
オオゼキの鮮魚売り場へいくと、ついついタコを探しちゃう。初夏に作った青柚子胡椒がもうすぐなくなる。寂しい。夏と共にさよならだね。

オオゼキの鮮魚売り場へいくと、ついついタコを探しちゃう。初夏に作った青柚子胡椒がもうすぐなくなる。寂しい。夏と共にさよならだね。

先日、仕事で神楽坂へ行った。その時になんとなく塩を購入した。
グラム売りだったから銘柄はすっかり忘れちゃったんだけど、その塩がとにかく美味しい。なんか、塩が美味しいって表現は今までよくわからなかったけれど、この塩はとってもとっても美味しい。甘くて美味しい。残念な事に塩の説明も聞いたはずだったけど、全てをすっかり忘れてる。とにもかくにも、どこの誰なのかわからないこの塩に夢中だ。もったいないけど使いたくって、パスタを茹でるときでさえ使ってる。だから、今日のカレーはなんだかすっごくいい感じ。
セロリキーマカレー
ニンニクと生姜のみじん切り
セロリみじん切り(葉っぱも全部)
玉ねぎ
クミン
コリアンダーパウダー
大津屋のカレー粉
チリパウダー
ガラムマサラ
塩
トマト缶
[付け合わせ]
目玉焼き、新生姜の甘酢漬け、マンゴーピクルス

甥と姪はクイーンが好きだ。
先月、夏休みで日本に帰国した彼らをカラオケへ連れて行くと、最初から最後までクィーンで盛り上がっていた。ドライブ中の車中でも熱唱。彼ら世代の若者の間では今はクィーンが流行ってるんだ。
昨晩、夫と夕飯を食べながらボヘミアンラプソディーを見ていたら、それは違うってことに気づいた。そこには昨年病気で他界したニコちゃんがいた。オーストラリアでドラムを始め、アメリカでバンドデビューして、そのうちに、ツアーディレクターになった彼らのダディー、ニコチャン。
最後のシーン、大きなステージで伝説のチャンピオンを歌うフレディマーキュリーに色々が重なって感極まる私。ふと振り返ると、ソファーに座った夫が、映画の中のステージを見つめるファンみたいに失神しそうだ。学生時代に始めたバンド結成から東京でデビュー。そして今も音楽を続ける夫の中から完全に色々が溢れちゃっている。
We are the champions,my friends,
We are the champions, We are the champions…
たとえ苦しいことがあろうとも、戦おう。私たちは、皆チャンピオンだ!!敗者などはいない!We are the champions, my friend…. .
我が家の夕飯は、感動と勝利に包まれた。

お肉が苦手だから、野菜はご飯の主役となる。私の大好きなウーさんの野菜料理は、野菜が本当に美味しい。切り方、炒め方とか、旬の野菜を美味しく食べるための工夫が素晴らしい。
ずっと欲しかった中華鍋。いつか大人になったら買おうって思って、もうとっくにおばさんになったけれど、何だか贅沢な気がして中々手が出なかった。ようやく私の手元にやってきた中華鍋。初めての中華鍋。どきどきしながら手入れをして、まず最初に作ったのは、もちろん野菜炒め。ウーさんの本を開いてレシピを確認。シャキシャキの野菜炒め。美味しい!

ちょっと前にイライラが止まらなかった。
寝ても覚めてもじゃないけど、ずっとイライラしてた。別に仕事が超忙しいわけでも、女の子の日なわけでも、寝不足でも、夫と喧嘩したわけでもない。急にやってきたそのイライラ病は2週間くらい止まらなかった。しまいには夢の中にまでイライラがやってきて、怖くなってネットで調べてみると、鉄が不足するとイライラするらしい。だけど、夏が来る頃には自然とイライラは消えていた。
オオゼキで格安だったレバーを見ていたら、イライラ病のことを思いだす。「鉄をチャージしよう。」夏だから何だかくどくない感じにしたくってクミン炒めにしたら、とってもいい感じ。

豆鼓の肉味噌
豚挽肉 200g
茄子の薄切り 中、一本分
胡麻油
豆鼓 大さじ1
オイスターソース 大さじ2

外出からの帰り道、”お昼、何を食べようかなぁ”って、ぺこぺこのお腹で考える時間が結構たのしい。冷えた胡瓜の浅漬けがあったな、きっと味がしみしみになってて、最高だろうなぁ。冷蔵庫に大量に買ったミニトマトがあったな。やっぱり暑い日は冷たい麺がいい!そうしたら、黒酢でさっぱり冷やし麺にしよう!!
黒酢冷やし麺
中華麺 1玉
胡瓜の浅漬けを刻んだもの[胡瓜、昆布茶、テン菜糖、ごま油、塩で浅漬けにして、よく冷やしたもの]
ミニトマト
紫蘇
茄子の塩もみ
[タレ]
黒酢 大さじ2
五香粉 小さじ1
オイスターソース 大さじ1
胡瓜の浅漬けを作った時に出る汁は捨てずにタレに入れます。
白ごま





