12月25日

Journal 25.12,2024


ポストに赤い封筒が見える。12月25日。今日はクリスマス。あれから、気持ちは少しリセットし始めてる。この年越しのタイミングは、きっと色々の節目となるのだろう。私がわからなくなったのは、大学に没頭し過ぎてたこともあるし、仕事でも胸に引っかかることがあったからだとも言える。

クリスマスカードを準備してたのに、結局、渡したのは家族である周ちゃんだけだ。書いたまま、引き出しにしまっていたのを慌てて鞄に入れて駅前の郵便局へ走った。

パリのまゆみちゃんからの手紙には、赤ちゃんのこと、大学での勉強のことが書いてあった。どういうわけか、40歳もすぎて、仲の良い友達も学へ行き、そんなことを手紙で書き合ってる。面白い。だけど、だから私たちって友達なんだろうとも思う。決めたわけでもないのに、人生の途中で互いにまた大学に入った。趣味も違えば、好きなことも違う。勿論、生活も日々の色々や食べているものだって今は違うのに。

それに、こないだフランス出張の時に、朝から電話したのは、会えなかったからだけじゃない。心細かったからだ。写真が撮れなくて苦しくて、元気がほしくて話したかった。だけど、あの朝のことについて、ポストから開いた手紙には「全然、よしみちゃん変わってないね。」って。書いてあった。それから、同じメガネかけてて、全く違う場所で生活して生きているのに、実際には長い時間会えていないのに、時空を超えて同じな気がしたって。変わってない。その言葉は嬉しかった。私は自分が変わってしまったような気がして寂しい気がしていたから。

まゆみちゃんの手紙を読んでると時々泣きそうになる。郵便局へ行く前にマックへ入って、もう一通だけ書くことにした。年寄りの多い朝のマック。ドトールでソイラテが飲みたかったけど、あっちは人気なのか忙しない。こちらはといえば、人々は決められたように、席を一つ置きで座ってて静かだ。有機的に作られたパーソナルスペースは美しいドミノみたいで心地がいい。

持ってきたカードに早速書き綴ってみたけど、、全然書ききれない。”つづく”と書いて、レシートの裏に書き続けた。それでもやっぱり全然足りない。2時間ぐらいずっと書ける。そんな気がした。冷たくなったコーヒーを流し込んで郵便局へ急いだ。

来年はちゃんと日記を書こうと決めてる。まゆみちゃんの手紙に綴られている日常に泣きそうになるのは、あまりに美しいからだと思う。人間の記憶は忘れるようにできてる。それを知ったのは大学に入ってからだけど、最近の私の日常はあまりに酷すぎる。こんなに時間を酷使したら、絶対にバチがあたる。

未来じゃなくて、今をしっかりと見たい。