チャーハン

中華 07.5,2024


6時ちょっと前に起床。寝坊した。携帯を見ると、着信がある。ディスプレイには、ー匿名通知ー とだけ。わたし、まだ誰かに恨まれてたっけ。え、夢?寝起きの頭で一生懸命に考える。たぶん、いない筈だと思うんだけど。もうきっと、私を訴えたいと思う人もいない筈。だって、わたし、、もうあの男とは関係ないし。

最近、嫌な夢ばかりを見る。寝起きでこんなのやめてよ。入ってもいない、留守番電話を何度も確認した。朝の4時半。そんな時間に匿名でかけてくる人っているだろうか。いや。もう、どうでもいい。胸はぴくりともしないし、痛くもない。わたしには関係ない。

電話の所為?いや、よく分からないけれど今日はずっと調子が悪かった。天気もずっと悪かった。母からかかってくる電話はそうそうに切って、遅くなるという周ちゃんに適当にチャーハンを作って、ノンアルのビールを持って書斎にこもる。

わたしって、何がしたいんだっけ。むしゃくしゃする。やる事がいっぱいあるのに、全然進まない。本棚の前に座って写真集を開いた。ああ、落ち着く。写真はやっぱりいい。理由はハッキリと説明できないけれど、すごく安心した。多分、世界は思ってるよりも悪くない場所だってことを感じたんだと思う。

人は、言葉で理解する人と、ビジュアルで理解する人とに分かれるらしいけど、わたしは120%後者だ。だから写真の仕事をしてるんだなとも思うし、だから、勉強は苦手なんだと思う。テキストを読むのは死ぬほど遅いし、3回くらい読んでも全然理解ができない。けど、5回読めばわかってくる。だから、別に5回読めばいいだけのこと。

言ってた時間よりもずっと早く帰ってきた周ちゃんと一緒にお風呂に入った。武蔵境に100平米の家を見つけて申し込みを入れてみたけど、車を無くして世田谷とかに住むのもいいんじゃないって、周ちゃんが言った。「え?」「だって、世田谷の方が友達が沢山いるだろうし、大学院のこと考えても通いやすいでしょ。」「それ、プレッシャーだよ。」

大学院は行ってみたいけど、まだ大学だって卒業してない。そもそも、実習先だって決まってないし、色々が正直、うまくいってない。仕事だってどんどんやらなきゃいけないし。「なんで、まだ卒業だってしてないのに、大学院のこと言うの?」私が怒って言うと「もう、言わないよ」って、ぶっきらぼうに答えた。

周ちゃんはいい人だと思う。優しくて、仕事もできて、家族のことも大事にしてくれる。だけど、変なのって思うこともたくさんある。一番は、いい人ぶろうとするところ。そこが一番、嫌いだ。わたしの為を想ってると言うけど、それはね、嘘だと思う。少しは思ってくれてるのは知ってる。だけど、人はね、そんな簡単にいつも誰かのことばかり想えないんだよ。それが人なんだから。

私だってわからない私の未来のことを勝手に話すな。そういう愛は人を苦しめる。