧みたいになっていく。

早い夕飯
納豆ご飯
トマトとカブの葉っぱと卵の味噌汁
サーモンのお刺身とカボス胡椒
肉じゃが
ぬか漬け

鮪丼

和食 20.5,2021

昨晩は呑みすぎた。眠気を覚ます為にワインをガブガブと呑んだせいで今日はすっかり二日酔い。昼くらいまでベッドに隠れて、それで、少し泣いた。身体のどこかが悲しんでるだけ、理由なんて聞かないでいい。

昼ご飯を食べて、色々をしてるうちに夕方。写真の整理をしながら、また泣いた。姉からは連絡が無い。気持ちはどんよりしてない。ただ、泣きたいだけ。色々が触れる度に涙が出る。

昨晩一緒にいた成田さんと、大場さんからメールが入った。成田さんは、「恋も仕事も頑張ります。」って。大場さんは「素敵な時間だったから、消化したくて歩いて帰りました。」って。「昨日はいい夜でしたね。」って返信した。とても明るい夜。綺麗な食卓だった。

そして、また少しだけ泣いた。
色々が混じってる。悲しいもいるけど、嬉しいとか、他の何かとか、色々。

鮪丼

アボガド
オイスターソース
醤油
ごま油
ニンニクのすりおろし

ご飯

酢煮卵

和食 19.5,2021

今日は映像の大場さんと、編集の成田さんが夕飯を食べにくる。朝一番でオオゼキに買い出しに行った。歩きながら姉にLINE。ここ数日、何だか落ち込んでて、心にずっとあの事がピンを刺した様に止まってる。

”皆んなが生きる事を必死に頑張ってる中で、平気な顔でズルをして大金を得るって違うと思う。200万も騙し取ってるんだよ?許せないっていうより、私が前に進むために通報したいんだよ。” 昨年の夏、 彼はそのお金でキャバクラに通い、ヤメてた酒を浴びる様に呑んでたと思う。貯金だって殆ど無かった筈なのに、私にいつも何かを買ってとせびってたのに。いつも、いつも言ってた。この国が馬鹿だから、法の抜け穴なんだって。

“悪い人から離れられて良かったんだよ。もう、自分を責めないで。” 姉から直ぐに返信が入った。わかってるよ。怒る相手は姉じゃ無いのに文句を言ってLINEを閉じた。家に帰って少しだけ泣いた。彼がどんなに悪い事をしようが、私にはもう関係無い。もう助ける必要も無ければ、それを怒る必要も無い。わかってる。私は私が住むこの世界に腹が立ってる。病気で亡くなった友人のお母さんから昨日に手紙が届いた。そこには、” 強く生きねば “って書いてあった。

ぼんやりとした午後を過ごして、夕方からバタバタと支度を始める。今日は麻婆豆腐、塩豚と薬味ダレ、鮪とアボガドのオイスターソース和えを作った。煮卵と干し大根と人参のナンプラー金平、新生姜の甘酢漬けは作り置きのもの。大場さんが今日は映画を二本見たと言って、ビールと水を持って来たのが18時過ぎ、それから1時間ちょっとして成田さんがワインとプリンを持って来てくれた。

写真の話、映画の話、映像の話、雑誌の話をする。成田さんの恋の話も少しした。大場さんは、くるりっていうバンドの方と仲がいいみたいで、昨年に映像を撮ったのだけど、それが自分の中で傑作過ぎたって、だから、今辛いんだって。目を大きく見開いて話してた。面白い人。

作ることは好きだけど、孤独がいつも隣にあって寂しい。どんどん深く潜れば潜る程に、一人になってしまって、誰もいない海の底みたいにしーんとしてる。とても静かだけど、ひんやりしてる。「写真、今やってる事が好きなんだけど、私、孤独死します。」そう言ったら、「僕も孤独ですよ。いつも一人で映画を見てます。」って大場さんが言った。成田さんに「孤独ですか?」って聞いたら、「僕は昼間は会社にいます。」って言った。

不思議。たったの数年前に、まさかこんな日がくるなんて想像しただろうか。憧れていた雑誌で、まさか小さなフィルムカメラ一台しか持ってなかった私が、写真を撮れる日がくるなんて。そこで会った編集者。そして、そこで会った映像の方と、深夜に我が家でお喋りしてる。全然違う三人が同じ食卓に座り、笑ってる。

