粕汁

和食 23.3,2021

昨晩は粕汁を作って、サミットでチラシを買ってきて簡単な夕飯にした。やっぱりPMSが始まったみたい。何もしたくない。料理を作りたいんだけど、億劫。粕汁は思った以上に美味しく出来て、柚子胡椒と一緒に食べると最高。夜は早く寝た。

昨日に引き続き、また嫌な夢を見る。どんな夢だったのかは思い出せないけど、また夫に苦しめられてる夢だった。だけど、少し寂しい気持ちにもなった。朝は悲しい気持ちで目が覚める。やっぱり、一ヶ月前のPMSと同じ。ホルモンバランスで精神的に不安定になると、過去に戻ろうとするみたい。だけど、あの過去は幸せな事ばかりじゃなかったから、ここには来るなって断られるのかな。困ったもんだ。どちらにせよ、行き場の無い気持ちが浮遊する時間となる。そうそう、これがPMSって感じ。

PMSは女性の9割が、PMDDは女性の1割の人が自覚する症状なんだとネットや本を読んで知った。イライラや急な哀しみといった、軽い鬱症状は女性の殆どは経験してる。特別心配な事でも無いし、個人差はあるけど、その他にも色々な症状のでるPMSが面倒だって事は女性の中ではもうスタンダード。だからって、ようこそとは言えないPMS。あと3日くらい続くのかな。幾つか考えていた術については、あまり意味が無いと思った。例えば、高級パックをつけるとか。悲しい気持ちの中で高級パックをつけても高揚はしない。むしろ、気持ちがアンダーな分、毛穴に栄養が入らなそうで勿体無い。

なんとなくわかった。これは仕方ないって諦めた方がいいかも。それと、とにかく寝る。何かしようと思うから、イライラしたり哀しくなるから、必要な事はやるけど、気合いなど入れることは一切お休み。早くにベッドに入ってこの世から去れば、数時間後、お肌は健やかになってる。おや、って気分が上がる。

大丈夫。PMSに襲われたって不幸になるわけじゃ無い。適当に悲しんでおけば、直ぐにまた来週には空けてる。そうしたら、また頑張ろう。

粕汁
鮭 [鱗をとる]
小松菜
玉ねぎ
ねぎ
蒟蒻
酒粕
味噌
だしパック 少し

鯖缶のトマトスパゲッティ

洋食 21.3,2021

携帯を見ると、夜中の2時を過ぎてた。梃子が雨に向かって吠えてる。こんな時間に目が覚めるのは久しぶり。しばらく梃子をぎゅっと抱きしめながら、カーテンの向こうで雨が鳴るのを見ていた。この家は本当に静か、安心する。段々と目の前といつかがシンクロする。あの長い夜に何の意味があったんだろう。キッチンには冷えた夕飯。帰ると言ってから、5時間、6時間はゆうに過ぎてる。メールをしても既読スルー。ベッドから窓辺にある時計を見るのがすごく厭だった。時間が重なっていく度に不安が募っていく終わらない夜。いつの日か、夫が帰らなくなった夜が続いたある日に時計を押入れにしまった。

少し寝坊して、7時過ぎに目が覚める。PMSはまだ来てない。むしろ今日も絶好調に楽しい。餅を焼き、厚く切った冷たいバターを乗せて、甘露醤油を垂らして食べる。山形に引っ越した編集のざおーとLINE。仕事の事を相談したり色々メッセージ。会いたいな。そんな矢先に兄とメッセージして、芋煮会の大宮くんともメッセージ。今日もとっても楽しい。

昨晩に読んだ河合隼雄さんの本の中で「生まれ変わるためには死なねばならない」っていう話があった。肉体的な死ではなく、心の死。人間は時に、きちんと死なないと次にいけない。間違って体が死んでしまう人もいる。自殺って事。それを心理士として、きちんと側で見ていてあげる、上手に心が死ねるよう。そういう感じの話だった。何だかわかるな。中途半端に生きてると生まれ変われない。いつまでもその場所でゾンビみたいに生きてしまう。だっていつだって死ぬのは怖いし、その先が見えないから死のうとは思えない。だけど、死にそうになると死んでもいいかもってなる時があって、死ねる。こんな話、誰が聞いてくれるんだろう。友達に話したらきっとまた、とち狂ったと思われるだろう。河合さんとお喋りしたいな。何だか明るい写真が撮りたい気分。ざおーと朝から不倫の話になった。山形と東京の昼顔について。あれはゾンビの成せる行為な気がする。いっぺん死んじゃえばいいのに。人生って楽しいよ、だって死ねるんだから。お腹空いたな、昼はトマトスパゲッティを作ろう。

鯖缶のトマトスパゲッティ
スパゲッティ
トマト缶
鯖缶
にんにく
春菊
みじん切りの玉ねぎ
ナンプラー

オリーブオイル

キャベツの焼餃子

中華 20.3,2021

昨晩の夕飯に作った水餃子が何だかもうちょっとで、今日はキャベツの焼餃子を作った。いつもは白菜だけど、コウケンテツさんのyoutube見てたらキャベツの焼餃子が食べたくなって今日はキャベツ。鉄のフライパンはくっついて剥がれない、お陰ですっかり失敗。久しぶりにこんなに失敗したな。いい加減にテフロンのフライパンを買おう。一本だけ持ってるんだけど、兄嫁のリーチャンが結婚した時にくれたやつ。もうテフロンは剥げちゃってるのに、前の家を出る時も何だか捨てられなかった。貰った時に嬉しかったし、あのフライパンで本当に色々な料理を作ったから。捨てないで、もう一本買おう。あのフライパンは好きだから。

今さっき地震があって、大きく揺れた。嫌だなって思いながら本棚の食器が落ちないか心配して見てた。地震が起きたって仕方ないって焦らない自分がいる。変かもしれないけど平穏。怖い事に私はきっと良くも悪くも慣れた。だけど、久々に失敗した焼餃子はちょっと悲しかったかな。地震、最近また増えたかな。