とにかくウーさんのレシピが好き。シンプルだけど、決して物足りなくない。本当、関心してしまうレシピばっかり。特にはまったのは葱油で、10年前くらい、固めに炊いた玄米に葱油と醤油をかけてビールのつまみにして毎晩食べていたら、油の摂取が多かった為に胃痛がするようになり、半年くらい葱油禁止にした程。葱油が食べれなかった日々は本当に辛かったのを覚えてる。
ねぎ焼きそばもすごく簡単。葱油をフライパンに入れて、そこに麺を入れて黒酢をかけて、酒をいれて数分蒸す。あとは少なめの粗塩と胡椒で味を整えて、私は食べる前に花椒油と粗塩をぱらっとして食べる。それだけなのに、最高に美味しい。
黒酢は臨醐山の黒酢。これはもう決まりみたいなもの。この黒酢はまろやかだから、本にある分量よりも多めに入れてる。
ウーさんありがとうございます。今日も美味しかたです、ご馳走様でした。


姉はギリシャ人に嫁いだ。けど、義兄の中身は完全にアメリカ人で出来てた。だって、直ぐに捨てるし、直ぐに買うし、派手なことが大好きで、アメリカンジョークばっかり。いつも飛び切り明るい叔父さんが大好きだった。義兄の母はベジタリアンだったから、肉が苦手な私にとっては、叔母さんが作ってくれるグリークでベジな料理がお気に入りだった。中でも好きだったのは、色々な野菜をハーブと一緒に大きなオーブンプレートでオリーブオイルをぐるりかけて焼いた料理。時々なんとなく思い出して作ってる。

炒飯の良さはあまりよくわからなかった。
ご飯は白いままで十分美味しいのに、なんでわざわざ味をつけて、さらに油で炒めるなんて、ひつこくて、臭い感じがして苦手だった。
紅生姜が入った炒飯を初めて食べたのは数年前の事。
夫が「ここの炒飯はめっちゃ美味しいで!すーちゃん食べてや!」って言うから、渋々と、えーって心の中で思いながら一口。びっくり。紅生姜入りの炒飯、なんて美味しいんだろう。
どうして喧嘩するのか本当はわかってる。彼は私の知らない世界をたくさん知ってて、私は彼の知らない世界をたくさん知ってる。だから、愛を持って教えてあげないと、簡単に喧嘩になっちゃうのだと思う。だけど、愛があればきっといつもニューでハッピーなのかも。



もう何年もハマってる葱油。葱を刻んで多めの油でゆっくりと炒めるだけ。砂肝と一緒に焼いたり、青菜と一緒に炒めたり、チャーハンに、餃子にって何にだって合うし、簡単だし、冷蔵庫に長く置いておけるし、本当に美味しくって万能。



夫は今日も帰らなかった。
朝方に夫が帰る。それから一時間後くらい、朝の5時に中目黒の夫がよく飲み歩いてる酒場の女性からLINEが入る。長文でうんざりした。気持ち悪い。
「怒らないであげて。今日はみんなのためにライブをしてくれて、そのまま飲んだだけです。どんと構えたらいいよ!」こんな様な事が書いてあった。
昨晩、夫は酒を呑まないと約束してた。前日もやらかしたから。自分でもお酒を呑むと悪い事が起きる事はもうとっくに自覚してる。夜食を作って待っていたけど、朝までメールが来る事は無かった。来たのは、よくわからない内容のメール一通だけ。
夫はベッドで泥酔していびきをかいて寝てる。仕事へいく準備をする。何で、こんな事ばっかりなんだろう。何で、私が悪者なんだろう。
心がキリキリして、寝不足で頭がぐらぐらしてる。こんな毎日がずっと続いてる。

久しぶりに夫が帰った。

韓国料理の本で、作者の方が「コチュジャンを食べるとほっとします。」っていう言葉が書いてあった。何だかはっとした。私はお味噌汁や梅干し、鰹出汁と醤油の饂飩に納豆。海外へ行くと恋しくなる。あとは疲れた日も。食べるだけで、まるでお家へ帰ったみたいに安心する。料理ってすごい。やっぱり愛なんだね。


1年半前に結婚をした時「100回新婚旅行をしよう!」と、夫がいつも通りよくわからないことを言い出した。その6回目くらいの新婚旅行は台湾、昨年の秋のこと。初めての台湾で、沢山初めましてなご飯を食べた。とにもかくにも、旅行誌で見かけた汁なしの麺が食べたくって、夜市で見つけた時は本当に感動!!コンビニで買ったビールと一緒にがっついた。味は獣だった。なんていうか、獣だった。私はそっと次の獲物を探しにでかけた。あれから何度か新婚旅行をしたけど、本物の新婚旅行はいつするんだろう。



案の定、それは氷山のよう!または、夏の大三角形とか、とにかく激しく尖ったやつ。
夫と久しぶりに出かける。肩を並べてバスに座る感じ、何だかすごく久しぶり。先生がはじめに「えっと。」って言った。淡々と私の診断結果を説明をする事とものの2分くらい。全体結果のグラフがほぼ円形となってる私の数値は、問題なしゾーンのエリアに仲よく手を繋いだ点たちが収まっていた。「次は旦那さん…」診断結果になにやら沢山書き込んである様子。先生が一つずつ説明する。そして氷山が現れた。「旦那さん、これね病院いくレベルの数値飛び抜けました。高血圧以外は完全に全部お酒ですよ。」テーブルにだされたグラフのそれぞれの数値は全体的にすごくあっちこっちにとんがってる。まさに酒乱時の夫そのもので、完全に爆発しちゃってた。
人間っていうのはよくできてるもんだと関心した。心と体はまさに繋がってる。帰って台湾の麺でフォーを作ってずるずるすすりながら、色々を納得した。