「必ず続けてれば回って来ますよ。ただ、7億の予算が来て、7億をちゃんと使えないと結果は出せないんですよ。だから、大根監督は一気に次の階段に登れた。1億の予算でしか撮れない監督は、才能があったけど終わります。」映画の事で大場さんが熱く語ってる。意味がよくわかる。続けていれば、チャンスは大体の人に回ってくると私も思う。
深い場所は怖い。ぐんぐんと潜ったのは自分なのに、どうしてこんな場所に来ちゃったんだろうって、急に不安になって後悔したりもする。上を見上げると、大分深い場所に来た事に気づく。20代の時、結婚を約束してた彼氏をふった。理由は写真がやりたかったから。今思うと、写真は別れなくても出来た。きっと子供は三人くらい産んで、どこか千葉か神奈川あたりに住んでただろうな。家ではきっとホームベーカリーでパンを焼いてた筈だ。カメラはきっとEOS kissで、週末はホームセンターと回転寿司だろう。だけど、今はそうじゃない。

一人で潜る事は孤独だけど、直ぐに不安になったり、寂しいからと浮き上がって周りを見渡してばかりいたって深くは潜れない。泳ぎたい場所を見つけておく事もそう、泳ぐための体力をつける事もそう、泳ぎきってやるっていう心持ちもそう。自分の身体がどれくらい大きくて、どんな速さで泳げるのかなんて、想像したってわからないから怖い。だけど、この息がどこまで続くかは、私だけが知ってる。それには思いっきりに深く潜らないとわからない。

どうしてこんな事してるのかよくわからないけど、何でここにひとりぼっちでいるのかわからないけど、今、目の前にある景色が好きだと思う。

酢煮卵
半熟ゆで卵 6個
醤油:お酢
1:2
砂糖

鮭のちゃんちゃん焼

和食 11.5,2021

何だか昨日あたりから耳の後ろがたまにズキっとする。おかしいなぁって思ってたら段々とそれはしっかりとした痛みに変わり、頭頂部の方へ移動し始めた。あー偏頭痛だ。だけど、ストレスも無ければ、不眠でも無い。200%健康な生活を送ってる。おかしいな。今日は早くベッドへ入ろう。

料理をするのも何だか億劫。身体は元気なんだけど、頭の痛みだけが気になる。鍋にバターとニンニクを入れ、新玉ねぎを炒め、鮭を炒め、キャベツと味噌、酒、みりんを入れて蓋をして、弱火で蒸し焼き。今日の夕飯の料理は終わり。後は、お新香とご飯と納豆でいいかな。ぬるま湯のお風呂にゆっくり浸かった。今日は昼間に姉と小さく言い合いをした。十数年以上、年に数十回とアメリカ移住計画を勧められてきたけど、初めて私から「一年後にアメリカに住む事を視野に入れてる。」って言った。

「こっちで写真の仕事するの?」
「違う。寿司屋でバイトする。」
「写真の仕事は?」
「誰でも撮れる仕事をするのと、寿司屋でバイトするのは同じだし、写真は撮れるよ。」
「バイトするなら英語ちゃんとやりなよ。英語全然やってないじゃん。」
「うざい。」
「誰に言ってんの?やなやつ。」

下らない言い合いをLINEでする。喜んでくれると思ったのに門前払いされた感じだ。十数年とアメリカ行きを断って来た理由は「わざわざアメリカで写真やる意味がある?」だった。だけど、今はアメリカで写真をやると私は言い出してる。しかも仕事じゃなくして。自分でも、どこまで本気でどこまでそうじゃ無いのかわからない。それに、それくらいに全ては引っくり返ってもいいやとも思ってる。心のどこかで結構楽しそうかも!と淡い期待さえある。いい写真が撮れそうな気もしてる。色々が身軽になった途端に、重力の存在を忘れようとしてる私が怖い。

それにしたって悔しい。クソーって思った。つい最近になるまでレタスとキャベツの違いがわからない姉に、音楽学校で音楽しかやって来てない事を理由に漢字も全然読めない姉に、まさか、英語の勉強を頑張んなよって言われた。私の中のどこかからメラメラと聞こえる。

鮭のちゃんちゃん焼
ニンニク
新玉ねぎ
シャケ
春キャベツ
バター
味噌
みりん

手巻き寿司

和食 04.5,2021

今日は近所の友人の結婚祝賀会。手巻き寿司の材料を買うため、ミオちゃんとイマムと上町のオオゼキの前で待ち合わせ。小走りで向かう道の途中で思いだす。”あ、やっちゃんの誕生日だ。” 山形出身の友人らと集ってる会がある。グループラインに “おめでとう!”ってLINEした。

