
今日は久しぶりに大人数でキムチを漬けた。昨年はバタバタと忙しない最中に周ちゃんと家で漬けたのだけど、一年っていうのはあっという間に終わってしまうもの。帰宅して、ポストに入っていたパリのまゆみちゃんからの手紙を読みながら缶ビール片手にぼんやりと考えた。
最近、友達ってものがよくわからない。姉に相談したり、残業で遅く帰った周ちゃんに夜な夜な聞いてもらったりする日もする。
大学に入り、受験を始めてからの2年半。ぐんと友達?が減った。ただ、遊べなくなっただけじゃなくて、私の興味や関心が変わったことも理由だと思うし、自然なことだとも頭ではわかってる。現に、新しく出会う人々は驚くほど面白いし、小学校から中学校に上がった時みたいな感じ、彼女彼らはドラえもんのポケットみたいに次々と新しい世界を見せてくれる。
けど…
これまでの友人らが開催する私だけ誘われない食事会の話を、後で誰かに聞いたときの後味の悪さったらない。仕方ないでしょ?だって、私には時間がなかったわけだからと自分を慰めるけれど、ぎゅぅっと胸は締め付けられている。この気持ち、なんだろう。
けど、日常で会わない友人の中には、私が写真を撮っている間、こそこそと受験を続けているのを知っていた友人もいるし、「苦しい」とか「辛い」っていうどうしようもない弱音を丁寧に聞いてくれた友人もいる。
彼女たちとは、時々しかLINEをしないし、会わない。日々、どんな暮らしをしているのか互いに知らない。今日、何をしてるのかもわからない。それぞれの今を生きてるのは確か。流行にはあまり関心がない人達で自分に忙しくしてる。
残業で遅く帰った周ちゃんは、いつもの様に私の話を聞いてくれた。周ちゃんは、夫であり、親友みたいだなと思う。そう言えば、初めてのデートで言われたのは「付き合いませんか?もしくは、親友になりませんか?」だった。
あの時の興奮した周ちゃんの顔ったら無かったな。
キムチの材料
煮干し
昆布
水
上新粉
はちみつ
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あみの塩辛
ナンプラー
唐辛子
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生姜
ニンニク
りんご・梨
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白菜
長ネギ
人参