晩酌

Journal 21.8,2021

今日は久しぶりに外食。近所でシミルさんとランチをした。そして、お茶をして帰宅。色々な話を永遠にダラダラと話してた。何かの話で、「背が低い男性は怒りっぽい人が多い傾向にあるらしいよ。小型犬もそうでしょ。」ってシミルさんが言った。私が昨日考えていた事と同じような話だ。動物倫理学の話と神戸の事件、そして元夫の動物虐待の事を簡単に話した。シミルさんとは何でも気兼ねなく話せる。

今読み進めながら勉強してるコンパッションの本、今日はセルフコンパッション式の日記を書くというエクササイズだった。セルフコンパッション式というのは、3つの要点がある。1つにマインドフルネス。これは瞑想と同じ、「今、ここ」に意識して書く。2つ目に自分の問題と世界の共通点を記す事。これは問題が誰しもに起こりうる事だと視野を広げ共通認識、問題の解放を意味してるんだと思う。3つ目は、慈悲。客観的に自分を慰める言葉を丁寧な言葉で書く。

今日から一週間のエクササイズ。再来週にはきっと何か新しい事を感じてる筈。カウンセリングのエクササイズもそうだけど、脳のトレーニングは身体のトレーニングと全く同じ。毎日の積み重ねで確実に体力がついていく。

シミルさんとも話してたけれど、「新しい事がしたい。」よねって。土とか風の時代っていう表現はそんなに好きでは無いけれど、今までは根をしっかりと張りぐっと食いしばってとにかく守る事で必死だったのに、今はどれだけ力を抜いて、手放せなかったものをどれだけ捨てられるか、例えば、「写真の仕事は大好きだけれど、他にもやりたい事があって。」そんなことも、お茶をしながら話せるくらいに、軽い世界になった。

晩酌セット
胡瓜の糠漬け
サーモンと熟れたトマトの塩麹和え
ズッキーニと胡瓜とネギのソテー
めかぶ納豆
胡瓜坦々飯

8月20日

Journal 20.8,2021

今日やっと動物倫理学の本を読み終えた。意気揚々と読み始めて、途中、少し涙を流したりしながら進んだものの、宗教と動物っていうテーマの所に数日時間がかかって、今日こそ無理だと決めた。そして、さっとワープ。気持ちよく着地出来る所を見つけて読み始め、読み終えた。宗教の所はキリスト教と仏教に照らし合わせて解釈を行なっていく所だけど、キリスト教も仏教もさほど理解が無いからちんぷんかんぷんだったんだと思う。だから、そもそも読まなくて良かった。

最後の方でおかしな事が書いてあった。「動物に優しい人は人にも優しい。その逆も然りで、人に優しい人は動物にも優しい。」散々、何百頁に渡って真面目な話をしてきた所で最後にこんな言葉を見て拍子抜けした。そこに極端な事例として、神戸連続児童殺傷事件の容疑者が動物虐待していた事が記されていた。けど、。幾つか私の知ってる経験を思い返したらその通りかも。私の知っている男がよくテコにしていた事は間違いなく虐待だった。テコが吠えると大声で「煩い!」と叫び、思いっきりに床に踵を落としてガタンともの凄い音を立ててテコを怖がらせた。テコはその突然の衝撃に尻尾を股の間に挟んでサッと後ずさりする。お酒が入り暴れた延長で叩いたり吹っ飛ばした事よりもずっと違和感のある光景だった。けれどいつしか日常にそれは溶けていった。

「ぶっ殺すぞ。」男の大声と共に思いっきりに放たれた拳は私の顔の直前でピタリと止まる事を私は覚えた。頭を叩かれることがあっても、首を締められる事はあっても、顔は絶対に殴らない。彼がそうするには理由があった。テコと同じ。「どうしてお酒をまた呑んだの?」「どうして嘘をつくの?」と、私が彼に吠えたから。動物でも人間でも、自分を守る為に相手を黙らせる術として強烈な方法で威嚇する。これが彼の理由と行動。そして、それは8年間、家の中だけ。私とテコにしかやらなかった。身体よりも胸が痛い事の方がずっと多い日々が続くと、いつしかその痛みは痣が出来るよりずっと早くに消えた。

「彼と私が一緒にいなくなったら、彼は大変になるね。」と言った人がいたけど、現実は違う。彼はそんなに馬鹿じゃない。それに、あの病はそんなにシンプルでもない。もし咎められる日が来るとしたら、お金の事とか、彼の苦手とする所なんじゃないかなって思う。彼が心を許した人だけが知れる彼の本心は絶対に世界には見せない。

神戸の事件の詳細をどうしてか無性に知りたくなってネットで調べた。こういう気持ちって何て表現したらいいんだろう。全くわからないけれど、私が見てきた異様な光景と少しだけ近い場所にある気がした。

脳科学者の人の話で、自分は気づいているのに、あの人は気づかなくて、不快な思いをする事ってありますよね?動物に例えるなら紫外線。人間は見えないんですよね。けど、蝶は見えるんです。脳の感覚機能は現実に起こってる事を全て見せてくれているわけじゃないんです。ほんの一部に過ぎないんですよって話だった。前と今は同じ世界なのに、気づけば真っ白で美しかった筈の壁がポロポロとペンキが剥がれ落ちてくるみたいに、何かがどんどんと見えてくる。それは彼の事だけじゃなくて、色々。そして、その先を見たいっていう欲求も少しずつ膨らんでいく。

ゴーヤの天ぷら

Journal 18.8,2021

あそこのラーメン屋さん行ったな。あそこの、。だけど、誰と行ったんだろう。あ、。けど、本当にそうかな。隣にいた誰かが全く思い出せない。そんな事がここ数日続いた。今日も。けど、どう考えても元夫しかいない。私の記憶が彼を透明に塗り潰している感じがした。存在は感じてるのに見えない。

私が私の記憶を消そうとしてるみたい。多分、ここ数日また夢に出てきてるからかな。とにかく、一刻も早くこの世から消えて欲しい。恐怖だけじゃなくて、それ以外の全て8年間の全て要らない。何一つとして彼に関わることは要らない。本当に要らない。今日も病院で間違えて記載しそうになった。未だに過去のアイデンティティ、彼の苗字になった私や、私達の新しい戸籍となった住所の記憶が、当たり前のように現れる。綺麗にコーティングされたチョコレートから溶けたバニラが出てくるみたいに堂々と。

