カテゴリー: Asinan food

バクテー

Asinan food 14.9,2024


土曜日らしい土曜日というか、久しぶりに午後はデスクを離れて、砧にあるペットのコジマと、そのちょっと先にある無印に、母に送ると約束してたアロマデュフューザーを買いに、周ちゃんと車で出かけた。

運転しながら何度、わたしは怖いと言ったんだろう。周ちゃんは、「全然、十分に普通にできてるよ。」と何度も言ってくれた。免許をとってから2年が経つのに、いまだに車の運転が怖い。運転は好きだけど怖い。

こないだ大学の授業中に「色々が気になって仕方がない。」と、ロールプレイング中にぽろっとこぼすと、施設で働いているとゆう少し歳上の女性が不憫そうな顔をした。

怖いことは昔よりもずっと減ったのに、あれ以来、敏感になってしまった。本当に些細なことでも気になったり気づいたりしてしまう。電車で隣に座った男の挙動や言動で、あ、この人はもしかしたら。と病名まで探る始末だ。

それがいいのか悪いのかわからないけれど、とにかく怖いことが増えると心が忙しない。だけど、気づくという行為は、写真の仕事にはとてもいいと思うし、心理の仕事についてもとても役立つとおもう。だけど、過剰に感知するセンサーは日常には必要ない。まったく、要らない。

帰りは、祖師ヶ谷大蔵にあるシスマへ茜ちゃんに会いに行った。最後に会ったのは、やっちゃんと店へ遊びに行ったときで、サーモンピンクのコーデュロイのパンツを買った。あの時は確か離婚した直後の秋だった。あの服は気に入って買ったのだけど、当時の私はとにかく、なんだかずっと足らない気がして、よく買い物をしていた。

茜ちゃんは確か長野へ移り住むと言ってたけど、家庭の事情で東京に残ることになって、新店舗も計画してると、数週間前にやっちゃんに聞いていた。そういえば、私の離婚もやっちゃんの口から茜ちゃんに話してるようだった。だからか、敢えてその話はしなかった。私のことは私の口から話したいし、相手のことも相手の口から聞きたいと思ったから。

帰宅してから、”スノーショベリングの中村さんとタコスたべよ!”ってLINEした。あかねちゃんと話したい。相変わらず笑顔が素敵だった。中村さんはここ数年の私のさまざまな珍道中のことは1mmも知らない。ただ、いつだったか、夢に3年前に他界した石井ちゃんがでてきて、そのことだけ伝えた。元気だったよって。

夕飯のバクテーは料理家の野村さんのスパイスで作ったもの。バクテーには白バクと黒バクがあるらしく、これは黒バクだった。

バクテー

Asinan food 30.4,2024


先月に撮ったHanakoの献本が届いた。紙が変わった?なんか、zineみたいな、いい手触り。私が撮ったのは料理の最初の頁。最初だからいい雰囲気で、。みたいなことを編集さんが言ってた。その前がモデルのモトーラさんがくるよって話も聞いた。

「今、東京いないんですか?」「たしか、Londonに住んでるんじゃなかったかな。」

ついこないだ、みたいな事があっという間にいつかになってる。どの雑誌を開いても、モトーラさんを見かけた時代はいつだったんだろう。大人になると、時間がどんどん早くなるのは、新しいことがなくなるからだそう。フローな状態が増えれば増えるほどに、日々はラクになればなるほどに、人の心は動かなくなっていく。

明日から5月だ。今日が最後だなんて、信じられない。全然いろいろは記憶にないや。心を動かしてないのかな。一昨日、ミオちゃんがくれた写真。2年前の世田谷の私の家。あの部屋がむちゃくちゃ好きだったことを思い出して、胸がぎゅぅっとなった。冬は鍋をして、夏はスイカを食べたり、ベランダで線香花火したりして、楽しかったな。とにかく、普通の日々を戻すことで必死だった。

昨日、周ちゃんと、家、見つかり次第引っ越そうって話し合った。もう大分この街にも慣れてきた。十分過ぎるくらいにフローな状態が続いてる。

胡瓜と緑のケース

Asinan food 25.9,2020

いつも電話の向こうでシャキシャキと音がした。「今日も胡瓜ですか?」「シャキシャキ。そう。」ここ4ヶ月、姉は毎日のように電話の向こうで胡瓜だ。いつだったかテレビ電話をした時に「この緑のがやばいんだよ。」と、緑のケースを見せてくれた。「ケースのまんまなんて、汚いよ。お願いだから皿に入れて。」「めんどくさい。シャキシャキ。」姉の横で、ヘレナもシャキシャキしてた。

