カテゴリー: パン

兄の焼いたスコーンと食パン

パン 15.10,2021

昨日、カイトと駒沢の駅近くで待ち合わせして、兄の焼いたパンを受け取った。紙袋には、プレーンスコーン、チョコレートスコーン、食パン、それにチーズとニンニクのオイル漬けが入っていた。朝食はいくつかのパンをオーブンで焼いてお茶を淹れて食べた。

テコは朝から声が出ない。昨日の病院で鳴き続けたんだろう。だけど、手術前のチェック検査は良好で、癌の転移も見られなかった。たったの11年の人生で3度目の手術って、こんなに小さな体なのに。人間の様に話せないからただ耐え続ける方を選択するしかないのだけど、前を向くしか選択が無い人生ってどんな感じなんだろう。

今日は朝からミオちゃんと取材。ミオちゃんと会うのは久しぶり。撮影は8時から夕方まで。合間に色々とお喋りした。編集の羽賀さんとも初めて色々と喋った。同棲の話になって、好きな人でも一緒に住みたくないし、結婚も別にって話す羽賀さん。30歳前半の今の生き方はとってもユニークに聞こえて、魅力的だった。同じ物を持っていても、お金とか仕事とか色々が大体は似た様な物であっても、何かが足りないと感じる人もいれば、もう足りていると感じる人もいて、色々な女がいる。

仕事の合間に韓国のフェミニストの本を買った。内容は少し暴力の事も含まれてる。夜、少しだけご飯を食べながら考えてた。きっと暴力の度合いにもよると思うけど、暴力って最初は心臓が張り裂けるくらいに怖いけど、行動の一つと捉える様になると怖く無くなる。段々と慣れて麻痺してくるんだよなぁって。それに、初めて暴力を振るわれた時に真剣に相談した元夫の友人に「そんなのは二人でやってくれや。」と、関西弁で言われた事を思い出した。こんな事を相談してしまって、ああ、私って恥ずかしい女って申し訳なくなったのを覚えてる。9年くらい前の事。当時だって暴力は悪い事だったけれど、今よりもずっとずっと古い時代だった。

何だか今日は考えてた。女の生き方とか、色々。

アップルパンケーキと梅ジャム

パン 03.10,2021

今日は心理学の講座の初日。人生初めてのズーム授業。18人の人が画面に映ってる中で自己紹介するのはすごく緊張した。年齢も性別も住んでる場所も全然違う。職業については心理職の人が半数以上で、関連した仕事の方もちらほら。アウェイ感たっぷりの私は連れてこられた猫のような気分で端っこに座って授業を覗いた。

楽しいと言っていいのかわからないけど、むちゃくちゃ楽しい。リアル体験を例に出す話では、ちょっと苦しそうな話も聞こえてきたけど、とにかく見るもの、触れるものが楽しい。これからどんな9週間になって、その9週間の後の私はどんな視野で世界を見るんだろうって思うと、すごくワクワクした。だけど、しきりに講師からは注意喚起が促された。学びの中で冒険している感覚があるうちは大丈夫。だけどその先には絶対に行かない事。安全な場所からは離れないようにって。私の離婚の事を話した上で受講参加を認めてもらった旨があったから、本講義を受ける前にも何度もその件については連絡が来た。

色々が色々と動いて回ってる中で、講義も始まって、なんだか脳みそがショートしそう。バタバタと支度をして、冷たい白いご飯だけをばばっと頬張って、鎌倉へ向かった。数日前に週末はちょっと自然を見た方がいいと思って近所の今むを誘った。彼も無類の海好き。鎌倉の駅を降りるとザーザーぶりの雨。駅前のエクシオールで雨宿りしてると連絡が入る。友達のたまちゃんに聞いてたけど、本当におばさんみたいな髪の長さだった。いきなりショートになったおばさんの私。おばさんみたいな髪の長さのおじさん。なんなんだろうか。心理学の勉強を改めて始めた事を話すと驚いてた。そこから、脳の話とかになって、今むが読んでる細胞の話になって、雨が止んだから海外に向かいながらもハードにお喋りして、海岸に座りながらも、今度は動物倫理学とか環境の話とか、私がここ一年くらいほってる話をした。結局、穏やかな海の前で、美しい夕方の中で熱弁しあって、大変に疲労困憊して東京に帰る事に。「疲れた。」何度も言ったと思う。私が勝手に熱弁しただけなのに、今むは「ごめん。」って言ってた。

