
今日はオーガニック食材店の取材で、蓮根を買って帰った。オーガニックだから皮はそのまま。オーガニックの何がいいって、野菜の皮を剥く手間が省ける事。

今日はオーガニック食材店の取材で、蓮根を買って帰った。オーガニックだから皮はそのまま。オーガニックの何がいいって、野菜の皮を剥く手間が省ける事。

5つ年が離れた双子の兄と姉がいる。
兄は優しくて、本の虫で、大学に入ればきちんとモヒカンみたいな事もやったけど、ずっといつもい つでも穏やかで長男らしい丁寧な男だ。鬼も悪魔も臆する事がない、海を渡り遠くの国にいても私を助けてくれる長女の姉とは正反対。
二人同時に産まれてきたのに南と北、太陽と月、塩と砂糖みたいに真逆な性格なのは先天的としか思えない。姉が教科書を手にしてる所なんて一度だって見た事がないし、何回も何十回と教えても緑色のひらひらした野菜を「葉っぱ、きら い!」と言ってた。
そんな頃、兄は練馬の婆ちゃんの白菜漬をきちんと受け継いでいた。うちの正月といえば、東村山にある従兄弟の家に泊まり、夜は誰かが跡形もなく殺されてゆくような恐ろしいホラー映画とカラオケ三昧。それから練馬の爺ちゃん婆ちゃん家で酸っぱい白菜漬と血みたいに真っ赤で大きな鮪をたらふく食べ、私達三兄妹はセールで人がごった返す池袋にお年玉を持って買い物に行くのが恒例だった。結婚してから正月は東京で過ごす事が多くなったけれど、兄が漬ける白菜漬を食べると正月を思い出す。今年も酸っぱくて美味しかったな。温かいご飯に乗せてパクパク食べる。あっという間に完食。

何度作ったって飽きない。「あー疲れた!」「あー寒い!!」「栄養チャージだ!!」って日は豚汁が食べたくなる。鍋に肉を炒めて、味噌を焼き付ける。少し焦げちゃうんじゃないかってくらいにおもいっきりやる。そのあとに、水と、ごろっと大きめに切った不揃いの野菜と、手でちぎったり蒟蒻を入れて、野菜に火が通ったら、味噌で味を調節。焼きつける味噌は赤味噌や仙台味噌とか濃い色のお味噌。お気に入りは五味醤油の甲州やまごみそ。あとから入れるお味噌は気分で違う味噌にしてもいい。甘くしたい時は麦味噌にしたりとか気分で合わせ味噌にするのもちょっと楽しい。ここ3日くらい時間に追われて家の中でも小走りしてた私のカラダ中を足のさきっぽまで豚汁が沁み渡っていく。ぽかぽかして、美味しい。おやすみなさい。

今月の天然生活に甘酒のとり照り焼きっていうレシピがあった。へぇ〜って思って、早速今日の夜食に。甘酒は毎朝飲んでいるものを大さじ3くらい、平たくしたもも肉と一緒にビニール袋に入れて揉み込んで皮面は強火で、裏面は弱火で焼くだけ。最後に醤油で味付け。同時にフライパンの余った場所でネギを焼いて、最後に黒酢をかける。夜中にライブから帰った夫が「わ〜!」って子供みたいな声をあげてた。超簡単なのに喜んでもらえて嬉しい。

いつだったか土井さんの芋煮のレシピで、味噌と肉を鍋に焼き付けてから煮込むっていうのがあって、香りが香ばしくなる気がして味噌は焼き付けるようにしてる。具は大きめに切ってごろごろとした感じに。最後に味の調整を少々。味噌は二種類、九州の麦味噌と、昨年やまと薬膳の料理家の中島ふみえさんのワークショップでいただいたお味噌の合わせ味噌。食べる前にごま油を垂らし、山椒をふって戴きます。

朝は時間がない。
だから、残り物のおかずや、昨晩のお味噌汁に、卵としらすを中華鍋でちゃっちゃって焼いたものをご飯にのせて終わり。

食べ物を見て、やめようやめようって思うんだけど、おでん可愛い。

子供の時に一番目に好きなのはイカの塩辛で、二番目はいくらの醤油漬けだった。いつもそれを兄弟と、ではなくって父と取り合った。正確に言うと、勝手に父にジェラシーを抱いた。母に「パパの分を食べないで!」と言われるたびに、”大人だからって!”と、ちぇって思った。「あとひとすくいだけお願い!」と母に甘え、懇願した。全然嬉しくないけれど誕生日がもうすぐだ。もうこれ以上はババアにはなりたくない。だって肌はどんどん水分を失って、どんどん弛む一方で、疲れるし、眠いし、年をとる意味が全然わからない。だけど、人生100年時代らしい。まだまだ先が長すぎる。本当に100歳まで生きるのなら80歳くらいまでは写真だって撮り続けたい。せめて75歳くらいまでは好きな写真で生計を立てたい。友達にこないだそんな事を言ったら、目が見えないかもよ!って言われた。確かに。だけど、じゃあ何をして生きたらいいんだろう。よくよく考えたら、生きれば生きる程にもっともっと好きなものが増えていってもいい筈じゃないかな。好きな食べ物もそうだし、好きな友達でも、好きなことでも、あと何十年も生きれるのなら、そこは好きなもので溢れた世界になるんじゃないかな。


山形出身のやっちゃんは、わたしが山形好きなのを知っていて
実家へ帰る度に山形物産を買ってきてくれる。今回は味どうらくの里と、切いた麩を頂いた。仙台麩が大好物なのだけど、切いた麩は初めてだった。何だかお菓子みたいな感じ。水で戻してひき肉と人参で炒め煮にして味どうらくの里で薄味をつける。ちょっと塩気が足らなくてナンプラーを垂らしてみる。やっぱり山形が大好きだ。