母が「ゴーヤを天ぷらにして。」って、何度も電話してくるから強制的に今夜はゴーヤの天ぷらとなった。なるほどねって唸りながら食べる。今日も安心で安全で平和な1日だった。それに、乳がん検診も子宮内エコーも検査結果は良好。最近、生理の周期が遅れてたし、胸の脇の鈍痛が気になってた。まさかって。先生に昨年6kg急激に痩せて生理が止まった事、それから大きなストレスがかかった事も話すと「それですね。胸も子宮も今日みた限りだと大丈夫ですよ。」って。不安っていうのは、一瞬にしておさらば出来る。

ゴーヤの天ぷら
ゴーヤ
地粉

北海道のお土産の昆布塩

8月16日

Journal 16.8,2021

今日は料理家さんのアトリエで撮影だった。長時間の撮影は久しぶり。何度もお邪魔してるこのアトリエも、先生もとても大好き。1日中雨が降っていた暗い部屋の中で、キッチンだけが煌々と光ってる。先生やアシスタントさんが機敏に動く様をスポットライトがずっと照らしてる。いつも思う。何度も見たこの光景、本当に好き。すごく綺麗。

帰り道、お腹は平和だったけれど、全力でクタクタだった。機材がずしりと重い。だけど、何故だか気分がいい。不思議な感覚だな。前の私なら夜までかかる撮影がストレスだった。ソワソワと落ち着きがなくなって、時には苛々したりして、押し迫る時間に全身が圧迫された。帰宅後の家事が痺れを切らしてる事も分かっていたし、鳴り止まない電話があったならば、撮影が終わると共に飛んで帰った。だけど、それが今日は無い。心は朝と同じくらいピンピンしてるし、撮影も最後の時まで、ただただ楽しかった。編集さんとの帰り道、このままお喋り続けたいなって思ったくらい。何だろうこの感覚。

夕飯は残り物のおかずを食べた。写真は撮るのを忘れた。お風呂で汗を流して、ビールを呑んで、ご機嫌でベッドに潜る。テコがベッドの上で楽しそうに飛び跳ねてる。明日は寝坊しよう!この感覚、最高。

朝ごはん

朝食 15.8,2021

昨晩リリさんが泊まって、朝ごはん食べながら色々とお喋りした。リリさんは今、心理学の講座を受けてるのだそう。理由は学びたいから。そんな話から、社会の事とか、日常の中のおかしな事とか、人がどう世界と付き合っているのか、そんな話をした。

お互いに人生で何かを体験して、多分そういう事が今に繋がってる。突然に降ってきたように心理学を学びたくなったわけじゃなくて、自分が見た光景が一体何だったのか知りたい。そんな小さなきっかけからの衝動。私も、本やカウンセリングだけじゃなくて、もう少し入り組んで勉強してみたいと思う。だけど、今、色々が同時に進んでる中で学ぶ時間があるのかなって考えると、色々が終わってからでもいいんじゃないかって思ったり。

朝ごはん
目玉焼き
スパム
ぶどうパン
バナナジュース
焙じ茶

夕飯

Journal 14.8,2021

午前11時。今日も30分のカウンセリング。外はずっと雨が降ってる。涼しくて気持ちがいい日。始まって直ぐにカウンセラーさんが言った。

「前のような無力感、後悔、悔しい感情、前回が10として、今はどれくらいに感じますか?」

質問を聞いて少し驚いた。前回のカウンセリングから2週間。たったの2週間で私の感情が大きく変わっていた。2週間前に苦しんでいた何かが今は無い。

「今は違う感覚です。そういう表現では無いかもしれません。」

アドバイスと共に心理学の本でコンパッションを学ぶようになった事も大きくあった。その事も伝えると、カウンセラーさんはとても驚き、喜んでいた。

「今の事を例えるなら、水の深さがわかったら怖くなくなった。そんな感じです。」

今でも十分に哀しみは全身に浸透してる。皮膚の全てに張り付いてるみたいに、もうここからは居なくならないんだろうなぁとも思う。だけど、水の深さがわかったら泳ぐのが怖くなくなった。足元に広がる見えなかった不安や恐怖がなくなると、例え皮膚に纏わりつく哀しみがあったとしても、この身体は十分に健康であり、私は思いっきりに腕を伸ばして泳げる事がわかった。「なんだ、私、すいすいと泳げるじゃん。」その、すいすいが、伸ばした腕に当たる水が、私がどうゆう形だったのかを気づかせてくれる。内側から破壊された色々があっても、クッキーの型取りみたいにポンって。そうこうしているうちに、毎日が温かい何かで満ちていた。

思い出のあるジュエリーを全て処分したら、私からはアクセサリーが殆ど消えた。大好きだったゴールドのジュエリー。思い出が沢山詰まった大切なジュエリー。本当はゴールドが好きだけど、この1年で何となく買ったシルバーのジュエリーが幾つかあった。先日に母からゴールドのネックレスが送られてきた。ペンダントヘッドには、母が昔から大事にしていた向日葵の絵柄のコインをあげるからと連絡が来た。洗面所で歯を磨く度に、クローゼットの前で洋服を着替える度に、鏡の中の私の首にかかったゴールドのネックレスが見える。失った何かがまた戻ってきたみたいに感じる。それは元夫ではなく、私自身の何か。

あの男は、悪い人だから返って来なくていい。私の中の気持ちが少しずつ輪郭をなしてきた。「返って来て。」叶うことの無い願いはいつしか消えていった。

夜の19時、編集の成田さんと、リリさんがやってきた。今日はリリさんの就職祝いを兼ねたご飯会。成田さんはお花を、私はスパークリングを準備。ご飯も色々と準備した。

他愛もない話から、真面目な話や恋の話、今日も沢山話した。二人との会話は尽きないし、心地がいい。安心してずっと一緒にいたくなる。12時を過ぎた頃、リリさんが発作を起こした様に泣き出して、あっという間に終電も終わった。何か言おうかなと思ったけれど、やめた。泣きたい時はいっぱい泣いた方がいい。そこにはきっと答えなんてものは無くて、哀しいから泣いてるだけ。それで十分だと思う。ああ、今夜も楽しくて飲みすぎた。肌寒い夜。とても気持ちがいい夜。