電車に乗ると、今度は今むの将来についての話を聞いて、どうしたらいいのか考えたりして、三茶の中華屋でビールを飲みながらまたさらに、その話の続きをした。とにかく、話しまくって疲れた。

男性の悩みを聞く事ってあまりないけど、男も女と一緒だなって思った。何とも、フルスロットな休日だった。

スモーブロー

パン 20.7,2021

朝の4時、外は何だか雲に覆われてる。ああ、どうしよう。ベッドの中で怖くなる。昨年の恐怖にちょっと似てる。もしかして、。ちがう、そんなわけない。霧を搔きわける様に頭の中を心の中を貪り突き進んでみる。何となくわかった。この落ち込みは私自身が招いてる、糸をこんがらがらせてるは私だ。

昨日は月曜日だっていうのに朝から一気に落ち込んだ。昨日までは元気だったのに。どうして。

ここ1週間くらい。ずっと根詰めて作業を進め、日曜日の午後から打ち合わせをしに逗子へ行った。逗子では夏を思いっきりに楽しむ人たちでビーチはごった返してた。何だか同じ地球とは思えない感じで、まるでコロナ前にトリップしたみたい。日常なのに、それは今日にとっての非日常の光景で私の中で何かがずれていった。

夜の22時、姉から長文のLINE。朝から急降下した落ち込みに不安を感じて、カウンセリングへ通う事を決めたと姉にLINEした返答だった。姉はクリスチャン。そんな話がつらつらと書いてあった。私にはGodがいるから、あなたも何かを見つけてみたいな。Godは勇気をくれる、力をくれる、みたいな。それは答えになってないよと思った。まぁいいや。姉に解決して貰いたいわけじゃない。ただのアテンション。寂しかっただけ。

そんなメールの事もベッドの中で考える。神様だとか、何かすがれる、頼れるものがあるのなら、困ってない。トラウマや、過去の日々の事もきっともう悔やんで無いよ。上手に逃げられるのなら忘れてる。カウンセリングの方に連絡をし、受けたい旨と、自分がどうしたい等、今の症状や、頑張れる力はあるのに急に落ち込んでしまった事を軽く話してみると回答はすんなりとしたものだった。

「離婚を昨年にして、今頑張るのは未だ早いと思いますよ。頑張りたい気持ちはとてもわかります。だけど、自家発電が未だ無い状態なんじゃないでしょうか。自家発電、離婚の色々で使い切ってしまったのかもしれません。今は自家発電を貯める時です。」

そうか。一日、何もしないで過ごす。午後になって二子玉にずっと欲しかったハイビスカスと、蔦屋書店で食べ物の書籍を買って帰る。何もしない、何も考えないって、もやもやする。動物園の檻の中の動物になったみたい。安心で安全だけど退屈だ。けど、そもそも、私の自家発電ってどこで作られるんだろうか。

今日の朝ごはんはスモーブローにした。デンマークに行った時に初めて食べたスモーブロー。新婚旅行だった。彼はあの旅行でずっとゲームをしていて、行きたいと行ってた場所に連れて行っても、つまらなそうにゲームしてた。旅の全ては私が決めて、チケット取って、ホテルも各スポットで取って、買い物へ行けば何かを買ってとせがまれる。直ぐにホテルへ帰ろうばかりだった。中には楽しい事もあったけど、楽しくない事も山ほどだった。もしかしたら彼の鬱が始まっていたのかもしれないとも思う。そんな時に食べたスモーブロー。いいも悪いも両方好きで一緒にいた筈。そんな旅も後になったら笑い話になればいいって決めてたけど、数ヶ月後に笑えない話になってしまった。

