8月21日

Journal 21.8,2023


久しぶりに飲みすぎたせいか、二日酔い。気持ちが悪くてデスクに向かえない。頭がぼーっとするから勉強は出来なし、手を動かすだけの編集作業だって無理だ。リビングのソファーに転がってバリのホテルを探してた。午後は病院。なんとか重い身体を引きずって向かう。

今日は院長先生だった。こんなに大きな病院の先生だから、さぞかし偉そうな方なのだろうと勝手に想像していたけど、どこかの小さな島で小さな病院でのんびりと何十年と診療を続けていそうな、穏やかなおじいちゃん先生だった。「乳がんもちゃんと検査してね。」と言ってた。

帰って少しだけ勉強して夕方から周ちゃんとプール。帰りにずっと気になっていた町中華に入って、タンメンと餃子を頼んだ。狭くもない広くもない店内で夕方のニュースが鳴っている。耳を傾けると富士山が混雑大変だみたいに言っていた。常連さんが次々に店に入ってきて、「いつもの。」とか、「ビール。」みたいに手短にオーダー。私達の注文も頼んでから10分もしないうちにやってきた。ラーメンは驚くほど熱くて、炒めた野菜はくたくたで、麺はぶよぶよに伸びてる。

私も周ちゃんも綺麗にラーメンを平らげて店を出た。「ぶよぶよだったね。」「うん。」私達の会話もそれ以上でもそれ以下でもなかった。それよりも、そこに住みついている空間の温もりみたいなものが味わえたようで思いのほか気分がよかった。たぶん、周ちゃんも私と同じことを感じていたと思う。

今日からまた色々と頑張ろうと予定を立てていたのに、二日酔いでダウン。何やってんだろうと情けなくもなったけれど、感じたり考えたりすることをシャットダウンするっていうのは悪くなかった。夜は早々に寝た。