餃子はお店で食べたら3皿くらいだと思う。まぁまぁ焼いた。大皿の餃子とビールを飲みながら、今日は本を開いてみる。朝ごはんの時によく雑誌を読むけど、夕飯の時に本を読むのは初めて。アシスタントをしてる時、生活ができないから週2くらい三茶の三角地帯のONSENバーで働いてた。毎日ママが変わるスタイルのバー。東京ピストルの草薙さんが経営をしてる。なんでもやっていい。ご飯をだしたければ、勝手に好きなものを作っていいし、営業スタイルも自由。強いて言えば、時々、草薙さんから夜中に連絡があって「今から行くね。」って、酔っ払い達を沢山連れてくるのが面倒だったくらい。そもそも、私は接客が苦手だったから好きな客しか入れなかった。そうしたら、一度は酔っ払って入ってきたサラリーマンに千円を投げつけられた事があって、かと思えばキャロットタワーで劇終わりの有名な俳優が遊びに来る事もあって、朝までとはいかないけど、楽しく夜が更けるまで遊んだ。そこで、今は友達となった男が、5席しかない店の片隅でいつも本を広げてビールを呑むのが不思議で、嘘でしょ〜って見てた。だけど、ご飯を食べながらビールを呑みながら読書、出来ちゃった。想像以上に楽しい。失敗した餃子への後ろめたさなんてって一瞬で消えて、なんなら麦酒はおかわりしたいくらい。こーんな楽しみってあったのか。何だかちょっといい大人になった気分。

予定だと今日あたりにPMSが来るはず。カレンダーにはPMS襲来と黄色でしっかりと警告されてる。おかしいな、うんともすんとも無い。いつ襲われてもいいようにスタンバイはOK、ベッドの横には指南書が準備されてる。

負けないよ。トラウマに襲われたって負けない。何度襲われたって、その度に襲われない術をあちこちから掻き集めてやる。人間ってのは知恵のある生き物だからね。フライパン買いに行こう。

キャベツの焼餃子
キャベツ 細かく切る
ミンチが大きめの豚の挽肉
ニラ 微塵切り
ネギ 微塵切り

鶏ガラスープの素
ごま油 タネに入れるようと、最後に回しかけるよう
餃子の皮
餃子を焼く時用小麦粉を溶いた水

キャベツと豚肉の水餃子と黒酢のスープ

Journal 20.3,2021

” 離婚して良かった。”
蔦屋まで歩いている時だった。

前の家から近くてよく通ってた代官山蔦屋。あれから怖くて行けなかった。ゆっくりと本が読めて、料理本が洋書も含めてとにかく沢山ある。都内でいい本屋さんはきっと沢山あるけど、これだけ私が読みたい本が揃っていて、座って読めるのはここだけ。行きたかったけど行けない。もしかしたら、もう一生行けないかも。あんなに気に入ってたのに。池尻大橋や中目黒が正直怖い。風がぴりっとしていて、背中がぞわぞわしてしまう。トラウマが離れるまで、あと何年かかるんだろう。そう思ってた。大坂上のバス停を降りて、歩き始めて5分も経たなかったと思う。よく歩いていた通りを同じ様に蔦屋へ向かって歩く。

コロナで仕事が前より減って、体調を崩して仕事を少しお休みして、写真ってものから少し離れたのが良かった。1年ぶりにじっくりゆっくりと自分の撮って来た写真を見る時間が出来て、人にゆっくりと見てもらう時間を貰って、私の撮った写真が見えてくる。どうしてこうやって撮ったのか、どうしてこの時にここでヤメちゃったのか、何でこの色にしたのか。自分の事なのに他人事のように気づいた何かに驚いた。あの場所にいたら見えなかった。とにかく撮りまくる時間しか無かったし、自分の撮ったものと向き合う時間なんて全く用意されてない毎日。ダメな夫だから私がやらなきゃって。妻である事に必死だった。写真の時間を犠牲にしてる事もどこかで気づいてたかな。家族ってそういうもんじゃ無いのに。一緒に食事をして、一緒に暮らして、家族である事を楽しむのが、私は家族だと思う。頑張るものでも必死に支え合うものでも無くって、今を一緒に楽しむ為の団体。腹もたつし考え方も性格も違うから喧嘩もするけど、とにかく一緒にいて楽しい。コロナが終わったら、私の育った家族みーんなでご飯する日を想像するだけでにやけてくる。その日は絶対に腹が割れるのはもう決定。そうゆう団体活動に愛を感じてる、家族だなって。

夫が酒に溺れるのと同じ。私は妻である事に溺れてた。一緒にいたい、夫を愛してる。それが答えだと信じて気付こうとしなかったな。嗚呼おぞましい。あの時の私に言ってやりたい。「残念だけど、欲望に負けてるよ。とにかくまぁ耐えてるし、その根性だけはものすごいと思うけど、自分の人生から逃げちゃってる。目の前から手を離して、いっぺん背後の暗闇に下落して下落して、底に着いたら頭をかち割っておいで。」ってね。だけど、結局のところ、底に着いてグシャっと全ては飛び散ったかな。右手にカメラ、左手に梃子。私がぎゅっと抱えていたのは2つだけ。家も仕事も友達も家族もあの世界にあったものは飛び散って消えた。

兄のように慕ってる雑誌の編集長をやってる栗さんに一度目に大暴れした時と、その一年後にまた始まった事を相談をした。その時に、「よーよは、せっかく起動に乗って来てるのに、いい写真が撮れなくなるよ。」って。何だか今その意味がしっかりとわかる。どんな事があっても根性で乗り越えられるって思ってたけど、違う。あの場所にいたら、夫といれたけど、私はどんどん写真が見えなくなってた。見えなくなればなる程に見失っていく自分。自分でいる以上、自分を失くしたら苦しくなるのは当たり前。何だかな、こう来たかーって。大どんでん返し。私は写真が好き。それが全ての答えとなった。だけど、何だかようやく生きてるって感じがする。今日に不幸を選ぶのも、不満を言う口を止められなくなるのも自分。選んだ相手のせいじゃ無い。誰かに何かされたからでも無い。大雨みたいにある日突然に誰しもにやってくるようなもの。答えはそんな所には無くて、人生っていうのは想像を絶してる場所にちゃんとある。それに、落ちたら、とことん掘れっていう言葉があるけど、もうこれ以上は無理って思ってた場所よりずっとずっと今は深い所みたい。そして、何だか知らないこの場所が楽しい。よく自分でもわからないけど、そう気づいたら離婚して良かったって想いが空から降って来た。