だから、どうして私は落ち込んだんだろう。スモーブローを食べながら思う。朝はあんなにどんよりしてたのに、リビングは夏の朝陽でいっぱい。気持ちがいい。そうか、わかった。たぶん、打ち合わせが思うように行かなかった。それだ。昨晩に友人が「明日は撮影が早くってさ、6時起きなんだよね〜」って言ってるのを聞いて、?って思った。私は平日でも週末でも、基本的には仕事の為に5時過ぎには起きてる。仕事は撮影だけじゃなくて作品作りもそう。理由のもう一つはそれだ。思えば、6月は作業が忙しくて殆ど人に会ってなかった。

カウンセリングは水曜日に予約してる。
答えはわかった。思うように結果が出なかった。頑張りすぎた。元気が無くなると、弱い部分が出てくる。それだけの事だ。ひとり勝手に恐怖に陥る事はないし、どうして怖いのかを探しに行ったらいいんだ。それに、仕事も作品も落ち込む為にやってるわけじゃない。私の自家発電のエネルギー、探しに行こう。

スモーブロー
レーズンパン
アボガド
トマトと玉ねぎをビネガーと山椒の塩漬で漬けたもの
オリーブオイル

蜂蜜トースト

パン 07.4,2021

昨日、まゆみちゃんから手紙が届いた。1.5€の切手が貼ってある。PARISから東京への値段。東京からPARISへも180円くらいだったように思う。海を渡って遠く彼方の場所で、今の時間も昼夜真逆だし沢山の色々が違うのに、私達の文通にかかる料金が同じって、たまたまかもだけど同じって同じ価値って、何だか嬉しくなる。

手紙には最近の事が色々と小さな文字で沢山綴ってあって、手紙を書くのが私からの手紙を読むのがとても嬉しいんだって気持ちが溢れてた。この文通が時を経て終わる日が来ても、どこかの引き出しにちゃんとしまっておこう。それで、お婆ちゃんになったら、いつかの今日のこの手紙をあげたい。封を閉じた今日を本人でさえも忘れちゃうかもしれないけど、今日に困ったり悩んだり喜んだりしてる事が瑞々しくここに記されてる。まゆみちゃんの筆跡で。

今日は埼玉の友人が安置されてる葬儀場にヤッチャンとユウヤ君と行く。2019年の1月、友人の仕事用のプロフィール写真を撮った。あの時の写真をお母さんに渡そうと思って、早く起きてプリントして、お母さんへ手紙を書く。何だか最近よく手紙を書いてる。パンを焼いて、バターと蜂蜜をたっぷりとかけて、お茶を沸かした。涙がどんどん出てくる。身体のあっちこっちで小さな爆発が起きてるみたい、思い出と哀しみが交互にやってくる。

勇気を貰ったように思う。
今日を有り難く生きるとかじゃない、死を側に感じて自分の身を安堵する事なんかでもない、そんな事じゃなくて、未来を残してくれたように思う。色々があった私にとって、彼女の死は哀しいだけじゃなかった。後悔が沢山あるから、生きたい。

バナナチーズトースト

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", パン 24.2,2021

午前から神保町で編集の高木さんと取材。それは聞いたある事があるけど、口にはどうにも出て来ないゲームの有名な女性の方を撮った。ライターの男の子が「こういう取材は慣れませんか?」みたいな事を聞いてた気がするけど、明らかにその子の方が緊張してた。やっぱり、人に話をする時はPCとか紙じゃなくって、ちゃんと見た方がいい気がする。たまに思う。有名な女性の方は、最初から最後まで男の子を見て話していた。

世界大会の話とか、どうやってメンタルを保つかとか、海外での身体やマインドのコンディションの整え方とか、とても面白かった。途中に自分が身体が弱い事、実は癌だった事、抗がん剤を飲みながら大会に挑んだ話を聞いた。もっとそこ、男の子、聞いたらいいのにって思ったけど怖かったのかなって思った。男の子は大変だった時期はなんちゃらって早々に終えて次へと進めた。そういう時期に抗がん剤を飲みながら大会に出る。どうかしてると思うその話を私は聞きたかった。いつ死ぬかどうかわからない状態で試合に挑む。だけど、脳がアウトになったら勝てない。だけど身体の話でもある。だけど心にもそれは繋がって負けてしまう。わからなくなった自分の身体と戦う時間の話をもっともっと聞きたかった。