ビールを飲みながら、手巻き寿司の準備を始める。”誕生日は明日だよ!” 沢山のお祝いの中にやっちゃんからのLINE。”ヘレナが今日誕生日だよ!” 姉からのLINE。あ、間違えちゃった。ヘレナが今日でやっちゃんが明日だった。めでたい事には変わりない。それに、今日は我が家で祝賀会。めでたいのトリプル。世界が平和でいてくれて、たぶん嬉しい。だけど、私の中はここ数日また空のペットボトルみたい。何も出てこなくて味がしない。ただただ軽い。

人が食卓の上で鳴らす音って落ち着く。ビールを沢山飲んで、手巻き寿司も沢山食べた。食べ過ぎてお腹が張っちゃって、横になる。イマムとしみるさんも途中で昼寝して、その後にたまちゃんもソファーで寝てた。まるで正月の親戚の集まりみたい。時間が今日を持て余してる感じがいい。夜が始まりだした頃に皆んなは帰って行った。

夜中にのむらさんからメールが入る。
” こんばんは。 生き地獄の話、いっそ殺してほしいって気持ち、ぼくも知っている、って読みました。”

メールの冒頭を読んで気づく。あ、そうだ。先週も今日みたいに空のベットボトルみたいだった。のむらさんは、男だけど男をやめて男になった人。3年前にいきなり仲良くなった。3年前も今日みたいにお互いに生きる話をして、そのメールのやりとりは数ヶ月と続いた。

今も同じだな。あれから、お互いに色々があったと思う。生きる話でも前とは全然また違う話をしてる。私は私が死んだ話をして、のむらさんは過去に男の自分がどこからから飛び降りる話をした。だけど、一度死んだからって、そこに広がるのは青い草原では無かった事や、だからって絶望がまた背後から襲ってくるわけでも無い。ただ、広いって事。

” 知恵をいつも求めてる” って最後の方に書いてあった。空のペットボトルの底には本当に今、何も無い。苦しいや哀しいっていう何かは私の中身じゃなくって外見の一つ、皮膚のどこかの一つみたいになってる。3年前の悪夢から助けてくれたのは、のむらさんと彼氏のミッチーだった。二人との出会いが大切な意味を記していた事に今日になって気づく。

そして、夫のアルコールが再発して、地獄が来なかったら、こんなメールも気軽にやりとりしてなかった。もしかしたら、興味本位で男だけど男じゃない男の人とおしゃべりするだけの友人だったかもしれない。地獄にありがとうなんて口が裂けても言わないけど、こうなった。

私も知恵を求めてる。写真を撮ったり、映像を撮ったり、下手くそな文章を日記に書くのは生きる知恵を得るためだと思う。特に最近はそうなった。仕事でもあるけど、お金を得る為の仕事だけじゃない。いい瞬間に出会いたいとか、写真を撮るセンスがどうとか、こういう道で生きたいとか、憧れてるからとか、そういう理由はもう残ってない。ずっとずっと、知恵を探してる。地獄に落ちても、ちゃんと生きていく為に。

目玉焼きご飯とぬか漬け

和食 28.4,2021

朝起きてベランダに座って野菜のチェックをするのが習慣になってる。そのまま、そこでぼーっとお茶をする。今日は空いたトマト缶に土を入れて、唐辛子の種を蒔いた。最近、家庭菜園にハマってる。何かが目の前で活き活きと育っていく様を見てるだけでとても清々しい気持ちになる。目が出て、葉っぱが伸びて、日に日に大きくなる。昼食はベランダで育てたミニ大根で漬けたぬか漬けを食べた。酸っぱくて美味しい。

数日前から星野源さんの曲を聞いてる。
最近の星野源さんの曲は元気になる。昔の曲は当時好きだった人の事を思い出して嬉しくなる。別れてからは聞くのがしばらく辛かった。

よく星野源さんの曲を聴きながらキッチンで夕飯を作って彼の帰りを待ってた。出会った頃は別のBFと一緒に住んでいたしなんとも思ってなかったのに、ある日に苦しい毎日からパッと救われて、地震とか、BFとずっとうまくいって無かった事とか、色々が彼との出会いでガラリと変わった。丁度10年前のこと。一瞬で好きになり、BFと別れて直ぐ彼の部屋に行くようになって、あと1年しか生きれないかもって話も聞いてた。日に日に体調が悪くなっていくのが目に見えてわかる。よくわからない未来を目の前にして、聞いていた曲。未来の事は何も考えない。ただ、今日を想おう。親友のエリがテコの事は私が見るから、よっちゃんは看病に専念してって言ってくれたのを覚えてる。あんなに心が優しい子いないって思う。

