カテゴリー: Journal

Journal 26.3,2020

今夜はハンバーグ。母のお兄ちゃんがプロボーラーを怪我で引退して、喫茶店を営んでいた時期に、ママもね お兄ちゃんの喫茶店をお手伝いしてたの!それでね サンドウィッチは、ナポリタンは、そんな話をそんなレシピな話を沢山聞きました。母は和食も好きだけど、洋食も大好きで、ハンバーグやらグラタンやら、ラザニア、ミートローフ、色々な洋食を沢山作ってくれました。そんな秘密はキッチンの棚。料理本がずらっと並んでいました。夜な夜な気分でぱらっとめくっては、はぁっとうっとりしていました。スタンダードな洋食、好きです。日本の文化だなって思います。

ジャスミンの茶葉蛋

Journal 22.3,2020

先週からお腹が痛かった。理由はわからないのだけど、ずっと下腹部が張ってて、鈍痛が続いている。少し感覚がない感じもする。友人がロックダウン秒読みのパリから急遽帰国した。京都の友人が倒れた。知り合いの方が生きるか死ぬかっていう程の大病を患っている事を知った。先月、ティーンになるまで撮っていた女の子が亡くなった。何だかずっと二月から私の心は穏やかじゃない。夫は私の夢の中で毎晩浮気を繰り返す。最近そわそわ病(多動の癖)が止まらない夫は、数時間毎にそわそわ夜中を徘徊。夫がそわそわする度に、私の夢の中で夫の浮気が繰り広げられる。現実のam 4時。ドアをバタンとそわそわが出て行った。1時間ベッドの中でぐっと我慢したが、2時間置きに浮気されてる私はもう全くもって怒りが止まらずメールを送信。直ぐに電話が鳴る。「だって、すーちゃんイビキかいて寝てたよ。」「イビキかきながら起きてんだよ!」「だって、イビキすごかったよ。」「だから、かきながら起きてんだよ!」よくわからないやりとりをして電話を切った。寝起きのテコが目をうるうるさせてこっちを見てる。1日も早く世界に、私の周りの大変な人々に平穏が訪れて欲しい。そして、ついででいいので、我が家にも平穏を!

ジャスミンの茶葉蛋
ゆで卵
ジャスミン茶 大4
オイスターソース 大1
砂糖 大3
醤油 大4
花椒 大1

(アニスやシナモンを入れると、もっといい香りに。もっと台湾みたいになります。)

ロンドンに食べ物の展示を見に行きました。

Journal 08.2,2020

姉がアメリカに住むようになってから、年に数回アメリカに遊びに行っていました。とくに旅行するわけでもなく、ぷらぷらと住むように暮らしていて、そんな行ったり来たりを繰り返すうちに、様々な人種の人が住み生活をし、沢山の文化やアイデンティティが溢れるアメリカから帰国する度に、日本が、私の住む東京が、小さくてちょっと閉鎖的なように感じていました。それは良くも悪くも。ここ2年と少し、仕事で料理の写真を撮る機会が増えました。大好きな東京で写真を撮る事は楽しい。だけど、ずっとここで料理の写真を撮る事がちょっと危ない気もしていて、今しかない!って思って、先週末に弾丸でLondonへ展示を見に行ってきました。

—展示の説明——-
Feast for the Eyes – The Story of Food in Photography in London
Feast for the Eyesは、写真の主題としての食の豊かな歴史を探求します。基本的な食事から退廃的なごちそうまで、食べ物は感覚を呼び覚まし、私生活と公生活の両方に触れます。食べることはもっともありふれた行為の1つですが、私たちの儀式、宗教、お祝いの中心でもあります。食べ物は私たちの欲望と空想を反映しています。性からの変換、ステータスのシグナル、政治へ関わることができます。一般的に手元にある主題として、食べ物は広く描かれ続けています。今日、あなたの食べ物の写真はこれまでにないほど人気が​​あり、ソーシャルメディアでの写真共有を通じて、写真は食事体験の一部になりました。また、食べ物の写真は、食べ物そのものと同じように、家族、伝統、家庭、富、貧困、性別、人種、喜び、嫌悪感、消費などの問題について根深い疑問を提起する可能性があります。