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『わたしを選んでくれる人』2月25日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

なんとなく返信だけは続けてる。和食の料理人のマサさんは、相変わらず毎日メールをくれる。基本的には挨拶のみ。何をやってるかわからない会社員のKさんはメーカーの広報だった。話はそこそこ続いてるし、興味を持てる話題が続いてる。昨日、メッセージが来たタカシさんはプロフィールの文章が面白かった。冒頭から、なんだろうこれ?で始まって、読み進めていくうちにこの人は言葉の仕事をしてる人なんだろうって直ぐにわかった。思わずくすっと笑ってしまったので、一歩取られた!と思って直ぐにメッセージした。
私のプロフィール写真に一緒に載ってるテコの話になって、名前が変わってて気になるっていうので教える。東北地震が起きて色々が不安だった時、ちっちゃな子犬をある日に譲り受ける事になった。こんなに小さいのにまるで大きな愛みたいにホッとして温かい気持ちになった。何だか梃子の原理みたい!って。それでテコは梃子になった。たかしさんは、それを聞いて大層に喜んでた。楽しい人。
バナナチーズトースト
食パン
バナナ
チェダーチーズ

アボガドトースト

『わたしを選んでくれる人』 " 雑誌の企画で綴り始めた日記 ", パン 05.2,2021
『わたしを選んでくれる人』2月5日 ” 雑誌の企画で綴り始めた日記 “

下北沢でKWさんに会った。写真とは全然違かった。想像より背が高くて、想像通り丁寧な人。結婚してから4年。男性の友達とは全くと言っていいくらいに疎遠になって、女性とばかり集うようになったから、仕事でも旧友でも無い男性と食事するって久しぶり。特に緊張はしなかったけど、不思議な気持ちで楽しかった。こんなに穏やかで、食事のペースや話だって気を使ってくれて、男性っていうのは優しかったよなって思い出した。そう、男性は女性に優しい生き物。自分だけさっさと食べ店を出て行ってしまうような男性はきっと少ない。よく一人だけ店に残された。陽が明るいうちも、陽が暮れた夜中でも。

私の仕事を知りたいみたいで、クイズとなった。だけど、話しちゃいけないルールだから誤魔化しながらクイズを楽しんだ。男っていうのは可愛い。女にモテたい、カッコよく見せたい、今を楽しみたい。ちょっと褒めると、堂々と鼻の下を伸ばして喜ぶ。いい生き物。

離婚の話を聞きたかったけど我慢した。2時間ちょっと、たわいもない話をしながらビールを飲んで帰宅。LINEを交換した。
アボガドトースト
食パン 6枚切
ピーナッツバター
レモン
ナンプラー
アボガド
イタリアンパセリ

ホットサンド

パン 16.1,2021

さくらももこさんの本を昨晩に読み終えた。最後のストーリーは、カッとなって、頭をぶってしまったクラスメートの話。その時の微妙な気持ちが綴ってあった。今でも彼を殴った感覚が残ってるって。掴めない朝陽みたいな温かい何かが心に残ったまま、本を閉じて寝た。

自分にしかわからない感覚とか、言葉では上手に説明出来ない事とか、沢山の整理のつかない記憶が自分の中にある。その曖昧な部分を大切にしたい。苦しい事や哀しい事は忘れてしまいたくなるけれど、それは今日の自分を作ってるんだって。

最近、友達が変わった。
曖昧な部分を放棄しない人が好きになった。

バナナピーナッツバタートースト

パン, 朝食 14.12,2020

図書館で借りてきた平野レミさんの本。朝食を食べながら読んだ。
” 人生なんてさ、楽しみましょうよ!美味しいご飯を家族と一緒に食べましょうよ!好きなように楽しんで料理して!あなたのやり方でいい。あなたは間違ってなんていないのよ!!” そんな風に書いてある。レシピとエッセーが一緒になった本。すごく元気が出る。生きる方しか選べないのなら楽しむしかないんだ。