彼は死なずに生きた。
そうして誰かといつかに結婚した。一度、ふらっと写真展に来てくれて、甘そうなお菓子をくれた。大好きだったな。

山形のだし

和食 25.4,2021

朝の10時。代官山のシェリュイのカフェで瞳ちゃんと待ち合わせ。久しぶりの瞳ちゃん。髪が伸びて、少し雰囲気が変わってた。いつも前向きで、きちんと女性らしくて可愛い子。色々とおしゃべりして、一緒にいしずかさんのヨガへ。いしずかさんは執筆業と並行して身体を整える仕事をしてる。昨年の緊急事態宣言後のワールドさんの取材でお会いした時もいしずかさんに会ってほっとしたな。今日も会える事が嬉しい。「よしみさん、元気そうで良かった。」って言ってくれて、元気な私で良かったって思った。

それにしても太陽の光が強い。昼は山形のだしかな。段々と夏野菜も出回ってきたし、最近じゃ胡瓜も安くてぷっくりしたのが出回ってる。サミットに寄って帰ろう。米を浸水させている間に、だしを作る。具材を細かく切って、ボールに入れて混ぜ合わせる。後は米が炊き終えるまで待つだけ。しっかりお腹を空かせておこう。

炊きたての熱々のご飯に冷たいだし、最高だな。三杯おかわりして昼寝した。

山形のだし
切り昆布
めんつゆ
胡瓜
紫蘇
茗荷
茄子(水であく抜きする)

ナスとピーマンの甘辛炒め

和食 15.4,2021

食べても食べても食べれる。最近やっぱりご飯が美味しくて仕方ない。止まらないナスとピーマンの甘辛炒め、渋々と箸を置いた。

昼すぎにスーさんのお店で打ち合わせ。中目黒に行くのは怖いけど、スーさんに会えるのは嬉しい。スーさんは元夫の紹介で9年前に知り合った。3年前の酒乱が酷かった時期に相談しようとした大人。だけど、迷惑をかけると思って止めた。元夫と同じ街にいる人だから。今日、こうして笑顔で会える事が嬉しい。離婚の事は伝えてたけど、何も無かった様に色々な話をした。久しぶりに奥さんや、子供にも会えて嬉しかった。今日も天気がいいな。そのまま村上美術へユウヤくんとの打ち合わせに向かった。

通りを歩きながら、春の風の中で思う。私は元夫を人として許す日は来ないと思うけど、感謝することはある。それにしたって、ご馳走になった水餃子美味しかったな。

村上美術に着くと、天音さんの弟さんが店で販売してる植木の剪定をしてた。「剪定、大事だよ〜。」って。平和だな。世界って本当に平和で好き。真っ黒に塗りつぶされた中目黒が少しずつ少しずつカラフルになってくる。ユウヤくんとの打ち合わせを終えて、ラジオを聴きながら三茶から家まで歩く。

今日のお悩みは、30才の女の子が彼に振り回されて仕方ない。だけど好きだから簡単に別れを選べない。デートも毎回遅刻、朝寝坊、夜型生活の彼に合わせなくちゃいけない。というものだった。うんうん、わかると思った。DJの回答は明快だった。彼に支配されてる事に気づきましょう。あなたの人生だからそれが本当に幸せじゃない事に気づいてますよねっていうような回答。それも、よくわかる。わかるけどさ。

私も完全に支配されてた。元夫の場合、外では弱くて駄目な男、家では偉くなって支配する男となった。多分、悪気は無い。だから難しい。私達夫婦は役者のように割り当てられた役を家の中で家の外で演じてたように思う。彼が役を脱ぎ捨てる度に私は不安になった。

今思うと弱くて駄目な男からの日々の仕打ちは結構、痛かった。深夜の居酒屋で私の分だけお酒を頼んでくれないとか、呼ばれて行った酒の席で私を置いて自分だけ一人タクシーで帰るとかとか。山のようにある。「困ったやつだな。」「弱いやつだからね。」「今日も面白いね。」「魅力的な男だよね。」「あなたはそういう男が好きな女でしょって。」酒場の連中が私にかける言葉は全部不正解。私はみんなと同じ。普通に傷つくし、酷い事は一度だってされたくない。一人ぼっちだなって。誰にも本当の事を言えない、どこにも味方がいない時間が長く続いた。

