
こんなに勉強してないのはどれくらいぶりだろう。全く今日はしてない。色々と片付けをして、周ちゃんを鍼灸に車で送ったりしていたらあっという間に夜になった。帰宅すると、パリのマユミチャンから手紙が届いていた。
マツキヨの駐車場に車を停めて周ちゃんを待っているときもそうだった。泣きたい。無性にそう思った。理由は沢山あるような何もないような。ただ、梅雨みたいな空が心地よくて泣きたかった。
リビングのソファーにあぐらをかいて、大きなカードを広げた。泣くならきっと今。けど、少しだけ涙が目を覆って終わった。私はなんでこんなに我慢してるんだろうか。周ちゃんは体調がいいみたいで、キッチンで焼きそばを作ってくれてる。手紙には愛のことが沢山書いてあって、大好きなマユミチャンがとにかく幸せそうで、泣くには今がもってこいだったはずだ。
L.Aに行って姉の庭で泣きたい。あの家なら私が馬鹿をしても、誰も気に留めない。不意に庭に出てきたヘレナがいても、きっと「YOYOなんで泣いてんの?」って聞かれるだけだ。姉は多分、別の事を思い出して私なんてそっちのけでワイン片手にわんわん泣き出すだろう。きっといつものように、L.Aの夜は天気がいいはずだ。そして、私達は何事もなかったように眠りにつく。
周ちゃんが日常に帰ってきてくれて嬉しい。レポートもぜんぶ出せて嬉しい。嬉しいことだらけなのに、泣きたい。もしかしたら、忙しくて心をどこかに隠していたのかな。よくわからないけど、泣きたい。