“「よしみさんは、色々を犠牲者ぶってましたよね。」って言われて、、なんか嫌な気持ちになっちゃって。”

昨日、人に言われた事がずっと胸に引っかかって、姉にLINEすると深夜に返信があった。L.Aは朝。「私なら怒るよ。それに、どんな立場の人であろうが、そんな事いっちゃいけない。」

そうだよね。私辛いっていいんだよね。なんだかホッとした。

私に言ったその人はオーラーが見えるらしく色々を伝えてくれた。私がお酒が原因で離婚したって事だけ話して、詳しい事は言わなかった。合ってる合ってないはよくわからないけれど、とにかく哀しかった。占いとかオーラーとかスピリチュアルなものって本当に大変な時ほど役に立たない気がしてる。一緒にいて励ましてくれる人ならいいけど、ネガティブな発言は心に刺さるだけで、説得力の1つもなければ、後悔の波ばかりが押し寄せる。強くて、これが真実だよみたいな言い方は辛い。

痛みに敏感になってから人との距離が出来た。何だか色々が気になってしまう。

「その言葉を選んだら、あなたは気持ちがいいかもしれないけど彼女は傷つくよ。」「その行動はあなたはその場しのぎでやってしまったかもしれないけど、人は不安に思うよ。」私でも私以外に向けられた日常に溢れる何かが気になる。タンスの隅にぶつけた足を見たら、こっちまで足先がじんじんしてしまうみたいに、いちいち色々な痛みが全身を通過する。だから、人とは距離を置いてる。変に嫌いになったりもしたくないし、私の傷を抉られるの嫌。辛い。嫌な現実を目にしても大丈夫な人になりたい。そして、酷く傷ついた人がいたら、私の知ってる優しい言葉を沢山かけてあげたい。強い人になりたい。

バナナピーナッツバタートースト
バナナ 1本
ピーナッツバター
6枚切の食パン

チーズトースト

パン 08.12,2020

朝5時過ぎに目が覚める。
最近、ずっとベッドから出れなかった。夢と現実で行ったり来たりしながら、私の人生を今を後悔し続ける。どうして、私、ここにいるんだろうって。ふかふかのベッドの中で、じっと、考えて、考えて、朝陽の中で布団に潜る。だけど、今日は違う。未だ外は暗い。ベッドからぱっと起き上がり、キッチンに行きお茶を淹れた。

ストーブをつけて、デスクに座ると、あっという間に朝がやってきた。お腹が空いたな。7時を過ぎている。トーストをセットして、スープを温める。テコのご飯を準備して、、焦げた匂いがする。あーやちゃった。だけど、いい香り。トースト、綺麗だな。ちょっとやりすぎちゃったけど、焦げてるくらいが丁度いい。何だか、今日はいい。朝から色々と丁度いい。

携帯を見ると、りょーこちゃんからのメールが入っていた。言葉が入ってくるのと同じタイミングで目から涙が溢れていく。

私はたぶん、幸せになる権利を失った。
「そんなこと無いよ。未だ若いんだから。人生これからだよ!」なんて、皆が 声をかけてくれるのは、すごく嬉しいけど、そんな簡単なじゃない。離婚って、パートナーが死別するのと同じくらいのストレスがかかるって何かで読んだ事がある。姉が前に言ってた「うちは死んじゃったからさ、死んじゃった方が楽だよ。」その時、そうかもって思った。どちらかが死ぬまで、一緒にいようと約束した人がいなくなるのは、簡単じゃない。まるで魚の半身みたいに、半分無くて、半分露わだ。切れた身体は、もう絶対に戻れない。

半分を失って、これから、どんな形をして生きていけばいいのか、どんな風に笑ってどんな風に怒って、どんな風に愛していいのか、正直わからない。人の温もりを思い出そうとしても、わからない。