すごく久しぶりの蔦屋。雑誌や本をじっくり読んで、懐かしい時間にどっぷり浸かった。トラウマは一向にやってこないし、すっかり忘れて読書にふける。最高だな。本って本当に素晴らしいよ。料理本も雑誌もどうしたらこんなに楽しい作りになってるんだろう。一気に気分が飛び抜けそう。何なのこの感じ。楽しくて仕方ない。本を作ってる人は偉い。どうかヤメないで、私のような人が路頭に迷うから一生続けて。不思議なもので、こういうウキウキって子供の時のまま、きちんと健在してる。ページを開く度にワクワクして、嬉しくて、楽しすぎてゆらゆらしてくる、もうゼリーに飛び込んでしまいそう!!久しぶりに竜宮城に戻った浦島太郎みたい。地上は狭くて息苦しくてバイオレンスでとてつもなく苦しかった。竜宮城、ただいま。写真、ありがとう。あなたのお陰。離婚して本当に本当に良かった。

よく嫌な人にも感謝するといいとか、ごちゃごちゃとした事を聞くけど、最低な事をした奴には感謝なんぞ出来ない。だけど、今が嬉しいとしたら、今日にありがとうかな。あと、代官山蔦屋と本を作ってる人に感謝。

キャベツと豚肉の水餃子と黒酢のスープ
[キャベツと豚肉の水餃子]
キャベツ みじん切り
豚ひき肉
生姜 みじん切り
餃子の皮
ごま油
塩・胡椒
[黒酢のスープ]
春菊 4当分くらいカット
えのき 2cmくらいにカット
黒酢 カップ1/2
鶏ガラスープ 大さじ1
片栗粉 大さじ1
水 カップ 3くらい

キムチ鍋とひじきご飯

エスニック 17.3,2021

今日は久しぶりに営業に行った。
コロナになってから、3、4本続けてた連載は全て打ち切りになって、定期的に撮ってた媒体もストップ。仕事は半分以上失くなった。コロナだから仕方無いって思ってたけど、何だかちょっと違う気もしてきた。この1年で担当者が辞めたり、移動したりする事も多くあったように思う。だけど、そのせいでも無い気がしてる。前に師匠が「どうしてこんなに自分はいい音楽の写真を撮ってるのに、自分よりずっと下手くそな人がそれを撮ってるんだろう。自分ならもっといいのが撮れるのに」っていう話をADの人と話してたのを聞いた事があった。当時は何を言っちゃってるんだよって思ったけど、最近同じ事を思った。料理が好きだから、料理が好きじゃない人よりずっとずっといい写真が撮れる自信があるし、どうしてこの料理を見てない写真が選ばれてるんだろう。どうかしてるよって。料理を見てる人と、見てない人と、すぐにわかる。ファッション的に撮ろうとする人も多い。料理を見てって思う。雰囲気を撮るのはいいけど、料理は食べる物だから。食べる雰囲気を撮らないと。偉そうにいいたく無いけど、好きだからそう思っちゃう。

編集の方と話してて、見えてくる事があった。料理写真を始めてから数年。コロナ前はとにかく忙しくて来る日も来る日も料理を撮りまくる毎日だった。それがもうゴールな気がしてた。今までの写真を見返すと、よく撮れてるのもあるし、まだまだ素人っぽいのも沢山あった。少し世界が広くなったように見える。料理写真はこれからなんだって。

人に写真を見せるって本当にいい。見せないとわからないし、見せて初めて写真になっていく気がしてる。何だか今日の私は偉そうだな。何なんだろう。会う人や起こる出来事でどんどん気持ちよく回転していける。夜は近所のみっちゃんと、三茶に住んでる編集の金さんが遊びに来てくれた。三人でキムチ鍋。キムチは先週に漬けた物を全部使った。

夕飯
キムチ鍋
ゆりねとひじきのご飯
カブとピンクグレープフルーツのサラダ
カボチャと手羽先のアニスの煮物
みっちゃんのお土産のジーマミ豆腐、イカ焼き、おやつ
金さんのお土産の大量のビール

もやしご飯

エスニック 16.3,2021

編集の山若くんが打ち合わせとランチをしに家に来た。残り物のチキンカレーと、豆もやしご飯、先週に漬けたキムチ、スペアリブと大根の花椒煮、ぬか漬け、大根の皮と人参の金平。家にあるもので準備した。山若くんはヴィロンのパンを買ってきてくれて、偶然にも私の好物、パンオショコラが入ってた。嬉しい。

ご飯を食べて珈琲を入れた。本の話や、今進めてるマッチングアプリの話をする。出版の事をちゃんと知った方がいいと思って流通の話を教えてもらった。出版社に就職すると、新入社員は本屋での研修があるんだそう。そこで、本がどう売られていくかっていうのを現場で見る。その時に感じた事を教えてくれた。取次っていう役目の人から本が本屋に送られてきて、そのダンボールを開けて、コーナーに置いていく。どさっと来て、本棚に置いていく。とにかく忙しいから、その本の中身を見る時間も無いし、その本がどんな人が書いてるのかもわからない。どさっと来て、どんどん置かれてゆく本は、本当にその場所でお客さんに出会えるかわからない。残念な事だと思うって。面白いな。初めて知った。

それから、どんな本にしようって本棚にある本を触りながら、紙の事や、お互いに思ってる事を話す。私はここ数日に考えてた事を言った。アートな本にしたくない、今まで話してた様な写真の間に文があるような本は何だか違くて、もしかしたらエッセーの様な形でいいんじゃないかって、写真を見せたいし、写真集が作りたかったけど、この本には合わない気がしてる。写真はそんなに要らないかも。それくらいの気持ちでいいのかもって。うーん、難しいって言った。とは言ったって、やっぱり写真を見せたい気持ちがどこかにあるから。

「エッセーいいじゃん!!!」ニヤニヤして嬉しそうに山若くんが言った。実はエッセーがいいんじゃないかって思ってたんだよ、って。写真は数枚だけ、本の最初か最後とかにまとめて。裁ち落としじゃなくって、ちゃんとエッセーと同じテンションになるよう余白を入れて見せる感じがいいと思う。イメージが湧いたみたいで、メモ帳とペンを取って、スラスラ何かを描き始めた。楽しそうだな。こういう時間がいいなって思う。やっぱり、楽しい時間が好き。

