
今夜は冷凍餃子。周ちゃんは早く帰宅し、夕飯の支度をしてくれた。ご飯、味噌汁、ブロッコリー、冷凍餃子にキムチと納豆。それから母の作った赤蕪の漬物。撮影の話をしたり、少しだけいつもよりビールを飲んだ。
口尾さんの料理は想像していたよりもずっとずっと美味しかったし、何よりも、とても素敵な人だった。料理を好きな人はいい人。勝手にそう思っているけれど、大体は当たっていると信じてる。世界さまざまな国で学んだとはいえ、自己流で身につけた料理を人に振る舞うまでにどれだけの時間がかかったのだろうか。右から見ても左から見ても、たぶん、いや120%、私と同じ内向型だろうと話を聞きながら、料理を食べながら勝手に色々を考えた。ここまでの道のりについても勝手に想像する。
料理の写真を撮りながら、心理学のことを考えて、また料理を食べる。別にどこかの何かと答え合わせをしたいわけではなくて、その人がその人らしく魅力的に見える様子が気になる。それについて、もっと知りたいとか、どうしてだろうとか、調味料だけじゃなくて、選ぶ皿のことだけじゃなくて、使う言葉や仕草や、周りに漂ってる空気みたいなものまで知りたいし、そこまで知ると、ああ、そうかって腑に落ちて、ようやく落ち着いて味わえるように思う。