夕飯
春巻き二種、ツナと紫蘇ジェノベーゼ、エビと禰宜
茄子のナンプラー揚げ浸し
よだれ鶏
新生姜と味噌
鶏出汁の炊き込みごはん
胡瓜とニラの塩麹漬
ニラの大蒜醤油漬
山椒の塩漬
鰹節の甘めに炊いたふりかけ
お土産の蔵王チーズ

ワイン沢山

朝昼食

和食 13.8,2021

夕方、マンションの宅配ボックスを開けると小さな小包が入ってた。中にはお米、塩、だし、そして一通の透明の綺麗な封筒の手紙。送り主はりょーこちゃん。直ぐに御礼のメッセージすると、返信があった。生暖かくて心地よい風がオレンジ色のカーテンをなびかせてる。夏の夕方って好きだな。たまたま流れてたスローテンポな曲も気持ちがいい。なんだか目頭が熱くなる。りょーこちゃんに会いたいな。

明日の朝は絶対にご飯と味噌汁にしよう。

へべすの味噌汁

和食 12.8,2021

今日は作業の合間にずっと電話をしてた。仕事の事で瞳ちゃんから電話があって、そのまま普通に長電話して、直ぐに母から電話。午後は何時間電話してたんだろう。気づいたら夕方。頭がくらくらした。


母がマスクと庭の野菜とパンを送るって話から昨日見たテレビの売れないミュージュシャンの話になって、本当に絵に描いたような駄目な夫だったけれど、私の元夫よりはずっとずっと大丈夫な人間だったけど、あの人に似てるし、それに奥さんが才能に惚れ込んでる所もよしみに似てるってひつこいから、初めて本当の事を言った。

「今だから言うけど、私は夫だから家族に悪口を言わなかっただけで、彼の音楽や才能の話はしてない。ただ、夫は頑張ってると伝えただけ。それに、我慢を選んだのは駄目な人間の所為じゃなくて、私が選んでやった。だから私が悪いんだよ。下らない話、もう止めようよ。」母は未だに私に聞きたい事が沢山あるみたいで、最近になって彼の事を口に出してくる。どうしたって許せないんだろう。姉が私達夫婦の事を知った時、これは家族が知るべき事だからって、私が記してきた数年のアルコールの記録を家族で共有するように言った。母は色々を知ってはいても、私の口から聞きたいんだと思った。

「よく一人であの離婚を終わらせたと思う。」

こないだ急にそんな事を言いだした。母は写真で生計を立てられるようになった時よりも、離婚後、一人の女として、一人の人間として私をリスペクトしてくれるようになった。

父は私を不憫に思って、千葉の家はあげたいとか、一緒に住みたいとか言ってるようだけど、母は好きなように生きなさいと言うようになった。

「携帯がずっと調子悪くて、auに行ったのだけど、今日もすごく親切で感心しちゃって。店を出てからドーナツを買いに行って御礼してきたの。あの人達、タダであんな親切に話を聞いてくれるなんて、本当にすごいよね。」と母。あれは仕事だからタダでは無いって言おうとしたけどやめた。してくれた事が嬉しかったから御礼をした。それは、そうだな。そういう事だよね。

ずっと自分勝手に生きてきたけれど、家族には本当に馬鹿だの幼稚だのって、私が世界のどこかへ旅を出る度に呆れられて、兄に限っては30歳を過ぎて始めた写真の事をとにかく心配されたけれど、もう誰にも我儘を言うつもりはないし、これからはどうしてか、優しく生きたいって思ってる。私もドーナツを配れる女になりたい。

紫蘇のジェノベーゼ素麺

和食 12.8,2021

早朝に料理家の中島さんの所で写真を撮って帰宅。朝から動くって気持ちがいい。最近はボンヤリしてる。あーやらなきゃ。とか、あーこれしようとか、あーって思ってるうちに時間が過ぎてる。多分、きっといい感じ。

8月11日

Journal 11.8,2021

今日は料理家の先生のアトリエで撮影だった。天気予報の晴れマークは真っ赤に燃えてた。息をするのも苦しいくらいに暑い日。4連載分の撮影を一気に終わらせる。時間よりも3時間も早く撮影は終わった。

今日も先生は調理器具の話を嬉しそうに話してた。料理も料理道具も大好きだって事がいつも溢れてる。私はこの先生の事が本当に大好き。母よりはずっと若いけれど、私よりはずっと年上の女性。この撮影が終わってしまうのが寂しいくらい。家に帰ってからもADのシミルさんと今日も先生素敵だったねってメッセージした。

写真の仕事は楽しい。前は嫌に思う事も時々あったけど、今は嫌な事一つだって無い。現場で会う人も、仕事も、全部が楽しい。今日も本当に楽しかった。ありがとうございました。お疲れさまでした。

胡瓜とバジルのジェノベーゼ

洋食 09.8,2021

バジルのジェノベーゼばっかり食べてる。こないだ八百屋で買ったヘベスを絞って食べたら、中々の美味しさ。この美味しさ、誰かにわけてあげたい。

胡瓜とバジルのジェノベーゼ
胡瓜の細切り
バジルと青唐辛子のジェノベーゼ
素麺

ワイン

Journal 07.8,2021

今日は何もしない日。今週のカウンセリングはやらないで、来週に予約する事にした。それまでに、何もしない日がどう楽しめたのか、カウンセラーさんと話すのが楽しみ。色々とある問題について苦しい時が大半だけど、知らない事を知るきっかけになってるし、本を開いて納得して閉じたら忘れるような事も体感したお陰で熟知してくように思う。

東京のどこかの本屋で見た遠いい国の美しい山。実際に行ったら、高山病は酷いし、乾燥で肌はカサカサで、合わない食べ物にお腹は下すし最悪だった。急性胃腸炎か何かで高熱が出て、水分しか取れない日が続いたある日、不意に窓から見たあの美しい山が当たり前の様に目の前にある。薄い空気の中で見たあの山は東京で写真で見るそれとは全く違かった。多分、私達の想像は頭の中に収まってる程度のもので、現実というのはそんなもんじゃない。美しい事も恐ろしい事も、想像を遥かに超えた場所にあった。別に私は本の中だけで満足な筈だったけれど、自ら飛行機へ乗って僻地へ旅立つ事を選んだのは私自身だ。きっと、あの全ても同じ様な事かもしれないなって思った。とりあえず、生きてる。これがいつもと変わらない答え。

