せいろ蒸し

Journal 14.4,2025


絵描きの野村さんがinstaで夢の話を書いてたのがとても興味深い内容で、メッセージした。いや、それだけじゃなくてそこに載せていた絵がやっぱりとんでもなく素敵だった。絵のことは詳しくないけれど、野村さんの絵はとんでもなく独創的でなにかに媚びることなく自由に見える。それは羨んでしまうぐらいのものなに、どこか、なぜか気持ちがいい。

もし、芸術の意味を生きる原動力みたいな言葉で表現するならば、野村さんの絵のような芸術の効力は、情動が奥底で脈々と熱くなっていき、全身を駆け巡るもの。なんだかよくわからないけれど、生きたいと思わせる何かで、それは、アドレナリンのような強力なものではなく、生命力を司る、もしくは関連する、ものを増幅させる。

「熊谷さんの研究室が隣にあって、地層か何かの研究してて、」

イタコのように語られる夢の話は、私の現実とリンクしてた。特別にこだわりがあったわけじゃないけど、苗字を捨てた筈の私の名前を呼ばれたようでなんだか嬉しかった。

失っていた私が帰ってきた?いや、もう何かや誰かになりたくないと透明になることを望んでいた私を、見つけてもらえたような。

野村さんの展示に行ったら、野村さんの写真を撮ろう。