2つのフロアの上に提示され、140以上の作品を、黒と白のシルバーゼラチンプリントや色のプロセスとの初期の実験から現代作品まで、展覧会は3つの主要なテーマの周囲に配置されている。


テーマ1 “Still Life” は、食品写真と絵画の中で最も人気のあるジャンルの一つとの関係を追って、伝統に触発され、時代の流れの中でどのように変化してきたかを示す作品を特集している。


テーマ2 Around the Tableでは、食べ物の消費を中心に行われる儀式や、私たちが食べる食べ物や一緒に食べる人たちに反映される文化的アイデンティティについて見ていきます。

 
テーマ3 Playing with Foodでは、ユーモア、楽しさ、皮肉が込められているとどうなるかを示している。この展覧会では、食品写真の視覚的・社会的な歴史を紹介する雑誌や料理本も多数展示。

参加作家
荒木経惟、ナン・ゴールディン、マーティン・パー、マン・レイ、 シンディ・シャーマン、ウォルフガング・ティルマンス 、 ウィージー等、他多数。
by aperture and Photographers gallery websites
The exhibition is curated by Susan Bright, author of Feast for the Eyes: The Story of Food in Photography, and Denise Wolff, Senior Editor at Aperture Foundation.
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昨晩、はっとした事がありました。回数は人にもよるけれど、食事って1日に3回の行い。そのたったの1回が抜けただけでも、まぁまぁなビッグニュース。イライラしたり、そわそわしたり。しまいには、喧嘩を始めるカップルもいるかもしれない。だけど、また明日も、その次の明日も同じように食事をする事を繰り返す。なんて、面倒なんだろう!!街には溢れんばかりのSNSの料理写真や、本の売れないこの時代に料理本の新刊が本屋に当たり前のように並んでいます。あー人間の人生は食事に呪われてる。そう思いながら、キムチを漬けていました。あーもう完全に私も呪われちゃってる。本当に危なかった。この危機をキムチで忘れてた!!このままこの小さな都市で、来る日も来る日もレンズの向こうに東京の食事。明日の事ばかりで昨日の事など考えないんだろう。歴史も文化も日常も、色々なテーマを通して静かに料理写真を見る機会となった今回の展示。美味しい不味いだけじゃなくて、食べる物が私たちに与えてる大きな影響(チャンスかも!)を、私は東京の誘惑に引きこもって見逃しちゃうところだった。

It’s nice to go to a trendy restaurants, to buy hot sweets,
but it may not be so easy to find something delicious!

ちょっと固茹で明太パスタ

Journal 18.1,2020

坂田阿希子さんの本でタラコのレモンオイル漬けっていうのがあって、いつもとはちょっと違うレシピで明太パスタを作ってみた。はじめての食材ってちょっとどきどきして、結構失敗する。味は最高だったんだけど、今日も案の定パスタが硬かった。昔からそうだ、本番に弱い。サッカーの試合もそうだったし、中学受験もぜんぶそう。本番は気合いが入りすぎて空回りするタイプだ。だから、私は人三倍やらなきゃ、本番に勝てないっていうのを知ってる。だけど知ってるから、危ない時は三倍やると大丈夫。そういう事も知ってる。パスタは失敗したけれど。

明太パスタ
きちんと茹でたスパゲッティ
タラコのレモンオイル漬け [タラコをレモンスライスとオリーブオイルで漬けたもの]
豆乳
バター

かまどさんが割れた!

