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2度目の正月とお祝い

お祝い 29.3,2026


実家で今年2度目の正月と甥とわたしの入学祝い。梃子はお留守番。

大勢でわいわいと食卓を囲むのは、我が家って感じがする。母はいつものように、肉を焼いたり、ピザを焼いたりと食事中も忙しなく動いていた。兄が「鯖ご飯が食べたかったなぁ」と言っても、「あら、じゃあ今度ね。」と、嬉しそうだった。

最近、兄の調子がいい。ようやく父の死を受けいられるようになったのだろう。遅れてきたカイトも直ぐに父のところに行き、長くお骨の前に座ってた。うちは明るい家族だと思う。今日もよく騒ぎ、よく食べた。

周ちゃんとは少し上手くいってなかったけど、夜にちゃんと話すことにした。

人はわからないことほど、黒白はっきりさせようとしたくなる生き物だ。言葉でピシャリと閉じたり、強い言葉に押し込んだり、何かに巻き込んでしまうことの方が早く解決しそうにみえる。だけど、そう簡単じゃないと思う。

辛いけれど、どこにもハマらずに行ったり来たりする気持ちを辛くてもじっと観察して、少しずつ、少しずつ、理解することで見えてくる。そうやって、答えが段々と輪郭を露わにしてくるまで待つことは、苦しいけど大切な時間だ。

いい日がいい日になっていくのは、降ってきた何かを掴んだからじゃなくて、日常の延長にやってくるものだろう。今日はいい日だった。家族も、わたしの家族も、よくがんばってる。父の葬儀から9ヶ月目。

季節は少しずつ変わり、私たちは今日も楽しく食事する。楽しかったな。よく笑った。あー母のご飯は最高。

お正月

お祝い 05.1,2024


年越し蕎麦を食べよう。お節料理を食べたいね。アメリカから帰国して、周ちゃんとご飯の話ばかりしている気がする。成田からの帰り道に母がわたしてくれた蕎麦があった。病院の帰りに海老天とマグロ、貝の刺身を買ってきて、おせちとまでは行かなくとも、少々華やかな食卓となった。

今日は大腸の内視鏡の検査。再検査の手紙が来た時は心臓が止まるかと思ったけれど、1週間も経つと、癌なら癌で仕方ない、と思うようになった。癌宣告を受け入れるまでに、人は大体数週間でその恐怖を受け入れらるようになる。という文献を読んでいたからか、諦めが早い性格だからか、すんなりと飲み込んだ。

「癌の再検査いくから。」周ちゃんには言ってなかったらしい。言葉を放った瞬間から、どんどん顔面蒼白になる。「大丈夫だよ。たぶんポリープだし、癌でも早期だよ。症状ないし。」結局、病院まで周ちゃんに送り迎えしてもらった。

結果は癌でもないし、ポリープもなかった。安堵というよりも、そっかという感じで、あっさりとしていた私とは反対に周ちゃんは、全身の力が抜けるかのような顔をして喜んでいた。結婚してもうすぐ2年。私達はどんどん家族になっていく。自分の命について、こんなにも真剣に考えてくれるなんて、なんだかすごく嬉しかった。

誕生日ケーキ

お祝い 27.11,2023


周ちゃんが駅前でケーキを買ってきてくれた。誕生日は鰻屋だったからと、テコの誕生日と私の2回目の誕生日を祝ってくれた。ありがたい。

前に野村さんの誕生日にケーキが倒れたところを写真に撮った。野村さんが誕生日だからと大家さんがケーキを買ってきてくれて、みんなで食卓を囲んだあの日から、ケーキが倒れるのを目にする度に胸がじわっとする。

ときどき思う。いや、ある時から思うようになった。今が幸せなのかもしれない、と感じると、不意にそうじゃないと訂正する自分がいる。幸せになるのは、少し怖い。