次にマッチングの話をする。もうどうにもこうにも、自分の素性を明かさずに誰かと知り合うって難しい。それに、もう一つのアプリで素性を明かして始めた事を話した。「そもそも、出会えないよ。いい人には。」山若くんが言った言葉に驚く。だって、私が自分の世界を失くして、私を知らない誰かと出会って、自分の持ってる世界じゃない場所で短くてもいいから恋に落ちて欲しいっていうのが企画の希望なのに、出会えない?何だか、わかった気がした。自分を隠して装って誰かと会っても、お互いにそんな事をやっても出会えるわけが無い。それをどんどん壊していってとの事。どうせ一生会わないんだしさ、気持ち悪い事言われたり、変な人がいたらどんどん、嫌だって言っていこう。たいがい、いい人なんてそこにはいないんだから。アプリへの偏見じゃなくって、自分にとってのいい人っていう意味だと思う。自分をよく見せたいより、相手を知りたい、そういう勇気が新しい世界を作る。そういう事を言ってる気がした。それにしたって、私の携帯を渡してからもう2時間は経ってる。ソファーに座って、何の駄菓子が好き?とか、おすすめのつまみを教えて!とかメッセージのネタを聞きながら、楽しそうに沢山の男とやりとりしてた。山若くんが帰ったのは18時過ぎ。疲れたー!って言ってた。そりゃそうだよ。ビールを飲みながら、バトンタッチしたメッセージを続けたけど、ビールを飲み終わる頃には面倒になって止めた。

明るい毎日が続いてる。友達が楽しい事を運んで来てくれる様に思う。私が明るくなるだけじゃない。恋が始まりそうでワクワクしてる友達がいたり、ずっと音楽を頑張ってた子がビッグカンパニーの仕事をゲットしたり、嬉しいニュースも入ってくる。心の裏側に黒い物がまだ隠れてるけど、私は明るく行こうと思う。

もやしご飯

豆もやし
鶏ガラスープの元

もやしご飯のタレ
にんにく 1片
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ1
すりごま 小さじ1
ごま油 小さじ1

チキンカレー

Journal 14.3,2021

昼に成田さんとリリさんが家に来て、みんなでカレーを食べた。りりさんがお土産に変わった色のチューリップを買って来てくれて、成田さんはホワイトデーだからって、とらやの苺羊羹を買ってきてくれた。たいがい、恋の話をしてたように思う。二人は私よりずっとずっと若くて、これからきっと沢山恋愛をするんだろうなって想像したら、何だか嬉しくなった。私は大人になるまで、社会にあまり属さないで遊んでばかりいたし、仕事より恋愛の方が大事だと思ってたから、恋愛はそこそこ多い方な気がしてる。いつだって誰かが大好きだった。どうしても今すぐに会いたくって、夜中に会いに行ってしまったり、その人が気になって気になって仕方なくって何も手がつかないとか、四六時中、私の細胞の全てが大好きな人に犯される。結局のところ、あの経験が何に活かされているのか全くわからないけど、果てしなく酸っぱくてどうにも出来ない淡い感情は誰かを想ってるから見える。よくわからない場所に思い切りにダイブしてしまう勇気は、その衝動はイかれてるって思うけど、誰かを想う事は、恋愛をする事は楽しい。

昨日、どうして日本人はもう愛していないのに、不倫もしてるのに、離婚しない夫婦が多いの?って、台湾の子が口を揃えて言ってた。私は不倫もした事が無いし、夫を嫌いになって別れたわけじゃないから、その人達の心はわからないけど、何だか何でも、楽しみたいって思った。気持ちよく生きたい。きっと色々はどんどん失くなっていく、だけど、代わりに新しい物もどんどん入ってくる。

チキンカレー
アボガドとピクルスのサラダ
ブロッコリーと味噌マヨ
先週漬けた白菜キムチ

台湾の麺線

外の食事 13.3,2021

午後にダニエルさんと吉祥寺のブックスオブスキュラで待ち合わせして、買ってくれたプリントを渡した。ダニエルさんは前に会った時と何だかイメージがちょっと変わってた。今日は筑波から車で来たんだそう。5月に展示をやるって言ってた。楽しみだな。10分くらい色々とお喋りして店を出る。雨がザーザー降ってる吉祥寺公園を抜けて、西荻窪へ行った。今日はハルさんとハルさんのBFの料理上手なジョディーがご飯を作ってくれる。あと、台湾にもうすぐ帰っちゃうリンちゃんも一緒。献立は、白ゴーヤとパイナップルとチキンのスープ、寒豆腐の煮物、台湾の屋台で売ってる唐揚げ、カラスミの焼いたもの、汁なし麺線。ジョディーが淡々と料理を作る。ハルさんは麺線が得意だって。調味料がずらりと並んで、鍋や調理器具が好きな場所に収まってるキッチン。とてもいい感じ。

リンちゃんは占い師に台湾に帰ったらBFが出来るって言われたんだそう。ちょっと照れながら嬉しそうに言ってた。可愛い人。初めて台湾に行く時、ハルさんに色々と教えて貰ったのが3年前かな。あれから2度、別れた夫と台湾に行った。リンちゃんは、写真をやってて将来を迷ってたから、アシスタントしてみる?って誘った事がある。それから、何度かお茶をして、悩んでる事を聞いた。私も同じ年くらいの時、30才目前の時に写真がやりたいけど世界が怖くてどうしていいのかわからなくて、だけど周りはもうずっとずっと違う世界になっちゃってて、よくわからないままに生きたくない、だけど体が動かない毎日が続いてた。沢山お酒を呑んで、やみくもに遊んで、夜中の何時かわからないいつかに何も写ってない写真を沢山撮った。カメラは何台壊しちゃったんだろう。だから、何だかリンちゃんの役に立ちたかった。

今日できっとリンちゃんと最期かな。東京に来る時はうちに泊まってねって言った。楽しかったな。今日は本当に楽しかった。好きな人と好きな時間を過ごせたなって。私達は同じ世界に生きてるのに、なんで私はあんな地獄みたいな場所でずっとずっと苦しんでたんだろう。同じ世界なのに。

なんか悪い事とか、嫌な話とか、怖いとか、わかってるのに見過ごしてしまう何かとか、そういうのが嫌いだから、彼といて苦しかったんだなって思ったら、すーっとした。

ご飯、とっても美味しかったな。今日ここにいる意味が何だかわかった。

トマトとシャケのペンネ

洋食 12.3,2021

気分がいい。朝から近所の喫茶店でトーストをかじる。隣の夫婦がうるさい。特に男の方がお喋りで、喫茶店の点数付けを永遠に話してる。お喋りな男って本当に嫌い。

視界が開けたら、色々と頭が整理されてきてる。地面から離れなかった足がひょいっと上がった。あれもこれも、やってみよう。写真集の事で映像の大場さんとメッセージしてた。大場さんも写真集を作ってる。なんだかんだとメッセージをやりとりしてて、また視界が開けてくる。わかる。話がわかるな。私が悩んでる事もわかる。面白い人、大場さん。喋るようになって直ぐにこの人は好きだって思った。