Journal 15.1,2020

かまどさんが割れた。ベランダの台に干そうとした時に手を滑らせて、真ん中からパカーンと綺麗に割れた。お見事!って感じだった。夜、仕事から帰った夫に土鍋が割れた事を伝えると「不吉な予感だ!!」と、怯えた。「もう10年以上使ってきて、沢山米も炊いたし、冬は鍋に使ったり、本当ご苦労さまだよ。落とした事じゃなくってもう寿命だったんだよ。不吉でも何でもない!!」散々お世話になったかまどさんに向かって無礼だと思ったら、かっとなってしまった。12年前かな、マクロビ信者で玄米派だった私は、かまどさんを買うか、カムカム鍋を買うか相当悩んだ。洋服よりも調理器具の方がずっと思い出があって長持ちだ。高い物のあれば、IKEAで数百円で買ったものまで色々だ。どれを選んだかできっと人生も少し変わっただろう。あと、何年料理ができるんだろう。そう考えたら欲しい道具は全部買おう。ふと、思った。だけど、置く場所だって考えなきゃだし、ちゃんと日々使いこなしたい。物欲だけで揃えたくない。そういうのはちょっと嫌いだ。だからタイミングを待つしかない。壊れたとか、引っ越して新しいキッチンになるとか。欲しいそれの事を考えるだけで楽しくなる。未来っていうのは、本当にただただ明るい。

good mood BANANA.

Journal 11.1,2020

冷蔵庫の奥に真っ黒なバナナの房を発見した。はっきり言って、もう誰なんだかわかんないくらい。シャドウになりかけてたと思う。だけど、全然悪くないよ。いい感じ。いい雰囲気だしちゃってる。ボールに卵、甜菜糖、オイル、豆乳(牛乳でも、無くても。)を入れて混ぜ合わせる、そこにつるっと剥けた熟れ熟れの真っ黒を数本いれて、フォークの裏で軽く潰す。ベーキングパウダー、薄力粉を数回に分けて粉気がなくなるまでさくっと混ぜ合わせて、型に入れてオーブンで焼く。冷蔵庫の奥にいい感じのバナナを見つけたら、悲鳴をあげないでバナナケーキを作るべし。正体不明なシャドウは、実はとっても甘くていい感じだから。

香りたっぷりカレー

Journal 10.1,2020

昨年、RiCEのカレー号の撮影で魯珈の店主さんがカレーを作っている時に聞いたはなし。
カレーに使うスパイスの量があまりに少なくって、こんなちょっとでいいんですか?私、沢山いれてました。びっくり仰天した。「スパイスは量じゃなくて新しいものにした方がいいです。香りは数ヶ月でどんどんと無くなってしまうから、買いだめしない方がいいです。」L.Aの姉の所(未知な材料の宝庫、アルメニア人のスーパーがある。)とか、新大久保に行った時にスパイス1年分みたいに買いだめしてた。帰ってすぐにスパイス達をどさっと捨てた。スパイスごめんね。近所のスーパーでは揃わないスパイスを切望しながらカレーを作って半年。ようやく新大久保でスパイスたちをゲット。香りたっぷりカレーができました。

香りたっぷりカレー
豚肉
玉ねぎ
長芋
コリアンダーホール
クミンホール
マスタードシード
カレー粉
チリ

梃子とマフィン

Journal 06.1,2020

先日、梃子が窒息死しそうになった。
いつものように小型犬用のガムをあげて遊ばせていたら、急におえっ、おえっって呻きだして、振り返った時には泡を大量に吹いてなんだかいつもと様子が違う。直ぐに駆け寄って触るとぐにゃぐにゃって体から力がぬけて顔がついたフォックスの首巻みたいになった。顔をみると舌は真っ青、目は焦点が合ってない!!慌てて逆さにしたり、背中を叩いたりして、そうこうしてるうちに、息を吹き返した。喉にガムが挟まっていたみたいだった。恐ろしくなってネットでガムのことについて調べるとペット用のガムの誤飲での事故がとても多いらしく、ものの数分であっという間に亡くなっちゃうんだそうだ。家中にあるガム、ストックしてたガムも全部一気にくそやろー!って言ってゴミ箱に投げ捨てた。
ある動物病院の記事によると、犬の歯っていうのは、硬い物を噛むためじゃなくって、柔らかい肉を引きちぎるためのものだって書いてあった。無知でぽいぽいあげてた私は馬鹿みたいだ。とっても申し訳ない気持ちになって、甜菜糖(大根から作った砂糖)少なめのマフィンを焼いてあげた。「これは、マフィンだよ。」いつも何かあげる時は覚えてもらうために名前を繰り返して言うようにしているのだけどマフィンはあっと言う間に覚えた。ある日彗星のごとく現れたマフィンに梃子は心奪われてしまったようだった。それからというもの、マフィンを見つけたら最後「私のマフィンをくれ!」「イッツマイン!」「イッツミー!」マフィン狂となる。