今日も寂しいけど、楽しい。この街に引っ越した話をすると、美味しいワインを売ってるイタリアン食材店の話を友人達から幾度となく聞いた。一人でボトルを買うのもなぁと思ってるうちに数ヶ月。何もしない日は、胸がときめく事をする日でもある。ぷらぷらと近所を散歩して、ワインを一本買って帰った。キンキンに冷えたのを店員さんが出してくれた。蜂蜜風味のワインだそう。ワインもそうだけど、一番にときめいたのはガラス栓。夏っぽくて素敵。ときめき一杯で三時のおやつにワインを飲んだ。

夕飯

Journal 07.8,2021

ワクチン、ドキドキしてたけど、ちょっと夕方に頭痛が始まったくらいで大丈夫だった。自分が酷かったからと心配してくれた友人が冷えピタをくれたけど使わずに済んだ。

何だか今日は一日中お腹が空く。こんな日はご飯と味噌汁のスタンダードご飯が気分。マグロをバジルと青唐のジェノベーゼで和えて、錦糸卵と一緒に丼にした。絶対に美味しいやつだ。

マグロをひと口。美味しい〜。口の中一杯に広がるバジルと後からやってくる青唐のピリッとする爽快感をスローモーションで堪能。幸せだな。美味しいって本当に幸せ。それに、作りたてのおかずが並んでるっていうのも最高に幸せ。

夕飯
マグロのバジルと青唐辛子ソース和え
錦糸卵に、ご飯
小松菜の味噌汁
人参しりしり
パプリカのカレーピクルス
胡瓜としらすの和え物

アイスクリーム

お菓子 05.8,2021

一回目のワクチンを打った。

昨日の疲れが案の定しっかりと残ってる。今日は仕事をするのを止めよう。ベッドで、リビングで、家中のあちこちでダラダラと過ごした。昼寝も沢山した。そして、変な夢も沢山見た。ワクチンの帰りにアイスでも買おう。

夜になって急に元気が出てくる。多分、昨日の疲れが取れたんだろう。少しだけメールを返したり、仕事をした。ワクチンの反応は無い。明日からまた写真集の作業に取り掛かろう。7月はずっと怖くて逃げてたけど、もうやろう。私のこの痛みはスタンダードスペックとなってきてる。だからって、悲しい顔をしたり、悲しそうな装いをするのとは違うし、私自身、そんな事は求めてない。持ってるのに求めてないっていうのは可笑しな話だけど、そうなってるのだから仕方ない。ペンギンと一緒だ。羽があるのに飛ばない。だけど、飛ばない理由はそっちの方が都合が良かったからで、もうだって変形しちゃったのものね。

水餃子

夕飯 04.8,2021

今日はとってもよく働いた。4時半に起床、午後の撮影の準備をして、10時過ぎに新宿での撮影に出かけて、豪徳寺でパッとお昼を食べて、帰宅して自宅で映像の撮影。途中でひとみちゃんが来て、少し映像の手伝いしてもらって、そのまま水餃子の生地を捏ねて、夕方にルイちゃんが来てオカズ作って、ようやく夜。気持ちがいいくらいに、全部やりきった。ご飯を食べながら、それぞれの恋愛の話をした。私に限っては、最近考えてる恋愛観について話した。

今日だって寂しさが途方も無く追いかけてくるけれど、半ば諦めながらも目の前の事を大切にやるしか無い。コロナの感染者だってどんどん増えて、世界が侵食されていくような不安に駆られるけれど、感染してもしなくても、もうどんな事があっても起きても、やるしか無いんだって思う。

朝にリリさんからメール。次の就職先が決まったのだそう。すごく、すごく嬉しい。「また、ご一緒しましょう〜。」って書いてあった。数年前に出会った小さな女の子が、泣きべそかいてたあの子が、着実に前へと進んでる。いつか今が過去になる日が必ず来る。絶対に来る。だから、もう二度と後悔はしたく無い。

とうもろこしのラーメン

和食 03.8,2021

なんかすごく疲れてる。だけど、やることも溜まってる。何故か気持ちも滅入ってる。やらなきゃばっかりが焦って、全然作業が上手に進まない。淡々と夜まで色々をやって、とうもろこしを茹でて、一本を丸っとラーメンに入れて、胡椒をたっぷりふって、とうもろこしラーメンの出来上がり。今日は早く寝よう。疲れた。

8月1日

Journal 02.8,2021

午前はデスクワークをして、午後は友人の紹介で料理関係のデザイン会社の方に会って写真を見てもらった。夕方は三茶で藤原さんと打ち合わせとお喋り。ゆうや君も誘ったけど来なかった。「多分、あの人、武術行ってるんだろうね。」って、二人して笑った。

仕事の話をちょっと相談して、藤原さんの彼氏の話を聞いた。「彼とどれくらいなの?」「どこで出会ったの?」こないだ私も一緒に仕事をした阿部さんの紹介なんだそう。安倍さんの行きつけの珈琲屋さんの男の子。そんな話って現実にあるのか。何て素敵な話なんだろう。

「私、昔は突撃タイプだったんですけど、彼とは本当、少しずつだったんですよ。」

少しずつ?!どうやって手を繋ぐの?とか、どうやって男女の関係になるの?とか、何でもかんでも子供みたいに疑問を投げかけた。最近、頭の隅で考えてた不安や疑問。もう、恋は出来ないんじゃないかって。夜中に電車に飛び乗って会いに行くとか、戻ってこないメールに一喜一憂するとか、今日が明日が何であろうと好きが一番の恋愛至上主義だった過去の私は胸のトキメキを何よりも最優先にして生きてた。32歳で元夫と出会ったのが最後。あれから長い間、恋はお休みしてると思ってたけど、何だか本当にそうなのかなぁという気持ちもあった。だって、「今から会いに行きたい!」って深夜にメールがあっても、今の私なら断る。だって寝たいもの。それに、朝から晩まで電話やLINEが鳴っても、いちいち喜ばない。そっと通知オフにすると思う。

