
朝が来たら、だいたい忘れて、、る。日もあれば、そうじゃない日もあるらしい。今日は、珍しく昨日のような今日がまたやってきた。
頭がぐちゃぐちゃのまま、早朝から勉強は進めた。AM7:00、日課の山歩きをして、梃子の散歩にも行った。今日もいつものようにバナナジュースも飲んだ。周ちゃんは私が苛々してるのに気づいたのか、大きなグラスにたっぷりと入ったアイスコーヒーを作って、書斎のドアを静かにノックした。そして、直ぐに会社へ出勤した。
夕方、不意に思い出してinstagramを開くと、昨日届いた野村さんからのメッセージがある。つい先日に、撮影の帰りに寄った展示へ行った。野村さんに会うのは、3年?いや4年ぶり。そして、何を思ったか「一緒に展示がしたい」そうメールをいれたのは土曜日。周ちゃんを美容院まで車で送って、モスバーガーで時間を潰してる時にメールを入れた。あの日は、天気が良かったからだろうか、それとも勉強をサボって出かけたからだろうか、それとも、昨日、松田聖子を聞いて野村さんを思い出したからだろうか。
なんてメールしちゃったんだろう、。あのあと、少し後悔した。恐る恐るメールを開いて見ると「「ぱっ」っと浮かんだのだけど、よしみさんは個展した方がいいと思う。」って書いてあった。なんて野村さんらしい言葉なんだろう。そう思うのと同時に、もう、あの日々は終わったんだってこともわかった。そう、私はいつだって写真と取り残されてしまうことがある。ひつこいのだ、きっと。いつも、写真だけが隣にいる。
だけど、切り離されてしまった自分がすぅすぅと、する反面、輪郭がスッキリと見えてくるような気もした。「心理学で写真を個展するのって、ものすごく大変だろうけど、とても、それはかっこうのネタになるんじゃない?」って。
野村さんって人は、本当にセンスの塊みたいな人。絵も素敵だけど、言葉もすごい。センスが良すぎて、全くもって太刀打ちできない。だから、なんか適当な言葉を返したと思う。もう、覚えてない。
なんだか、とても嬉しかった。やっぱり私はひつこい人なんだと思う。