液状のものをよく混ぜて→粉物をさっくり合わせて180度くらいのオーブンで30分ほど焼く。
バナナマフィン
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 4g
卵 2個
甜菜糖 40g
サラダ油 40g [好きな物でよい、なたねとか、オリーブとか。]
バナナ 2-3本

鯵の干物スパゲッティ

Journal 01.1,2020

おせちは昨夜に実家で食べたから、正月だし昼はちらし寿司と赤味噌のお味噌汁にしようかなって言うと、ベッドの中から「スパゲッティー!」と聞こえる。「あのスパゲッティーがいい。」「太麺がいい。」ベッドからのオーダーが止まない。「太麺ないよ!」ちょっとキレたように返すと返答がない。本当は1.8mmがいいのだけど、1.5mmしかない。数日前の夕飯に焼いた鯵の干物をほぐしてスライスした大蒜とオイル煮にする。途中で玉ねぎ、塩を少々。その間にスパゲッティーを茹でる。固めに茹で上がったスパゲッティと茹で汁少々を合わせてトングでぐるぐると回して、ソースがとろっとしてくるのを待つ。お皿に盛りつけて、カットした檸檬汁と青ネギの山椒オイル(青ネギを細かくカットしたものを花椒の実と一緒にオイル煮にしたもの)をかけて、いただきます。檸檬はたっぷりの方が美味しい。夫はさらに粉山椒をかけてた。1月1日ふつーのトゥデイ。

どん兵衛。

Journal 31.12,2019

数日前に買っておいた年越し蕎麦は、大晦日がくる前に余ったチキンカレーでカレー蕎麦にして食べちゃったのだ。大晦日の家族の集いから帰宅したのが21時過ぎ、どん兵衛をコンビニで買って帰った。今年はあっという間だったな。新婚じゃない新婚旅行に行ったり、お仕事も写真も十分にやったし、作品も作ったし、初めて金髪にもした。私は自分の事で泣かなくなった。だけど、友人が泣くのを何度も見た。毎日に大切なものが増えれば増えるほどに強くなっていく気がした。

みんながそれぞれの席についてグラスを持った。兄家族と兄嫁の母、父と母、夫と私。今年もお疲れ様〜とか、家族の健康に乾杯〜とか、きっと誰もが年の瀬を味わう言葉を待っていたと思う。皆が父をみる。威勢よく「やるぞ!!」と、父。今から武道館で唄うかのようなロックな乾杯で年が終わった。来年もやろう!

ラテールのシュークリーム

Journal 30.11,2019

テコの好物、ラテールのシュークリーム。テコの誕生日はいつからか、シュークリームになった。旦那さんよりも家族歴が長いのだから、信頼関係だってなかなか深いのだ。テコ、お誕生日おめでとう。

ロールキャベツ

Journal 17.11,2019

昨日、撮影でお料理が上手なモデルさんの撮影をした。
無駄なものがなくってきちんと整ったキッチンは、普段大事に使っているんだなぁっていうのが想像できるような場所だった。
テキパキと料理をする様は本当に美しくって、惚れ惚れと眺めてしまった。

母が作るロールキャベツは外で食べるそれとは違かったなぁって、ふと思い出した。
確かケチャップと醤油を少し入れてた。記憶をたどって作った。

手にはできない形だけれど、きちんとおさまる場所がある。
そういうのが目の前で起きているとき、なんて言ったらいいんだろう
世界がすっごく明るくなるような、そんな不思議な光景になる。本当に美しかったなぁ。