私達夫婦の異変に気づいて、あなたがされている事はモラハラなんだよって勇気を持って連絡をくれた友人がいた。その頃に、アルコール依存症の怖さについて私にこっそりとメールをくれた元夫のファンだという人がいた。そこから色々が前へと進んで行ったように思う。私は彼女達に一つの大きなきっかけを貰った。そして、そう聞いた時に、ようやく答えが見つかったとほっとした。私は一人じゃない。

世界って平和に出来てる。ここは空が青くて、太陽が光る、美しい地球。だから、ご飯が今日も美味しい。世界地図に真っ暗な中目黒じゃなくって、ブラックホールも一部あります中目黒に書き換えよう。もう、怖くない。大丈夫。

ナスとピーマンの甘辛炒め
茄子
ピーマン
醤油
甜菜糖
唐辛子
食べるときにコーレーグースと一緒に

豚の粕汁

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", 和食 14.4,2021

何だか無性にコーヒーが飲みたい。昨年の秋からカフェインレス生活を始めた。きっかけは自律神経の乱れと鬱。元夫からのバイオレンスな仕打ちに耐え続けた私は私を鬱にした。我慢の限界が来ても身を滅ぼす寸前まで我慢したから。真面目っていうのはどうやら不幸を生むらしい。親に、病院の先生に、友人にどうしてこんな事になってしまうまで我慢したの?って聞かれた。忍耐は美徳だと生まれた時から言い聞かされてきたし、当時の私の生きてる世界では定説だったから。私が世界に言ったら、それは裏切り行為になる。想ってるから自分を破滅させた。

幸せそうな家庭をやめたら、知りたい事が溢れてきて最近は本を読み漁ってる。昨晩は佐久間裕美子さんの ”ピンヒールははかない”、平行して湯山玲子さんや他にも女性著書の生きる疑問?みたいな本を何冊もベッドルームに散らかしてる。ジェーンスーさんのラジオもよく聞いている。女性ばっかりの声を毎日聞いてる。どうして出来る女は苦しむのか。勝手にだけど、そんな風に聞こえてる。私は彼女達みたいに出来る女じゃないけど、こんなに活躍してる彼女達の声がまるで自分の苦しみのように聞こえてきて、安心して床に就く。

佐久間さんは1973年生まれ、湯山さんは1960年生まれ。他にも90才くらいの方の女性の本も読んでる。世代が違うのに女性が生きる事を訴えてる。母は1953年生まれ。母と彼女達も全然違う。今の私は母とは友達にならないなって思った。沢山の女性に会ってみたい。知りたい。

どうしてなのか、家庭をやめたら世界が一気に広がった。外壁を作って家を守ろうと必死になってたけれど、今となってはそれが世界を閉ざしてたように感じてる。暖はとれていたけれど生ぬるい風が浮遊してた。一旦、更地になったら、見通しがよくて、最初は寒かった風も今は心地がいい。それにいい香りを運んでくれる。そうなると知りたい、見たい、食べたいとなる。

とにかくやっぱり今日はコーヒーが飲みたい。穏やかな生活が続く中で、知りたい事がむくむくと綿あめみたいに膨らんでいく反面、それを一気に溶かしてみたい衝動にも駆られれてる。コーヒーが飲みたい。

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『わたしを選んでくれる人』4月15日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

「うんざりしてる。」これが最近の口癖。姉や友人に言い続けてる。マッチングアプリがだるくてだるくて仕方が無い。もう、とっとと終わらせたい。そんなやる気の無い女になった私は絵文字を入れるのをやめた。めんどくさい。聞かれた話題を返却し、気になった話題をお貸しする。そんな端的なオートマティックなやりとり。そうこうしてるうちに、3人の男性とのやりとりがぼんやりと続いてる。

一人は36才、福岡出身の四人兄弟の三男坊。二人目は30才、名前がサウナ好きというのが気に入って、いいねを押した。サウナが好きすぎてサウナの会社を作り、最近は潜入サウナアルバイトをしてるのだそう。三人目は43才、婦人雑貨のデザイナーで森下在住、バツイチ。個人的にはサウナさんがダントツで好物。だけど四人兄弟の三男坊も悪く無い。きっと優柔不断で優しい男だと読んでる。中立的に現場を判断しさっと身を隠せるタイプ。社会性にそこそこ富んでいるだろうから、楽しい話も聞けるかもしれない。婦人雑貨のデザイナーはよくわからないけれど、プロフィールに離婚して大分落ち込みましたと書いてあったので、どんな離婚をしたのか聞いてみたいという興味。すみません。