20代の後半で10年お付き合いした方との家を出てから、パッと恋をして別れてを何度か繰り返して、とても健やかな恋愛体験を謳歌した。長い恋愛も短いそれも、情熱的でとにかく翻弄されてしまうあの体験が私の中では恋の黄金時代かの様に勘違いしてるのは、新しい場所への不安な気もした。いつだって、新しい明日は怖い。中学校に上がる時のドキドキ感と不安感の不安な方だと思う。きっと。

だから、藤原さんの徐々に近づいていったという恋愛。私もちょっとやってみたくなった。確実に完全に、若い頃の私とは見てくれだけじゃなくって、中身もすっかりと変わった。だから、今の私に合った恋愛の仕方があってもおかしく無い。

ひっぱり素麺

郷土料理, 和食 31.7,2021

今日は何もしない日。先日、カウンセラーさんに言われた、頑張ることをしない。ねばならないをやらないっていう事をゲームする日。

朝起きて、とりあえず毎朝の日課の瞑想とヨガをやめてみる。自然が見たい。水筒にハーブ水を作って、バスに乗り等々力渓谷へ向かった。30分くらい。ぼーっとしながら、ただただ揺られて何処かへ連れていかれるって気持ちがいい。朝の9時過ぎ、家族連れだとか、カップルが犬の散歩をしてたり、ちらほらと人がいる。渓谷は涼しくて気持ちがいい。境内があって、そこのベンチで木を見る。大きいなぁ。友達から仕事のLINEが入る、知り合いから北海道の写真が送られてきた。淡々とメールを返す。

渓谷を出て、バス停に戻ろうかなと思ったけど、google mapで少し歩いた所にコーヒー屋さんを見つける。オーツミルクの薄めのデカフェを頼む。あ、持ち帰りにすればよかったかな。いやいや、ぼんやりしてみよう。美味しいな。料理家の中島さんと始めた新しいプロジェクトの事を携帯でまとめはじめた。気づくと2時間。あー楽しかった。これはやりたくてやったからクリアとしよう。頭がバキバキしてて気持ちがいい。

d &departmentとか、オオゼキとかを寄り道をして、バスに乗って帰宅。お風呂でざっと汗を流してビールを飲んだ。お腹空いたな。時間はもう15時を過ぎてる。お昼は引っ張り素麺にしよう。

何だかすごく楽しかった。

ひっぱり素麺、山形のひっぱり饂飩のアレンジ。
素麺
[ タレ ]
納豆
鯖缶
紫蘇
オクラ
麺つゆ

ポテトフライ

Journal 30.7,2021

昨日、パリのマユミちゃんから手紙が来てた。ポストを開けると、真っ赤な封筒。あの瞬間が堪らない。嬉しくって部屋に帰るまでに何度も封筒を見る。ああ早く読みたい!

手紙には、パリでの生活が毎日が楽しい。この街の人が好きだって書いてあった。パリの人と日本の人は全然違う。よくそういう話を教えてくれる。私は日本が好きだからここに住んでるけれど、まゆみちゃんのお陰でパリの人がどんどん好きになっていく。会社の役員は男女平等にいるとか、道で転んだらあっという間に若い人もおじいちゃんも助けてに来てくれるとか。同じ時間を同じ人間が生きてるのに、世界っていう場所は本当に面白いなぁって思う。

私達文通の面白いことの一つに、書き言葉に限り、同じ名前で呼び合ってる。よくチャットでふざけるのだけど、それが気づけば名前になった。だから、いつも一人称で会話してるような感じ。「ちゃみへ。ちゃみ、元気?ちゃみより」こんな具合に同じ名前の人間がパリと東京で会話してる。離婚した時に思った事の一つに、名前が変わる事からのアイデンティティの崩壊があった。そして、この世に名前があることを呪った。みんな同じ名前でいいじゃん。みんな鈴木か木村でいいじゃん。何なら、下の名前すら要らない。もう誰なんだか検討つかない私に付けられた宙ぶらりんとなった名前。だからというか、一人称は一緒に包容されてるようで、そして相手への愛着がまるで自分の事のようにも聞こえて嬉しくなる。まるで家族になったみたいに。だから、そもそも何かを分断する名前なんて大して必要じゃ無い気がしてる。

今日はやたらと「私は今日は仕事で、」とか、「最近、ぼくは忙しくって」とか、「私は一人で頑張ってきたから、」とか、要件をさっと言えば良いのに、枕詞にアテンションを付けてくるメッセージが多かった。 “私って人は頑張ってるんだよ!”って、私に主張されてもなぁと、面倒な気分になる。私に言ったらお菓子の一つでも出てくると思っているのかな。

個性ってもう産まれちゃった時点で有ると思う。だから、敢えて自分はこうなの!って訴えて来なくても、みんな違うし、みんな頑張っているし、みんな大変だし、あなたも大変だろうけど、私も大変。いつも仕事の話を枕詞に付けてくる子に限って、ひつこく競争したく無いって言う。すごく自分を守りたいんだろうなって思う。

だからさ、やっぱりみんな同じ名前になればいいのに。そしたら、あの面倒な枕詞メッセージはこの世から消えるだろうし、彼らの不安も失くなるんじゃないかな。みんな同じって思えば、怒りも不安も最小限。それよりも、楽しい話をしようよ。

鮭ちらしと夏野菜の味噌汁にライム

和食 27.7,2021

双子の、千葉に住む兄とL.Aに住む姉が刺し盛り対決をしているのだそう。LINEに写真が送られてきた。姉のは、採りたてをそのまま盛った!って感じのとても食べ応えのありそうな一品。兄のは、綺麗に一枚一枚がずらりとお皿の上に並んだ料亭にでてきそうな一品。同じ日に同じ場所で同じ親から産まれても、こんなに違う二人。姉は悲嘆してたけど、私にとってはどちらも兄と姉、大して変わらない。

どうしても刺身が食べたくなって、夕飯は冷蔵庫に余ってた焼き鮭で鮭ちらしを作った。夏野菜をいっぱい入れたお味噌汁には本当はカボスを絞りたかったのだけど、無かったからライムを絞ったら結構に美味しかった。