1枚100円のトースト

Journal 15.11,2019

帰り道に、オーバカナルで食パンを買った。
何も思わずに買ったけれど、よくよく考えたらちょっと高かった。
翌朝にトーストにした。
「このトースト1枚100円するから!」夫に言うと
「えーーー!!」驚いていた。「味、別に普通じゃんねぇ。」もぐもぐ。もぐもぐ。
「けっこう美味しいよ。」もぐもぐ。「美味しいねえ。」けっこう美味しくって、目を見合わせながら味わって食べた。

いくらの醤油漬け

Journal 01.11,2019

子供の時に一番目に好きなのはイカの塩辛で、二番目はいくらの醤油漬けだった。いつもそれを兄弟と、ではなくって父と取り合った。正確に言うと、勝手に父にジェラシーを抱いた。母に「パパの分を食べないで!」と言われるたびに、”大人だからって!”と、ちぇって思った。「あとひとすくいだけお願い!」と母に甘え、懇願した。全然嬉しくないけれど誕生日がもうすぐだ。もうこれ以上はババアにはなりたくない。だって肌はどんどん水分を失って、どんどん弛む一方で、疲れるし、眠いし、年をとる意味が全然わからない。だけど、人生100年時代らしい。まだまだ先が長すぎる。本当に100歳まで生きるのなら80歳くらいまでは写真だって撮り続けたい。せめて75歳くらいまでは好きな写真で生計を立てたい。友達にこないだそんな事を言ったら、目が見えないかもよ!って言われた。確かに。だけど、じゃあ何をして生きたらいいんだろう。よくよく考えたら、生きれば生きる程にもっともっと好きなものが増えていってもいい筈じゃないかな。好きな食べ物もそうだし、好きな友達でも、好きなことでも、あと何十年も生きれるのなら、そこは好きなもので溢れた世界になるんじゃないかな。

ブレックファースト

Journal 28.10,2019

今朝はオープンサンドにした。海外に行くとブレックファーストのお店がある。映画の中で「夜なのにブレックファーストを食べるのが好きなのよ」って、なんてことのない脇役の掃除のおばちゃんが言ったセリフがあって、その感じがあまりにお洒落で完全に胸をぎゅっとされたりして。ブレックファーストに対する愛があるなぁって。

IN ICELAND

Journal 26.10,2019

実は日記とか、夢を手帳に綴ってる。ずっと前にほぼ日のお仕事をさせて頂いてから、綴る楽しみを覚えた私は夜な夜なこそこそと綴っている。手帳の後ろに100の夢リストというのを作り、なんでもかんでも叶う叶わない関係なしに夢を100個書いている。「大切な人とアイスランドへいきたい。」ユルゲンテラーが撮影したビョークがブルーの水の中で子供と幸せそうに写っている写真がすごく好きで、どこかもわからなかったその地球の果てかのような場所へ本当に行っちゃうとは一ミリだって思わなかった。

早朝にLondonのLuton空港から、Reykjavík行きのLCCに乗ってIcelandeまで数時間。昼過ぎに到着した空港には人が全然いなかった。直ぐにBluelagoonへ直行。青い空の中で、青いラグーンにたっぷりと浸かった。天国気分でビールを飲み、夫と楽しく戯れた。少しすると「滝に打たれたいな。」とか、「あっちの丘の方へ探索へ行きたい」とか、何だか夫がそわそわしだした。何なの?って聞くと「痛い。」と。夫はアトピー持ちで、ラグーンの成分が濃いのか、皮膚が痒痛いと訴えてくる。まじで最悪だ。仕方ないから、先に出てと伝え、飲み干したビールカップを渡した。広大な湯船の中を施設の入り口へと向かって歩いていく夫。途中、マダムとか、マッチョな男に声をかけられて痛いラグーンから一向に出れない。みんなビールが飲みたいみたいで彼にどこで買ったのか聞いている。あわあわしてる夫を見ていたら、何だか不憫になって私も出る事にした。私の夢はたったの1時間でTIME OVER…