ずっとずっと、やってみたい事があった。先日、お仕事で伺った料理家さん宅で、撮影後にトマトと卵の炒め物をささっと作ってくれて思い出す。「ああ、そうそう、これだ。」15年前、友達のジャックが中国で暮らし始めるようになり、ジャックの住む大連の街や、一緒に四川へ旅行したり中国の事を沢山教えてもらった。そんな中でも私の胸に残っていたのは、中国の生活でジャックが一番感動した食べ物について。ぼんぼんで食いしん坊で絵に描いたような丸いお腹のジャックが「トマトと卵の炒め物!!」って嬉しそうに答えたのがびっくり仰天だった。冷蔵庫にトマトがなかったけど、中華の卵焼き!ようやく我が家にその味がやってきた。
卵ご飯
山田工業の中華鍋
油
卵
塩
冷や飯


梃子の抜糸が終わった。昨日は珍しく家族で長い時間を過ごした。
抜糸は思いの外、すぐに終わって、なんだか穏やかな平和な夜。平和っていいなぁって。家族が健康でいてくれるだけで、本当に幸せなんだなって。今日からまた撮影の日々が続く。頑張ろう!家族と自分のために。
朝食
ご飯
玉ねぎとお揚げの味噌汁
ツルムラサキの胡麻和え
切り干し大根
納豆たまご
大根の醤油漬
ハムマヨ
バナナヨーグルト

チョコレートより、ショートケーキより、ハンバーグやカレーよりも好物なのは、母が作った塩辛。塩辛の汁をご飯にかけたらお代わりは止まらない。冷蔵庫の中に今夜もいるんだって考えただけで、はぁ〜ってため息。ピンクと紫のハーフみたいな不思議な色した、ねっとり艶めく愛しのMY塩辛。
塩辛
するめいか
塩
酒

煮卵は、たいがい冷蔵庫に常備してる。いつもは市販の麺つゆに茅乃舎の出汁の粉末と甜菜糖を入れる。だけど、今年の梅雨は長くて、苛々したり、気だるかったりで、やたらと酸っぱいものが食べたくなった。だから、甘めのお醤油とお酢だけで浸けてみると、酸っぱ甘い煮卵、想像以上の美味しさ。熱々のご飯に乗せても、冷えた麺の上に乗せてもいいし、食欲ない日だって、ご飯が進む。
始めに醤油と酢だけのタレが濃い状態で少し浸けて、卵に色がついたら液に水を足して薄めておく。味はそんなに濃くしたくないけど、卵に色味をつけたい時に。多分アニスを入れても美味しそうだな。

山形出身やっちゃんのだしレシピ
キュウリ、茄子、ミョウガ、大葉をみじん切りにする。
鰹節、味道楽の里、切昆布に漬けて冷蔵庫で冷やす。

なんだかんだ夫に振り回されている。
夫が今週だけ夜勤の仕事となり、17時に夕飯なのだ。さっき昼を食べたばかりで全然お腹が空いてない。オオゼキに夕飯のおかずを買いに出かけて、特売だった夫の大好物、オオゼキのネギトロを買った。網ちゃんの旦那さんが毎年くれる赤酢で作る酢飯とネギトロを丼にして、しじみとさやえんどうのお味噌汁と、昨日の残りのキーマカレー、納豆、鶏胸肉と禰宜の炒め物、ほうれん草のお浸し、竹輪をいれた韓国風サラダ、明太子の黄卵がけ。
今は夜の19時。すっかりと眠くて仕方がない。最近ひとつ、気づいたことがある。自分のためじゃない事をするのって楽だってこと。








夫の断酒が始まって、3週間くらい。
今日も呑んで無い。
夜勤のストレスが重なったのか、小さい事で喧嘩する。「あまり文句を言わないで。」夫の言葉に驚く。ちょっと様子がおかしい。元気が無い。



母も兄も料理が好きだ。正確に言うと、母の料理好きは姉を飛び越えて兄と私に受け継がれた。小学校の時は、私のお弁当は何だか皆んなと違くてスペシャルすぎて恥ずかしかった。母のご飯は大好きだったけれど、普通にして。っていつもお願いしてた気がする。うちのお弁当は何故か二段で、色々なものがパーティみたいに詰まってた。美味しくて最高なんだけど、こそこそ隠しながら食べた。母には申し訳ないけど、だけど母の料理は大好きだった。母の料理は本当に美味しくって、「美味しい!」ってあまりに私が言い過ぎるから父にいっつも「黙って食べろ!」って怒られて、それでも「美味しい!」って声が出ちゃって、子供ながらに私はいつも自分に困ってた。だって、本当に美味しいんだもん。
3日前に、母が赤蕪の酢漬けをくれた。兄が作った白菜漬と干し大根の塩麹漬をくれた。オオゼキで一枚だけ塩鮭を買ってきてグリルで焼いて、米を炊き、赤味噌のお味噌汁と一緒に食べる。美味しい記憶は連鎖する。幸せもきっと一緒だと思う。


今日は肉じゃがを作った。だけど今夜も帰らない。
友達に話すようになって、気づいた事があった。この問題は私が乗り越える問題じゃないって。じゃあ、あと半年、半年と決めて、信じてみよう。もうこれ以上、自分を犠牲にしちゃいけないって。
怖い事も、酷い事も嫌だ。優しい世界がいい。もう、無理もしたくない。