新しい友達ができると、新しい世界が見えるから嬉しい。大場さんは友達は作らない主義だとか何だとか言ってたけど、私はもう友達だと思ってる。

昼食

和食 11.3,2021

夜中に姉から電話。死ぬほど笑った。
色々な話をする。いい事も悪い事も人の事も私達家族の事も、色々。最高で笑いすぎて顔が破れちゃうかと思った。久しぶりに夜更かししたけど、とにかく笑いまくった。姉、元気になって良かった。

結局の所、人間の中には人間が一人しか入れない、だから自分っていう人の事しかわからない。誰かの事を知りたくても知れないし、わかりたくてもわかれない。誰かがこの中に入ってくれたらいいのだけど、そうもいかないみたい。だから、自分っていう人が世界で一番可愛いし、自分っていう人が世界で一番苦しくなる。そういう作りになってるから仕方ない。残念だけど、誰かの苦しみはわかりっこない。

何だか色々な話をしてて、人間っていうのについて考えた。姉が言う。苦しそうにしてるのはアテンションだからさ。

確かに、苦しいよって、ハッキリ叫ぶ方が潔いし、もうその時点で乗り越えてる気がする。だけど、結局どうでもいいってなった。だってわからないから。困ってるなら助けるけど、苦しいって言えない人は救えないし、苦しいをもて遊んでる人はどうぞ、そのまま道端で遊んでって。

長い時間、色々と話して、散々笑いこけた後に、 死ぬ話になった。

どうせ死ぬから、死んじゃうからさ。下らない事が頭をよぎっても、そんな時間は要らないんだよね。私はもう生きる希望が無いって話をした。姉も希望は無いって言ってた。どんな姉妹だよってまた大笑い。だけど、強いて何かしたいと言えば、なんだかんだと生きちゃってるし、なんか見えない物が見えるようになって、今までは気づかなかった事に気づいたりして、まるで幽霊が見えるみたいな奇妙な話だけど、何だかこの経験って、誰かを救える事になりそうな気がしてるってなった。したい事があるとすれば、きっとそれくらい。満場一致で話は終わった。

姉は、新しい子のレッスンを始めたんだそう。彼女は26才でシングル。子供が二人。生活も生きる事も苦しいんだそう。だから、ピアノやったらって勧めた。少しでも何か生きる糧が出来るかもよって。勿論、お金は要らないから、通ってみたらって。

昼食
甘い厚焼き卵
糠漬けと古漬け
大根の皮と人参の金平
野菜雑炊の梅干し煮
お茶

3月10日

Journal 10.3,2021

RiCEの撮影。楽しかった。
映像の大場さんも来て、ちょっと大人数の現場だったけど、そういうのも楽しい。帰ったのは21時前だった。

何だか、立て続けに仕事がキャンセルになったり、何だか上手くいかない事が続いた。こんだけ散々な目にあってようやく前向きになれた所に、私って本当になんだよー!って思ったけど、気にしない。気にしたって仕方ない。だけど、代わりにちょっと嬉しい事があった。撮影が終わると、色々な友達や知り合いから、たわいもないメールが沢山入ってた。たまたまだと思うけど、何だか嬉しい。

大場さんと撮影の合間に映像の話をした。「とにかく、写真もだけど、我流すぎて、映像の方に私が作ったもの見せたら、なんだこりゃーって言われちゃいそうです。本当に無茶苦茶で、楽しいけど技術的な事がわかりません。」笑いながら言うと、「技術とかは結構どうでも良くて、我流で形にしていった方がいいですよ!」大場さんが言った。何だか、納得。昔に飲食店を撮ってる友達がいて、湯気をフォトショップでつけるって聞いて、嫌だなぁって思った。写真は絵みたいなものだから、どうにだって嘘もつけるし、別に忠実に現実に近くなくてもいい。だけど、湯気が美味しいとは限らないし、作りたてがベストショットとも全然思わない。夕方に飲む冷たい味噌汁って美味しいし、鍋に残ってる冷たいカレーだって最高。ただ、時間が過ぎてだれてしまった野菜は不憫だし、伸びてスープを吸ってしまった麺も無愛想で申し訳ない気持ちになる。きっと映像も同じでいいのかも。我流で形にしていこう。下手くそだけど、下手くそが味になったらいいかもね。

青菜と柚子胡椒の焼きそば

中華 09.3,2021

姉の鬱が酷い。
本人は気づいてない。自分はプチ鬱だと言ってたけど、完全に鬱状態だと思う。病院で鬱を診断されて、鬱の本を読んだり色々を知る事になって、鬱の人と接しても「鬱なんだ、可哀想だね。大変だね。」っていう風にはならなくなった。今まで持ってた印象とは全然変わった。寧ろ、身の回りに鬱症状だと思う人が沢山いる事に気づいた。だけど、私も含めてだけど鬱は風邪の様にいつしか自然に治る。人それぞれの症状だけど、定期的に鬱っぽくなる子を思い出してみると、例えるなら左利きみたいに、ただの身体の癖の様にも思う。それが何かの歪みで深い所まで行く事もきっとある。もしくは、私や姉の様に強烈なストレスが短期間でかかった時に起こる鬱。どちらにせよ、風邪と同じ。身体からのSOSみたいに、熱を出して身体を冷やそうとするみたいに、思考過ぎる身体を全力で止めてあげる。止まってしまうのは生きる為だと思う。毎日のその先、道端にそっと置いてあるみたいなのが鬱なんじゃないかな。誰でも人である限り、思考して感じる限りなる気がする。よく真面目で几帳面な人がなりやすいと言われる理由もわかる。思考する自分から寄り道出来ない人。回転をバラしてあげればきっと抜けられる。

だけど、姉はよく生きてると思う程に苦労をしてるし、頑張ったと思う。強いし、決して逃げたりしなかった。こんなに苦労しても腐らない人はまずいないと思う。ちっちゃいって言ったら失礼だけど、些細な悩みで腐ってる人なんて山ほどいるのに。だけど、別に人生、腐ったっていいとも思う。自由だから。選べるから。その代わり、私に愚痴らないでねって。愚痴は悪臭だから厭。いい香りのする人といたいから。

