“人生史上最悪だ。もう生きていけない。もうダメだ。なんで私ばっかり。どうしてこんなに酷い事されなきゃいけないんだろう。胸が痛い、痛すぎてもう空気になって透明になりたいよ。” もし、誰かがそういう事を言ったら、私は無視しないで話を聞いてあげようって思う。よくよく気持ちがわかるし、そういう事って結構、案外、世の中に隠されてるって最近になって気づいた。心の底でぐっとこらえて苦しんでる人が本当は多いんだって。
だから、もし困っている人がいたら、まず少しでもいいから外に出て誰かに会おうって伝える。その次に、嘘でもなんでもいいから、食卓を色鮮やかにして。って思う。食べたくなくてもいいから、いやいやでもいいから料理を作って、食卓をどんどん鮮やかにして。そうすると、気づくと元気が湧いてくる。食卓が鮮やかになればなるほどに。そうこうしているうちに食事もなんだか美味しくなるし、余ったらタッパに入れて冷蔵庫に入れておけば辛い日のお供にだってなってくれる。食卓は世界を救う。