カテゴリー: Journal

9月23日

Journal 23.9,2020

「私はお兄ちゃんの味方だからね!」って言ったの。
アカリちゃんのこういう所が好きだ。彼女は自分の身の回りにいる人をとことん守る。フランケンシュタインみたいな風貌の極悪人を目の前にしたって、小さな体で立ちはだかる果敢な彼女に心打たれて退散してしまうだろう。「ごめん。悪かった。」って。

夫の友人の奥さんだった。
カメラマン同士で、何となくお喋りするようになって、少しずつ少しずつ、気づいたらすごく仲良しになった。彼女の前で何十回と泣いただろう。私ってこんなに人前で泣けるんだ。びっくりした。いつも冷静な私が、ぽろぽろと落ちる涙をぐちゃぐちゃになってゆく顔を見て、彼女はうんうんって聞いてくれる。夫のお陰だ。夫に出会わなかったら、彼女に出会う事は無かった。

「私、すーちゃんの写真が本当に好きだよ!すーちゃんは愛があるから大丈夫!」いつも励ましてくれる。夫が言ってくれなかった言葉を、彼女は私の目を見て言ってくれた。

「深呼吸。深呼吸。」LINEにメールが入る。
深呼吸。そう深呼吸。私には大切な人が沢山いる。深呼吸、深呼吸。大丈夫。ゆっくりと前へ進もう。夫はもう帰って来ない。私が怖いのは、私が見ている世界なだけ。

もう戦わなくていいんだ。だから怖く無い。だって出ていっちゃたから。助けちゃいけない。

9月11日

Journal 11.9,2020

三茶の病院へ行くまでの10分、246を歩きながら姉と電話で話す。ここ数日、姉に電話が出来なかった。話をしたかったけれど、したくなかった。姉に言ったら現実になっちゃう。声は聞きたかったけれど、出来なかった。

話を一通り聞いた姉は穏やかだ。いつもは私よりも声を荒げて怒るのに。今日は違う。優しくて落ち着いた声で言った。「あのさ、とりあえず離婚とかいいから、もう頑張らないでいい。とにかく休もう。」涙がどっと溢れた。病院の裏の方をぐるぐると歩きながら、ひたすら泣いた。もう頑張らなくっていいんだ。そっか。

わかった。人生をお休みしよう。もう全部お休み。とにかく、お休みする。変だけど、心がすっとした。

 

 

朝食

Journal 10.9,2020

夜の22時。デスクにいる。
健康診断で引っかかった胃ガン再検査が気になってる。父は胃ガンだった。まさこおばちゃんは乳ガンで40歳を過ぎた頃に亡くなった。今夜ははキッチンじゃなくってミントティーを持ってここに座ってる。外は雨。音楽はStevie WonderのOverjoyedがリビングから。 明日、料理王国の副編集長浅井さんと、ライスプレスの成田さんに、パドラーズで作品を見てくださいってお願いしていて、準備してる。eat LOVEっていう作品。男と男のカップルの食卓。料理は彼氏の伊藤通洋さん。それを私が撮る。そして彼氏の野村浩平さんの文章を書く。

プリントはずっとまとめていたんだけど、文章は久しぶりに読んだ。読んでなかった文章も読んだ。ごめんなさい。文章読むのが苦手だから読んでるようで読んでなかった。思ったよりも自分の事が書いてあってびっくりする。それにしたって野村さんの文章は素直で可愛くて、ぎゅっと胸を掴まれる。ぎゅって。とっても柔らかく、ぎゅっと。冷えた身体が温まってくような。

2年前の夫の酒乱の時期、彼らが私を救ってくれたんだった。彼らの食卓で温かい食事を食べ、ほっと安堵して家路に着く。それを何度も何度も繰り返した。作品を撮るプロジェクトで通っていたのだけど、彼らの食卓に私は本当に愛を食べに通った。そんな事をふいに思い出したら、何だか気づいた。

さっきまで泣いていた。そのちょっと前も泣いた。哀しくて哀しくて仕方ないのだ。急にそれがやってきて、家でも街でもスーパーでも写真を撮っていても人と話していてもそれが急にきて急にさっていく。だけど、eat LOVEをまとめていたら、私が今やる事は悲しむ事じゃないかもしれないって思った。

