
冷蔵庫にある野菜とか、卵とかをフライパンに投げ入れて、その間にパンを焼く。
コーヒー用のミルクやマーガリンを用意して、夫を呼ぶ。毎日の連続ってとても、いい。

冷蔵庫にある野菜とか、卵とかをフライパンに投げ入れて、その間にパンを焼く。
コーヒー用のミルクやマーガリンを用意して、夫を呼ぶ。毎日の連続ってとても、いい。




























夫と私の誕生日に台北に行った。
二人でいく初めての海外。街をあちこちと歩き回って、楽しかった。
また、来年も行こうね。って約束した。



フォーはさちょっと優しすぎて、トムヤムクンは時々刺激がちょっと強いな。そんな感じで、トムヤムクンとフォーのミックス、勝手に命名したトムフォー。夏に飲みすぎた次の日にぴったりな一品。

時々、料理を作る気が起こらない。冷蔵庫の引き出しを開けてもノーアイデア。とりあえずと思って、野菜やら肉やらを出して切って、鍋へ放り込んでも、心が海の底みたいに静かな日がある。どうしてかな。
「撮れない日があってもいい、そういう日もある。」ずっと前に、師匠の笹原さんがそう言っていたのを今でも手帳に記してある。いい言葉だなって感動した。
朝起きて、玉葱を薄くスライスしてストウブ鍋でごく弱火でゆっくりと炒める。少しずつねっとりとしていく玉葱がとても綺麗。無理に何かやろうってしなくてもいい日だって、たまにはある。


私が中学生くらいだったと思う、「この葉っぱ嫌い」と、食卓で姉が呟いてる。姉にとって、レタスもキャベツも白菜も、緑色の葉の事を「葉っぱ」と呼んでる事に気づいた。
10数年後にギリシャ人に嫁いだ姉は、お米も炊けるしお味噌汁だって作れる立派なお母さんになる。年に何度も姉の住むL.Aに行き、姉の覚えた料理を食べた。ある日、姉が最近はまってる料理があると嬉しそうに出してくれた謎な食べ物。
これを料理と言っていいのかわからないけれど、とっても美味しい。人参と、マヨとケチャップを混ぜたオーロラソース。姉の独特な感性は、年月を経ってもこういう形で表現されるんだねって思った。



ご飯にのせて食べたら、全く止まらない。夏になったら絶対にやる。マグロ丼にも合うし、とにかくご飯に合う。

季節が少し涼しくなってくると、粉物やジャガイモ、チーズとかそういうものが恋しくなってくる。ピザトーストは、少し多めに作って冷めたのを小腹が空いた午後にぱくっと食べるのもまた美味しい。

朝、一階から聞こえるジューサーの音で目が覚める。母はよく朝食にバナナジュースを作ってくれたな。自分のために誰かが食事を準備してくれているっていうのは、けっこう幸せなことかも。実家にいる時は気づかなかった当たり前な事、大分いい大人になってから気づいた。朝食の音が好きだな。

初めて会った時のことをよく覚えてる。繊細で柔らかくてなんというか、ファインダー越しに芯の強いフワフワ綿飴みたいだなって。ちょっと近寄りがたくて、不思議な子だった。
未だ私がアシスタントに付いていた時の事。編集の横田君から、「お仕事お願いしたいんです。申し訳ないんだけど、フィルムじゃなくてデジタルでお願い出来ますか?」って電話があった。師匠のカメラを借りて現場へ行った。あれが初めてのポートレートだったように思う。CINRAの取材で彼女を撮ったのが私達の出会い。
後に、横田君から「わたしと仲良くなりたい。」って言ってたよ。って、聞いて、すごく嬉しかった。あんな繊細な子が私と友達になってくれるの??って。
いい友達に出会った。大人になっても一緒にいるだけで、心が揺さぶられるような感動や、バイバイした帰り道に今日話した事や今日会った事を嬉しくってにやにや思い出しちゃうような、そんな友達に出会えるなんて。
人生って何歳になってもなにが起こるかわからない。
友達ってすごくいい。

紫蘇穂の身を取って、一掴みの粗塩でさっと湯がいて塩漬けにし、炊きたてのご飯にのっける。季節の食べ物は香りがいい。それに瑞々しい。もし生まれ変わったら、農家の娘か、農家の男に嫁ぎたいな。

数日、家を空けていて、冷蔵庫を久しぶりに開けたらば 茶色一色。おからに、ひじき煮に、オクラの梅肉和えに、なめたけ、ほうれん草のおひたし。ため息出ちゃうくらい、茶色たちが好き。

林檎 1
甜菜糖 40g
蜂蜜 大2くらい
クローブ 10粒くらい
ブラックペーパー 10粒くらい
シナモン 1
※具材を全て鍋に入れて2、3h放置し林檎から水分をだしてから火にかける。水は使わない。


売上の一部が珊瑚保護に寄付されるのだそう。沖縄の35COFFEE。



夫の地方のライブに同行した時、夕方に皆がリハしている最中はホテルで寝るっていうのを覚えた。32歳で初めてライブハウスデビューをして、今まで出会わなかった音楽をやっている人達がとっても好きになった。音楽の事はよくわからないけれど、音楽をやってる人っていい。兵庫の夜、最後は缶チューハイとお菓子を買い込んでホテルの部屋で打ち上げをした。とっても美味しい乾杯だった。


兵庫へ向かう在来線で、海が綺麗な街があった。
「あ!ここ知ってる!」横に座る夫を引っ張って電車を飛び降りる。
駅を降りて、気持ちが高まるのに比例してだんだんと加速する足。夫の紹介で3、4年前にここで森田さんの靴のカタログの写真を撮った。須磨の海がよく見える高台を案内してもらったり、三宮へ連れて行ってもらって南京街や元町を回った。靴や森田さんの話を沢山聞いた。懐かしいな。
勢いよく木の大きな扉を開けると、森田さんがいる。夫と顔を見合わせて嬉しくなる。
お店の雰囲気は少し変わってた。沢山いたスタッフも止めて、事業も少し変わって、色々と大変な事があったんだそう。だけど、新しい道が順調との事だった。夜中の猫みたいにぎらぎらした目をした森田さんじゃなくて、とても優しい目をした森田さんになってた。
同じ場所だけど、色々が変わったんだ。元気そうで良かった。会えて良かった。



千葉で生まれて、殆どを東京で過ごしてきた私は、小さい頃から知らない人に声をかけられたら、ついていったら駄目よ。無視しなさい。って、学校でも親にも育てられた。町や駅には変なおじさんが沢山いるから、そういう人の交わし方は子供の頃から慣れている筈だった。
駅を降りて、フェリー乗り場への道を携帯で探してたら、知らないおじさんがふわーって寄ってきた。怖い、避けよう。そう思った瞬間に「高松行くならこっちだよ。」って。
何だか、恥ずかしかったし、嬉しかった。




夫に出会った頃「俺、とろとろナポリタンが作れるで!」とよく言ってた。全くなんのことを言ってるのかわからなくて、それは何?って聞くと牛乳を入れるのだそう。牛乳?? 後日作ってもらったら、本当にそれはとろとろナポリタン。母の作るナポリタンとは全然違うけど、私は完全にナポリタンはとろとろ派となった。