6月から、日課の様に私の生存確認をしてくれる姉。ご苦労様。本当にありがとう。私の姉でいてくれてありがとう。胡瓜片手に私を救ってくれて本当にありがとう。

今日は電話の向こうで怒ってる。隣のばばぁがさぁって、電話が割れそうだ。「怒らないでよ。」「もう直ぐだから。」「わかる、わかるよ。だけど怒らないで。」怒り狂う姉の理由はよくわかる。本当に傷ついた。もう十分だと思う。お願いだから神様やめてやってくれって思う。だけどね、もうすぐだから。姉をなだめてる自分に気づいた。あ、私が帰ってきた。

昨日の夕方に夫からメールが入る。怖くて心臓がバクバクしてる。お腹が痛い。痛いよ。いつもと同じやつ。メールが読めない。メールを閉じては開いてを繰り返す。テキストが中々入ってこなくて暗号のよう。何度も繰り返す。5分位かな、ようやく頭に入ってきた。

あれ。この人、だいぶ酷い。そして、もしかして、、
TOKIOの山口さんを思い出した。伊勢谷さんもそう。夫みたいって。モラルが無い。ちょっと可笑しくなった。私、イかれちゃったのかな。サウナへ行って汗を流そう。週に何度も行ってたサウナ。すっかりサウナの事を忘れてた。246の横断歩道で信号が青に変わるのを待つ。信号が変わる。歩き始めると、頭をふとよぎった。 ” 私はあのメールの人にずっと苦しめられていたの??”

心療内科に予約の電話を入れる。

もし、また夫からのコンタクトがあったら、私は堕ちてしまうかも。頭よりも身体が先に反応して不安に飲み込まれてしまうかもしれない。だから、病院へ行く。だけど、仕方がない気がしてる。半年も苦しんできたから、心と身体が苦しみ方を完全に覚えちゃってる。だけど、私のどこかは気づき始めてる。

今夜は成城石井に売ってるお気に入りのレモンチューハイと胡瓜と緑のケース。そう、緑のケースのまんまでいいよ。衛生的な事なんて気にせずいこう。もう何だっていい。美味しければいいよ。だけど、美味しく無いものは食べちゃいけない。美味しいものを食べよう。

胡瓜と緑のケース
胡瓜
サムジャン

グリーンカレー煮麺

Asinan food 28.5,2018

グリーンカレーにいつもコブミカンの葉を入れるのを忘れる。ついつい忘れる。本当はわかってるんだけど忘れちゃう。あとから鍋の中を、皿の中を覗いた時に、あーまたやっちゃたな。ま、いっか。って思うけど心のどこかで入れた時の味を想像して残念な気持ちになったりして。毎日の中でも口には出していないだけで大事なことを忘れてる。ありがとう。とか、好きだよ、愛しているよ。いつも想ってるいるよ。本当はわかってるんだけど忘れる。ま、いっか。なんてコブミカンの葉みたいに。だけどそれって結構大事なやつ。ちゃんと伝えないと、私の中にだけあって鍋の中にも皿の中にもそれはいないから。

うちのグリーンカレー

Asinan food, Journal 20.11,2017

くよくよしない。強く生きよう。
私は梃子を絶対に幸せにする。

夫を本当に好きなのかな。
私や梃子を、家族を大切にしない人が厭だ。

うちのグリーンカレー
ナス

ピーマン、赤でも黄でも、パプリカ 1個くらい
ミニトマト 適量
ももでも胸でも、鶏肉 1枚
パクチー 適量
[味付け]
こぶみかんの葉 1枚
グリーンカレーペースト 大2〜3くらい
ナンプラー:甜菜糖 大2
ココナッツミルクの缶 1缶
植物性生クリーム 大3

タイ風煮豚

Asinan food, Journal 25.5,2017

タイ風煮豚
豚バラ 300g
酒 1カップ
ひたひたの水
醤油 大3
オイスターソース 大1
砂糖 大1
にんにく皮ごと・生姜 2片
長ネギの青いところ 1/2本分
茹で卵 3p
高山なおみさんの”記憶のスパイス”よりアレンジ

タイ風汁なし麺

Asinan food, Journal 26.3,2017

タイ風汁なし麺
中華太麺 1玉
もやし 1/2袋
ゆで卵 1
おろしにんにく 1片
酒 大3
さとう 小1/2
ナンプラー 大1
豆板醤 小1/2
オイスターソース 小2
鶏ガラスープの素 小1
ごま油 大1
香菜
万能ネギ
レモン
黒胡椒