山形のだしとビーツと素麺

エスニック, 和食 26.7,2021

7月も終わるみたい。ここに越してきて8ヶ月が経とうとしてる。一人ご飯も大分板についてきたし、朝食の優雅さと言ったらもう大層に気に入ってるのだけど、誰かの為に食事を作るのも私は好きだったんだなぁって気づいた。好きだから作ってあげていると思っていたけれど、好きな人に料理を作り、華やかな食卓を一緒に楽しむのが好きだったみたい。

喜んで食べてくれるのが嬉しいし、皿の中が気持ちよくなくなっていくのも嬉しいし、熱々のままに食べてもらえるのも最高に嬉しかった。目の前で繰り広げられる食卓の色々が楽しくてこの上なかった。面白いものだなぁと思うけれど、実家でも私の食卓でもそうだけど、食卓については人生で一度だって飽きた事が無い。いつだってこの場所が大好きだ。

また、いつの日か、ここに誰かが座る日がくるといいなって思った。熱々が冷めない内に沢山のご飯を食べさせあげたい。

グリーンカレー

カレー 25.7,2021

今日は日曜日。

先日にカウンセラーさんから言われた、「週末だけでも、頑張らないゲームをする日をやってみましょう。」の日。ワクワクと感じる事を何でも積極的にやる。特別な事じゃなくていい、朝起きて、まず食べたい物を食べるとかでいいのだそう。日常の中の小さな事。やらねばならない事は一切に手をつけてはならない。だけど、これが中々に難しい。午前は完全に間違えて携帯を片手にソファーでダラついた。そして、何だかダラつき行為に残念な気持ちになり、ちょっとだけ急ぎの作業に手をつける。翻訳の作業。ワクワクするわけじゃないけど、やりたかった。思えば、私のやらねばの中に嫌いな事はひとつも無い。全部好きでやってる。翻訳の添削を姉にLINEで投げると、電話がかかってきた。「ダラダラしてるー?」「ワクワクだよ!!」そこから3時間くらい電話で話した。私のワクワクタイムがどんどん失なっていった。

夕方に下北沢でカレーを食べる約束をしてる。駅前のパレットプラザで久しぶりにフィルムを買おう。これはワクワクだ!初回の方は200円引きというチケットをアプリを登録してゲットした。むちゃくちゃワクワクする!!!

夕食

夕飯 24.7,2021

長野のカナちゃんが送ってくれた野菜で、午後はずっと料理をしてた。最高な気分。そして、最高なレシピを発見した。バジルと青唐辛子のソースがこの上なく美味しい!今日の私、なかなか冴えてる。

ビーツは絶対にマリネ一択。L.Aに行くと、必ず姉が作ってくれる料理。日本から来る私の色々をデトックスした方がいいと、たっぷり食べさせてくれる。翌日はトイレをピンクにする。排便も排尿も見事にピンク色。だけど、これが何だかまた気持ちがいい。そんなのを数日続けるうちに時差ボケも飛ぶっていういつものルーティン。


夕食
ビーツのマリネ
モロヘイヤと鶏肉のワンタン
バジルと青唐辛子のソース
山形のだしを信州野菜で(ぼたんこしょう、オカヒジキ、なす、胡瓜、麺つゆ、切り昆布)

お酒

バジルと青唐辛子のソースは、バジル、青唐辛子、塩、オリーブオイルをミキサーでソースにします。ジェノベーゼのさっぱり版って感じ。

7月23日

Journal 23.7,2021

夕方、長野のカナちゃんからダンボール一杯の野菜が届いた。嬉しい。嬉しくて、ちょっと泣いた。嬉しい。昨日もだけど、何だか誰かの優しさに生かされてるって感じる。嬉しい、ありがとう。

早々にベッドに入ると、うとうとしてた。パッと目が覚める。完全に夢の中でフラッシュバッグした。心臓がバクバクして、あの日なのかいつなのか今日だけど時空の狭間みたいになる。携帯の着信が鳴った。どうしよう。慌てて、携帯を開いても着信履歴がない。もしかして。助けなきゃ。

慌てて姉に電話した。ヤバイ。お願いだから出て。頭がパニックになって携帯を上手に操作できない。次の行動にうつりたいのにアプリがどこにあるのか全くわからない。落ち着こう。キッチンに行って水を飲もう。

“グーグルで着信音鳴るけど、履歴がない。” を調べる。うん、携帯の誤作動だよね。次にフラッシュバッグと一瞬、パニックになったのは、昨日までの22日までの緊張感が理由だろう。怖いことは一つもない。全部、一人劇場だよ。姉から電話が鳴った。「どうした?」話をすると、笑ってた。大丈夫。何も怖い事はないよって。「それに、私もニコが死んだ時は誰も居ない家で誰かに大声で叫んでてさ、今思うと完全にありゃ病院行きだね。確実に。」二人でキャーキャー言って笑った。ただ、感情が哀しみや恐怖にコントロールされてるだけ。それだけだよねって。

私、いまだに自分が犠牲になってでも、あの男を助けようとする思考が残ってる。電話が鳴った瞬間「何とかしなきゃ。」と、咄嗟に思った。なんて事だろう。22日は昨日に終わった、一年前の22日も終わった。もう、大丈夫。心臓をバクバクさせる理由なんて、怖い事だって現実には一つも無い。

翌朝、姉からLINE. 英語で書いてあった。訳すと、来年の今日はもう昨日みたいな日は来ない。あなたに違う生活がある事を私はわかってるから。って。

夕飯

夕飯 22.7,2021

あれ、今日祝日なのか。てっきり平日だと勘違いしてた。近所の子にLINE。「今夜花火やらない?」19時頃にみっちゃんと今ムが来た。みっちゃんが、西瓜とビールと線香花火を持って来てくれた。

本当は今日が来るのが怖かった。すごくすごく怖くて、一ヶ月も前からずっとそわそわしてた。22って言う数字を見るたびに心がざわざわした。「今夜は絶対に帰るから。」彼は当たり前の様に帰らなかった。40回目の元夫の誕生日。代わりに親友ほどに慕ってた友達から元夫の事で電話がかかって来て、彼女の為に泣いた。今思うと、あの電話は要らなかったと思う。友達は自分の夫を守る為に私に電話をかけてきたけど、当時、彼女は私の心の支えで、ただ、奥さんだからという理由で、とにかく泣いて元夫の事を謝罪した。あの時、私の味方は誰なのか全くわからなくて、世界に懺悔し続けてる様な永遠に許されない時間みたいで暑いのか寒いのか、今日がいつなのか夜なのか、全くわからない日でお腹が空くのか空かないのか痛いけどどこが痛いのか苦しいけど全てが苦しくて詰まる息だけが喉の上で鬱積していった。そして、数月後に友達はいなくなった。