今朝、ベッドに置いてきたのは、不安だったと思う。

りょーこちゃんのメールが私を温めてくれる。
誰も知らない見えない未来の話なんてしない、今の私を温めてくれる言葉だけが並んでた。

冷めてカチカチになった焦げたトーストは美味しく無い。だけど、熱々で焦げたトーストは美味しい。

ヌテラトースト

パン 17.10,2020

家のドアを開けると、張り替えたばかりの畳の匂いがした。久しぶりの家。ああ、いい香り。窓を開けて、掃除機をかける。石垣島とは全然違う風だな。冷たくて、少しひりひりする。ここの空気は未だ私には優しくない。現実に一気に戻ってしまった。

本当の事を言うと、今も寂しい。
どんなに酷い事をされようが、急にお酒に戻ってしまった夫に、この現実に、一生私は消化出来ないまま死んでいくんだろう。夫を嫌いにはなれない。夫を今でも好きだと思う。夫にお酒を呑ませた人を憎んでる。そんな下らない事を考えても意味が無い事なんてわかってるけれど、彼がいなければ。一日に何度も頭を過ぎる。彼が夫に大量にお酒を呑ませなければ。

飲み友達に作ってもらった会社の事を何度も聞いた。「家族で話そう。大事な事だから、何の会社か教えて。」夫は家で椅子に座る時間でさえ作らなかった。なんだか変わっていく自分から逃げ続けてるように見えた。ほんの数ヶ月前はソファーで肩を並べて毎日の様に一緒にテレビを見て、一緒に食事をしてた。今は違う夫が同じ言葉だけを放ってる。「俺は忙しんだよ!邪魔すんな、うざったいんだよ。」機嫌が悪い時は「お前ぶっ殺すよ。」って殴りかかってきた。ぶっ殺すっていう言葉は夫に会うまで誰かに言われた事は一度も無かったけど、この8年間でシャワーみたいに浴びた。初めて聞いた日は、私は殺されるの?って真剣に受け止めた。

この先も悲しみは癒えないと思う。だけど、仕方ない。心と身体が、東京を離れて元気を取り戻してきた。こういう事なんだ。もう元には戻れない。勘違いしてた。幸せだった頃の私に戻れる気がしてた。平穏だけを知ってる私がもうすぐ帰ってくる。違う、これからは、この傷と一緒に生きていくって事なんだ。胸がえぐられるような気持ちも、人に裏切られた悲しみも、人に手をあげられた苦しみも、男が大声で「ぶっ殺すよ。」っていうのも、全部、私の中のまま。

今日は姉の息子マルコスの誕生日。ヌテラを見るとマルコスを思い出す。ヌテラ狂の甥。石垣島のホテルで小さいパックになってるヌテラを見つけて、嬉しくなって幾つか持って帰ってきた。甘い物はそんなに好きじゃないけど、朝食はヌテラトースト。彼のダディ、ニコちゃんが死ぬ間際に「お前がこれからはボスだからな。」マルコスにそう言ったって聞いた。今日で11才になったマルコス。今、彼の心のどこにその言葉はいるんだろう。お誕生日おめでとう、大好きだよ。

オムレツサンドウィッチ

パン 13.9,2020

久しぶりに明日はサンドウィッチにしよう!前日の夜にそう決めていた。夫は私のサンドウィッチを嬉しそうに食べてたな。本当によく作った。夏は冷えたサンドウィッチが寝起きに最高。だから、朝一番で作って置いて、冷蔵庫で冷やしておく。レタスや胡瓜を挟んだシャキシャキの野菜ハムサンドと卵サンド。トマトを挟んでも美味しい。マスタードマヨにしても美味しい。余ったら冷蔵庫に入れて夕方のおやつにしても美味しい。家の前の人がベランダでパーティみたいのをしてる。うるさい。だけど、わいわいした声は悪くない。わいわいと食事がしたい。家族や友人やみんなで同じテーブルを囲むような。そういう食卓が好きだから。