10日間のおやすみを頂いて北欧へ行きました。IN LONDON

Journal 15.10,2019

20代はじめ、沢山旅に出た。
私には勿体ないくらいに、可愛くてオシャレで面白くって、東京!って感じの元気な友達に恵まれ、十分に刺激的で満足のいく毎日だった。青山や渋谷のクラブに行って、流行りのお店で食事して、流行りの洋服を来て、みんなでフジロックへいく。どれも嫌じゃないけど、当時の私にはなんだかちょっとしっくりこなかった。小銭を貯めてはエアチケットを買って成田へ向かった。バックパックを背負って色々な場所を旅した。どこかの国へ行っては、マッチ売りの少女みたいに温かい場所で食事をしてる誰かの窓を覗いては、私なにやってんだろ。って悲しくなったりして。だけど、気持ちよかった。そうやって何回も何回も旅を続けて、毎回のように後悔して、毎回のように怖い怖いってどきどきしながら、新しい国を歩き、新しい何かに出会って、そうこうしているうちに25歳くらいになって、旅はやめた。「いつか立派になったら、またヨーロッパを旅しよう!」そう胸に決めてから、あっという間に10年がすぎていた。

夫との10日間のヨーロッパ旅行。一応新婚旅行だ。「100回新婚旅行に行こう!」と夫が言い出したのが数年前。結局どれが新婚旅行なのかわからなくなったが、きちんと旅行として手配した今回の旅を私は新婚旅行だと思ってる。久しぶりのヨーロッパ放浪。思い出に残る旅にしたい。そう思った。

日本から17時間くらいかけてLondonへ到着。カタコトでさえ英語を喋ってくれない夫のお守りみたいな日が続き、写真を撮る余裕もなくって、Londonで早々に大喧嘩。Londonは夫のために経由したようなものだったのに、おんぶに抱っこ状態な夫にいい加減耐えられなくなった。「もう日本帰れ!」つい口走ってしまった。Oxfordあたりを過ぎた頃だった。とにかく一人で旅したい。切実にそう思った。夫も私の態度にブチ切れて何か酷い事を大声で言っている。強い雨が降り始めていた。もう一緒にいたくない。このまま街へ消えてしまおう、早足で通りへさっと入って歩き始めた。清々しい気分だ。私の旅が今始まった!みたいな気持ちでわくわくする。しばらくして後ろが気になって振り返る。逆ギレしたはずの夫が、子供みたいに小さくなって私の後をついてきていた。可愛い気がした。そうしよう。可愛いことにしよう。そうやって私達の旅はLondonから始まった。

Londonで食べたもの。
EastLondonのカフェでカフェオレ
パブのフィッシュアンドチップス
パブのビール
レストランのフィッシュアンドチップス
スーパーのかちかちご飯のスパイシーロール
バナナ
REGENCY CAFEのイングリッシュブレックファースト
Sohoのカジュアルなイタリアンでマルゲリータ
ベーグルサンド
スーパーでスナックとビールとヨーグルトとスコーン

日本食を愛してる!

Journal 12.10,2019

愛してるなんて言葉はそう滅多に使わないけれど、日本食を愛してる!ホームの反対側の人に向かって叫べるくらいにそう、愛してる!!わりと、どこの国へ行ってもなんでも美味しく楽しく食事をできるタイプではあるけれど、今回の旅では毎日のように「日本食が食べたい。」そう呟いていた。帰国して直ぐにスーパーへ走り食材をたんまりと買い込んで、浅漬けやらピクルスやらの瓶詰めやタッパを作って空の冷蔵庫をパンパンにした。そしてカレーを作った。ようやくほっとひと安心して、さぁ、次は何を作ろう?気持ちも落ち着いたところで大事なことを思い出した。あ、先日仕事で美味しい餃子の皮が成城石井に売ってるって聞いたんだ!!決めたら私はとにかく早い。たねを仕込んで、お風呂にゆっくり浸かりながらアルジタルのクレイパックして、麦酒を片手にyoutube見ながらあーでもないこーでもないって一人ぶつぶつ言いながら餃子を巻いた。成城石井で買ってきたもっちもちの皮で。