ビールを飲みながらご飯を食べて、ベランダで線香花火。40本の線香花火を「夏だね〜。」って言いながら、火をつけては消えてを繰り返す。部屋の中からは山下達郎が流れてる。昨年の私は知らない。こんなに穏やかで優しい今日があるなんて、全く想像もしてなかった。部屋に入って、冷やしておいた西瓜にかぶりつく。甘くて美味しい。西瓜ってこんなに美味しかったっけ。こんなに楽しい夏、いつぶりだろう。

今日の夕飯
素麺
トマトのお浸し
夏野菜のピクルス
ツルムラサキと鳥ひき肉の醤油麹炒め
カツオのたたき
焼き茄子と生姜醤油
トウモロコシ
のカレーバター焼き

エスニック 21.7,2021

朝起きて、昨日の事を考えてた。
写真家は写真を撮るから写真家なんだ。私よりシンプルで上手に生きている写真家を見たら目が覚めたような気分。やっぱりもっと料理写真の事をやろう。支度をして直ぐに代官山蔦谷へ向かう。前の家の時は、歩いて月に何回も通っていた。代官山蔦谷は料理本が沢山あるから、コーヒー片手に朝の7時から数時間、日本だけじゃなくて世界中の料理本を好きだだけ思いっきりに読める。今日もお腹が空くまで読み更けた。

昼食はどうしよう。歩きながら考える。台湾人のハルさんに教えてもらった麺線にしようか、パリのマユミちゃんと食べるボブンにしようか頭の中で台湾とベトナムを行ったり来たり。結局、麺線ボブン的な感じの麺を作った。中々ナイスな味だった。

15時から予約していたカウンセリングが始まる。今日はチャットで30分。複雑な話の事を上手く伝えたかったので、離婚の経緯と悩みを簡単にまとめた。始まって直ぐにカウンセラーさんにそれを送ると、3分くらい経って返答があった。「離婚大変だったのですね。」。細かく今の気持ちを聞いてくれる。話はどんどんと前へ進んで行った。突然カウンセラーさんからの提案。

「頑張るのやめましょう。」
「?? あの、私はまだ心が疲れているのでしょうか。」
「500万%疲れてます。」

思わず笑ってしまった。500万%ってどこまで疲れてるんだろうか。カウンセリングを終えると、改めて今日のカウンセリングのアドバイスをまとめられたものが送られてくる。

” 今日はありがとうございました。離婚から2、3年経っている相談かと思いましたが、内容を詳しく聞いて、鳥肌が立ちました。それくらい深くて難しい事を経験されています。あなたの壮絶な離婚、私なら死んでるかもっていう状況ですよ。あなたはすごく強い。たったの半年でよくここまで一人で立ち直ったと思います。こんな強い人は中々いないです。とても尊敬しました。だけど、少し頑張るのをやめてみましょう。今、気分が落ち込むのは当たり前です。自分へ優しさを持ちながら過ごす日を作って下さい。仕事を辞めるとか、バカンスをとるとかじゃなくって、やらねばと思ってる事を週末だけでもやめるっていう風にちょっとゲーム感覚で取り組んでみて下さい。特別なことはしなくていいです。自分へのコンパッション(労わる心)を日常的に持つ事を意識してください。”

今朝、気持ちはすっかり晴れていたし、カウンセリングはやっぱりキャンセルしようかなって考えてたけど、受けて本当に良かった。私の思考の癖は私一人では中々気づけない。自分で自分を追い込み過ぎたんだ。それに、哀しみや苦しみが出てくれば出てくる程に追い込んでた。もっともっと頑張らなきゃ。だから裏切られるんだって。けど、きっとその逆だ。私が頑張れば頑張るほどに、自体は悪化したのは彼との結婚生活も同じ。写真家にならなかったら離婚はきっとしてなかった。私達は同じ歩幅で歩き、同じ酒場で同じ様に過ぎる毎日を二人で消化出来た。

カウンセラーさんが言った。自分で決めて結婚して、離婚をし、一人で立ち直り、今日ここに来た事。よしみさんは十分に前に進んでいますよって。何だかほっとした。それに、また一人で苦しみを抱えようとしてる事に気付けた。私、同じ事を繰り返してる。

週末の頑張らないゲーム始めてみよう。自分の事を俯瞰して観れたら、あっという間に気分が軽くなる。一つ面白い事を思いついた。私のコンパッションを写真に撮ってみたい。

スモーブロー

パン 20.7,2021

朝の4時、外は何だか雲に覆われてる。ああ、どうしよう。ベッドの中で怖くなる。昨年の恐怖にちょっと似てる。もしかして、。ちがう、そんなわけない。霧を搔きわける様に頭の中を心の中を貪り突き進んでみる。何となくわかった。この落ち込みは私自身が招いてる、糸をこんがらがらせてるは私だ。

昨日は月曜日だっていうのに朝から一気に落ち込んだ。昨日までは元気だったのに。どうして。

ここ1週間くらい。ずっと根詰めて作業を進め、日曜日の午後から打ち合わせをしに逗子へ行った。逗子では夏を思いっきりに楽しむ人たちでビーチはごった返してた。何だか同じ地球とは思えない感じで、まるでコロナ前にトリップしたみたい。日常なのに、それは今日にとっての非日常の光景で私の中で何かがずれていった。

夜の22時、姉から長文のLINE。朝から急降下した落ち込みに不安を感じて、カウンセリングへ通う事を決めたと姉にLINEした返答だった。姉はクリスチャン。そんな話がつらつらと書いてあった。私にはGodがいるから、あなたも何かを見つけてみたいな。Godは勇気をくれる、力をくれる、みたいな。それは答えになってないよと思った。まぁいいや。姉に解決して貰いたいわけじゃない。ただのアテンション。寂しかっただけ。