生きていると辛い事が結構ある。小さい事から大きい事まで。時にはあまりに大きすぎて前へ進めなかったりして、だけど、そんな事に構っていたら前へは進めない。私にはあの時にたっぷり補充した愛がある。大好きなふたり。大好きな作品、eat LOVE。作品が私を助けてくれる。作品をまとめながら思う。私を救ってくれたように、誰かの事を助ける作品になって欲しい。

朝食
目玉焼きと醤油マヨご飯
あかりちゃんにもらった梨
ほうじ茶

海老と豚とパクチーの春巻き

Journal 31.7,2020

海老と豚とパクチーの春巻き
春巻きの皮に、もやし、豚こま肉・海老、パクチーの順に乗せて巻く。油で揚げる。
▽ 材料 ▽
海老 荒く刻む
豚こま肉 荒く刻む
もやし ボイルする
パクチー 細かく刻む
春巻きの皮
スィートチリソース
▽ 材料 ▽
豆板醤 小さじ1
砂糖 大さじ2
酢 大さじ2
ナンプラー 大さじ2

芽キャベツ

Journal 23.2,2020

青山のファーマーズで芽キャベツを買った。こんなに買ってどうするんだろうって思ったけれど、このシルエットを見ちゃったらもう欲しくて欲しくて「葉っぱもたべれますよ!」ってお兄さんが言った瞬間「ひとつ下さい!」。買ってしまった。500円。安いんだか高いんだかよくわからない。帰宅して洗ってキッチンに立てかけて置く。ふと、遠くから見た時、いい佇まいだなぁと思わず見惚れてしまった。

かまどさんが割れた!

Journal 15.1,2020

かまどさんが割れた。ベランダの台に干そうとした時に手を滑らせて、真ん中からパカーンと綺麗に割れた。お見事!って感じだった。夜、仕事から帰った夫に土鍋が割れた事を伝えると「不吉な予感だ!!」と、怯えた。「もう10年以上使ってきて、沢山米も炊いたし、冬は鍋に使ったり、本当ご苦労さまだよ。落とした事じゃなくってもう寿命だったんだよ。不吉でも何でもない!!」散々お世話になったかまどさんに向かって無礼だと思ったら、かっとなってしまった。12年前かな、マクロビ信者で玄米派だった私は、かまどさんを買うか、カムカム鍋を買うか相当悩んだ。洋服よりも調理器具の方がずっと思い出があって長持ちだ。高い物のあれば、IKEAで数百円で買ったものまで色々だ。どれを選んだかできっと人生も少し変わっただろう。あと、何年料理ができるんだろう。そう考えたら欲しい道具は全部買おう。ふと、思った。だけど、置く場所だって考えなきゃだし、ちゃんと日々使いこなしたい。物欲だけで揃えたくない。そういうのはちょっと嫌いだ。だからタイミングを待つしかない。壊れたとか、引っ越して新しいキッチンになるとか。欲しいそれの事を考えるだけで楽しくなる。未来っていうのは、本当にただただ明るい。

鯵の干物スパゲッティ

Journal 01.1,2020

おせちは昨夜に実家で食べたから、正月だし昼はちらし寿司と赤味噌のお味噌汁にしようかなって言うと、ベッドの中から「スパゲッティー!」と聞こえる。「あのスパゲッティーがいい。」「太麺がいい。」ベッドからのオーダーが止まない。「太麺ないよ!」ちょっとキレたように返すと返答がない。本当は1.8mmがいいのだけど、1.5mmしかない。数日前の夕飯に焼いた鯵の干物をほぐしてスライスした大蒜とオイル煮にする。途中で玉ねぎ、塩を少々。その間にスパゲッティーを茹でる。固めに茹で上がったスパゲッティと茹で汁少々を合わせてトングでぐるぐると回して、ソースがとろっとしてくるのを待つ。お皿に盛りつけて、カットした檸檬汁と青ネギの山椒オイル(青ネギを細かくカットしたものを花椒の実と一緒にオイル煮にしたもの)をかけて、いただきます。檸檬はたっぷりの方が美味しい。夫はさらに粉山椒をかけてた。1月1日ふつーのトゥデイ。

どん兵衛

Journal 31.12,2019

数日前に買っておいた年越し蕎麦は、大晦日がくる前に余ったチキンカレーでカレー蕎麦にして食べちゃったのだ。大晦日の家族の集いから帰宅したのが21時過ぎ、どん兵衛をコンビニで買って帰った。今年はあっという間だったな。新婚じゃないけど新婚旅行に行ったり、お仕事も写真も十分にやったし、作品も作ったし、初めて金髪にもした。私は自分の事で泣かなくなった。だけど、友人が泣くのを何度も見た。毎日に大切なものが増えれば増えるほどに強くなっていく気がした。

みんながそれぞれの席についてグラスを持った。兄家族と兄嫁の母、父と母、夫と私。今年もお疲れ様〜とか、家族の健康に乾杯〜とか、きっと誰もが年の瀬を味わう言葉を待っていたと思う。皆が父をみる。威勢よく「やるぞ!!」と、父。今から武道館で唄うかのようなロックな乾杯で年が終わった。来年もやろう!

