ポークカレー

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", カレー 01.2,2021

あっという間に1月が終わった。さぁ、気合い入れて行こう!そう思った矢先に朝から寝坊した。もう光の中にいる事はわかってるんだけど、しばらくベッドに潜っていよう。昨晩見た映画が辛くて、嫌な夢も見て、気分はどんよりしてる。LINEを開くと姉からココがソファーで気持ち良さそうにしてる写真。メッセンジャーにはまゆみちゃんから犬の動画。マッチングアプリを開くと、映画と本のメッセージ。今日はだらだらしようかな。

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『わたしを選んでくれる人』2月1日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “
catmobさんっていう人は映画好き。映画の話ばかりしてる。私が昨晩見たトムハンクスが無人島でとにかく苦しい4年間を生きながらえるっていう、レビューでは最高とされてたけど、史上最悪な恐怖だった映画の話について返信した。やりとりを始めたばかりのユウキさんは本が好きで、いつも寝る前に本を読んでるんだそう。昨日は村上春樹と小澤征爾の対談の本を読んだって書いてあった。小澤征爾さんは中学の親友だったミワコちゃんが大好きだったので何だか親近感。選ぶ言葉も改行の仕方もいい感じだから、言葉の仕事をしてるんじゃないかなって勝手に想像してる。年は10位下。友達になってみたい。それに、ユウキさんのプロフィールに「もうすぐ花と話しそうです。」って載ってて、そのフレーズが気に入ってる。

昨日の最悪な映画。トムハンクスがひとり漂流した無人島の生活でウィルソンのボールにウィルソンっていう名前をつける。二人は一緒に過ごすうちに、いつしか本物の友達になった(トムハンクスの中では)。何だか、友達って誰でもいいんだなって。そこだけは面白かった。無人島で一人だけど一人じゃない。寂しいっていうのは生きている以上、隣にいる友達みたいなものなのかも。

別れた夫が通っていた中目黒の酒場。いつも同じ女が入り浸ってるのを見た。中には既婚者もいて、彼女はヘアメイクをしてると言ってたけど、とにかく化粧が濃くて半ば信じて無かった。夫の事を友人だと言ってたけど、夫はただの店の常連だから放っておいてと言ってた。まるで腫れ物に触るような扱い。当時は彼女達を見る度にやるせない気持ちにもなったけど、もしかして消化出来ない寂しさは同じなのかな。夜でも男でも愛でも満たされない。そもそも寂しさは自然現象なのかも。男の寂しさは間違えてかっこよくなったりもするけど、女の寂しさはどうしてだろう、汚く見える。煙草を揺らがしても、鼻炎なのかそれに勝るような香水は悪臭だし、天井に突き刺すような笑い声も騒音だ。

私の中で寂しいとイコールしているのがあの酒場の女たち。嫌だ、あんな寂しさは絶対に嫌。ウィルソンほど忠実な寂しさがいい。やっぱり、私も花に話しかけてみよう。
ポークカレー
豚肉 200g
玉ねぎ 1個
林檎すりおろし 1/3個
にんにく・生姜
砂糖 小さじ1
クミン 大さじ1
バーモントカレーのルー 2片
ケチャップ・ソースを少々