オムレツサンドウィッチ
食パン 2枚
チーズ
卵 2個

人参オムレツのサンドウィッチ

パン 10.5,2020

サンドイッチの素敵な所は形状がいい。何だか楽しそうな予感がするのもいい。
よく無いサンドイッチは規則的すぎるサンドイッチ。あと乾いたサンドイッチ。あと自分勝手なサンドイッチ。自分勝手というのは、この具とパンの割合って本当にいいと思って作ってんの?って化のサンドイッチ。最近は中身がボリューミーなサンドイッチもみるけれど、ならばファラフェル食べるよって思ってしまう。実家に用事があって戻ると、帰り際にさっと小さなサンドイッチをカバンに入れてくれる母。キャベツを炒めたサンドイッチとか、ポークケチャップのサンドイッチとか、その日の冷蔵庫事情で作ってくれるさっとサンドイッチが大好きだ。それはいつもアルミホイルで包んである片手サイズのサンドイッチ。駅で電車を待ちながら食べる。母のサンドイッチが食べたいな。

人参オムレツのサンドウィッチ
マスタード漬けと和えたキャロットラペをオムレツにする。
トーストしたパンにバター、マヨネーズを塗ってオムレツをサンドして中央をカット。
▽ 材料 ▽
キャロットラペ
卵 1個
マヨネーズ
パン 2枚
バター

私のバターの食べ方

パン 20.4,2020

バターという食べ物の事は大人になって知った。お菓子を焼く時だとか、マーガリンの代わりにトーストにさっとひと塗りする物では無かった。

20代前半の頃に友人らがwombやアゲハ、オルガン、イエローへと毎晩通う頃、私はお金を貯めてせっせとパリの墓地へ通った。熱狂的な墓地愛の余暇で私はパリのグルメを堪能。中でもお気に入りがチーズの世界。そこで、バターについても知った。バターっていうのは、調味料じゃなくて素材の一つ。初めてパリでエシレバターを食べた時は衝撃だった。そして、これは塗るものではないって確信した。それからずっと後になって日本にエシレが来た時はやっぱりねぇとひとりニンマリした。

トーストを焼く。バターを熱くカットしてパンにのせる。バタートスートじゃなくって、パンとバターを食べる。

フレンチトースト

パン 29.3,2020

自宅自粛要請が出て2日目。朝から雪が降ってる。
テコが顔をぺろぺろしたり、お尻をぶつけてきたり、お腹が空いたよコール。テコに起こされて怒る夫。布団の中でぼんやりしながら考える。なんだか今日はまた悪い夢にうなされた。たぶんニュースばかり見てるからだ。世界の動向が気になってしょうがない。英語が苦手だけど海外の報道もチェックしてる。ずっとコロナコロナコロナだ。もやもやが続く。頭の中にフレンチトーストが浮かんだ。今日の朝食はフレンチトーストにしよう。

フレンチトースト 2枚分
平たい入れ物に(深めの皿でも良い)材料1を混ぜ合わせる。
パンを30分のほど浸す、途中裏返して全体に液が染み渡るようにする。(前夜に浸しておいても良い。)バターをひいたフライパンで好きな焼き加減に焼く。(強く焼いて表面を焦がしたり、弱めに焼いてべちゃっとした感じにしたりなど。)
▽ 材料1 ▽
牛乳 [または豆乳]  浸るくらい
卵 2個
テン菜糖 大さじ1くらい [お好みの甘さ]
バター [または植物性オイル]
▽ 材料2▽
6切の食パン

サラミチーズトースト

パン 23.3,2020

「ごめん!すごく今いいから撮らして!!」トーストにかぶりついた夫の手を止める。ロンドンのマーケットで買ったサラミ。すっごくジューシーで、肉嫌いな私でも美味しい予感が家中にぷんぷん漂ってるのがわかる。チーズトースト用に買ってる6枚切りの食パンにマヨネーズを塗って、ピザ用のチーズと、スライスしたサラミをのせてオーブンで焼く。焼き加減も最高にいい感じ!悶える夫。はしゃぐ私とテコ。とびきりの瞬間だった。「今、すっごくよかったよね!」寝起きの夫はそう思う!って感じの目で頷きながらもぐもぐしてる。あーーーほんとに最高だった。

