
毎日らしい日々がやってきた。出張から帰って何日経っただろうか。とりあえず、きちんと実習も行けたし、試験も3つ終えた。壊れた三脚の修理だとか、積み重なった書類を整理したり、ダウンロードの期限が切れてしまったことを謝罪したりなんかした。
今回の出張は本当に辛かった。こんなに辛いことある?ってくらいに忙しくて、体調は最悪だったし、精神的にも追い詰められたし、写真が思うように撮れなかったことや、もっともっと撮りたいと思ったことも辛かった。こんなことならもう写真の仕事はやめた方がいいんじゃないか。そんなことまで考えたりもしたけど、結局のところ、3日目あたりにようやく携帯をwifiに繋げて周ちゃんとLINE電話できて、5日目の夜にパリのまゆみちゃんに連絡して翌朝も電話してって、家族や友人に吐き出すように沢山の気持ちを聞いてもらったら、今度は逆に、最悪な状況なのに最高だな、なんて気持ちにもなった。
そして、彼等のおかげで「大丈夫。」って、よくわからないけど、強く、何度も「大丈夫。」って思えた。最悪だからこそ、何が大事で何が好きで何がしたくて、どう生きていきたいとか、優しくありたいとか、これから勉強したいことも、撮りたいものも、誰に会いたいとか、何処へ行きたいとか、くっきりと見えてきたようだった。
帰国する数時間前に、初めてのフリータイムを貰って、一台だけカメラをバックパックに入れて歩きはじめたけど、目はかすむし、頭はガンガンするし、疲労で自律神経がヤられてるから吐き気も止まらない。だけど、ほんの1時間だけでも、何も考えずに撮った写真は写真らしい写真で嬉しかった。
そういえば、出張に出る前、もう仕事も大学もだめかもって周ちゃんに愚痴をこぼして車を当てもなく走らせた午後があった。あの日と1ミリだって私は変わってないけど、今の私はなんだかいい。
だから、沢山を見つられたこの旅は、きっとよかったんだと思う。