カテゴリー: 晩酌

ひとり晩酌

晩酌 25.4,2024


昨晩、一口だけ飲んだヤクルト。今日もまたその続きを飲む。冷蔵庫は、飲みかけ食べかけのオンパレードだ。別に勿体無いの背徳感を楽しんでるわけじゃない。ただ、とにかく自由でいたい。私の望みはそれだけ。

周ちゃんが帰ってくるまで後3日。正直、もう少しひとりでいたい。会いたくないわけじゃない。離れてやっぱり好きだなとも思う。けど、そういう話じゃなくて、丁度いい。たまたまその日は驚くほどに美味しくできたパスタみたいに、全部が丁度いい。

昨晩はプールに行った。夜にひとりでプールなんて絶対に行かないのに、雨で運転だって怖いのに、行った。夕飯はラーメンを作って麦酒を飲んで、今朝も寝坊した。全部、わかってやってる。

今日もあっという間に終わって、昨日と同じく、一昨日と同じく、忙しかったように思う。だけど、ひとりだと、全然辛くない。それに、夜に写真を撮って、ああ、やっぱり写真が好きだなって思って、よくわからないけど感動した。

数日前から、なんだか胸にあること。ふと思い出したようにイートニューミーをまとめたくなった。数年前は、編集の山若くんと写真集にしようって言ってたのに、いつだったかに急に冷めた。こんな風に男を飽きたことってあっただろうか。覚えてないってことはあるってことだろうきっと。

なんでもいいけど、全部がいい感じに回ってる。ひとりぼっちは、私に似合うらしい。

里芋と葱の味噌グラタン

Journal, 冬の料理, 晩酌 26.2,2023


私は性格が悪い。それが具体的にどうなっているのかを一字一句間違わずに言える。

今朝は久しぶりに家族会議をした。旅行や家のこと、家計簿とか色々と細かい話。どうしてだろう。周ちゃんは私じゃないのに、周ちゃんが出来ないことに苛立ってしまう。

私達は正反対のような性格や特性を持ってる。思った瞬間直ぐに行動に移したい私と、じっくりと考えてから動き始める周ちゃん。大きく広く見る私と定めた部分を奥深く見る周ちゃん。どっちもどっちでいいも悪いもないのだけど、せっかちな私が苛立つのは大体いつものこと。

周ちゃんは同じ話を何度もするし、辞書だとか取扱説明書かってくらいにそれについて細かく丁寧に説明をし始める。私はもうその3分先くらいの場所にいるから早く終わって、どうでもいいから次に行きたいと思いながら話は殆ど聞いていない、聞かない。何でもかんでも思った時にはもうやりたい私は失敗も多いけれど、細かいことなんてかまいたくない。細かいことが気になってそれをしっかりと理解するまでは動けない周ちゃんは失敗は少ないけど論理を組み立てるにはそりゃ時間がかかるし遅いし、もう目の前のそれはとっくに冷めたよ。みたいなことも多い。

お願いだから世界とコミュニケーションして!と思うのは私で、周ちゃんはいつも一人で刻々と時間を重ねてしっかりと前へ進んでいく。コミュニケーションなんてきっと要らないし納得していないと進めないんだろう。

だからいつも私が先にカチンときて怒る。なじる。意地悪を言ってしまう。そんなことを考える度に私が傷つけたひとりめの夫のことも思い出す。私は決して被害者なだけじゃない。沢山の人は勘違いしてると思うけれど、私は過去だって最低だった。

周ちゃんは勉強は出来るし賢いけど、鈍臭くて腹が立つ。周ちゃんにしたら、IQは中学受験どまりでアホで無知でよくわかんない事ばっかりする私は騒がしくて迷惑だと感じてるんだろうと思う。だけど、そうやって出来る限り傷つかない術を持っていて欲しい。

夕飯は一人でグラタンを作って食べた。午後から周ちゃんが出かけてひとりきりの最高なはずの時間を過ごしてると、不意に周ちゃんに会いたくなったりもする。寂しいとか早く帰ってきてとは思わないけど、やっぱり好きじゃんなんて思いながらワインをガブガブと飲んだ。

晩酌セット

晩酌 22.2,2023


夜は一人で晩酌をした。周ちゃんは知り合いに誘われて武蔵野の土地や農家さんを知るというイベントに出かけた。明日は結婚記念日。短かったような気もするけど、3年くらいの長さのようにも感じる。