ラテールのシュークリーム

Journal 30.11,2019

テコの好物、ラテールのシュークリーム。テコの誕生日はいつからか、シュークリームになった。旦那さんよりも家族歴が長いのだから、信頼関係だってなかなか深いのだ。テコ、お誕生日おめでとう。

1枚100円のトースト

Journal 15.11,2019

帰り道に、オーバカナルで食パンを買った。
何も思わずに買ったけれど、よくよく考えたらちょっと高かった。
翌朝にトーストにした。
「このトースト1枚100円するから!」夫に言うと
「えーーー!!」驚いていた。「味、別に普通じゃんねぇ。」もぐもぐ。もぐもぐ。
「けっこう美味しいよ。」もぐもぐ。「美味しいねえ。」けっこう美味しくって、目を見合わせながら味わって食べた。

IN ICELAND

Journal 26.10,2019

実は日記とか、夢を手帳に綴ってる。ずっと前にほぼ日のお仕事をさせて頂いてから、綴る楽しみを覚えた私は夜な夜なこそこそと綴っている。手帳の後ろに100の夢リストというのを作り、なんでもかんでも叶う叶わない関係なしに夢を100個書いている。「大切な人とアイスランドへいきたい。」ユルゲンテラーが撮影したビョークがブルーの水の中で子供と幸せそうに写っている写真がすごく好きで、どこかもわからなかったその地球の果てかのような場所へ本当に行っちゃうとは一ミリだって思わなかった。

早朝にLondonのLuton空港から、Reykjavík行きのLCCに乗ってIcelandeまで数時間。昼過ぎに到着した空港には人が全然いなかった。直ぐにBluelagoonへ直行。青い空の中で、青いラグーンにたっぷりと浸かった。天国気分でビールを飲み、夫と楽しく戯れた。少しすると「滝に打たれたいな。」とか、「あっちの丘の方へ探索へ行きたい」とか、何だか夫がそわそわしだした。何なの?って聞くと「痛い。」と。夫はアトピー持ちで、ラグーンの成分が濃いのか、皮膚が痒痛いと訴えてくる。まじで最悪だ。仕方ないから、先に出てと伝え、飲み干したビールカップを渡した。広大な湯船の中を施設の入り口へと向かって歩いていく夫。途中、マダムとか、マッチョな男に声をかけられて痛いラグーンから一向に出れない。みんなビールが飲みたいみたいで彼にどこで買ったのか聞いている。あわあわしてる夫を見ていたら、何だか不憫になって私も出る事にした。私の夢はたったの1時間でTIME OVER…

10日間のおやすみを頂いて北欧へ行きました。IN LONDON

Journal 15.10,2019

20代はじめ、沢山旅に出た。
私には勿体ないくらいに、可愛くてオシャレで面白くって、東京!って感じの元気な友達に恵まれ、十分に刺激的で満足のいく毎日だった。青山や渋谷のクラブに行って、流行りのお店で食事して、流行りの洋服を来て、みんなでフジロックへいく。どれも嫌じゃないけど、当時の私にはなんだかちょっとしっくりこなかった。小銭を貯めてはエアチケットを買って成田へ向かった。バックパックを背負って色々な場所を旅した。どこかの国へ行っては、マッチ売りの少女みたいに温かい場所で食事をしてる誰かの窓を覗いては、私なにやってんだろ。って悲しくなったりして。だけど、気持ちよかった。そうやって何回も何回も旅を続けて、毎回のように後悔して、毎回のように怖い怖いってどきどきしながら、新しい国を歩き、新しい何かに出会って、そうこうしているうちに25歳くらいになって、旅はやめた。「いつか立派になったら、またヨーロッパを旅しよう!」そう胸に決めてから、あっという間に10年がすぎていた。

夫との10日間のヨーロッパ旅行。一応新婚旅行だ。「100回新婚旅行に行こう!」と夫が言い出したのが数年前。結局どれが新婚旅行なのかわからなくなったが、きちんと旅行として手配した今回の旅を私は新婚旅行だと思ってる。久しぶりのヨーロッパ放浪。思い出に残る旅にしたい。そう思った。