美味しい物を食べよう。美味しい物を食べてたら、美味しい香りがしてくる。育ちや教養、持ってる物が全てじゃない。だけど、自分を腐らせるような人は不味くなるに決まってる。

病気は恥ずかしい事では無いし、生きてるから病気になる。自然な事。それよりも、腐らない事の方がずっと大事に思うな。

3月7日

Journal 07.3,2021

朝から何だか胃炎。
天気もあんまりだし、しばらくベッドで過ごしてから仕事を始めた。昼は梅干しと昆布出汁に卵を落としたおかゆにしよう。作業を始める、何だか眠たい。梃子と一緒にベッドに潜った。1時間くらい寝たのかな。夢でどこかの部屋にいる。いつもなら、彼にまた酷い事をされたと怒ったり悲しんだりしてるのだけど、今日は私は彼とはもう別々だった。夢の中で私が一人になれたのは初めて。目が覚めて、なんだかすごく気分が良くて、横にいる梃子を抱きしめる。ようやく私は現実を理解し始めてる。夜もおかゆにした。

ベッドで開いたインスタで、美容家の神埼恵さんがインスタライブをやってた。バツイチで子供が3人。今は再婚してる。綺麗な人だな。これで45歳だなんて信じられない。ぼーっと見ながら、何だか思った。この世の中は苦しんでる人がきっと沢山いる。だけど乗り越えられるんだよな。この人がここにいるのは乗り越えたからで、そうやって綺麗になったんだろうなぁ。世界って面白い場所かもしれない。

神埼恵さんの雑誌のインタビューでいいなって思った話があった。読者からの悩み相談で、「悪い彼と別れることが出来ません。どうしたらいいですか?」っていう悩みに「この世には悪い男っていうのがいるけど、あなたの時間が無駄になるからさっさと退散しましょう!」みたいな回答だった。潔い回答に、ああ、この人は経験済みだなって思った。酸いも甘いも人生。綺麗な女は違う。姉から「やってみたけど、やっぱりマッチングアプリ気持ち悪くて無理!」とLINEが入ってた。そうだよ、気持ち悪いのは最初からわかってる。私だって毎回気持ち悪いと思ってアプリを立ち上げてる。だけど、どんな事でも初めては違和感の連続だし、直ぐにいい気分になんてなれなくて当たり前だと思う。マスクと同じ、直ぐに慣れるし、目的はマスクをつける事じゃない。そうわかったら、何とか気持ちとの折り合いもつく。いつだってここから逃げたいと思ってやるから怖くなるだけで、行きたいって思えば、きっと前に進める。

発酵白菜と塩豚の鍋

Journal 06.3,2021

サミットでビールを買って帰った。
冷蔵庫を開けるけど、なんだかな。とりあえずお風呂。昨日茹でたブロッコリーをマヨネーズにつけて、かじりながら冷蔵庫を眺める。先週に常温で漬けておいた発酵白菜。少し黄身がかかっていい色してる。一口食べてみると、最高に酸っぱい!今日は鍋だな。何日か塩漬けにしておいた塩豚が冷蔵庫の奥にある。一緒に発酵鍋にしよう。ビールを飲みながら、鉄鍋に塩豚を放置。一時間くらい煮込みながら、メールをする。2本目は酎ハイ。水が減ったところで、発酵白菜とその汁を鍋に入れる。あー勿体無いって思いながら入れた。本当はそのまま全部食べてしまいたい。今はちょっと酎ハイを飲みたいから、グツグツさせておく。もう少ししたら春雨を入れて、美味しい煮汁を吸わせよう。

3月5日

Journal 05.3,2021

午後から市川で撮影。楽しかったな。
本当に写真があって良かった。写真は楽しい。それに写真の仕事で会う人も、仕事も。何だかとても穏やかになる。

姉から今朝LINEが入ってた。一昨日の夜中に離婚を後悔してる事を吐露した。「まだ彼の事、想ってるんだ。だけどリレーションシップがなかったよね。大事な事だよ。」姉からの返答。わかってる。私もそう思う。

今、まだ彼を想ってるのか、ただ今が苦しいから過去に戻りたくなるのか、正直どっちなのかわからない。企画で始めたマッチングでさえ、何だか後ろめたい気持ちになってしまう。もう誰とどうなろうが自由なのに。

姉は彼が結婚式直前に気分で会社を辞めてきた事を嫌がっていた。私は仕事なんて重要じゃないよって伝えたけど、姉が嫌がってたのはそういう事じゃない。今になってわかる。家族の約束を平気で破るのも、嘘をつくのも、夜中飲み歩くのも、定職につかないのもそう。他にも沢山沢山あった。地方ツアーだという旅行も赤にならなきゃいい方だと言ってた。飲み友達に貰ったお金で隠れて作った会社や店の事も。保健所に通さない飲食店をやってるのもそう。家出してからは、CEOと名乗ってると聞いたけど所得税だって払った事がない。どうやったらCEOなんて言えるんだろう。とにかく夫婦で一緒に幸せになる話をしたかった。何度お願いしたんだろう。PMSからすっぽり抜けた私は、姉の一言でスルスルとまた色々がわかってくる。リレーションシップか。どんなに信じても、どんなに希望を持っても、そんな物は結局意味を成さなかったって事。

記憶を勝手に書き換えようとする私がいる。良く無いな。この事はきちんと清書してでも取っておこう。こないだ春名さんも言ってくれた。「私は覚えてるよ。」あの言葉も心にとても響いた。真剣に話を聞いてくれた人達が、今、私にくれる言葉はいい。

夕食

夕飯 03.3,2021

午後にあかねちゃんの店に裾上げをお願いしてたパンツを取りに行く。今日も元気なあかねちゃん。入ったばかりだという薄いパープルのワンピースを見つけた。サイズ違いと色違いを着て、オレンジブラウンっぽい方を買った。タンクトップも欲しかったけど我慢。なんせ、今週は殆ど仕事をしてない。コロナが始まってから、仕事が驚く程に減った。私ってどうしたらこんなに色々がダブルどころじゃなくってトリプルどころでも無いパンチを食らってるんだろうって思う。けど、不幸を呪っても仕方ない。