そんなメールの事もベッドの中で考える。神様だとか、何かすがれる、頼れるものがあるのなら、困ってない。トラウマや、過去の日々の事もきっともう悔やんで無いよ。上手に逃げられるのなら忘れてる。カウンセリングの方に連絡をし、受けたい旨と、自分がどうしたい等、今の症状や、頑張れる力はあるのに急に落ち込んでしまった事を軽く話してみると回答はすんなりとしたものだった。

「離婚を昨年にして、今頑張るのは未だ早いと思いますよ。頑張りたい気持ちはとてもわかります。だけど、自家発電が未だ無い状態なんじゃないでしょうか。自家発電、離婚の色々で使い切ってしまったのかもしれません。今は自家発電を貯める時です。」

そうか。一日、何もしないで過ごす。午後になって二子玉にずっと欲しかったハイビスカスと、蔦屋書店で食べ物の書籍を買って帰る。何もしない、何も考えないって、もやもやする。動物園の檻の中の動物になったみたい。安心で安全だけど退屈だ。けど、そもそも、私の自家発電ってどこで作られるんだろうか。

今日の朝ごはんはスモーブローにした。デンマークに行った時に初めて食べたスモーブロー。新婚旅行だった。彼はあの旅行でずっとゲームをしていて、行きたいと行ってた場所に連れて行っても、つまらなそうにゲームしてた。旅の全ては私が決めて、チケット取って、ホテルも各スポットで取って、買い物へ行けば何かを買ってとせがまれる。直ぐにホテルへ帰ろうばかりだった。中には楽しい事もあったけど、楽しくない事も山ほどだった。もしかしたら彼の鬱が始まっていたのかもしれないとも思う。そんな時に食べたスモーブロー。いいも悪いも両方好きで一緒にいた筈。そんな旅も後になったら笑い話になればいいって決めてたけど、数ヶ月後に笑えない話になってしまった。

だから、どうして私は落ち込んだんだろう。スモーブローを食べながら思う。朝はあんなにどんよりしてたのに、リビングは夏の朝陽でいっぱい。気持ちがいい。そうか、わかった。たぶん、打ち合わせが思うように行かなかった。それだ。昨晩に友人が「明日は撮影が早くってさ、6時起きなんだよね〜」って言ってるのを聞いて、?って思った。私は平日でも週末でも、基本的には仕事の為に5時過ぎには起きてる。仕事は撮影だけじゃなくて作品作りもそう。理由のもう一つはそれだ。思えば、6月は作業が忙しくて殆ど人に会ってなかった。

カウンセリングは水曜日に予約してる。
答えはわかった。思うように結果が出なかった。頑張りすぎた。元気が無くなると、弱い部分が出てくる。それだけの事だ。ひとり勝手に恐怖に陥る事はないし、どうして怖いのかを探しに行ったらいいんだ。それに、仕事も作品も落ち込む為にやってるわけじゃない。私の自家発電のエネルギー、探しに行こう。

スモーブロー
レーズンパン
アボガド
トマトと玉ねぎをビネガーと山椒の塩漬で漬けたもの
オリーブオイル

朝食

Journal 18.7,2021

今日は何となく朝からお米の気分。炊きたての米に、糠漬けとメカブと酢煮卵に赤紫蘇の塩漬け。冷蔵庫に入ってる色々を並べる。昼は久しぶりの外食。

塩豚と小松菜のワンタンスープとライム

エスニック 16.7,2021

先週に塩揉みして冷蔵庫に寝かせておいた塩豚をミンチにして、小松菜を刻んで塩揉みし、水切りしたものをボールに入れて、肉と混ぜ合わせ、オイスターソースを少々。鶏ガラスープの素で味付けした夏野菜のスープにワンタンを入れて、最後にライムを絞って頂きます。この夏にハマりそうな味。

素麺

和食 16.7,2021

10時から料理家の中島さんのアトリエの撮影。今日は調味料についてのレッスンを撮る事となってる。AM 5時に起きて、かかんの映像の構成を考える。この仕事はフジモンが紹介してくれた。フジモンは現代精神病について大学で学んでる。たまたまだけど、パリのマユミちゃんとフジモンと9年くらい前に山口君家の飲み会で出会ったのが今と必然的に繋がってる。彼女の学びは昨年の私をしっかりと支えてくれた。

そういえば、初めて二人と出会った日の翌朝にあの男は初めて私に暴力を振るったんだ。凄く久しぶりに思い出した。朝の9時くらい。男が店長をしてた店に来てと呼ばれて行くと、酷く酔っ払った男が店のドアに私の頭を叩きつけた。飲み会の事を怒ってた感じだったけど、よくわからない怒りだった。怖くて逃げるように店を飛び出して、ぶるぶると震える心と一緒にバスに乗った。家に着いた頃、別人となった男が甘えた声で何度も何度も電話の向こうで謝ってる。「御免なさい。もう二度としない。本当にごめんなさい。スーちゃん行かないで。」。

よく何も知らない人が「される側にも問題がある。」って言うけど、そんなに見たまんまの事はそこでは行われてない。世界って場所は、絵本の中の様に簡単で狭くて小さくない。ヒーローも悪役も同じ人間が演じる事となるし、死ぬまでストーリーは終わらない。説明が出来るような事は、氷山の一角。殆どが光に照らされてないって思う。思うっていうか、色々があってから知った。

こんな経験が私の人生において何の意味を持つのかわからないけど、失った事や人がクレーターの様な大きさでも、それとは別に驚くくらいに好きな人が増えたことも事実。映像を撮ったり、今日みたいに、その映像の構成を考えたり、新しい事も単純に増えていく。午後は撮影が終わって、中島さんとのプロジェクトの打ち合わせ。二十四節気の話になった。夏至とか、大寒とか、耳にしたことがある言葉は幾つかあるけれど、それが食べる事と結びついてるなんて知らなかった。新しい何かに出会えば出会う程に、要らない記憶は胃袋みたいに収縮していく。帰って素麺を茹でて、横になったらそのまま寝てた。お風呂にさっと入ってまた寝た。そして夜中に起きて電気を消してまた寝た。驚く位に寝た。多分、10時間くらい。ここ数日、背中にあの男のじんわりとした温もりを思い出してる。

素麺
素麺
酢煮卵
ピーマンとらっきょうの和え物
水餃子
胡瓜のキムチ
トマトの乱切り
胡麻油