高野豆腐の煮物
ジャコのグリーンサラダ
パイタン風卵のスープ
ニラと白菜の餃子
夫は酢醤油と、辛い豆豉醬のタレ
私は酢胡椒と、黒酢のタレ

夕方に明太納豆卵かけご飯を食べたばかりだから軽めの餃子夕飯となった。日本食を愛してる。今夜も最高だったよ。

Copenhagen

Journal 01.10,2019

ちょっと経由しようくらいの気持ちでコペンハーゲンに行った。勿論、世界的に有名なnomaのある街なのは知ってるけれど、性格的にあんまりそういうのに熱狂的にはならない。ちょっと住宅街に入ると、家の窓にカーテンが無くてどの家も丸見えだった。それに何だか人がみんなにこやかだ、スーパーのレジの店員さんだって笑ってる。道を急いでる人なんて一人もいない。それに、こんなに寒くて空も青くないのに、みんな穏やかだ。カフェに入ると、家族連れだとか、カップルがゆっくりお茶してる。大声で喋る人も、頼んだ料理の写真を携帯で一生懸命撮ってる人もいない。不思議だった。何だかすごく好きになりそうな予感がした。もう一度近いうちに来よう。

タコと柚子胡椒のセビーチェ

Journal 18.8,2019

タコと柚子胡椒のセビーチェ
青柚子を絞った汁
青柚子で作った柚子胡椒
タコ

玉ねぎの粗みじん切り

オリーブオイルの中にニンニクみじん切りをいれて
フライパンで軽くカリッとさせたものをかける

あまった夏野菜のキーマ

Journal 11.8,2019



残り野菜でキーマカレーを作るのが結構すき。
冷蔵庫も綺麗になるし、勝手にお料理上手気分になるし、お野菜たっぷりでヘルシーな感じだし、良いことづくしだから。

あまった夏野菜のキーマ
豚ひき肉
生姜と大蒜のみじん切り
余ってる緑色の野菜を粗みじん切り [セロリ、小松菜]
玉ねぎ
ミニトマト
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コリアンダーパウダー
カレー粉
ガラムマサラ
チリパウダー
カレールー 1片
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eat LOVE DAY17

Journal 24.7,2019





eat LOVE Day 16 / 彼はぼく
を更新しました。

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eatLOVE
東京郊外に
男と男のカップルが猫10匹と住んでいて、
平凡で奇妙なその暮らしを女が写真におさめる。
食卓を囲みながら他愛のない話をしている時間はつかのま家族。
血のつながりも年齢も性別も関係なく、
ただその場を大事にご飯を食べる。
eat LOVEは、そんなニュー家族の写真と文による記録です。

文 / 野村浩平 料理 / 伊藤通洋 写真 / きくちよしみ
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eat LOVE DAY16

Journal 21.5,2019

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eatLOVE
東京郊外に
男と男のカップルが猫10匹と住んでいて、
平凡で奇妙なその暮らしを女が写真におさめる。
食卓を囲みながら他愛のない話をしている時間はつかのま家族。
血のつながりも年齢も性別も関係なく、
ただその場を大事にご飯を食べる。
eat LOVEは、そんなニュー家族の写真と文による記録です。

https://aiwotaberueatlove.wixsite.com/eatlove
文 / 野村浩平 料理 / 伊藤通洋 写真 / きくちよしみ
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CHICHI houseの夕飯。

Journal 17.4,2019

年末に家出して、L.Aと、San Franciscoへ行ったのを忘れてた。もう写真をやめようっておもってた3年前が嘘のように、毎日毎日来る日も来る日もカメラを持って写真を撮りに出かけることが増えた。自分でもびっくりするくらい毎日写真を撮ってる。ここ数日、急にぱたりと仕事が入ってなくて、家出した日を思い出した。

どんなに辛い事があっても、たとえ涙を流しながらだって、美味しいご飯はパクパク食べれるのだ。そして、それは心とは裏腹にとっても美味しかったりして嫌になっちゃうほどだ。そんな事を思い出した。東京を離れて、パクついたピザは最高に美味しかった。いつものようにピザを作るchichiのお父さん。chichiはダイニングでクリスマスパーティのために作ったDJブースで踊ってる。姉も一緒に踊ってる。

レンティルのスープ。お父さんのピザ。いっぱい焼きたてのピザを食べた。