段々とわかってきた事がある。これは企画でパートナーを見つけるというのが目的だけど、正直欲して無い。だけど見つけなきゃいけないような雰囲気になってしまって、自分でもそんな気分で会うものだから、結局、会った後は敗退のような気持ちで家路につく。待ち合わせの場所もたいがい相手に委ねて、相手が好きな場所?オススメの場所?に行くことが多いけど、正直そこは彼らの文化圏となる。そして、そうか。って気持ちになる。だってパンケーキ好きじゃ無いしとか。なので、今後は自分が行きたい所に行こう。そして、男ではなくって、一人の人間と会うって思ったら楽しめるかもって思った。興味を思うままに開け放してくればいいんじゃないか。ちょっとその作戦でやってみよう。
豚の粕汁
豚バラ 100g
大根 10cm
玉ねぎ 半分
こんにゃく 1枚
小松菜 2束
味噌 大さじ3
酒粕 100g
サラダ油

タケノコのバター醤油焼き

和食 01.4,2021

実家から送られてきた立派な筍。近所の友達を呼んで筍を食べる事にした。本当は筍ご飯をするよって言ってたけど、オオゼキで美味しそうなスルメイカが売ってたから、スルメイカのご飯にしちゃって、筍は糠と唐辛子で1時間くらい煮た後にバター醤油焼きにする事にした。春がいよいよ始まった感じがする。みっちゃんはお土産にケールを持ってきてくれて、イマムは美味しそうなビールを持ってきてくれた。嬉しいな。どうでもいい話をしながら夕飯を食べる。いい時間。

久しぶりにいつもとは違う夢を見た。何か困った事が瓶の奥にありそうな感じなんだけど、問題なく喉は潤してる。そんな感じの感覚の夢だった。外は曇ってる、だけど明るい朝。

夕飯
タケノコのバター醤油焼き
スルメイカとパクチーのご飯
パプリカと豚肉の豆板醤炒め
タコの和風マリネ
酢煮卵
ケールとアボガド、トマトのサラダ

粕汁

和食 23.3,2021

昨晩は粕汁を作って、サミットでチラシを買ってきて簡単な夕飯にした。やっぱりPMSが始まったみたい。何もしたくない。料理を作りたいんだけど、億劫。粕汁は思った以上に美味しく出来て、柚子胡椒と一緒に食べると最高。夜は早く寝た。

昨日に引き続き、また嫌な夢を見る。どんな夢だったのかは思い出せないけど、また夫に苦しめられてる夢だった。だけど、少し寂しい気持ちにもなった。朝は悲しい気持ちで目が覚める。やっぱり、一ヶ月前のPMSと同じ。ホルモンバランスで精神的に不安定になると、過去に戻ろうとするみたい。だけど、あの過去は幸せな事ばかりじゃなかったから、ここには来るなって断られるのかな。困ったもんだ。どちらにせよ、行き場の無い気持ちが浮遊する時間となる。そうそう、これがPMSって感じ。

PMSは女性の9割が、PMDDは女性の1割の人が自覚する症状なんだとネットや本を読んで知った。イライラや急な哀しみといった、軽い鬱症状は女性の殆どは経験してる。特別心配な事でも無いし、個人差はあるけど、その他にも色々な症状のでるPMSが面倒だって事は女性の中ではもうスタンダード。だからって、ようこそとは言えないPMS。あと3日くらい続くのかな。幾つか考えていた術については、あまり意味が無いと思った。例えば、高級パックをつけるとか。悲しい気持ちの中で高級パックをつけても高揚はしない。むしろ、気持ちがアンダーな分、毛穴に栄養が入らなそうで勿体無い。

なんとなくわかった。これは仕方ないって諦めた方がいいかも。それと、とにかく寝る。何かしようと思うから、イライラしたり哀しくなるから、必要な事はやるけど、気合いなど入れることは一切お休み。早くにベッドに入ってこの世から去れば、数時間後、お肌は健やかになってる。おや、って気分が上がる。

大丈夫。PMSに襲われたって不幸になるわけじゃ無い。適当に悲しんでおけば、直ぐにまた来週には空けてる。そうしたら、また頑張ろう。

粕汁
鮭 [鱗をとる]
小松菜
玉ねぎ
ねぎ
蒟蒻
酒粕
味噌
だしパック 少し