日本から17時間くらいかけてLondonへ到着。カタコトでさえ英語を喋ってくれない夫のお守りみたいな日が続き、写真を撮る余裕もなくって、Londonで早々に大喧嘩。Londonは夫のために経由したようなものだったのに、おんぶに抱っこ状態な夫にいい加減耐えられなくなった。「もう日本帰れ!」つい口走ってしまった。Oxfordあたりを過ぎた頃だった。とにかく一人で旅したい。切実にそう思った。夫も私の態度にブチ切れて何か酷い事を大声で言っている。強い雨が降り始めていた。もう一緒にいたくない。このまま街へ消えてしまおう、早足で通りへさっと入って歩き始めた。清々しい気分だ。私の旅が今始まった!みたいな気持ちでわくわくする。しばらくして後ろが気になって振り返る。逆ギレしたはずの夫が、子供みたいに小さくなって私の後をついてきていた。可愛い気がした。そうしよう。可愛いことにしよう。そうやって私達の旅はLondonから始まった。

Londonで食べたもの。
EastLondonのカフェでカフェオレ
パブのフィッシュアンドチップス
パブのビール
レストランのフィッシュアンドチップス
スーパーのかちかちご飯のスパイシーロール
バナナ
REGENCY CAFEのイングリッシュブレックファースト
Sohoのカジュアルなイタリアンでマルゲリータ
ベーグルサンド
スーパーでスナックとビールとヨーグルトとスコーン

日本食を愛してる!

Journal 12.10,2019

長旅から帰ってきた。どこの国へ行ってもなんでも美味しく楽しく食事をできるタイプではあるけれど、今回の旅では毎日のように「日本食が食べたい。」そう呟いていた。帰国して直ぐにスーパーへ走り食材をたんまりと買い込んで、浅漬けやらピクルスやらの瓶詰めやタッパを作って空の冷蔵庫をパンパンにした。そしてカレーを作りようやくほっとひと安心。さぁ、次は何を作ろう?気持ちも落ち着いたところで大事なことを思い出した。あ、先日仕事で美味しい餃子の皮が成城石井に売ってるって聞いたんだ!!決めたら私はとにかく早い。たねを仕込んで、お風呂に浸かってほやほやになった身体に麦酒を流し込んで、youtube見ながらあーでもないこーでもないって一人ぶつぶつ言いながら成城で買ってきた例の皮で餃子を巻く。この一連の流れだって美味しさのひとつ。やっぱり日本食を愛してる。

高野豆腐の煮物
ジャコのグリーンサラダ
パイタン風卵のスープ
ニラと白菜の餃子
夫は酢醤油と、辛い豆豉醬のタレ
私は酢胡椒と、黒酢のタレ

夕方に明太納豆卵かけご飯を食べたばかりだから軽めの餃子夕飯となった。日本食を愛してる。今夜も最高だったよ。

Copenhagen

Journal 01.10,2019

ちょっと経由しようくらいの気持ちでコペンハーゲンに行った。勿論、世界的に有名なnomaのある街なのは知ってるけれど、性格的にあんまりそういうのに熱狂的にはならない。ちょっと住宅街に入ると、家の窓にカーテンが無くてどの家も丸見えだった。それに何だか人がみんなにこやかだ、スーパーのレジの店員さんだって笑ってる。道を急いでる人なんて一人もいない。それに、こんなに寒くて空も青くないのに、みんな穏やかだ。カフェに入ると、家族連れだとか、カップルがゆっくりお茶してる。大声で喋る人も、頼んだ料理の写真を携帯で一生懸命撮ってる人もいない。不思議だった。何だかすごく好きになりそうな予感がした。もう一度近いうちに来よう。

CHICHI houseの夕飯。

Journal 17.4,2019

年末に家出して、L.Aと、San Franciscoへ行ったのを忘れてた。もう写真をやめようっておもってた3年前が嘘のように、毎日毎日来る日も来る日もカメラを持って写真を撮りに出かけることが増えた。自分でもびっくりするくらい毎日写真を撮ってる。ここ数日、急にぱたりと仕事が入ってなくて、家出した日を思い出した。

