
昨年の台湾出張のメンバーで日比谷で香港料理を食べた。ミオちゃんが予約してくれて、一応、台湾の打ち上げだと言ってた。久しぶりにいいレストランで食事をした。ホタテ焼売が最高だった。お茶は高山茶を飲んだけど、台湾で飲む10倍以上の金額に驚いたし、味は台湾の街角で買うお茶の方がずっと美味しかった。
ゆっくりと遅いランチを食べてウィキッドを見て帰宅。帰りの電車でミオちゃんが「今日なんもしてない。」と何度も言ってたけど、ほんとにそうだなと思った。でてきたご飯をたべ、流れる映画を見て帰宅しただけの受動態な日。
それにしたって『いい』レストランにはやっぱりまったく興味がない。私は美味しければなんでもいいらしい。デートしがいのない女だ。「2回目の結婚を早まったー!」と時々、人に言うけど、あのまま沢山の男とデートを重ねたところでまともな男とは出会えなかっただろうと思う。
前の夫は『いい』とは真逆な、おかしくて美味い食事処がみつかるまで街を歩かせるような男だった。けど、それは少し父と似ていた。『いい』の軸が自分の内側にある人。そういう人といると、結果はどうあれ人生が面白くなることを私は知ってる。
『いい』レストランといえば、母もこないだ言ってたな。
「寿司とか蕎麦とかは外で食べたいなと思うけど、普段はぜんぜんしたいと思わない。」って。本当に同感。
一昨日に実家に帰ったけど、母の料理はやっぱり絶品だった。「まじ天才!」を何度も繰り返した。けど、それは母の努力や苦労、料理を作ることで家族を支えようと何十年も頑張った愛そのものだったことも知ってる。
3人の子どもを育て、父の闘病生活を支え、日常をくる日もくる日も豊かにしてくれた料理。そして、愛のためにつくったご飯が今、一人になった母を支えてることも。