溜息なんて終わらないのだから、やろう。
帰って、ぬか床を回して、冷蔵庫の食材でおかずを作る。テコにご飯をあげて、お風呂に入る。

10歩下がっても、1歩進めばいいんだ。帰り道に思った。人並みに何かを得たいと思うから辛くなる。無理なら人の倍やればいいだけ。昔からそうだった。忘れてた。写真だってそうだ。学校もスタジオも行ってないから、人の倍の倍やらなきゃって勉強した時期があった。最近の私といえば、悲しみに悲しむサイクルの中で何をぐるぐるやってるんだろう。多分、PMSの所為もある。恐ろしい、PMS。きっと来月もまた同じのが来る筈。だから一歩でも二歩でもここから離れる事ができる様にやろう。何でもいいから出来ること全て、人の倍の倍の倍、やろう。

いつまでも苦しんでたって、過去を後悔したって仕方ないのだから。一緒にいたかった。だけど私が背負うのは彼の病気じゃ無い。病気が悪化する度に私の心を殺すのは間違ってるし、そんなの愛なんかじゃ無い。

また来月も同じ様に悲しみに落とされて回らなきゃいけなくなる。あのぐるぐるは本当にきつい。洗濯機の中を回されてるみたいだ。ガタゴトと傷というい傷が全開に開きながら全てがヒリヒリして古い傷なのに新しい傷みたいになって何が何だかわからなくなって目が回る。世界がずっと悲しみに回る。ずぶ濡れのずたボロの自分が果てもなく回り続ける。出来る事は全部やる。どうせ私はまた回るだから。

夕飯
ご飯
ほうれん草とネギの味噌汁
納豆
カブ、人参、パクチーの根、セロリの糠漬
シャケのオイル煮
キャベツのキムチ

昼食

和食 02.3,2021

夜にミオちゃん家でごとうさんとご飯。二人はいつも通りで楽しそうだった、ちょっと飲みすぎた。帰りの電車で泣いて、家に着いてからも少し泣いた。

白菜と豚バラの春椒煮

Journal 28.2,2021

“大丈夫、大丈夫。”
デスクの壁に書いて貼った。

苦しい事を持っていても、不幸でいなきゃいけない決まりなんて無い。昨年に沢山の友人が「大丈夫だよ。大丈夫。」って言ってくれた。だから、きっとこの言葉が今、出て来たんだと思う。この家に引っ越して3ヶ月。あっという間。だけど、とても長い年月の様にも感じる。テコはこの家にすっかり慣れてくれた。

本を読む時間が出来て、本を読める位に心が落ち着ける様になって、ベッドに、食卓に、リビングにと読みかけの本が重なってる。今日は欽ちゃんの “ダメなときほど運はたまる” を読み終えた。タイトルが気に入って読み始めたけど、想像とはちょっと違う内容で、だけど何だか変で可笑しくて、とてもいい本だった。家族の話は泣いちゃった。多分、泣くところじゃないけど、うちの家族を思い出したのかな、家族っていいよなって思って涙が出た。それに、最後が一番良かった。

嫌な事があっても弱音を吐かず、いつも人にやさしくしていれば、運は自然とたまっていくの。ってとこ。

運がどうかじゃなくって、生きるってそうゆう事だよなって。だけど、本の殆どは運の話。何だかね最高な本、おかしかった。明日から3月、今日はいい夢が見れるといいな。

食卓

Journal 27.2,2021

夕飯のあと、綺麗な食卓だった。姉がボランティアを始めた。3つ目の裁判が終って色々が片付いた頃に、アルコール依存症だったBFとも別れた。ぐったりしてる姉に曲を作ってとお願いしたら、早速ラインに送られてくる。綺麗な曲。やっぱりピアノが一番好きだな。私もいつまでも苦しんでるわけにはいかない。だけど、未だに苦しいし彼がした事は最低だったと許せない気持ちがべったりとくっついて離れない。急に手にしたお金や何かは、家族を捨ててまで欲しかったんだろうか。病気や酒、暴力だけが理由じゃない。

姉がボランティアを始めたきっかけは、苦しいからだった。それに、誰かの役に立ちたいって。直ぐにマルコの学校に相談へ行き始めた。

2月は何だか前に進めなかったな。過去に苦しんだって仕方ない。そんなことはわかってる。身体は完全に元気を取り戻した。療養をちゃんと取った分、しっかり運動不足。一昨日、写真をやめたら離れられるのかなって考えてた。全く違う仕事したら、料理写真からも離れたら、もっと忘れられる、もっと楽になれる。写真集だって正直辛い、記憶を掘り返す様な作業になる。何で写真を撮ってるのかな。どうして、当たり前の様に撮り続けようって思うんだろう。考えても大した理由は出てこない。ただ、好きなだけ。

私が撮りたいからやるんだけど、誰かの役に立つ様な写真が撮りたい。

ポークカレー

カレー 26.2,2021

昨夜はカレーを作った。またバンバンジーソースを作る。にんにくとラー油は入れない方が美味しい。

バンバンジーソース
芝麻醤 大さじ1
白胡麻油 大さじ1
黒酢 大さじ1
醤油 小さじ1
花椒 小さじ1
甜菜糖 小さじ1

バナナチーズトースト

パン 24.2,2021

午前から神保町で編集の高木さんと取材。それは聞いたある事があるけど、口にはどうにも出て来ないゲームの有名な女性の方を撮った。ライターの男の子が「こういう取材は慣れませんか?」みたいな事を聞いてた気がするけど、明らかにその子の方が緊張してた。やっぱり、人に話をする時はPCとか紙じゃなくって、ちゃんと見た方がいい気がする。たまに思う。有名な女性の方は、最初から最後まで男の子を見て話していた。

世界大会の話とか、どうやってメンタルを保つかとか、海外での身体やマインドのコンディションの整え方とか、とても面白かった。途中に自分が身体が弱い事、実は癌だった事、抗がん剤を飲みながら大会に挑んだ話を聞いた。もっとそこ、男の子、聞いたらいいのにって思ったけど怖かったのかなって思った。男の子は大変だった時期はなんちゃらって早々に終えて次へと進めた。そういう時期に抗がん剤を飲みながら大会に出る。どうかしてると思うその話を私は聞きたかった。いつ死ぬかどうかわからない状態で試合に挑む。だけど、脳がアウトになったら勝てない。だけど身体の話でもある。だけど心にもそれは繋がって負けてしまう。わからなくなった自分の身体と戦う時間の話をもっともっと聞きたかった。