どんなに辛い事があっても、たとえ涙を流しながらだって、美味しいご飯はパクパク食べれるのだ。そして、それは心とは裏腹にとっても美味しかったりして嫌になっちゃうほどだ。そんな事を思い出した。東京を離れて、パクついたピザは最高に美味しかった。いつものようにピザを作るchichiのお父さん。chichiはダイニングでクリスマスパーティのために作ったDJブースで踊ってる。姉も一緒に踊ってる。

レンティルのスープ。お父さんのピザ。いっぱい焼きたてのピザを食べた。

eat LOVE day 15 /// eat LOVE

Journal 31.3,2019

どこか当たり前になってしまったeat LOVEの活動。ふたりとの関係はだんだんと家族のようになっていく。ふたりの生活の中で撮る料理は、仕事のあれやそれや、家で撮る食べ物とは全然ちがくって、なんだか色っぽい。のむらさんはお兄ちゃんで、みっちーは弟みたいな気がしてるけれど、やっぱり私はふたりの愛の生活にお邪魔してるのだ。ふたりの食卓に座る。ちょうど良い温度でだされた食事は今食べてって感じでお皿の上にいる。愛には賞味期限があるみたいな言葉があるけれど、愛が食べれるならほんとうにそうだと思う。

色っぽい食事と春うららかな午後。3人で作ったeat LOVEのZINEの増刷作業をしてる。けど、正確に言えば、のむらさんはひとりでぼーっとしたり、絵を描いてた。みっちーは、すこし斜め上を見て宇宙と交信して、時々私たちと会話を交わしてくれる。そういういつも通りの午後だった。

みっちーの初めての展示が今週末にある。とてもみっちーらしい素敵な作品。

eat LOVE day 14 /// 春だよ。

Journal 23.3,2019

たったの一年で色々な事が目まぐるしく変わっていった。
だけど、なんだかな、こうして三人で食卓を囲む事を続けてる。わりと自然に。食べる事と生きる事と、幸せになろうっていうのが、どうやらまだまだ、まだまだ重ねていきたいみたい。そうして私たちの作品がどんどんと膨らんでいく。アーティストの野村浩平さん。刺繍作家のイトウミチヒロさん、わたし。今日も一緒に食べてる。

バインミー

パン, Journal 11.2,2019

最近、お腹が空かない。時々こういう時がやってくる。朝食に、旦那さんの分だけバインミーを作って、寝癖で頭が爆発してる彼が食べるのを横に座ってコーヒーをすすりながら見てる。たぶん、我儘を言わなければこういう時間もそう悪くは無いのかもしれない。いや、もしかして、数年前の私ならいい時間だったのかもしれない。

ひとり食卓。

Journal 25.1,2019

旦那さんが夕方に帰ってきた。夜中以外に帰ってくるなんて久しぶりすぎる。彼が早く帰ってくるのは、二日酔いで仕事をサボって寝ている時か、体調が悪い時。それ以外は無いに等しい。だけど、いつも、「今日は22時に帰る」って言うから食事を支度して待ってるのだけど、その今日はなかなか来ない。来るのは泥酔して夜中の3時過ぎに帰ってくるバケモノだけ。早く寝た旦那さんにお粥を作って、いつものように、ひとり食卓。何を食べたのか覚えてないような食事を食べた。

焼きトマトのスープ

Journal 23.1,2019

頑張っても頑張ってもぜんぜんよくならなくて、あー地獄っていう日々の連続でも、まさか私の人生にこんな事が起きるなんて!と信じられなくても、温かいスープをすすると「美味し。」って、私の声が聞こえた。人間って強いな。

コンソメ
水orあればガラスープ
オリーブオイルで塩胡椒と焼いたトマト
バゲットなどの余ったパン

トースト

Journal 15.12,2018

小さい頃から、ちびまる子ちゃんも、サザエさんも、友達の家も、親戚の家も、どこの家もそうだった。みんな家族で食卓を囲んでた。時々例外はあったけれど、それは例外って感じだった。私は昭和生まれで、子供の頃は、デニーズやマクドナルドは家族でご飯を食べる場所だった。一人でランチする場所でも、時間を潰す場所でも無くて、家族で食事をしに出かける場所だった。

トーストに、スクランブルエッグ、季節の果物がテーブルに並ぶ。
熱々のトーストに塗ったバターが溶けておちていく。「温かいうちに早く食べちゃいなさい。」母の声が私を呼ぶ。温かいうちに食べなさいだなんて、なんて愛の詰まった言葉だろう。家族っていうのは、そしてそこで行われる食事、食卓っていうのは一体なんなんだろう。