サラミチーズトースト 1人分
パンにマヨネーズをぬり、チーズをかけてカットしたサラミを置いてオーブンで焼く。
▽ 材料 ▽
ロンドンのバラマーケットで買ったお兄さんのお薦めのサラミ
6枚切の食パン
マヨネーズ
ピザ用チーズ

アボガドエッグトースト

パン 15.2,2020

「お願いだから、絶対にツアーで呑まないで、絶対に。絶対に。続けると、また始まるから。絶対に。」ひつこくメールする。お願いだから、飲まないで。私の願いはそれだけ。

「大丈夫だよ。」夫からの返信。

アボガドエッグトースト 1枚分
トーストを焼く。目玉焼きを焼く。
材料2をボール入れて混ぜ合わせる。
▽ 材料1 ▽
食パン6枚切 1枚
目玉焼き
▽ 材料2 ▽
アボガド 1/2個
マヨネーズ 大さじ2ほど
ヨーグルト 大さじ1ほど
塩・胡椒

アボガドサンド

パン 09.2,2020

アボガドサンド
材料1の食パンにマヨネーズを薄くぬる、残りの2枚にスライスチーズをひきオーブンで焼く。
焼きあがった食パンに材料2のハムをずらして二枚置き、アボガドを置き、サンドする。
▽ 材料1 ▽
トロパンの食パン 4枚
スライスチーズ 2枚
マヨネーズ 大さじ1〜2
▽ 材料2 ▽
アボガド 1/2個ースライスをしておく
ハム 2枚

ボルディエ Demi-sel バター

パン 01.2,2020

パリのマルシェで、マユミちゃんに美味しいよって教えてもらったバターを見つけたけれど種類が多いし、フランス語が全然読めない。お兄さんに聞いても英語が喋れないみたいで、日本人の観光客が困ってると思っただろう、値段を教えてくれた。違うよ。味が知りたいんだよ。前にフランス後は英語の変形だからシルエットが似てるっていう話を聞いた事があった。シルエットで想像してみる。発酵バターはノーマルが無塩だろうからきっと敢えて記載はしない筈、Demi-selっていうのはきっと有塩だろう。Demi-sel の方を買ってみた。トーストしたパンに塗って食べる。バターだけを食べてしまいたいくらいに美味しい。

冷たいピザトースト

パン 27.12,2019

学校から帰ると、朝食で残ったピザトーストがキッチンに置いてあって、温めないで食べるのが好きだった。パンがカリッとしてチーズが硬くなってぎゅっとしてるやつ。

ピザトースト 2枚分
厚切りのトーストにケチャップを塗って、その上に先に炒めて置いた玉ねぎとベーコンを平らにして乗せて、上にチーズ、ブラックペッパーをふってオーブンでへ。ピーマンとかマッシュルームとかトマトとかあったらもっと華やかになります。
 ▽ 材料 ▽
厚切りトースト 2枚
ケチャップ
ブラックペッパー
玉ねぎとベーコンを炒めたもの

たらこパン

パン 13.10,2019

パンの真ん中をカットして、そこにバターを多めに塗る。たらことマヨネーズをあえたものを多めに入れてオーブンで焼く。焼きたて熱々をほくほくしながら食べるのがすっごくすっごく美味しい。

いつものサンドイッチ朝食

パン 15.8,2019

朝食は時間をかけない。作るの10分、食べるの5分。お盆でもそれは変わらない。鉄瓶で沸かした白湯を飲みながら、スーパーで買っておいたコッペパンをオーブンに入れ、その間にウィンナーをボイル、フライパンでプレーンオムレツを焼き、コーヒーを淹れてカフェオレを作る。毎朝決まって食べる、夫はバナナヨーグルト、私はバナナヨーグルト甘酒豆乳きなこのミックスを一気に胃に流し込んで、5分でサンドイッチを食べて、ごちそうさま!!夫は二度寝へ、私はカフェオレを持ってデスクへ。いつもと同じ朝。