バナナチーズトースト
食パン
バナナ
チェダーチーズ

Journal 22.2,2021

「確定申告終わったら、早い夕方から鍋しよう。」近所のみつみちゃんと鍋をする事にした。サミットの前で待ち合わせて、具材を買って鍋と簡単なつまみをつくる。

みつみちゃんの恋バナで盛り上がる。むちゃくちゃ楽しかったな。恋が実ったら、私に駅前のクレープをご馳走するっていう約束をした。何クレープにしようかな。バナナか苺かで迷うけど、春のうちならやっぱり苺かな。

寄せ鍋
ブロッコリーとバンバンジー
スナップエンドウのナンプラーマヨ
発酵野菜のおしんこ

つくらない夕飯

夕飯 21.2,2021

ここ数日ハマってるバンバンジーソース。母から送られてきたミキサーが万能でちょっと楽しい。今日はいつものレシピにパクチーを入れたらパクチーは苦味と緑色だけ残して消えて行った。まあ、いっか。何だか、今日は疲れてる。いつも通りの今日なんだけど、疲れた。料理するのはやめよう。楽しい気分が87%で残りの13%の何かが1日のどこかをズキズキさせる。通りで街でベッドの中で。

今日も表参道を歩いている時にふと思いだした。8年の中で何度か中目黒の酒場の人達にお願いだから夫にお酒を呑ませないでとお願いした事があった。彼らは笑って、人が変わっていく夫に酒を渡した。今頃、今日の暖かい日をただ気持ち良いって、同じ太陽の下でのほほんと暮らしてるんだろうな、誰も夫をまた依存症に戻したなんて思ってないんだろう。死んでも会いたくない。何だかどうしてこんな事考えなきゃいけないんだろう。

数日ぶりにポストを見るとアカリちゃんからの手紙が入ってた。綺麗な字。何だか氷が溶けるような気持ちになる。歩きながら読んだ手紙を鞄にしまった。

何かがちぎれそうな程に許せない事もある。嫌いで堪らない人もいる。どんなに酷い事を言われてもされても同じ。その人を妬んだり怒ったりしない。それ以上は考えない、言わない。勝手にどこかで死ねばいい。許せない代わりに、二度と会わないと決めればいいんだ。それだけで十分じゃないかって。

夕方、取材の帰り道に久しぶりにフジモンと会えて嬉しかった。今日の夕飯は、バンバンジーソースをミキサーにかけて、冷蔵庫にあるものを出しただけ。

バンバンジーソース
ごま油
醤油

砂糖
芝麻醤
花椒
ラー油

パクチー

夕飯

夕飯 20.2,2021

夕方にゆうちゃんが遊びに来てくれる。
小松菜と菜花の二種類の餃子を一緒に巻いて、後はゆりねご飯や豚汁を作って食べた。ゆうちゃんは昔、ラーメン屋さんでバイトしてたそうで、餃子を巻くのがとっても上手。

夜中に夢でうなされる。なんだかとても長い夢。あれからここ数日、一気にまた過去に戻されてる。何故か昨日はいい時の過去で、今日は嫌な時の過去。夢の中で本当にいい加減にして欲しいと事の渦中にいながらも、夢を覗く様に何て私って人はぞんざいに扱われてるんだろう、大変だなと他人事の様に見えた。

目が覚めて、そっかって思った。

さ、今日を始めよう。朝陽が明るくて気持ちがいい。

夕飯
ゆりねご飯とナンプラーとパクチーがけ
豚汁
レンコンの黒酢炒め
菜花と豚の水餃子
小松菜と豚の焼き餃子
ブロッコリーのボイルとバンバンジーソース

晩酌

Journal 19.2,2021

横浜で仕事。ほんの数カット。1時間くらいで終わって、久しぶりに会ったハルさんとお茶をする。たぶん、2年ぶり。前に会ったのは清澄白河のTABF。

新しい名刺を渡して、離婚した事を伝えた。あの苗字が嫌になったから、苗字は捨てる事にしたって事も。今日から直ぐによしみさんって呼んでくれる、ハルさんは台湾人。日本は結婚する時に女性が名前を変えるのが普通。だけど、離婚すると女性は苦労する。その事について、変だよねって。台湾は夫婦別性。子供はどちらかの苗字を名乗る。

それに、自分は結婚するかどうか考えてないとも言ってた。長年付き合ってるパートナーがいる。だけど、大切な人と必ずしも結婚する事が自分にとってメリットだとは思わない。それよりも自立した関係でパートナーといたいし、台湾は2人に1人は離婚してる。結婚も離婚も特別な事だとは思わないって。

台湾人は家族や食卓を大事にするって聞いた事がある。家族が揃って食卓を囲む。私が一番好きな時間。気になってその事についても聞いてみた。だけど、離婚する事と、家族を大事にする事は違うよって。ハルさんの言う通りだな。それは全然違う。

昼頃までお喋りをして、一緒に東京に帰った。

日本の女性の生き方はやっぱり海外に比べて閉鎖的に思う。アメリカの姉と話しても、ヨーロッパの友人と話しても、日本はってなる。東京で沢山の女性に出会ったと思う。日本の中心都市だけど、日本はって言うのによく当てはまる。時代はどんどん変わっているけど、まるで逆光してるみたい。どうしてなんだろう。どうして皆が同じ方向を見て同じ方向へ行こうとするんだろう。本当にそこは明るいのかな。

苗字を捨てた時に自分が誰だかわかんなくなったあの感覚がまだ残ってる。私の育った家族は大好きだけど、明らかに今の私に旧姓はマッチしてない。完全に着せ替え人形みたいで、着せられた紙の服はずれてる。結婚でも無い、家族でも無い、じゃあ私は一体ってなるけど、今を幸せに感じてる。まだ過去を拭い切れはしないけれど、寝不足で真っ黒だった顔はすっかり晴れたし、スーパーに夫の世話にと走り回らないないでいいし、忙しすぎて苛々が爆発するのを抑える事もなくなった。それから強がらないで良くなって、私は妻だからって安堵を掴みながら背筋を伸ばすのもやめた。そう思うと、楽だし、幸せだし、独りになってすごく気持ちがいいと感じる。

それに、夫がいた方が寂しかった。夫が嘘をついて帰らない夜は飛び切り寂しかった。
結婚って一体なんなんだろう。何だか、やみくもに結婚っていいよって言ってきた自分が恥ずかしくなる。結婚は別にしなくてもいいやって思った。