12月19日

Journal 19.12,2023


今日は久しぶりにライターの石塚さんに会った。石塚さんの大学の同級生が代表を務める支援施設への見学と来月に行う予定の写真のワークショップの打ち合わせのためだ。石塚さんは家族のことで今年は大変だったと聞いていたけど、駅の改札で会った時はいつもの明るい表情だった。何かが吹っ切れたような感じにも見えた。とにかく元気で良かった。

施設への見学を済ませてから、駅前で代表の中村さんを交えて打ち合わせ。ワークショップのことだけではなく、この施設で取り組みたい事や、その概念となる心理学の話まで丁寧にお話ししてくれた。まだまだ、初学者でわからないこともあるけど、沢山の専門用語がするすると聞こえてくる。

この1年、がむしゃらに勉強して、これって一体なんのため?って、何度も何度も自問して、たくさん苦しんだりもしたけど、ようやく腑に落ちた感じだった。私は、こういう方に出逢って、話がしたかったんだって。

中村さんのお話が具体的に私の心を突き動かしてる。水を得た魚が水をごくごくと飲むみたい。身体中に中村さんの話がどんどん浸透していく。心理学を通して、今までなら、出会えなかったような世界の方と肩を並べて話をしてる。専門家と専門的なことについて、相手の考えを聞いたり、自分の意見を質問できる。勉強して、カウンセラーになるでも、勉強して、研究員になるでも、私の行き先はまだどこにも存在してない。だけど、こういう機会があることだけで、十分過ぎるほどに満たされたように思う。

それに、石塚さんも、この10年間、ケアワークをしてきたことについて、沢山のお話をしてくださった。私の全く知らないライターじゃない石塚さんのお話し。一年前に、石塚さんの取材で、少しだけケアワークについて、お話を聞いたけれど、あの時はやっぱり知らない人にもわかりやすいようなお話にしてくださったんだろう。書く仕事をしながら、こんなことをしてたんだと思うと、尊敬の気持ちで一杯だ。

なんだろう。今日一日で、背中がぞくぞくとしてしまうくらいに世界が広がった。中村さんとお話できたこと、石塚さんの初めての側面に出会えたこと。今のところ、手に負えていない。

もっともっと勉強しよう。それに、やっぱり、心理学は写真に返っていくと思った。今日も沢山写真の話もした。

商業カメラマンは楽しい。だけど、もう一度、また写真とちゃんと向き合いたいとか、写真の事をもっと知りたいとか、写真は一体全体なんなんだとか、たくさんの問が空から降ってくるようだった。